オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会速記録第二十六号

令和元年六月十二日(水曜日)
第四委員会室
午後六時四十三分開議
出席委員 二十三名
委員長小山くにひこ君
副委員長高倉 良生君
副委員長伊藤 ゆう君
副委員長吉原  修君
理事うすい浩一君
理事両角みのる君
理事石川 良一君
理事山崎 一輝君
理事あぜ上三和子君
藤井あきら君
池川 友一君
細田いさむ君
斉藤れいな君
川松真一朗君
白戸 太朗君
とや英津子君
入江のぶこ君
山口  拓君
里吉 ゆみ君
中山 信行君
桐山ひとみ君
木村 基成君
高島なおき君

欠席委員 なし

出席説明員
オリンピック・パラリンピック準備局局長潮田  勉君
次長岩瀨 和春君
技監荒井 俊之君
理事西村 泰信君
理事中澤 基行君
総務部長中村 倫治君
調整担当部長菅原 雅康君
大会企画調整担当部長中嶋 初史君
自治体調整担当部長小池 和孝君
計画推進部長田中  彰君
運営担当部長末村 智子君
運営調整担当部長三浦 幹雄君
ボランティア担当部長小高 都子君
競技・渉外担当部長川瀬 航司君
事業推進担当部長丸山 雅代君
パラリンピック部長越  秀幸君
障害者スポーツ担当部長加藤 みほ君
大会施設部長鈴木 一幸君
開設準備担当部長利用促進担当部長兼務鈴木 研二君
施設担当部長湯川 雅史君
施設整備担当部長草野 智文君
選手村担当部長斉藤  有君
スポーツ施設担当部長藤木 仁成君
輸送担当部長村田 拓也君
輸送担当部長佐久間巧成君
スポーツ推進部長小室 明子君
ラグビーワールドカップ準備担当部長
ラグビーワールドカップ事業調整担当部長兼務
田中 愛子君
ラグビーワールドカップ事業調整担当部長
ラグビーワールドカップ準備担当部長兼務
篠  祐次君
ラグビーワールドカップ会場運営担当部長
国際大会準備担当部長兼務
関口 尚志君

本日の会議に付した事件
二〇二〇年に開催される第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会並びに二〇一九年に開催される第九回ラグビーワールドカップ二〇一九™の開催に向けた調査・検討及び必要な活動を行う。
報告事項(説明)
・東京二〇二〇大会開催準備に関わる主な取組(令和元年六月時点)について
・東京二〇二〇オリンピック聖火リレー巡回順等について
・東京二〇二〇テストイベントについて
閉会中の継続調査について

○小山委員長 ただいまからオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会を開会いたします。
 これより第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会並びに第九回ラグビーワールドカップ二〇一九の開催に向けた事項について調査を行います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、報告事項の聴取及び閉会中の継続調査の申し出の決定を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の委員会で行いますので、ご了承を願います。
 それでは、理事者から、東京二〇二〇大会開催準備に関わる主な取組(令和元年六月時点)について外二件の報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○田中オリンピック・パラリンピック準備局計画推進部長 それでは、私から、報告事項、東京二〇二〇大会開催準備に関わる主な取組(令和元年六月時点)についてご説明いたします。
 お手元の資料第1号をごらんください。
 本資料は、東京二〇二〇大会開催準備にかかわる主な取り組みについて、これまでの実施状況と今後の取り組みの概要をまとめたものでございます。
 主な取り組みを大会運営、施設・輸送等、機運醸成、連携協力、レガシー、大会経費の管理の六つに分類して、三十一の事項に整理しております。
 恐れ入りますが、一枚おめくりいただき、二ページをごらんください。大会運営の事項1、ボランティアをご説明させていただきます。
 昨年度ご報告を行いました後のこれまでの実施状況といたしましては、欄の中ほどにございますが、ラグビーワールドカップ二〇一九日本大会大会ボランティア、チームノーサイドの募集を平成三十年四月から七月にかけて行い、東京会場では約二千四百人の方々に活躍いただくことになりました。
 また、東京二〇二〇大会のボランティア募集を九月から十二月にかけて行い、都市ボランティアには三万六千人を超える方々、大会ボランティアには二十万人を超える方々に応募をいただきました。
 ことし一月には、ボランティア応募者による投票により、都市ボランティアの名称をシティキャスト、大会ボランティアの名称をフィールドキャストにそれぞれ決定いたしております。
 右側の今後の取り組みの欄をごらんください。
 今後の取り組みにつきましては、シティキャスト、フィールドキャストの面談、説明会を七月まで実施いたしまして、十月からは研修を開始してまいります。
 ラグビーワールドカップのボランティア、チームノーサイドにつきましては、研修に続き、大会時の運営を組織委員会と連携し行ってまいります。
 また、ラグビーワールドカップ二〇一九でのボランティア運営から得られた知見を東京二〇二〇大会につなげるとともに、ボランティア文化の定着に向けて、大会後もボランティア活動を継続できる仕組みの検討を行ってまいります。
 恐れ入りますが、二枚おめくりいただきまして、四ページをごらんください。施設、輸送等の事項11、施設整備をご説明させていただきます。
 都で整備する新規恒久施設等については、夢の島公園アーチェリー場及び海の森水上競技場が竣工し、現在、残り五施設についても工事を進めております。
 このうち、右側の欄にあります有明テニスの森公園テニス施設については、工事再発注を受け、テストイベント実施に向けた工事全体の工程調整を行った結果、屋内コート表層の竣工見込みが令和二年三月となっております。
 整備状況の詳細については、最終ページに別添、新規恒久施設等の整備状況を掲載しておりますので、後ほどあわせてごらんください。
 恐れ入りますが、二枚おめくりいただき、六ページをごらんください。機運醸成の事項16、聖火リレーをご説明させていただきます。
 昨年度ご報告を行いました後のこれまでの実施状況といたしましては、欄の中ほどにございますが、東京都聖火リレー実行委員会を昨年七月に設置し、今月初めには、オリンピック聖火リレーに関する都内区市町村の巡回順及びセレブレーション会場の公表を行いました。
 右側の欄、今後の取り組みにつきましては、引き続きオリンピック聖火リレーの詳細ルート及びセレモニー内容、ランナー募集や選考について検討いたします。また、パラリンピック聖火リレーについても検討を進めてまいります。
 その他の事項につきましては、後ほどお目通しいただければと思います。
 説明は以上でございます。

○小池オリンピック・パラリンピック準備局自治体調整担当部長 それでは、私から、報告事項、東京二〇二〇オリンピック聖火リレーの巡回順等についてご説明いたします。
 お手元の資料第2号をごらんください。
 大会組織委員会は、六月一日、東京二〇二〇オリンピック聖火リレーの聖火ランナー募集概要、オリンピック聖火リレールート概要、オリンピック聖火ランナーユニホームを発表いたしました。これに合わせまして都は、都内の聖火リレー実施区市町村の巡回順及びセレブレーション会場を発表いたしました。
 資料の中ほどにこれまでの経緯を記載してございます。
 昨年七月に東京都聖火リレー実行委員会を発足いたしまして、十二月の第三回実行委員会におきまして都内実施区市町村の巡回順案等を協議し、組織委員会へ提出いたしました。今般、組織委員会の発表に合わせて、都内の区市町村巡回順及びセレブレーション会場を発表したものでございます。
 別添の参考資料といたしまして、組織委員会による公表資料をおつけしてございます。
 主な内容は、オリンピック聖火リレーのランナー募集概要や各都道府県ルート概要一覧となってございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 説明は以上でございます。

○川瀬オリンピック・パラリンピック準備局競技・渉外担当部長 それでは、私から、東京二〇二〇テストイベントについてご説明いたします。
 お手元の資料第3号をごらんください。
 東京二〇二〇テストイベントは、東京二〇二〇大会の成功に向けて、主に競技運営及び大会運営の能力を高めることを目的として行うものでございます。
 テストイベントには、国際、国内競技団体、IF、NF主催のもの、東京二〇二〇組織委員会主催のものなどがあり、合わせて五十六のテストイベントが予定されております。
 開催時期によって、ウエーブワンからウエーブスリーとなっており、ウエーブワンでは二十二競技、ウエーブツーでは十二競技、ウエーブスリーでは二十競技が開催される予定です。
 都におきましても、組織委員会と連携し、会場周辺における安全確保や暑さ対策、シティキャストの運営など、ラストマイルにおける取り組みや円滑な大会輸送に向けた取り組み等について、具体的な検証を進めてまいります。
 一枚おめくりください。参考資料として、東京二〇二〇テストイベントカレンダーを添付しております。後ほどご参照いただければと存じます。
 説明は以上でございます。

○小山委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小山委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。

○小山委員長 次に、本委員会に付託されております調査事件についてお諮りをいたします。
 本件は、今定例会中に調査を終了することができませんので、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小山委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後六時五十一分散会

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