オリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会速記録第三十六号

平成二十八年六月八日(水曜日)
第四委員会室
午後七時四十五分開議
出席委員 二十三名
委員長高島なおき君
副委員長畔上三和子君
副委員長藤井  一君
副委員長吉原  修君
理事伊藤こういち君
理事小山くにひこ君
理事秋田 一郎君
理事相川  博君
理事吉田 信夫君
小林 健二君
川松真一朗君
斉藤やすひろ君
上田 令子君
山内れい子君
山崎 一輝君
石川 良一君
徳留 道信君
鈴木 隆道君
今村 るか君
林田  武君
立石 晴康君
川井しげお君
酒井 大史君

欠席委員 なし

出席説明員
オリンピック・パラリンピック準備局局長塩見 清仁君
次長理事兼務岡崎 義隆君
技監上野 雄一君
技監西倉 鉄也君
技監石山 明久君
理事小山 哲司君
総務部長鈴木  勝君
調整担当部長雲田 孝司君
総合調整部長児玉英一郎君
連絡調整担当部長岡安 雅人君
連携推進担当部長丸山 雅代君
自治体調整担当部長井上  卓君
事業推進担当部長計画調整担当部長兼務戸谷 泰之君
運営担当部長田中  彰君
パラリンピック担当部長障害者スポーツ担当部長兼務萱場 明子君
大会施設部長根本 浩志君
競技・渉外担当部長小野 由紀君
開設準備担当部長鈴木 一幸君
施設担当部長花井 徹夫君
施設整備担当部長小野寺弘樹君
輸送担当部長選手村担当部長兼務朝山  勉君
スポーツ施設担当部長田中 慎一君
スポーツ推進部長小室 明子君
スポーツ計画担当部長川瀬 航司君
ラグビーワールドカップ準備担当部長
国際大会準備担当部長兼務
土屋 太郎君

本日の会議に付した事件
二〇二〇年に開催される第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会並びに二〇一九年に開催される第九回ラグビーワールドカップ二〇一九の開催に向けた調査・検討及び必要な活動を行う。
報告事項(説明)
・東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会実施段階環境影響評価書案(その四)について
閉会中の継続調査について

○高島委員長 ただいまからオリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会を開会いたします。
 これより第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会並びに第九回ラグビーワールドカップ二〇一九の開催に向けた事項について調査を行います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、報告事項の聴取及び閉会中の継続調査の申し出の決定を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめますので、ご了承願います。
 それでは、理事者から、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会実施段階環境影響評価書案(その四)について報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○花井オリンピック・パラリンピック準備局施設担当部長 それでは、私から、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会実施段階環境影響評価書案(その四)につきましてご説明いたします。
 この環境影響評価は、大会の開催に伴う会場の整備、運営等による影響につきまして、東京都が任意で自主的に実施する環境アセスメントであり、東京都環境局の指針に基づきまして実施するものでございます。
 オリンピックスタジアムとなる新国立競技場につきましては、平成二十七年四月の当委員会におきまして、評価書案をご報告いたしました。その後、新国立競技場の整備計画が見直しとなりましたことから、評価書の作成、公表を見合わせておりましたが、新たな計画が進捗し、内容が明確になってきたことを受け、再度、評価書案を作成したものでございます。
 なお、今回の評価書案は、既に計画が具体化している部分を対象といたしまして、仮設工作物や大会開催中に係る環境影響評価要因は対象としておりません。それらにつきましては、今後の計画の熟度に応じまして、別途、実施いたします。
 それでは、お手元の資料、評価書案の概要版、三ページをごらんください。このページから二七ページまで、今回の環境アセスメントの対象でございますオリンピックスタジアムの概要及び計画の内容が記載されてございます。
 続きまして、五二ページをごらんください。評価の項目と評価の結論が記載されてございます。表の項目にございます、1、大気等から始まり、全体で二十五の評価項目がございます。
 1、大気等の欄をごらんください。欄では、まず大会開催前の予測、評価が上段に、次に、大会開催後の予測、評価が下段に記載されております。
 大会開催前につきましては、工事用車両の走行及び建設機械の稼働を要因とする大気等の状況の変化の程度を、また、大会開催後につきましては、これらに加えて、熱源施設の稼働を要因といたします変化の程度についても予測、評価いたしました。
 その結果、いずれの要因につきましても、大気等の状況の変化は環境基準値を下回る結果となっております。
 続く、2、土壌以下、その他の各項目につきましても、適切な対応に努めることなどによりまして、評価の指標を満足するものとなってございます。
 評価書案につきましては、後日改めて、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック環境アセスメント評価委員会に報告する予定となっております。
 また、本日ご報告いたしました評価書案につきまして、七月二十二日までの期間で都民意見の募集を行います。
 いただきましたご意見に対しまして、実施者としての当局の意見見解書をまとめまして環境局に提出し、評価委員会におきまして評価書案の審議が行われます。
 その後、環境局長の審査意見書を反映させました評価書を作成して環境局に提出し、公表いたします。
 説明は以上でございます。

○高島委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高島委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。

○高島委員長 次に、本委員会に付託されております調査事件についてお諮りいたします。
 本件は、今定例会中に調査を終了することができませんので、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高島委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 これをもちまして本日の委員会は閉会いたします。
   午後七時五十一分散会

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