委員長 | 細谷しょうこ君 |
副委員長 | 柴崎 幹男君 |
副委員長 | 白戸 太朗君 |
副委員長 | 高倉 良生君 |
けいの信一君 | |
龍円あいり君 | |
斉藤れいな君 | |
舟坂ちかお君 | |
馬場 信男君 | |
入江のぶこ君 | |
和泉なおみ君 |
欠席委員 なし
出席説明員交通局 | 局長 | 内藤 淳君 |
次長 | 久我 英男君 | |
総務部長 | 根木 義則君 | |
職員部長 | 渡邉 範久君 | |
資産運用部長 | 坂田 直明君 | |
電車部長 | 相川 準君 | |
自動車部長 | 牧野 和宏君 | |
車両電気部長 | 野崎 慎一君 | |
建設工務部長 | 谷本 俊哉君 | |
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 市川 雅明君 | |
安全管理担当部長 | 西川 善宣君 | |
バス事業経営改善担当部長 | 櫻庭 裕志君 | |
技術調整担当部長 | 加納 晴生君 | |
技術管理担当部長 | 坂口 淳一君 | |
中央卸売市場 | 市場長 | 黒沼 靖君 |
管理部長豊洲市場活性化担当部長兼務 | 松田 健次君 | |
事業部長 | 西坂 啓之君 | |
企画担当部長 | 猪倉 雅生君 | |
市場政策担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 佐々木 珠君 | |
財政調整担当部長渉外調整担当部長豊洲にぎわい担当部長兼務 | 村上 章君 | |
移転支援担当部長 | 石井 浩二君 | |
施設担当部長 | 渡辺 正信君 | |
環境改善担当部長 | 佐々木宏章君 | |
港湾局 | 局長 | 古谷ひろみ君 |
技監 | 原 浩君 | |
総務部長 | 相田 佳子君 | |
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 深井 稔君 | |
調整担当部長 | 若林 憲君 | |
港湾経営部長 | 戸井崎正巳君 | |
臨海開発部長 | 中村 昌明君 | |
開発調整担当部長オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長兼務 | 佐藤 賢治君 | |
臨海副都心まちづくり推進担当部長 | 赤木 宏行君 | |
臨海副都心開発調整担当部長 | 松本 達也君 | |
港湾整備部長 | 山岡 達也君 | |
計画調整担当部長 | 薮中 克一君 | |
離島港湾部長 | 片寄 光彦君 | |
島しょ・小笠原空港整備担当部長 | 高野 豪君 |
本日の会議に付した事件
令和元年度東京都公営企業各会計決算の認定について
交通局関係
・令和元年度東京都交通事業会計決算(説明)
・令和元年度東京都高速電車事業会計決算(説明)
・令和元年度東京都電気事業会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・令和元年度東京都中央卸売市場会計決算(説明)
港湾局関係
・令和元年度東京都臨海地域開発事業会計決算(説明)
・令和元年度東京都港湾事業会計決算(説明)
○細谷委員長 ただいまから令和元年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
このたび、第一分科会委員長に選任いただきました細谷しょうこでございます。本日は最初の分科会ですので、一言ご挨拶を申し上げます。
本日より始まります第一分科会は、交通局、中央卸売市場、港湾局と、都民の生活に密接にかかわる重要な委員会でございます。限られた時間での審議になりますので、各副委員長、委員の皆様方のご協力をいただきながら円滑な運営をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、さきの委員会で決定いたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
初めに、分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記の紀平貴子さんです。山田大貴君です。
議案法制課の担当書記の渡壁佑司君です。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○細谷委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
これより交通局関係に入ります。
初めに、交通局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○内藤交通局長 改めまして、交通局長の内藤淳でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご審議いただくに当たりまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
次長の久我英男でございます。総務部長の根木義則でございます。職員部長の渡邉範久でございます。資産運用部長の坂田直明でございます。電車部長の相川準でございます。自動車部長の牧野和宏でございます。車両電気部長の野崎慎一でございます。建設工務部長の谷本俊哉でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務の市川雅明でございます。安全管理担当部長の西川善宣でございます。バス事業経営改善担当部長の櫻庭裕志でございます。技術調整担当部長の加納晴生でございます。技術管理担当部長の坂口淳一でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の渡貫貴浩でございます。同じく、財務課長の稲垣宏昌でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○細谷委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○細谷委員長 これより決算の審査を行います。
令和元年度東京都交通事業会計決算、令和元年度東京都高速電車事業会計決算及び令和元年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○根木総務部長 それでは、令和元年度の決算につきまして、お手元の令和元年度決算説明資料によりご説明いたします。
表紙をおめくりください。令和元年度決算の収支概要でございます。
左の表側にありますとおり、収益的収支と資本的収支に大別されます。
まず、上段の収益的収支につきまして、交通局が所管する三会計の合計で申し上げます。
表の右端の合計欄、一行目の収入総額二千二百二億八千七百万円に対しまして、支出総額はその下の一千九百二十三億一千九百万円でございます。この結果、純損益はその下の二百七十九億六千八百万円の黒字となりました。
この収益的収支につきまして、事業ごとに損益の状況をご説明いたします。
まず、表の一番左側の自動車運送事業でございます。表の中ほど二重線の二行上の経常損益は十七億四千万円の赤字、その二行上の純損益は十七億五千七百万円の赤字となりました。
次に、軌道事業でございますが、経常損益、純損益ともに五億八千二百万円の赤字となりました。
次に、新交通事業につきましては、経常損益、純損益ともに五億八千百万円の赤字となりました。
また、懸垂電車事業につきましては、経常損益、純損益ともに三千七百万円の黒字となりました。
以上、四事業を合計しました交通事業会計全体の経常損益は二十八億六千五百万円の赤字、純損益は二十八億八千二百万円の赤字となりました。
次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益は二百九十九億五千二百万円の黒字、純損益は三百億七千七百万円の黒字となりました。
次に、電気事業会計でございます。経常損益、純損益ともに七億七千三百万円の黒字となりました。
続きまして、資本的収支をご説明いたします。三会計の合計で申し上げます。
右端の合計欄の中ほどの二重線の下にございますように、収入総額は二百九十八億九千四百万円で、支出総額はその一行下の一千二百十四億七千六百万円となり、その三行下の差引資金不足額は九百七十二億七千百万円となりました。この不足額につきましては、その一行下の補填財源である損益勘定留保資金などにより補填いたしまして、一番下の行の当年度末累積資金残は一千百十一億六千六百万円となりました。
なお、二枚おめくりいただきました一ページ以降に令和元年度決算総括表、さらに、三ページ以降に、より詳細な内容が記載された決算総表がございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
続きまして、予算に対する決算の内容を各会計ごとにご説明いたします。
恐れ入りますが、八ページをごらんください。令和元年度交通事業決算報告書でございます。
この八ページから一五ページにかけまして、自動車運送、軌道、新交通、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載してございます。
なお、予算、決算対比につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としてございます。
まず、八ページの収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
自動車運送事業の営業収益は、予算額四百六十一億一千百万円に対しまして、決算額は四百三十一億余円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
営業外収益は、予算額十億八千九百万円に対して、決算額は十億五千百万余円となりました。主なものは一般会計補助金などでございます。
特別利益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は三万余円でございます。
次に、軌道事業の営業収益は、予算額三十一億一千五百万円に対し、決算額は二十八億二百万余円となりました。
営業外収益は、予算額四十一億六千五百万円に対して、決算額は九億五千六百万余円となりました。
次に、新交通事業の営業収益は、予算額六十五億一千百万円に対し、決算額は六十四億四千六百万余円となりました。
営業外収益は、予算額二億二千二百万円に対して、決算額は一億二千七百万余円となりました。
次に、九ページをごらんください。
懸垂電車事業の営業収益は、予算額九千四百万円に対して、決算額は八千七百万余円となりました。
営業外収益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は六十一万余円となりました。
以上、四事業を合わせました交通事業会計の収益的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額六百十三億七百万円に対して、決算額は五百四十五億七千二百万余円で、予算に対する比率は八九・〇%、前年度決算との比率は九六・九%となりました。
続きまして、一〇ページをごらんください。支出でございます。
まず、自動車運送事業の営業費用は、予算額四百七十億六千五百万円に対して、決算額は四百三十九億九百万余円で、主なものとしては、人件費、物件費、減価償却費でございます。
営業外費用は、予算額十四億八千二百万円に対して、決算額は十一億一千七百万余円で、主なものは消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
特別損失は、予算額二千九百万円に対して、決算額は一千七百万余円でございます。
次に、軌道事業の営業費用は、予算額三十八億五千三百万円に対して、決算額は三十三億三千五百万余円となりました。
営業外費用は、予算額四十一億五千五百万円に対して、決算額は九億八千万余円でございます。
次に、新交通事業の営業費用は、予算額七十三億六千百万円に対して、決算額は六十五億八千六百万余円となりました。
営業外費用は、予算額五億七千四百万円に対して、決算額は四億一千万余円でございます。
特別損失は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は十一万余円でございます。
次に、懸垂電車事業の営業費用は、予算額一億二千万円に対して、決算額は四千五百万余円となりました。
次に、一一ページをごらんください。
営業外費用は、予算額五百万円に対して、決算額は五百万円でございます。
以上、四事業を合わせた交通事業会計収益的支出の合計は、予算額六百四十六億四千四百万円に対して、決算額は五百六十四億一千万余円で、執行率は八七・三%、前年度決算額との比率は一〇一・一%となりました。
続きまして、一二ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち、収入でございます。
まず、自動車運送事業資本的収入は、予算額八十八億八千万円に対して、決算額は七十一億四千八百万余円でございます。
次に、軌道事業資本的収入は、予算額二億九千二百万円に対して、決算額は二億三千二百万余円でございます。
次に、新交通事業資本的収入は、予算額五十一億三千万円に対して、決算額は四十億五千六百万余円でございます。
次に、一三ページをごらんください。
以上、三事業を合わせました交通事業会計の資本的収入の合計でございます。予算額百四十三億二百万円に対して、決算額は百十四億三千六百万余円で、予算に対する比率は八〇・〇%となりました。
次に、一四ページをごらんください。支出でございます。
まず、自動車運送事業資本的支出は、予算額百五十五億二千四百万円に対して、決算額は百二十八億六千三百万余円でございます。
次に、軌道事業資本的支出は、予算額三億七千万円に対して、決算額は二億五千万余円でございます。
次に、新交通事業資本的支出は、予算額七十一億三千五百万円に対して、決算額は六十億八千百万余円でございます。
以上、交通事業会計資本的支出の合計は、予算額二百三十億二千九百万円に対して、決算額は百九十一億九千五百万余円で、執行率は八三・四%となりました。
詳細な内容につきましては、一六ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
次に、高速電車事業会計をご説明いたします。
恐れ入りますが、飛びまして、七〇ページをごらんください。令和元年度高速電車事業決算報告書でございます。
まず、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
営業収益は、予算額一千六百八十八億六千二百万円に対して、決算額は一千六百五十七億八千七百万余円となりました。
営業外収益は、予算額百五十五億四千百万円に対して、決算額は百四十二億四千三百万余円となりました。
特別利益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は一億二千四百万余円でございます。
以上を合計しましたのが、一番上の行、高速電車事業収益で、予算額一千八百四十四億三百万円に対して、決算額は一千八百一億五千五百万余円で、予算に対する比率は九七・七%、前年度決算額との比率は一〇〇・〇%となりました。
続きまして、支出でございます。
営業費用は、予算額一千四百五十八億二千八百万余円に対して、決算額は一千三百六十二億五千八百万余円となりました。
営業外費用は、予算額百四十億六千五百万円に対して、決算額は九十八億七千七百万余円となりました。
特別損失は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は一千六百円でございます。
以上を合計したものが、一番上の行、高速電車事業費で、予算額一千五百九十八億九千三百万余円に対して、決算額は一千四百六十一億三千六百万余円で、執行率は九一・四%、前年度決算額との比率は一〇四・三%となりました。
次に、七一ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち、収入でございます。
まず、高速電車事業資本的収入は、予算額二百二十八億六千万円に対して、決算額は百八十四億六千三百万余円で、予算に対する比率は八〇・八%となりました。
次に、七二ページをごらんください。支出でございます。
高速電車事業資本的支出は、予算額一千三百六十八億七千九百万円に対して、決算額は一千六十八億三千六百万余円で、執行率は七八・一%となりました。
詳細な内容につきましては、七三ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
最後に、電気事業会計をご説明いたします。
恐れ入りますが、一〇五ページをごらんください。令和元年度電気事業決算報告書でございます。
まず、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
電気事業収益は、予算額十八億百万円に対して、決算額は十八億四千六百万余円で、予算に対する比率は一〇二・五%、前年度決算額との比率は一〇七・二%となりました。
次に、支出でございます。
電気事業費は、予算額十三億七千七百万円に対して、決算額は十億五千六百万余円で、執行率は七六・七%、前年度決算額との比率は一〇四・一%となりました。
次に、一〇六ページをごらんください。電気事業資本的収入及び支出でございます。
資本的収入は、予算額、決算額ともにございません。
資本的支出は、予算額五億一千五百万円に対して、決算額は二億一千六百万余円で、執行率は四二・一%となりました。
詳細な内容につきましては、次の一〇七ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
恐れ入りますが、次に、一一七ページをごらんください。電気事業剰余金処分計算書(案)でございます。
右端の一番上の行にございますように、当年度末における未処分利益剰余金は七億七千三百万余円となりました。これにつきまして、その二行下の建設改良積立金に全額を積み立てたいと存じます。
以上で令和元年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○細谷委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○高倉委員 私から資料要求をさせていただきます。
各交通事業と、それから高速電車事業の、それぞれの令和元年度における新型コロナの感染による具体的な影響、例えば乗車数でありますとか収入でありますとか、できるだけわかりやすい資料をお願いしたいと、これが一つであります。
もう一つは、同じ新型コロナの感染に関してですけれども、今申し上げた各交通事業と、それから高速電車事業について、具体的に行った感染の防止対策と、その経費がわかるものをお願いしたいと思います。
それからもう一つは、ホームドアの設置についてですけれども、このホームドアについて、令和元年度までの進捗状況と、今後の完全な設置に至るスケジュールがわかるもの、あわせて、この設置の進展とともに、恐らくホームに落ちてしまうという、転落の事故と呼んでいいと思うんですけれども、これがあると思うんですが、その件数の推移がわかるもの、これをお願いしたいと。
それから、まだホームドアが未整備の駅があると思いますが、その未整備の駅においてとられた安全対策の詳細がわかるもの。
以上、お願いしたいと思います。
○和泉委員 私からは、七点の資料をお願いいたします。
まず一つ目は、事業別の正規職員の新規採用数と非常勤職員数の推移を過去五年分。
それと、地下鉄事業におけるバリアフリー化した内容と、二〇一九年度の費用及びホームドア設置の状況を過去五年分、二〇一九年度の取り組み実績。
三つ目には、都バス運転手の勤務時間がわかるもの。
そして四つ目には、コミュニティバスの受託状況、路線と台数、金額。
そして五つ目です。都営地下鉄駅の民間委託状況及び駅別職員配置数。
六つ目に、事業別職員数及び人件費割合の推移を過去十年分。
七つ目に、都営地下鉄ホームの点字ブロックがJIS規格になっていない駅の内訳と、二〇一九年度の敷設の取り組みがわかるもの。
以上七点です。よろしくお願いいたします。
○細谷委員長 ただいま高倉副委員長、和泉委員から資料要求がございましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細谷委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で交通局関係を終わります。
○細谷委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
初めに、中央卸売市場長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○黒沼中央卸売市場長 中央卸売市場長の黒沼靖でございます。
細谷委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事務事業につきまして、ご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼を申し上げます。
今後とも、当局の事務事業に全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長で豊洲市場活性化担当部長兼務の松田健次でございます。事業部長の西坂啓之でございます。企画担当部長の猪倉雅生でございます。市場政策担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務の佐々木珠でございます。財政調整担当部長で渉外調整担当部長及び豊洲にぎわい担当部長兼務の村上章でございます。移転支援担当部長の石井浩二でございます。施設担当部長の渡辺正信でございます。環境改善担当部長の佐々木宏章でございます。当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の飯野雄資でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○細谷委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○細谷委員長 これより決算の審査を行います。
令和元年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○松田管理部長豊洲市場活性化担当部長兼務 令和元年度東京都中央卸売市場会計決算につきまして、お手元の東京都中央卸売市場会計決算説明資料に基づいてご説明申し上げます。
一ページをお開き願います。1、令和元年度東京都中央卸売市場事業決算報告書でございます。
この報告書では、市場の業務運営に関する収益的収入及び支出と、市場の施設整備に関する資本的収入及び支出の総括的な内容を記載してございます。
なお、決算額は、予算現額と対比させるために消費税及び地方消費税を含んだ金額で表示してございます。
まず、(1)、収益的収入及び支出のア、収入でございます。
表の科目欄の一番上にあります市場事業収益でございますが、予算現額七百八十四億五千二百万円に対しまして、決算額は六百七十二億一千四百十万余円で、執行率は八五・七%となってございます。
次に、下段の表のイ、支出でございます。
表の一番上の市場事業費でございますが、予算現額四百八十三億七千百万円に対しまして、決算額は四百十四億五千九百六十四万余円で、執行率は八五・七%となってございます。
二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
表の一番上の市場資本的収入は、表頭左から三番目の項目にあります予算現額十九億四千八百万円に対しまして、決算額は十二億九千七百五万余円で、執行率は六六・六%となってございます。
次に、下段の表のイ、支出でございます。
表の一番上の市場資本的支出は、予算現額六十五億二千九百四十九万余円に対しまして、決算額は二十五億九千二百六十九万余円で、執行率は三九・七%となってございます。
続いて、三ページをごらんください。2、令和元年度東京都中央卸売市場事業決算説明書でございます。
ここからは、ただいまご説明申し上げました収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出の内訳となります。
まず、(1)、収益的収入及び支出のア、収入でございます。
市場事業収益のうちの営業収益ですが、決算額は百五十八億四千七百九万余円で、前年度対比は一〇三・二%となってございます。
このうちの売上高割使用料ですが、決算額は三十一億九千五百二十四万余円で、前年度対比は九七・六%となってございます。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
四ページをお開き願います。
施設使用料でございますが、決算額は八十七億九千三百十四万余円で、前年度対比は一〇二・五%となってございます。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
五ページをごらん願います。雑収益でございます。
決算額は三十八億五千八百六十九万余円で、前年度対比は一一〇・二%となってございます。これは主に市場業者の使用した電気料等の受け入れ収入で、市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
六ページをお開き願います。
営業外収益ですが、決算額は四十九億五千六百八十三万余円で、前年度対比は一〇三・六%となってございます。
このうちの受取利息及び配当金ですが、これは大口定期預金利息等による収入で、決算額は九千五百四十一万余円でございます。
次に、一般会計補助金ですが、決算額は二十九億二百十万余円でございます。
次の長期前受金戻入ですが、これは国庫補助金等の減価償却見合い分等を収益化したもので、決算額は十一億九千二百四十三万余円でございます。
その下の消費税及び地方消費税還付金ですが、令和元年度はございませんでした。
七ページをごらん願います。
雑収益ですが、土地賃貸料等の収入で、決算額は七億六千六百八十七万余円でございます。
次に、特別利益ですが、これは旧築地市場跡地における環状二号線本線用地の有償所管がえに伴う土地の簿価以外の収入等で、決算額は四百六十四億一千十七万余円でございます。
八ページをお開き願います。イ、支出でございます。
市場事業費のうちの営業費用ですが、決算額は二百八十八億四千六百四十八万余円で、前年度対比は一〇三・八%となってございます。
このうちの管理費ですが、市場施設の維持管理に関する経費でございます。決算額は百五十二億五十一万余円で、このページから一〇ページにかけまして、内訳を記載してございます。
一一ページをお開き願います。
業務費ですが、各市場の取引に係る指導監督及び統計等に関する経費でございます。決算額は一億一千三百四万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
一二ページをお開き願います。
減価償却費ですが、固定資産の減価償却に関する経費で、決算額は百二十八億二千四百二十四万余円でございます。
次の資産減耗費ですが、固定資産の除却に関する経費で、決算額は七億八百六十八万余円でございます。
一三ページをごらん願います。
営業外費用ですが、決算額は四十四億九千七百十四万余円で、前年度対比は九八・六%となってございます。
このうちの生鮮食料品流通対策費ですが、これは生鮮食料品の情報提供、地方卸売市場の指導監督、助成及び豊洲市場移転支援事業等に関する経費で、決算額は十四億七千三百七十九万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
一四ページをお開き願います。
支払い利息及び企業債取扱諸費ですが、企業債に対する利息等に関する経費で、決算額は十八億六千六百十八万余円でございます。
次の繰延勘定償却ですが、企業債発行差金の償却に関する経費で、決算額は百九十万余円でございます。
次の消費税及び地方消費税ですが、決算額は九億四千八万余円でございます。
一五ページをごらん願います。
雑支出ですが、非課税売り上げにおける消費税不控除分等の経費で、決算額は二億一千五百十八万余円でございます。
次に、特別損失ですが、これは旧築地市場の建物施設等の撤去関連経費及び豊洲市場への移転延期に伴う市場業者に対する補償金で、決算額は八十一億一千六百万余円でございます。
一六ページをお開き願います。ここからは、(2)、資本的収入及び支出につきましてご説明いたします。
ア、収入でございます。
市場資本的収入の企業債ですが、予算現額十八億六千百万円に対しまして、決算額は十二億一千万円で、執行率は六五・〇%となってございます。
その下のその他資本収入ですが、旧築地市場跡地における環状二号線本線用地の有償所管がえに伴う土地の簿価相当分等でございます。予算現額八千七百万円に対しまして、決算額は八千七百五万余円で、執行率は一〇〇・一%となってございます。
一七ページをごらん願います。イ、支出でございます。
市場資本的支出の建設改良費ですが、予算現額五十七億六千百七十五万余円に対しまして、決算額は二十一億四千九百九十一万余円で、執行率は三七・三%となってございます。
このうちの施設拡張費ですが、決算額は四億七千百八十九万余円でございます。
このページから一八ページにかけまして、市場別の内訳と前年度からの繰越分の内訳を記載してございますので、ご参照願います。
一九ページをお開き願います。
施設改良費ですが、決算額は十六億六千二百十九万余円でございます。内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
二〇ページをお開き願います。
資産購入費ですが、決算額は一千五百八十二万余円でございます。
その下の投資ですが、支出はございませんでした。
次の国庫補助金返納金ですが、決算額は四億四千二百七十八万余円でございます。
以上、令和元年度東京都中央卸売市場事業決算説明書につきましてご説明いたしました。
続いて、二一ページをごらん願います。3、令和元年度東京都中央卸売市場事業剰余金計算書でございます。
表頭左から順に、資本金、資本剰余金、利益剰余金につきまして、表側の上から前年度末残高、当年度変動額、当年度末残高等をお示ししてございます。
二二ページをお開き願います。4、令和元年度東京都中央卸売市場事業剰余金処分計算書(案)でございます。
表の二段目の議会の議決による処分額の欄に記載してございますとおり、その他未処分利益剰余金変動額六億六千九百六十万余円につきまして、資本金を増加させるよう処分したいと存じます。これは建設改良積立金の当年度使用分を資本金へ組み入れるために行うものでございます。
次に、建設改良積立金からの繰り入れ一億九千六百二万余円につきまして、未処分利益剰余金を増加させるよう処分したいと存じます。これは豊洲市場への移転延期に伴う市場業者に対する補償金につきまして、目的外使用として積立金を取り崩し、その財源とするために処分を行うものでございます。
これらの処分により、処分後残高は、資本金が四千五百三十九億九千四百九十六万余円、建設改良積立金が四百三十二億七千三十三万余円、未処分利益剰余金が一千百六十一億三千八百六十万余円となります。
二三ページをごらん願います。5、令和元年度東京都中央卸売市場事業貸借対照表でございます。
このページから二七ページにかけまして記載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
以上で令和元年度東京都中央卸売市場会計決算のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○細谷委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○高倉委員 それでは、資料要求をさせていただきます。
一つは、令和元年度中の新型コロナウイルスの感染に伴う影響です。例えば取扱量の変化でありますとか、これがわかる資料。
それからもう一つは、各市場における令和元年度の新型コロナウイルスの感染予防対策としてとられた取り組みとその経費。
それからもう一つは、令和元年度中に行いました被災地支援の取り組みが詳しくわかるもの。
それからもう一つは、豊洲市場の地下水の令和元年度の検査結果がわかるもの。
以上、お願いしたいと思います。
○和泉委員 私からは、五点の資料をお願いいたします。
十一市場の耐震改修等工事費及び修繕工事費の推移を過去十年分。
豊洲市場の生鮮食料品取扱高の数量及び金額の推移、これは平成三十年度、令和元年度分ということになるかと思いますが、お願いいたします。
三つ目に、豊洲市場の収益費用明細書、これも平成三十年度、令和元年度分をお願いいたします。
四つ目に、市場の活性化を考える会、第二回から第八回までの議事録。
五つ目に、平成二十四年度以降に発行した企業債と元金償還金の推移。
以上、五点の資料をお願いいたします。
○細谷委員長 ただいま高倉副委員長、和泉委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細谷委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で中央卸売市場関係を終わります。
○細谷委員長 これより港湾局関係に入ります。
初めに、港湾局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○古谷港湾局長 港湾局長の古谷ひろみでございます。
細谷委員長を初め各委員の皆様方には、港湾局の事務事業につきまして、日ごろから特段のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
今後とも、事務事業の執行に当たりましては一層努力してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
続きまして、港湾局の幹部職員を紹介させていただきます。
技監の原浩でございます。総務部長の相田佳子でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務しております深井稔でございます。調整担当部長の若林憲でございます。港湾経営部長の戸井崎正巳でございます。臨海開発部長の中村昌明でございます。開発調整担当部長でオリンピック・パラリンピック施設整備担当部長を兼務しております佐藤賢治でございます。臨海副都心まちづくり推進担当部長の赤木宏行でございます。臨海副都心開発調整担当部長の松本達也でございます。港湾整備部長の山岡達也でございます。計画調整担当部長の薮中克一でございます。離島港湾部長の片寄光彦でございます。島しょ・小笠原空港整備担当部長の高野豪でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の石井均でございます。企画計理課長の伊藤正勝でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○細谷委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○細谷委員長 これより決算の審査を行います。
令和元年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び令和元年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○相田総務部長 令和元年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算につきましてご説明申し上げます。
最初に、お手元にお配りしてございます資料1、令和元年度東京都臨海地域開発事業会計決算説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
三ページ及び四ページは、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
七ページをお開き願います。令和元年度東京都臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
開発事業収益の第一項、営業収益は、土地の処分収益と賃貸料収益でございます。
第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち雑収益は、土地の一時貸付料等でございます。
第三項、特別利益は、実績がございませんでした。
以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百四十六億二千万円に対しまして、決算額百五十三億二千五百三十一万余円で、収入率は一〇四・八%となってございます。
八ページをお開き願います。支出でございます。
開発事業費用の第一項、営業費用は、土地の処分原価、一般管理費等でございます。このうち一般管理費は、土地の管理、処分に要する経費と人件費等でございます。
第二項、営業外費用は、支払い利息等でございます。
第三項、特別損失は、埋立地の所属がえ等に伴う損失でございます。
以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額六十六億四千三百万円に対しまして、決算額五十四億一千六百五十万余円で、執行率は八一・五%となってございます。
九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
資本的収入の第一項、雑収入は、工事負担金等の収入でございます。
資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額一億九千二百万円に対しまして、決算額一億六千六百二十万余円で、収入率は八六・六%となってございます。
一〇ページをお開き願います。支出でございます。
資本的支出の第一項、埋立事業費のうち、第一目、埋立地造成費から第五目、埋立諸費にかけましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
まず、第一目、埋立地造成費は、豊洲・晴海地区防潮護岸整備の経費等でございます。
第二目、環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。
第三目、道路橋梁整備費は、実績がございませんでした。
第四目、埋立改良費は、道路、橋梁の改修経費等でございます。
第五目、埋立諸費は、埋立地の造成に必要な調査費と人件費等でございます。
続きまして、第六目、臨海副都心建設費から第八目、臨海副都心諸費にかけましては、臨海副都心地域の埋立地に係る経費でございます。
第六目、臨海副都心建設費は、臨海副都心の開発に必要な建設費と開発者負担金等でございます。
第七目、臨海副都心改良費は、公園改良費等でございます。
第八目、臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な調査費等でございます。
以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百九十三億五千七百七十三万円に対しまして、決算額百六億七千九百二万余円、翌年度繰越額二十九億五千六百七十三万余円で、執行率は五五・二%となってございます。
一三ページから三〇ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を目ごとに説明を加えてお示ししてございます。
また、三三ページ及び三四ページには、損益計算書をお示ししてございます。
三七ページには、剰余金計算書をお示ししてございます。
四一ページをお開き願います。剰余金処分計算書でございます。
左から四列目、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が九百億二千四百九十三万余円となっております。これについて、全額を令和二年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
四五ページ以降には、貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上で令和元年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
続きまして、港湾事業会計の決算を、お手元にお配りしてございます資料2、令和元年度東京都港湾事業会計決算説明資料に基づきましてご説明させていただきます。
三ページ及び四ページは、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略させていただきます。
七ページをお開き願います。令和元年度東京都港湾事業会計決算報告書でございます。
まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
港湾事業収益の第一項、営業収益は、港湾施設の使用料収入でございます。
第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち雑収益は、財産運用収入、光熱水費受け入れ等でございます。
第三項、特別利益は、実績がございませんでした。
以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額四十六億九千二百万円に対しまして、決算額四十九億八百五十万余円で、収入率は一〇四・六%となってございます。
八ページをお開き願います。支出でございます。
港湾事業費用の第一項、営業費用は、港湾施設の管理運営に要する経費のほか、減価償却費等でございます。
第二項、営業外費用は、支払い利息等でございます。
第三項、特別損失は、実績がございませんでした。
以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額三十五億五千七百万円に対しまして、決算額三十二億五千七百万余円で、執行率は九一・六%となってございます。
九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
資本的収入の第一項、雑収入は、実績がございませんでした。
資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百万円に対しまして、決算額ゼロ円でございます。
一〇ページをお開き願います。支出でございます。
資本的支出の第一項、建設改良費は、港湾施設の整備費等でございます。
第二項、企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額五十八億三千六百万円に対しまして、決算額十八億九千二十一万余円、翌年度繰越額二十九億二千九百六十八万余円で、執行率は三二・四%となってございます。
一三ページから二六ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を目ごとに説明を加えてお示ししてございます。
また、二九ページには、損益計算書をお示ししてございます。
三三ページには、剰余金計算書をお示ししてございます。
三七ページをお開き願います。剰余金処分計算書(案)でございます。
左から四列目、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が百七十八億四千八百二十七万余円となっております。これについて、減債積立金に三千三百八十一万余円を積み立て、資本金に三千三百二十六万余円を組み入れ、残額の百七十七億八千百二十万余円を令和二年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
次に、四一ページ以降には、貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上で令和元年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計につきましての決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○細谷委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○和泉委員 九点の資料をお願いしたいと思います。
臨海地域開発事業会計における土地処分の状況。
二つ目、臨海地域開発事業会計における公共用途での土地処分実績。
三つ目、臨海地域開発事業会計における資金運用益の推移。
四つ目、臨海副都心地域の土地処分の実績。
五つ目、埋立地の土地処分の実績、臨海副都心地域を除いてのもので結構でございます。
六つ目、株式会社東京臨海ホールディングスの当期純利益の推移。
七つ目、東京テレポートセンターに対する臨時駐車場の延べ貸付面積及び貸付料。
八つ目、臨海関係第三セクターのビルの入居率の推移。
九つ目、臨海副都心用地の長期貸付等に係る賃借料収入の推移。
以上九点です。よろしくお願いいたします。
○細谷委員長 ただいま和泉委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細谷委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で港湾局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後三時八分散会
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