平成三十年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会速記録第一号

令和元年十月十六日(水曜日)
第一委員会室
午後二時十五分開議
出席委員 十名
委員長菅原 直志君
副委員長小林 健二君
副委員長三宅 正彦君
副委員長村松 一希君
成清梨沙子君
田村 利光君
細田いさむ君
藤井あきら君
西郷あゆ美君
尾崎あや子君

欠席委員 一名

出席説明員
交通局局長土渕  裕君
次長桃原慎一郎君
総務部長根木 義則君
職員部長渡邉 範久君
資産運用部長広瀬 健二君
電車部長相川  準君
自動車部長牧野 和宏君
車両電気部長奥津 佳之君
建設工務部長谷本 俊哉君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務市川 雅明君
安全管理担当部長西川 善宣君
鉄軌道事業戦略担当部長櫻庭 裕志君
バス事業経営改善担当部長坂田 直明君
技術調整担当部長野崎 慎一君
技術管理担当部長坂口 淳一君
中央卸売市場市場長黒沼  靖君
管理部長豊洲市場活性化担当部長兼務福崎 宏志君
事業部長長嶺 浩子君
企画担当部長猪倉 雅生君
渉外調整担当部長豊洲にぎわい担当部長兼務石井 浩二君
豊洲市場総合調整担当部長豊洲市場活性化担当部長兼務西坂 啓之君
豊洲市場連絡調整担当部長堀   真君
市場政策担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務松田 健次君
財政調整担当部長猪口 太一君
移転支援担当部長赤木 宏行君
施設担当部長渡辺 正信君
環境改善担当部長佐々木宏章君
港湾局局長古谷ひろみ君
総務部長梅村 拓洋君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長調整担当部長兼務深井  稔君
港湾経営部長相田 佳子君
港湾振興担当部長戸谷 泰之君
臨海開発部長中村 昌明君
開発調整担当部長オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長兼務鈴木  理君
臨海副都心まちづくり推進担当部長矢部 信栄君
臨海副都心開発調整担当部長高角 和道君
港湾整備部長山岡 達也君
計画調整担当部長和田 匡央君
離島港湾部長片寄 光彦君
島しょ・小笠原空港整備担当部長松本 達也君

本日の会議に付した事件
平成三十年度東京都公営企業各会計決算の認定について
交通局関係
・平成三十年度東京都交通事業会計決算(説明)
・平成三十年度東京都高速電車事業会計決算(説明)
・平成三十年度東京都電気事業会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・平成三十年度東京都中央卸売市場会計決算(説明)
港湾局関係
・平成三十年度東京都臨海地域開発事業会計決算(説明)
・平成三十年度東京都港湾事業会計決算(説明)

○菅原委員長 ただいまから平成三十年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
 このたび、第一分科会委員長に選任をいただきました菅原直志でございます。本日は最初の分科会でございますので、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日より始まります第一分科会は、交通局、中央卸売市場、そして港湾局と、都民の生活の非常に密接にかかわる課題でございます。重要な委員会でございます。大変限られた時間での審議になりますので、各副委員長、各委員の皆様方のご協力をいただきながら円滑な運営をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、さきの委員会で決定をいたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審議を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で協議の結果、お手元配布の議席表のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承を願います。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記の粟田洋史さんです。上村昌也さんです。
 議案法制課の担当書記の伊藤靖子さんです。
 調査部の担当書記の福田孝由さんです。
 よろしくお願いをいたします。
   〔書記挨拶〕

○菅原委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承ください。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、交通局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○土渕交通局長 交通局長の土渕裕でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ご審議いただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の桃原慎一郎でございます。総務部長の根木義則でございます。職員部長の渡邉範久でございます。資産運用部長の広瀬健二でございます。電車部長の相川準でございます。自動車部長の牧野和宏でございます。車両電気部長の奥津佳之でございます。建設工務部長の谷本俊哉でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務の市川雅明でございます。安全管理担当部長の西川善宣でございます。鉄軌道事業戦略担当部長の櫻庭裕志でございます。バス事業経営改善担当部長の坂田直明でございます。技術調整担当部長の野崎慎一でございます。技術管理担当部長の坂口淳一でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の田中角文でございます。財務課長の稲垣宏昌でございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○菅原委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○菅原委員長 これより決算の審査を行います。
 平成三十年度東京都交通事業会計決算、平成三十年度東京都高速電車事業会計決算及び平成三十年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○根木総務部長 それでは、平成三十年度の決算につきまして、お手元の平成三十年度決算説明資料によりご説明いたします。
 表紙をおめくりください。平成三十年度決算の収支概要でございます。
 左の表側にありますとおり、収益的収支と資本的収支に大別されます。
 まず、上段の収益的収支につきまして、交通局が所管する三会計の合計で申し上げます。
 表の右端の合計欄の一行目でございますが、収入総額二千二百三十三億一千八百万円に対しまして、支出総額はその下の一千八百五十九億五百万円でございます。この結果、純損益はその下、三百七十四億一千四百万円の黒字となりました。
 この収益的収支につきまして、事業ごとに損益の状況をご説明いたします。
 まず、表の一番左側の自動車運送事業でございます。表の中ほど二重線の二行上の経常損益は九億六千八百万円の黒字、その二行上の純損益は九億八千万円の黒字となりました。
 次に、軌道事業でございますが、経常損益、純損益ともに三億六千五百万円の赤字となりました。
 次に、新交通事業につきましては、経常損益、純損益ともに五億五千六百万円の赤字となりました。
 また、懸垂電車事業につきましては、経常損益、純損益ともに一千二百万円の黒字となりました。
 以上、四事業を合計しました交通事業会計全体の経常損益は五千九百万円の黒字、純損益は七千万円の黒字となりました。
 次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益は三百五十一億七千六百万円の黒字、純損益は三百六十六億五千万円の黒字となりました。
 次に、電気事業会計でございます。経常損益、純損益ともに六億九千四百万円の黒字となりました。
 続きまして、資本的収支をご説明いたします。三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄の中ほどの二重線の下にございますように、収入総額は二百二十八億七千三百万円で、支出総額はその一行下の九百八十六億九千二百万円となり、その三行下の差引資金不足額は八百九億八千百万円となりました。この不足額につきましては、その一行下の補填財源である損益勘定留保資金などにより補填いたしまして、一番下の当年度末累積資金残は一千三百七十三億九千九百万円となりました。
 なお、二枚おめくりいただきました一ページ以降に平成三十年度決算総括表、さらに、三ページ以降に、より詳細な内容が記載された決算総表がございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、予算に対する決算の内容を各会計ごとにご説明いたします。
 八ページをごらんください。平成三十年度交通事業決算報告書でございます。
 八ページから一五ページにかけて、自動車運送、軌道、新交通、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載しております。
 なお、予算、決算対比につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としております。
 まず、八ページの収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
 自動車運送事業の営業収益は、予算額四百四十七億四千四百万円に対しまして、決算額は四百二十六億七千万余円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額二十億六千二百万円に対して、決算額は十八億四千三百万余円となりました。主なものは一般会計補助金などでございます。
 特別利益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は一千九百万余円でございます。
 次に、軌道事業の営業収益は、予算額三十三億二千四百万円に対し、決算額は二十九億八千四百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額六十億九千七百万円に対して、決算額は二十三億八千五百万余円となりました。
 特別利益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は二万余円でございます。
 次に、新交通事業の営業収益は、予算額六十三億二千八百万円に対し、決算額は六十二億五千三百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額二億一千九百万円に対して、決算額は四千万余円となりました。
 次に、九ページをごらんください。
 懸垂電車事業の営業収益は、予算額一億四千八百万円に対して、決算額は一億二千四百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額六千五百万円に対して、決算額は六百万余円となりました。
 以上、四事業を合わせました交通事業会計の収益的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額六百二十九億八千七百万円に対して、決算額は五百六十三億二千九百万余円で、予算に対する比率は八九・四%、前年度決算額との比率は九三・六%となりました。
 次に、一〇ページをごらんください。支出でございます。
 まず、自動車運送事業の営業費用は、予算額四百五十五億八千三百万円に対して、決算額は四百十七億三百万余円で、主なものは人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額十五億七千七百万円に対して、決算額は十四億三千五百万余円で、主なものは消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 特別損失は、予算額二千万円に対して、決算額は七百万余円でございます。
 次に、軌道事業の営業費用は、予算額三十七億四千五百万円に対して、決算額は三十三億五百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額六十億五千五百万円に対して、決算額は二十三億九千二百万余円でございます。
 次に、新交通事業の営業費用は、予算額六十六億八千七百万円に対して、決算額は六十三億二千百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額六億五千四百万円に対して、決算額は五億余円でございます。
 次に、懸垂電車事業の営業費用は、予算額一億三千六百万円に対して、決算額は一億七百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額七千二百万円に対して、決算額は一千百万余円でございます。
 次に、一一ページをごらんください。
 以上、四事業を合わせた交通事業会計収益的支出の合計は、予算額六百四十五億二千九百万円に対して、決算額は五百五十七億八千五百万余円で、執行率は八六・五%、前年度決算額との比率は九四・八%となりました。
 続きまして、一二ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち、収入でございます。
 まず、自動車運送事業資本的収入は、予算額四十億三千三百万円に対して、決算額は三十二億五千九百万余円でございます。
 次に、軌道事業資本的収入は、予算額四億一千四百万円に対して、決算額は二億余円でございます。
 次に、新交通事業資本的収入は、予算額二十八億四千七百万円に対して、決算額は二十四億七千八百万余円でございます。
 次に、一三ページをごらんください。
 以上、三事業を合わせました交通事業会計の資本的収入の合計でございます。予算額七十二億九千四百万円に対して、決算額は五十九億三千八百万余円で、予算に対する比率は八一・四%となりました。
 次に、一四ページをごらんください。支出でございます。
 まず、自動車運送事業資本的支出は、予算額九十二億四千九百万円に対して、決算額は七十八億一千万余円でございます。
 次に、軌道事業資本的支出は、予算額六億六千七百万円に対して、決算額は五億百万余円でございます。
 次に、新交通事業資本的支出は、予算額三十八億三千二百万円に対して、決算額は三十四億七千万余円でございます。
 以上、交通事業会計資本的支出合計は、予算額百三十七億四千八百万円に対して、決算額は百十七億八千三百万余円で、執行率は八五・七%となりました。
 詳細な内容につきましては、一六ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、高速電車事業会計をご説明いたします。
 恐れ入りますが、七〇ページをごらんください。平成三十年度高速電車事業決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
 営業収益は、予算額一千六百三十四億一千八百万円に対して、決算額は一千六百四十五億七千万余円となりました。
 営業外収益は、予算額百四十七億六千万円に対して、決算額は百四十億二千四百万余円となりました。
 特別利益は予算には計上しておりませんでしたが、決算額は十四億七千四百万余円でございます。
 以上を合計したものが、一番上の行、高速電車事業収益で、予算額一千七百八十一億七千八百万円に対して、決算額は一千八百億六千八百万余円で、予算に対する比率は一〇一・一%、前年度決算額との比率は一〇一・八%となりました。
 続きまして、支出でございます。
 営業費用は、予算額一千四百八億六千九百万円に対して、決算額は一千二百九十五億九千万余円となりました。
 営業外費用は、予算額百三十四億三千七百万円に対して、決算額は百五億四千六百万余円となりました。
 以上を合計したものが、一番上の行、高速電車事業費で、予算額一千五百四十三億六百万円に対して、決算額は一千四百一億三千六百万余円で、執行率は九〇・八%、前年度決算額との比率は九九・五%となりました。
 次に、七一ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち、収入でございます。
 まず、高速電車事業資本的収入は、予算額二百九億四千五百万円に対して、決算額は百六十九億三千九百万余円で、予算に対する比率は八〇・九%となりました。
 次に、七二ページをごらんください。支出でございます。
 高速電車事業資本的支出は、予算額一千六十二億八千三百万円に対して、決算額は九百三億三千九百万余円で、執行率は八五・〇%となりました。
 詳細な内容につきましては、七三ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 最後に、電気事業会計をご説明いたします。
 恐れ入りますが、一〇五ページをごらんください。平成三十年度電気事業決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
 電気事業収益は、予算額十二億八千六百万円に対して、決算額は十七億二千三百万余円で、予算に対する比率は一三四・〇%、前年度決算額との比率は一〇六・八%となりました。
 次に、支出でございます。
 電気事業費は、予算額十二億三千四百万円に対して、決算額は十億一千四百万余円で、執行率は八二・三%、前年度決算額との比率は九六・二%となりました。
 次に、一〇六ページをごらんください。電気事業資本的収入及び支出でございます。
 資本的収入は、予算額、決算額ともにございません。
 資本的支出は、予算額二億八千五百万円に対して、決算額は一億九千七百万余円で、執行率は六九・二%となりました。
 詳細な内容につきましては、次の一〇七ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、一一七ページをごらんください。電気事業剰余金処分計算書(案)でございます。
 右端一番上の行にございますように、当年度末における未処分利益剰余金は六億九千三百万余円となりました。これにつきまして、その二行下の建設改良積立金に全額を積み立てたいと存じます。
 以上で平成三十年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○菅原委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○尾崎委員 六点についてお願いをいたします。
 一つは、事業別の正規職員の新規採用数と非常勤職員数の推移、過去五年分をお願いいたします。
 二つ目は、地下鉄事業におけるバリアフリー化した内容と、二〇一八年度の費用及びホームドア設置の状況、過去五年分と二〇一八年度の取り組み実績をお願いします。
 三つ目が、都バス運転手の勤務時間がわかるものをお願いします。
 四つ目に、コミュニティバスの受託状況、路線と台数、金額などをお願いいたします。
 五番目に、都営地下鉄駅の民間委託状況及び駅別職員配置数をお願いします。
 六番目に、事業別職員数及び人件費割合の推移、過去十年分をお願いいたします。
 以上です。

○菅原委員長 ほか、ございませんか。--ただいま尾崎委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○菅原委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出を願います。
 以上で交通局関係を終わります。

○菅原委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、中央卸売市場長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○黒沼中央卸売市場長 中央卸売市場長の黒沼靖でございます。
 菅原委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事業につきまして、ご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今後とも、当局の事業運営に全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 管理部長で豊洲市場活性化担当部長及び政策企画局都市施設政策担当部長兼務の福崎宏志でございます。事業部長の長嶺浩子でございます。企画担当部長の猪倉雅生でございます。渉外調整担当部長で豊洲にぎわい担当部長兼務の石井浩二でございます。豊洲市場総合調整担当部長で豊洲市場活性化担当部長兼務の西坂啓之でございます。豊洲市場連絡調整担当部長の堀真でございます。市場政策担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長及び政策企画局都市施設政策担当部長兼務の松田健次でございます。財政調整担当部長の猪口太一でございます。移転支援担当部長の赤木宏行でございます。施設担当部長の渡辺正信でございます。環境改善担当部長の佐々木宏章でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長で政策企画局政策調整部都市施設政策担当課長兼務の飯野雄資でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○菅原委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○菅原委員長 これより決算の審査を行います。
 平成三十年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○福崎管理部長豊洲市場活性化担当部長兼務 平成三十年度東京都中央卸売市場会計決算につきまして、お手元の東京都中央卸売市場会計決算説明資料に基づきましてご説明申し上げます。
 一ページをお開き願います。1、平成三十年度東京都中央卸売市場事業決算報告書でございます。
 この報告書では、市場の業務運営に関する収益的収入及び支出と、市場の施設整備に関する資本的収入及び支出の総括的な内容を記載してございます。
 なお、決算額は、予算現額と対比させるために消費税を含んだ金額で表示してございます。
 まず、(1)、収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の科目欄の一番上にございます市場事業収益でございますが、予算現額五千百九十六億六千百三十九万余円に対しまして、決算額は五千百九十億八千百十九万余円で、執行率は九九・九%となってございます。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場事業費でございますが、予算現額六百三十五億五千六百万円に対しまして、決算額は五百六十一億八千二百四十九万余円で、執行率は八八・四%となってございます。
 二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の一番上の市場資本的収入は、表頭左から三番目の項目にございます予算現額七百三十八億三千五百六十万余円に対しまして、決算額は七百二十二億五千三百二十七万余円で、執行率は九七・九%となってございます。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場資本的支出は、予算現額百九十七億七千三百五十七万余円に対しまして、決算額は百六十二億七千七百十三万余円で、執行率は八二・三%となってございます。
 続いて、三ページをお開きください。2、平成三十年度東京都中央卸売市場事業決算説明書でございます。
 ここからは、ただいまご説明申し上げました収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出の内訳となります。
 まず、(1)の収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場事業収益のうちの営業収益でございますが、決算額は百五十三億五千四百八十三万余円で、前年度対比は一〇一・六%となってございます。
 このうちの売上高割使用料でございますが、決算額は三十二億七千四百八万余円で、前年度対比は九七・八%となってございます。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 四ページをお開き願います。
 施設使用料でございますが、決算額は八十五億七千八百八十九万余円で、前年度対比は一〇一・〇%となってございます。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 五ページをごらん願います。雑収益でございます。
 決算額は三十五億百八十五万余円で、前年度対比は一〇七・三%となってございます。これは主に市場関係業者の使用した電気料等の受け入れ収入で、市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 六ページをお開き願います。
 営業外収益でございますが、決算額は四十七億八千五百七十六万余円で、前年度対比は一一七・三%となってございます。
 このうちの受取利息及び配当金でございますが、これは大口定期預金利息等による収入で、決算額は五千五百六十六万余円でございます。
 次に、一般会計補助金でございます。決算額は三十三億六百九十七万余円でございます。
 次の長期前受金戻入でございます。これは国庫補助金等の減価償却見合い分等を収益化したもので、決算額は九億八千八十八万余円でございます。
 その下の消費税及び地方消費税還付金でございますが、平成三十年度はございませんでした。
 七ページをごらん願います。
 雑収益でございますが、これは土地賃貸料等の収入で、決算額は四億四千二百二十三万余円でございます。
 次に、特別利益ですが、これは旧築地市場跡地における有償所管がえに伴う土地の簿価以外の収入で、決算額は四千九百八十九億四千六十万余円でございます。
 八ページをお開き願います。イ、支出でございます。
 市場事業費のうちの営業費用ですが、決算額は二百七十七億八千四百五十一万余円で、前年度対比は一四一・二%となってございます。
 このうちの管理費ですが、市場施設の維持管理に関する経費でございます。決算額は百八十七億七百四十八万余円で、このページから一〇ページにかけまして内訳を記載してございます。
 一一ページをごらん願います。業務費でございます。
 各市場の取引に係る指導監督及び統計等に関する経費でございます。決算額は一億四千百三十五万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一二ページをお開き願います。
 減価償却費でございますが、固定資産の減価償却に関する経費で、決算額は八十四億一千八百八十五万余円でございます。
 次の資産減耗費でございますが、これは固定資産の除却に関する経費で、決算額は五億一千六百八十一万余円でございます。
 一三ページをごらん願います。
 営業外費用でございますが、決算額は四十五億六千百九十六万余円で、前年度対比は二七二・六%となってございます。
 このうちの生鮮食料品流通対策費でございますが、これは生鮮食料品の情報提供、地方卸売市場の指導監督、助成及び豊洲市場移転支援等に関する経費でございまして、決算額は十八億一千四百二十六万余円で、内訳は下の欄に記載してあるとおりでございます。
 一四ページをお開き願います。
 支払い利息及び企業債取扱諸費でございますが、これは企業債に対する利息等に関する経費で、決算額は八億三千九百二十三万余円でございます。
 次の繰延勘定償却でございますが、これは企業債発行差金の償却に関する経費で、決算額は百九十九万余円でございます。
 次の消費税及び地方消費税でございますが、決算額は十億九千八十六万余円でございます。
 一五ページをごらん願います。
 雑支出でございますが、これは非課税売り上げにおける消費税不控除分等の経費で、決算額は八億一千五百五十九万余円でございます。
 次に、特別損失でございますが、これは豊洲市場への移転延期に伴う市場関係業者に対する補償金、旧築地市場の建物施設等の除却関連等の経費で、決算額は二百三十八億三千六百二万余円でございます。
 一六ページをお開き願います。ここからは、(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
 ア、収入でございます。
 市場資本的収入の企業債でございますが、予算現額六十七億五千七百万円に対しまして、決算額は五十九億七千五百万円で、執行率は八八・四%でございます。
 次の国庫補助金でございますが、収入はございませんでした。
 その下のその他資本収入でございますが、予算現額六百六十二億七千七百六十万余円に対しまして、決算額は六百六十二億七千八百二十七万余円で、執行率は一〇〇・〇%でございます。
 一七ページをごらん願います。イ、支出でございます。
 市場資本的支出の建設改良費でございますが、予算現額百六十六億二千九百二万余円に対しまして、決算額は百三十二億一千四百十三万余円で、執行率は七九・五%でございます。
 このうちの施設拡張費でございますが、決算額は百億九千三百十四万余円でございます。
 このページから一八ページにかけまして、市場別の内訳と前年度からの繰越分の内訳を記載してございますので、ご参照願います。
 一九ページをごらん願います。
 施設改良費でございますが、決算額は二十億八百八十五万余円でございます。内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 二〇ページをお開き願います。
 資産購入費でございますが、決算額は三千五百七十八万余円でございます。
 その下の建設利息でございますが、決算額は十億七千六百三十四万余円でございます。
 次の企業債償還金でございますが、決算額は三十億六千三百万円でございます。
 次の投資及び国庫補助金返納金につきましては、支出はございませんでした。
 以上、平成三十年度東京都中央卸売市場事業決算説明書につきましてご説明をいたしました。
 続きまして、二一ページをごらん願います。3、平成三十年度東京都中央卸売市場事業剰余金計算書でございます。
 表頭左から順に、資本金、資本剰余金、利益剰余金につきまして、表側の上から前年度末残高、当年度変動額、当年度末残高等をお示ししてございます。
 二二ページをお開き願います。4、平成三十年度東京都中央卸売市場事業剰余金処分計算書(案)でございます。
 表の二段目の議会の議決による処分額の欄に記載してございますとおり、その他未処分利益剰余金変動額九百六十六万余円につきまして、資本金を増加するよう処分したいと存じます。これは旧築地市場跡地の有償所管がえに伴う国庫補助金の収益化分を資本金へ組み入れるために処分を行うものでございます。
 次に、減債積立金としまして、三千六百二十六億三千三百万円を積み立てたいと存じます。これは将来の企業債償還に備えて積み立てを行うものでございます。
 次に、建設改良積立金からの繰り入れ二十九億三千八百五十四万余円につきまして、未処分利益剰余金を増加させるよう処分したいと存じます。これは豊洲市場への移転延期に伴う市場関係業者に対する補償金につきまして、目的外使用として積立金を取り崩し、その財源とするために処分を行うものでございます。
 これらの処分によりまして、処分後残高は、資本金が四千五百三十三億二千五百三十六万余円、未処分利益剰余金が九百二億五千二百九十七万余円となります。
 二三ページをごらん願います。5、平成三十年度東京都中央卸売市場事業貸借対照表でございます。
 このページから二七ページにかけまして記載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上で平成三十年度東京都中央卸売市場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○菅原委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○尾崎委員 三点、お願いいたします。
 一つは、十一市場の耐震改修等工事費及び修繕工事費の推移、過去十年分をお願いいたします。
 二つ目に、豊洲市場整備にかかわる事業費及び執行額の推移、これは開場までの追加対策費用も含めてお願いをいたします。
 三つ目が、企業債の償還についての一覧をお願いいたします。
 以上です。

○菅原委員長 ほか、ございませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○菅原委員長 ただいま尾崎委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○菅原委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出を願います。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○菅原委員長 これより港湾局関係に入ります。
 初めに、港湾局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○古谷港湾局長 港湾局長の古谷ひろみでございます。
 菅原委員長を初め各委員の皆様方には、港湾局の事務事業につきまして、日ごろから特段のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
 今後とも、事務事業の執行に当たりましては一層努力してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、港湾局の幹部職員を紹介させていただきます。
 総務部長の梅村拓洋でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長及び調整担当部長を兼務しております深井稔でございます。港湾経営部長の相田佳子でございます。港湾振興担当部長の戸谷泰之でございます。臨海開発部長の中村昌明でございます。開発調整担当部長でオリンピック・パラリンピック施設整備担当部長を兼務しております鈴木理でございます。臨海副都心まちづくり推進担当部長の矢部信栄でございます。臨海副都心開発調整担当部長の高角和道でございます。港湾整備部長の山岡達也でございます。計画調整担当部長の和田匡央でございます。離島港湾部長の片寄光彦でございます。島しょ・小笠原空港整備担当部長の松本達也でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の石井均でございます。企画計理課長の渡邊正也でございます。
 なお、本日、技監の原浩は、公務のため、委員会を欠席させていただいております。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○菅原委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○菅原委員長 これより決算の審査を行います。
 平成三十年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び平成三十年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○梅村総務部長 平成三十年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算につきましてご説明を申し上げます。
 最初に、お手元にお配りしてございます資料1、平成三十年度東京都臨海地域開発事業会計決算説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
 三ページ及び四ページにつきましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 恐れ入ります、七ページをお開き願います。平成三十年度東京都臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 開発事業収益の第一項、営業収益は、土地の処分収益と賃貸料収益でございます。
 第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち雑収益は、土地の一時貸付料等でございます。
 第三項、特別利益は、実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額四百五十四億一千二百万円に対しまして、決算額四百八十六億八千八百八十二万余円で、収入率は一〇七・二%となってございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 開発事業費用の第一項、営業費用は、土地の処分原価、一般管理費等でございます。このうち一般管理費は、土地の管理、処分に要する経費と人件費等でございます。
 第二項、営業外費用は、支払い利息等でございます。
 第三項、特別損失は、埋立地の所属がえに伴う損失でございます。
 以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額三百七十六億二千七百万円に対しまして、決算額三百九十八億三千五百六十万余円で、執行率は一〇五・九%となってございます。
 九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 資本的収入の第一項、雑収入は、工事負担金等の収入でございます。
 資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額四億二千六百万円に対しまして、決算額三億八千六百八十四万余円で、収入率は九〇・八%となってございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 資本的支出の第一項、埋立事業費のうち、第一目、埋立地造成費から第五目、埋立諸費にかけましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
 まず、第一目、埋立地造成費は、豊洲・晴海地区防潮護岸整備の経費等でございます。
 第二目、環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。
 第三目、道路橋梁整備費は、実績がございませんでした。
 第四目、埋立改良費は、道路、橋梁の改修経費等でございます。
 第五目、埋立諸費は、埋立地の造成に必要な調査費と人件費等でございます。
 続きまして、第六目、臨海副都心建設費から第八目、臨海副都心諸費にかけましては、臨海副都心地域の埋立地に係る経費でございます。
 第六目、臨海副都心建設費は、臨海副都心の開発に必要な建設費と開発者負担金等でございます。
 第七目、臨海副都心改良費は、設備改良費等でございます。
 第八目、臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な調査費等でございます。
 以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百九十億六百七十万余円に対しまして、決算額七十八億四千九百八十一万余円、翌年度繰越額三十一億四千四百七十三万円で、執行率は四一・三%となってございます。
 一三ページから三〇ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を目ごとに説明を加えましてお示ししてございます。
 また、三三ページ及び三四ページには、損益計算書をお示ししてございます。
 また、三七ページには、剰余金計算書をお示ししてございます。
 恐れ入ります、四一ページをお開き願います。剰余金処分計算書でございます。
 左から四列目、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が八百一億四千三百八十四万余円となっております。これにつきましては、全額を令和元年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
 また、四五ページ以降には、貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で平成三十年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、港湾事業会計の決算を、お手元にお配りしてございます資料2、平成三十年度東京都港湾事業会計決算説明資料に基づきまして説明をさせていただきます。
 三ページ及び四ページにつきましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 恐れ入ります、七ページをお開き願います。平成三十年度東京都港湾事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 港湾事業収益の第一項、営業収益は、港湾施設の使用料収入でございます。
 第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち雑収益は、財産運用収入、光熱水費受け入れ等でございます。
 第三項、特別利益は、実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額四十七億九百万円に対しまして、決算額四十八億九千二百四十八万余円で、収入率は一〇三・九%となってございます。
 恐れ入ります、八ページをお開き願います。支出でございます。
 港湾事業費用の第一項、営業費用は、港湾施設の管理運営に要する経費のほか、減価償却費等でございます。
 第二項、営業外費用は、支払い利息等でございます。
 第三項、特別損失は、実績がございませんでした。
 以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額三十八億三千九百万円に対しまして、決算額三十一億九千四百七十二万余円で、執行率は八三・二%となってございます。
 恐れ入ります、九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 資本的収入の第一項、雑収入は、実績がございませんでした。
 資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百万円に対しまして、決算額ゼロ円でございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 資本的支出の第一項、建設改良費は、港湾施設の整備費等でございます。
 第二項、企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額十億四千四百三十六万余円に対しまして、決算額六億七千四百四十六万余円、翌年度繰越額はなく、執行率は六四・六%となってございます。
 一三ページから二六ページにかけましては、これまでご説明を申し上げました決算報告書の内容を目ごとに説明を加えましてお示ししてございます。
 また、二九ページには、損益計算書をお示ししてございます。
 また、三三ページには、剰余金計算書をお示ししてございます。
 恐れ入りますが、三七ページをお開き願います。剰余金処分計算書(案)でございます。
 左から四列目になりますが、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が百六十四億五千百六十六万余円となってございます。これにつきましては、減債積立金に三千三百二十六万余円を積み立て、資本金に一億一千五百七十二万余円を組み入れまして、残額の百六十三億二百六十七万余円を令和元年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
 次に、四一ページ以降には貸借対照表をお示ししてございますので、後ほどごらんいただければというふうに存じます。
 以上で平成三十年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計につきましての決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

○菅原委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○尾崎委員 十点についてお願いをいたします。
 一つは、臨海地域開発事業会計における土地処分の状況。
 二つ目が、臨海地域開発事業会計における公共用途での土地処分実績。
 三つ目が、臨海地域開発事業会計における資金運用益の推移。
 四番目が、臨海副都心地域の土地処分の実績。
 五つ目が、埋立地の土地処分の実績。
 六番目が、株式会社東京臨海ホールディングスの当期純利益の推移。
 七番目が、東京テレポートセンターに対する臨時駐車場の延べ貸付面積及び貸付料について。
 八番目が、臨海関係第三セクターのビルの入居率の推移について。
 九番目が、臨海副都心用地の長期貸付等に係る賃借料収入の推移。
 最後に、十番目ですが、臨海副都心関連予算及び決算の推移についてお願いいたします。

○菅原委員長 ほかにございませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○菅原委員長 ただいま尾崎委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○菅原委員長 ご異議ないものと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出を願います。
 以上で港湾局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時九分散会

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