平成二十八年度公営企業会計決算特別委員会第二分科会速記録第一号

平成二十九年十月十六日(月曜日)
第二委員会室
午後二時十六分開議
出席委員 十一名
委員長神林  茂君
副委員長おじま紘平君
副委員長細田いさむ君
副委員長米倉 春奈君
平  慶翔君
三宅 正彦君
西沢けいた君
斉藤れいな君
河野ゆりえ君
田の上いくこ君
石川 良一君

欠席委員 なし

出席説明員
水道局局長中嶋 正宏君
技監田村 聡志君
理事総務部長事務取扱黒沼  靖君
職員部長筧   直君
経理部長志村 昌孝君
サービス推進部長小山 伸樹君
浄水部長青木 秀幸君
給水部長尾根田 勝君
建設部長特命担当部長兼務牧田 嘉人君
経営管理担当部長坂井 吉憲君
企画調整担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長
IWA世界会議準備担当部長兼務
小平 基晴君
特命担当部長石井 正明君
設備担当部長横谷  守君
多摩水道改革推進本部本部長岸本 良一君
調整部長金子 弘文君
施設部長今井  滋君
技術調整担当部長本荘谷勇一君
下水道局局長渡辺志津男君
次長津国 保夫君
総務部長安藤  博君
職員部長久我 英男君
経理部長田中 宏治君
計画調整部長中島 義成君
施設管理部長池田 匡隆君
建設部長佐々木宏章君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長
IWA世界会議準備担当部長兼務
鈴木  豊君
技術開発担当部長小団扇 浩君
施設管理担当部長廣木 健司君
流域下水道本部本部長神山  守君
管理部長飯田 一哉君
技術部長猪八重 勇君
病院経営本部本部長内藤  淳君
経営企画部長児玉英一郎君
サービス推進部長谷田  治君
経営戦略担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務大久保達也君
計画調整担当部長末村 智子君
都市整備局東京都技監都市整備局長技監兼務邊見 隆士君
次長小泉  健君
技監上野 雄一君
理事今村 保雄君
理事佐藤 伸朗君
総務部長桜井 政人君
都市づくり政策部長久保田浩二君
住宅政策推進部長佐々木秀之君
都市基盤部長中島 高志君
市街地整備部長選手村担当部長兼務山下 幸俊君
市街地建築部長青柳 一彦君
都営住宅経営部長小野 幹雄君
基地対策部長青山 忠幸君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務佐々木 健君
防災都市づくり担当部長安部 文洋君
多摩ニュータウン事業担当部長宮城 俊弥君
局務担当部長齊藤  敏君

本日の会議に付した事件
平成二十八年度東京都公営企業各会計決算の認定について
水道局関係
・平成二十八年度東京都水道事業会計決算(説明)
・平成二十八年度東京都工業用水道事業会計決算(説明)
下水道局関係
・平成二十八年度東京都下水道事業会計決算(説明)
病院経営本部関係
・平成二十八年度東京都病院会計決算(説明)
都市整備局関係
・平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算(説明)

○神林委員長 ただいまから平成二十八年度公営企業会計決算特別委員会第二分科会を開会いたします。
 このたび、第二分科会委員長に選任いただきました神林茂でございます。本日は、最初の分科会ですので、一言ご挨拶を申し上げます。
 皆さん、大変お疲れさまでございます。今、お話にありましたとおり、当然のことでございますが、平成二十八年度決算、まさに、単なる金銭的な決算ということではなくて、その年に起きた事業がどのような効果があったのか、あるいはどのような結果になったのか、こういうことをしっかりといろいろと審議すると同時に、平成二十九年度以降の東京都の都政にも反映できる大変重要な決算でもございます。
 委員の皆様、そして理事者の皆様含めまして、ご協力をいただく中で、実りある決算の審議にさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、さきの委員会で決定いたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席につきまして申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 なお、分科会での喫煙につきましては、先ほどの打合会で禁煙とすることを申し合わせましたので、ご協力をお願いいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記の五井恵子さんです。佐々木香菜子さんです。
 議案法制課の担当書記の中沢美巳さんです。吉田瑛爾君です。
 皆さん、よろしくお願いいたします。
   〔書記挨拶〕

○神林委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、水道局、下水道局、病院経営本部及び都市整備局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
 これより水道局関係に入ります。
 初めに、水道局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○中嶋水道局長 水道局長の中嶋正宏でございます。よろしくお願い申し上げます。
 神林委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから当局事業につきましてご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 ご審議いただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 技監の田村聡志でございます。多摩水道改革推進本部長の岸本良一でございます。IWA世界会議準備担当理事で総務部長事務取扱の黒沼靖でございます。職員部長の筧直でございます。経理部長の志村昌孝でございます。サービス推進部長の小山伸樹でございます。浄水部長の青木秀幸でございます。給水部長の尾根田勝でございます。特命担当部長を兼務いたします建設部長の牧田嘉人でございます。経営管理担当部長の坂井吉憲でございます。オリンピック・パラリンピック調整担当部長及びIWA世界会議準備担当部長を兼務いたします企画調整担当部長の小平基晴でございます。特命担当部長の石井正明でございます。設備担当部長の横谷守でございます。多摩水道改革推進本部調整部長の金子弘文でございます。多摩水道改革推進本部施設部長の今井滋でございます。多摩水道改革推進本部技術調整担当部長の本荘谷勇一でございます。次に、当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の石井英男でございます。主計課長の芹沢孝明でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○神林委員長 皆さん、よろしくお願いいたします。
 挨拶並びに紹介は終わりました。

○神林委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十八年度東京都水道事業会計決算及び平成二十八年度東京都工業用水道事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○黒沼理事 平成二十八年度東京都水道事業会計及び工業用水道事業会計の決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 恐れ入ります、それではまず、資料、平成二十八年度東京都水道事業会計決算説明資料に基づきましてご説明を申し上げます。
 一ページをお開き願います。決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち、収入の部でございます。
 水道事業収益につきましては、予算額三千七百九億三百万円に対しまして、決算額は三千六百十三億五千五百十万余円となっております。
 営業収益の主なものは給水収益で、水道料金収入でございます。
 営業外収益の主なものは、土地物件収益でございます。
 特別利益の主なものは、用地の売却に伴う差益でございます。
 二ページをお開き願います。支出の部でございます。
 水道経営費につきましては、予算額三千三百七十五億六千八百万円に対しまして、決算額は三千二百二十一億一千三百九十一万余円となっております。
 営業費用のうち主なものは、浄水場や水道管などの施設の維持補修に係る浄水費や配水費、料金徴収に係る業務費、固定資産の減価償却費でございます。
 営業外費用の主なものは、支払い利息及び企業債取扱諸費でございます。
 特別損失は、会計制度の見直しに伴い計上いたしました退職給付引当金の過年度相当分でございます。
 なお、表の欄外に収支差引額を表示してございます。後ほどご参照をお願いいたします。
 三ページをお開き願います。資本的収入及び支出のうち、収入の部でございます。
 資本的収入につきましては、予算額二百三十六億一千万円に対しまして、決算額は二百十五億四百八十一万余円となっております。
 主なものは、企業債、国庫補助金及び一般会計出資金でございます。
 四ページをお開き願います。支出の部でございます。
 資本的支出につきましては、括弧書きで表示しております前年度からの繰越額を含めまして、予算額一千三百十四億八千八百万円に対しまして、決算額は一千二百十三億八千百六十九万余円となってございます。
 建設改良費は、水源開発分担金、施設の建設改良などに要した支出でございます。
 企業債償還金は、建設改良費の財源として借り入れた企業債の償還金でございます。
 なお、表の欄外に資本的収支の差し引き及び補填財源を記載してございます。
 この欄外の3、差引不足額でございますが、括弧書きで表示しておりますとおり、消費税抜きの金額で九百四十四億七千四百三十一万余円となり、減価償却費などの損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
 次の五ページから二九ページにかけましては、ただいまご説明いたしました決算報告書の内容を科目ごとに記載してございます。恐れ入ります、後ほどご参照をお願いしたいと存じます。
 それでは、三〇ページをお開き願います。損益計算書でございます。
 経営成績を明らかにするために、当年度に得た全ての収益と、これに対応する全ての費用、これを消費税抜きの金額で記載したものでございます。
 三一ページをお開き願います。下から四行目にございますとおり、平成二十八年度の当年度純利益は三百三十五億三千六百八十三万余円となってございます。
 恐れ入ります、三二ページをお開き願います。剰余金計算書でございます。
 本ページと次の三三ページに資本金の部及び資本剰余金の部を記載してございます。後ほどご参照をお願いいたします。
 それでは、三四ページをお開き願います。利益剰余金の部の減債積立金につきましては、利益剰余金処分により積み立てました九十四億一千百七十三万余円を企業債の償還に充てたものでございます。
 建設改良積立金につきましては、利益剰余金処分により積み立てた二百三億円を建設改良の財源に充てたものでございます。
 大規模浄水場更新積立金につきましては、利益剰余金処分により五十億円を積み立て、また、十三億九千六百二十七万余円を大規模浄水場の更新に向けた代替浄水施設整備の財源に充てたことによりまして、残額四百二十二億七千四百二十五万余円を繰り越しいたしました。
 三五ページをお開き願います。奥多摩水道施設整備積立金につきましては、四億六千五百二十九万余円を奥多摩町の施設整備の財源に充て、残額四億七千七百三十六万余円を繰り越しいたしました。
 未処分利益剰余金につきましては、前年度末残高の六百六十二億五千四百十万余円を全額処分いたしましたことから、処分後残高はゼロ円となってございます。
 また、当年度末残高は六百五十一億一千十三万余円となってございます。
 三七ページをお開き願います。剰余金処分計算書案でございます。
 中ほどにございます未処分利益剰余金の部でございますが、当年度末残高の六百五十一億一千十三万余円を、資本金への組み入れに三百十五億七千三百三十万余円、予算で定めた予定処分に基づく建設改良積立金に百五十八億円、大規模浄水場更新積立金に五十億円、条例に基づく減債積立金に百二十七億三千六百八十三万余円と、それぞれ処分することといたします。この結果、処分後残高はゼロ円となる予定でございます。
 次の三八ページからは貸借対照表を記載してございます。
 恐れ入ります、四一ページをお開き願います。こちらの表、最下段の資産合計でございますが、平成二十八年度末は二兆六千三百四十八億余円でございまして、前年度と比較して百十六億余円減少してございます。
 四六ページをお開き願います。こちらも最下段の負債合計でございますが、平成二十八年度末は五千五百六十億余円でございまして、前年度と比較して四百六十八億余円減少してございます。
 四八ページをごらん願います。下から二行目の資本合計でございますが、平成二十八年度末は二兆七百八十七億余円でございまして、前年度と比較して三百五十一億余円増加してございます。
 なお、増減内容等につきましては、右側の説明欄に記載してございますので、後ほどご参照をお願いいたします。
 それでは、引き続きまして、東京都工業用水道事業会計決算説明資料に基づきましてご説明を申し上げます。
 恐れ入ります、こちらの資料、平成二十八年度東京都工業用水道事業会計決算説明資料の一ページをお開き願いたく存じます。決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち、収入の部でございます。
 工業用水道事業収益につきましては、予算額十八億六千八百万円に対しまして、決算額は十七億一千二百二万余円となってございます。
 営業収益のうち主なものは給水収益で、工業用水道料金収入でございます。
 営業外収益の主なものは、土地物件収益及び一般会計補助金でございます。
 二ページをお開き願います。支出の部でございます。
 工業用水道経営費につきましては、予算額十八億六千八百万円に対しまして、決算額は十六億八千七百八十三万余円となってございます。
 営業費用のうち主なものは、工業用水道の供給に必要な浄水、配水及び給水施設の維持管理費と固定資産の減価償却費でございます。
 営業外費用のうち主なものは雑支出で、会計制度の見直しに伴い計上いたしました退職給付引当金の過年度相当分でございます。
 なお、表の欄外に収支差引額をお示ししてございます。後ほどご参照をお願いいたします。
 三ページをお開き願います。資本的収入及び支出のうち、収入の部でございます。
 資本的収入につきましては、予算額一億五千六百万円に対しまして、決算額は二億七千五百三十九万余円となってございます。主なものは、一般会計出資金でございます。
 四ページをお開き願います。支出の部でございます。
 資本的支出につきましては、予算額三億六千八百万円に対しまして、決算額は三億三千八百七十四万余円となってございます。
 建設改良費は、浄水及び配水施設の設備改良などに伴う支出でございます。
 なお、表の欄外に資本的収支の差し引き及び補填財源を記載してございます。
 資本的収支の差引不足額は、括弧書きで表示しておりますとおり、消費税抜きの金額で三千九百十五万余円となり、減価償却費などの損益勘定留保資金で補填をいたしました。
 次の五ページから一五ページにかけましては、ただいまご説明いたしました決算報告書の内容を科目ごとに記載してございます。恐れ入ります、後ほどご参照をお願いいたします。
 それでは、恐縮です、一六ページをお開き願います。損益計算書でございます。
 経営成績を明らかにするために、当年度に得た全ての収益と、これに対応する全ての費用を消費税抜きの金額で記載したものでございます。
 一七ページをお開き願います。こちらの四行目に記載してございますとおり、平成二十八年度の当年度の純利益はゼロ円で、収支が均衡いたしております。
 一八ページをお開き願います。剰余金計算書でございます。
 本ページと次の一九ページに資本金の部及び資本剰余金の部を記載してございます。後ほどご参照をお願いいたします。
 一九ページをお開き願います。利益剰余金の部につきましては、未処分利益剰余金の当年度末残高はゼロ円でございます。
 恐れ入ります、二一ページをお開き願います。剰余金処分計算書でございます。
 当年度に処分すべき未処分利益剰余金はございません。
 次の二二ページからは貸借対照表を記載してございます。
 恐れ入ります、二四ページをお開き願います。二四ページの最下段の資産合計でございます。
 平成二十八年度末は三百十三億七千七百十一万余円でございまして、前年度と比較し四億七千六百七十二万余円増加をいたしております。
 二六ページをお開き願います。この表の最下段の負債合計でございます。
 平成二十八年度末は五十八億七千八百二十一万余円であり、前年度と比較し二億三千五百八十四万余円増加をいたしております。
 二七ページをお開き願います。下から二行目の資本合計でございます。
 平成二十八年度末は二百五十四億九千八百八十九万余円でございまして、前年度と比較し二億四千八十七万余円増加をいたしております。
 なお、増減内容等につきましては、右の説明欄に記載してございますので、後ほどご参照をお願いいたします。
 以上、簡単ではございますが、平成二十八年度東京都水道事業会計及び工業用水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○神林委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○米倉委員 十二点お願いいたします。
 一つ目、水需要予測と実績の推移。
 二つ目、八ッ場ダム建設事業費に係る東京都の負担。
 三つ目、多摩川水系、利根川、荒川水系の年間取水量の推移。
 四つ目、各浄水場における自然エネルギー等による発電状況。
 五つ目、水道管路における耐震継ぎ手化の計画と実績。
 六つ目、漏水率の推移。
 七つ目、未納カード発行枚数及び給水停止件数の推移。
 八つ目、監理団体への委託料及び主な委託内容。
 九つ目、国際貢献の新たな取り組みに関する海外出張に要した経費の一覧。
 十番目、収益的収支、資本的収支及び損益勘定留保資金の推移。
 十一番目、職員の超過勤務状況。月別で六十時間以下、六十時間を超えている者、八十時間を超えている者、百時間を超えている者、それぞれの人数について。
 十二番目、水道料金の減免実績。よろしくお願いいたします。

○神林委員長 そのほか、ございますか。よろしいですか。--米倉副委員長より資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で水道局関係を終わります。お疲れさまでした。

○神林委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、下水道局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○渡辺下水道局長 下水道局長の渡辺志津男でございます。よろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の津国保夫でございます。流域下水道本部長の神山守でございます。総務部長の安藤博でございます。職員部長の久我英男でございます。経理部長の田中宏治でございます。計画調整部長の中島義成でございます。施設管理部長の池田匡隆でございます。建設部長の佐々木宏章でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長及びIWA世界会議準備担当部長を兼務いたします鈴木豊でございます。技術開発担当部長の小団扇浩でございます。施設管理担当部長の廣木健司でございます。流域下水道本部管理部長の飯田一哉でございます。流域下水道本部技術部長の猪八重勇でございます。本委員会との連絡を担当いたします総務部総務課長の池島英稔でございます。総務部理財課長の松井裕でございます。経理部会計課長の浦崎祥子でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○神林委員長 皆さん、よろしくお願いします。
 挨拶並びに紹介は終わりました。

○神林委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十八年度東京都下水道事業会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○田中経理部長 平成二十八年度東京都下水道事業会計決算の内容につきまして、お手元にお配りをいたしました東京都下水道事業会計決算説明資料によりご説明を申し上げます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。まず、収益的収入及び支出のうち、収入の部でございます。
 1の下水道事業収益は、区部下水道の事業収益を計上したもので、決算額はBの欄の一番上、三千五百七十六億二千四百余万円となっております。
 このうち営業収益の主なものは、下水道料金と一般会計補助金でございます。一般会計補助金は、雨水処理経費などの行政的経費を一般会計から繰り入れたものでございます。
 その下の営業外収益の主なものは、一般会計補助金と長期前受け金戻入となっております。こちらの一般会計補助金は、建設財源として発行した企業債に係る支払い利息のうち、雨水処理費用相当分などを一般会計から繰り入れたものでございます。長期前受け金戻入は、資産の減価償却などの費用に対応して、その資産の取得に充てた国庫補助金などを収益として計上したものでございます。
 二ページをお開き願います。2の流域下水道事業収益は、流域下水道の事業収益を計上したもので、決算額は三百十三億八千六百余万円となっております。
 営業収益の主なものは、流域下水道管理費負担金収入で、これは、流域下水道の維持管理に要する経費の市町村負担分でございます。
 営業外収益の主なものは長期前受け金戻入で、区部と同様、資産の減価償却などに合わせて対応する国庫補助金などを収益として計上したものでございます。
 以上、区部と流域の収益的収入の合計は、最終行にございますように、予算額四千三十八億八千二百万円に対しまして、決算額は三千八百九十億一千余万円となっております。
 三ページをお開き願います。支出の部でございます。
 1の下水道管理費は、区部下水道の施設の維持管理などに要した費用を計上したもので、決算額は三千百二億四千三百余万円となっております。
 営業費用の主なものは、管渠費、ポンプ場費、処理場費などの維持管理費用と固定資産の減価償却費で、営業外費用の主なものは企業債の支払い利息でございます。
 四ページをお開き願います。2の流域下水道経営費でございます。
 これは、流域下水道の施設の維持管理などに要した費用を計上したもので、決算額は三百七億二千七百余万円となっております。
 営業費用の主なものは、処理場管理費などの維持管理費用と固定資産の減価償却費で、営業外費用の主なものは企業債の支払い利息でございます。
 以上、区部と流域の収益的支出の合計は、最終行にございますように、予算額三千六百五十三億二百万円に対しまして、決算額は三千四百九億七千百余万円となっております。
 なお、その下の表に記載してございますように、収益的収入合計と収益的支出合計の差引額は四百八十億三千九百余万円で、当期純利益は、その下の括弧の中、消費税抜きの金額三百八十九億五千二百余万円でございます。
 五ページをお開き願います。次は、資本的収入及び支出のうちの収入の部でございます。
 1の下水道事業資本的収入は、区部下水道の建設改良事業などに充当する収入を計上したもので、決算額は千八百二十一億六百余万円となっております。
 その主なものは、企業債、一般会計出資金及び国庫補助金でございます。
 六ページをお開き願います。2の流域下水道事業資本的収入の決算額は百四十二億二千余万円となっております。その主なものは、企業債、国庫補助金及び市町村負担金収入でございます。
 以上、区部と流域の資本的収入の合計は、最終行にございますように、予算額二千百七十四億六千二百万円に対しまして、決算額は千九百六十三億二千六百余万円となっております。
 七ページをお開き願います。支出の部でございます。
 1の下水道事業資本的支出は、区部下水道の建設改良事業費などを計上したもので、決算額は三千五百十三億五千二百余万円となっております。
 このうち下水道建設改良費は、下水道の施設整備に要した工事費などを計上したものでございます。
 また、企業債償還金は、建設改良事業に充当した企業債の償還金を計上したものでございます。
 八ページをお開き願います。2の流域下水道事業資本的支出は、流域下水道の建設改良事業費などを計上したもので、決算額は二百二億三千八百余万円となっております。
 区部と流域の資本的支出の合計は、最終行にございますように、予算額四千百十七億四千八百余万円に対しまして、決算額は三千七百十五億九千百余万円となっております。
 なお、その下の表には、資本的収支の差し引き及び差引資金不足額をお示ししてございます。
 差引資金不足額二千十四億五千八百余万円は、下の括弧書きのとおり、前年度からの繰越工事資金及び損益勘定留保資金などで補填をいたしました。
 次の九ページから二一ページまでは、ただいまご説明いたしました収入、支出の明細でございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
 恐れ入りますが、二二ページに進ませていただきます。二二ページから二五ページまでは、剰余金計算書でございます。
 金額欄のうち左側には、二十八年度における増減の動きを、右側には当年度末の残高を表示しております。
 まず、資本金でございます。当年度末残高は二兆二千二百十一億八千四百余万円となっております。
 次に、資本剰余金でございます。国庫補助金などの科目ごとに、次のページにわたって表示をしております。
 二三ページをお開き願います。科目欄の下段は、資本剰余金合計でございます。
 当年度末残高は二千四百二十六億一千百余万円となっております。
 二四ページをお開き願います。こちらは、利益剰余金でございます。
 減債積立金などの科目ごとに、次のページにわたって表示をしております。
 二五ページをお開き願います。科目欄の一番上は、未処分利益剰余金でございます。
 当年度末の未処分利益剰余金の残高は八百五十三億五千八百余万円となっております。
 下の段の資本合計でございますが、当年度末残高は、金額欄の最終行にございますとおり、二兆五千五百六億七千八百余万円となっております。
 二六ページをお開き願います。剰余金処分計算書の案でございます。
 科目欄の下段、未処分利益剰余金の当年度末残高は八百五十三億五千八百余万円でございます。
 この残高から、1の資本金への組み入れとして、当年度取り崩した積立金に相当する額三百五十六億一千四百余万円を、2の減債積立金として、区部下水道事業の当期純利益の金額三百八十五億五千二百余万円を、3の改良積立金として、流域下水道事業の繰越利益剰余金のうち十八億六千四百万円をそれぞれ処分したいと存じます。
 これらの処分をした後の残高九十三億二千七百余万円を未処分利益剰余金として翌年度へ繰り越したいと存じます。
 次の二七ページ以降は、これまでご説明申し上げました内容を貸借対照表にまとめたものでございます。
 三〇ページをお開き願います。三〇ページ、上から三段目、平成二十八年度末の貸借対照表の資産合計でございますが、五兆八千百億五千三百余万円となっております。
 三二ページをお開き願います。ページの一番下、負債合計は三兆二千五百九十三億七千五百余万円でございます。
 三三ページをお開き願います。ページの下から二段目、資本合計は二兆五千五百六億七千八百余万円でございます。
 最後に、表の一番下の負債と資本を合わせた額は、資産と同額の五兆八千百億五千三百余万円となっております。
 以上、簡単ではございますが、平成二十八年度東京都下水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○神林委員長 ありがとうございました。説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○河野委員 七点お願いします。
 一つ、二十三区における主な浸水被害状況の推移。
 二つ、監理団体への委託内容と委託料の推移。
 三つ、区部下水道事業における収益的収支、資本的収支及び損益勘定留保資金の推移。
 四つ、再生可能エネルギー等における主な発電設備の規模と発電量の実績と推移。
 五つ、下水道マンホールと下水道管の接続部の耐震化が完了した施設数の推移と仮設トイレの設置ができるマンホールの数。
 六つ、職員の超過勤務状況。昨年度について月別でお願いしたいのですが、六十時間以下、六十時間を超える者、八十時間を超える者、百時間を超える者、それぞれ人数についてお願いします。
 七つ、料金減免を受けている生活扶助世帯等の減免件数と減免金額及び世帯人数別一覧です。
 以上、七点です。

○神林委員長 そのほか、ございますか。よろしいですか。--ただいま河野委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で下水道局関係を終わります。お疲れさまでございました。

○神林委員長 これより病院経営本部関係に入ります。
 初めに、病院経営本部長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○内藤病院経営本部長 改めまして、病院経営本部長の内藤淳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 病院経営本部職員一同、事務事業の適切かつ円滑な執行に全力で取り組んでまいりますので、神林委員長を初め委員の皆様方にはご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 それでは、当本部の幹部職員をご紹介させていただきます。
 経営企画部長の児玉英一郎でございます。サービス推進部長の谷田治でございます。経営戦略担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします大久保達也でございます。計画調整担当部長の末村智子でございます。当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の船尾誠でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○神林委員長 よろしくお願いいたします。
 挨拶並びに紹介は終わりました。

○神林委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十八年度東京都病院会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○児玉経営企画部長 平成二十八年度東京都病院会計決算の内容につきましてご説明申し上げます。
 なお、これからご説明いたします内容のうち、金額につきましては、百万円未満を四捨五入して説明させていただきます。
 それでは、お手元にお配りしてございます資料、平成二十八年度東京都病院会計決算説明資料をごらんください。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。1、平成二十八年度東京都病院事業決算報告書でございます。
 これは、予算現額と消費税込みの決算額を対比したものでございます。
 (1)、収益的収入及び支出でございますが、これは、病院の運営に関する収支の状況をあらわしたものでございます。表の上段、病院事業収益は、予算現額一千七百十四億三千七百万円、決算額一千六百億四百万円で、収入率九三・三%となっております。
 表の中ほどにございます病院事業費用は、予算現額一千七百四十四億九千六百万円、決算額一千六百三十六億四千六百万円で、執行率九三・八%となっております。
 二ページをお開き願います。
 (2)、資本的収入及び支出でございますが、これは、施設と設備の整備に要する経費の経理状況をあらわしたものでございます。表の上段、資本的収入は、予算現額二十九億六千六百万円、決算額八億三千四百万円で、収入率二八・一%となっております。
 表の中ほどにあります資本的支出は、予算現額百八十二億二千六百万円、決算額百六十六億八千三百万円で、執行率九一・五%となっております。
 なお、欄外の(注)1にございますように、資本的収入額が資本的支出額に不足する額百五十八億五千万円は、損益勘定留保資金等で補填いたしました。
 三ページをごらんください。2、平成二十八年度東京都病院事業損益計算書でございます。損益計算書は、事業活動の実態を見るという趣旨から、消費税抜きで表示しております。表の上段部分が収益、中ほどから下が費用でございます。
 下の小さな表の一段目の純損益欄をごらんください。平成二十八年度決算では三十六億八千万円の純損失を計上いたしました。これは、旧府中病院の建物等の撤去及び除却による特別損失の計上等によるものでございます。
 次に、四ページをお開きください。3、平成二十八年度東京都病院事業決算説明書でございます。
 このページから七ページにかけまして、病院事業収益及び病院事業費用の科目別、病院別内訳を総括的に記載してございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、八ページをお開き願います。(3)、収益的収入及び支出でございます。
 このページから三六ページまでは、収入と支出の科目ごとに、平成二十七年度決算額との対比を行っております。
 初めに、八ページのア、収益的収入でございますが、表の上段、医業収益の決算額は一千三百五十億六千万円でございまして、前年度と比較して十六億一千四百万円の増となっております。
 その内訳といたしまして、まず、次の行にございます入院収益が、前年度と比較して二億九千六百万円の増となっております。
 表に、病院別の延べ入院患者数、金額及び患者一人当たりの単価をそれぞれ前年度と比較して記載してございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、一〇ページをお開き願います。外来収益でございます。
 前年度と比較しまして九億三千六百万円の増となっております。これは、駒込病院における外来化学療法の件数増加による単価の増などに伴うものでございます。
 表に、病院別の延べ外来患者数等を同様に記載しております。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、一一ページをごらんください。一般会計負担金でございます。
 前年度と比較して四億五千万円の増となっております。
 次の一二ページから一四ページにかけましては、その他医業収益といたしまして、特別入院室料、診断書諸証明等を記載しております。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、一五ページをお開き願います。表の上段の医業外収益でございます。
 決算額は二百四十八億九千七百万円でございまして、前年度と比較して九億四千六百万円の増となっております。
 その内訳といたしまして、一五ページに記載しております受取利息及び配当金に続きまして、次の一六ページに記載しております一般会計負担金と、一七ページに記載しております一般会計補助金がございます。
 次の一八ページから二一ページまでは国庫補助金を、その先の二二ページには長期前受け金戻入を、二三ページから二四ページには、その他医業外収益としまして土地賃貸料や不用品売却収益などを記載しております。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、二五ページをごらんください。このページから収益的支出を記載しております。
 まず、表の上段、医業費用の決算額は一千五百二十九億九千万円でございまして、前年度と比較して三十四億二千七百万円の増となっております。
 その内訳といたしまして、次の行の給与費がございますが、前年度と比較して二十八億八千三百万円の増となっております。
 次に、二七ページをお開き願います。材料費でございます。
 診療に必要な薬品や診療材料などでございますが、前年度と比較して四億二千四百万円の増となっております。これは、主に入院や外来の医業収益の増に伴うものでございます。
 次に、二八ページをお開き願います。経費でございます。
 病院の運営に要する光熱水費や修繕料、委託料、賃借料などでございまして、前年度と比較して一億二千百万円の増となっております。
 次の二九ページ及び三〇ページは減価償却費、三一ページは資産減耗費、おめくりいただきまして、三二ページには研究研修費を記載しております。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、三三ページをごらんください。このページから医業外費用でございます。
 決算額は、表の上段にございますように、七十六億六千百万円で、その内訳は支払い利息及び企業債取扱諸費のほか、一枚おめくりいただいて、三四ページの長期前払い消費税勘定償却、次の三五ページの雑支出でございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、三六ページをお開き願います。特別損失でございます。
 決算額は二十九億八千六百万円でございまして、これは、旧府中病院の建物等の撤去及び除却等によるものでございます。
 次に、三七ページをごらんください。資本的収入及び支出でございます。
 このページから四六ページにかけましては、工事の有無等により、年度によって金額が大きく変わりますことから、予算現額と決算額との対比を行っております。
 初めに、三七ページのア、資本的収入でございます。
 資本的収入の主なものは企業債で、病院の施設整備及び医療器械の整備等に充当したものでございます。
 次に、三八ページをお開き願います。イ、資本的支出でございますが、表の上段、建設改良費の決算額は八十七億七千三百万円でございます。
 内訳は、まず工事費は九億三千四百万円でございます。工事の詳細につきましては、このページから四〇ページにかけまして病院別にお示ししてございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 次に、四一ページをお開き願います。器械及び備品購入費で、決算額は五十八億九百万円でございます。
 詳細は、このページから四三ページにかけまして病院別に記載してございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、四四ページをお開き願います。リース資産購入費で、決算額は十六億八千四百万円でございます。
 次に、四五ページをごらんください。諸権利金で、決算額は一千六百万円でございます。これは、借り上げ職務住宅の敷金に要する経費でございます。
 下段は、建設改良諸費で、決算額は三億二千九百万円でございます。これは、工事に伴う設計委託やシステムの更新などに要する経費でございます。
 続きまして、四六ページをお開き願います。企業債償還金で、決算額は七十九億一千百万円でございます。
 これは、病院建設等に当たって発行いたしました企業債元金の償還に要した経費でございます。
 次に、四七ページをごらんください。4、平成二十八年度東京都病院事業剰余金計算書でございます。
 次の四八ページにかけまして、事項ごとに当年度変動額の内訳を記載してございます。
 四八ページの表の中央にございます未処分利益剰余金の当年度末残高は、二億七千五百万円となってございます。
 これは、減債積立金の使用三十九億五千五百万円と、当年度純損失三十六億八千万円と差し引きによるものでございます。
 次に、四九ページをごらんください。5、平成二十八年度東京都病院事業剰余金処分計算書案でございます。
 表の右側にございます未処分利益剰余金の当年度末残高二億七千五百万円につきましては、全額を資本金として処分したいと存じます。
 一枚おめくりいただいて、次の五〇ページから五五ページにかけましては、6、平成二十八年度東京都病院事業貸借対照表でございます。
 それぞれの事項ごとに増減説明を記載してございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上をもちまして、平成二十八年度東京都病院会計決算の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○神林委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○米倉委員 八点、要求させていただきます。
 一つ目、都立病院における経営指標の推移。
 二つ目、施設整備関連経費の一般会計繰入金の推移。
 三つ目、設備整備関連経費以外の一般会計繰入金の病院別推移。
 四つ目、都立病院の医師、看護要員及び医療技術員等の定数及び現員の推移。
 五つ目、各都立病院の産婦人科、小児科及び麻酔科常勤医師の定数及び現員の推移。
 六つ目、各都立病院の分娩件数の推移及び周産期医療受け入れ件数の推移。
 七つ目、各都立病院の薬剤師の定数及び現員の推移。
 八つ目、各都立病院のその他医業収益のうち個室使用料の収入の推移。
 以上、お願いします。

○神林委員長 そのほか、ございますか。よろしいですか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 米倉副委員長より資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で病院経営本部関係を終わります。どうもお疲れさまでした。

○神林委員長 これより都市整備局関係に入ります。
 初めに、東京都技監から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○邊見東京都技監 東京都技監の邊見隆士でございます。都市整備局長及び局の技監を兼務してございます。
 神林委員長を初め第二分科会の委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りながら、事務事業の適切かつ円滑な運営を図るとともに、安全で快適な都市づくりを進めるため、一層の努力をいたす所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは、お手元の理事者名簿に従いまして、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
 次長の小泉健でございます。技監の上野雄一でございます。住宅担当理事の今村保雄でございます。航空政策・交通基盤整備・交通政策担当理事の佐藤伸朗でございます。総務部長の桜井政人でございます。都市づくり政策部長の久保田浩二でございます。住宅政策推進部長の佐々木秀之でございます。都市基盤部長の中島高志でございます。市街地整備部長で選手村担当部長を兼務しております山下幸俊でございます。市街地建築部長の青柳一彦でございます。都営住宅経営部長の小野幹雄でございます。基地対策部長の青山忠幸でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務してございます佐々木健でございます。防災都市づくり担当部長の安部文洋でございます。多摩ニュータウン事業担当部長の宮城俊弥でございます。局務担当部長の齊藤敏でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の佐久間巧成ございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○神林委員長 皆さん、よろしくお願いいたします。
 挨拶並びに紹介は終わりました。

○神林委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○桜井総務部長 平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算につきましてご説明を申し上げます。
 お手元に配布の東京都都市再開発事業会計決算説明資料をごらんいただきたいと存じます。
 一ページの決算の総括につきましては、先ほど開かれました委員会で都技監からご説明申し上げましたので、説明は省略させていただきます。
 続いて、七ページをお開き願います。平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算報告書でございます。
 決算額は、予算額との対比のため、消費税額及び地方消費税額を含んだ額を表記してございます。
 まず(1)、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
 第一項の営業収益は、環状二号線地区の敷地等処分収益でございます。
 第二項の営業外収益は、受取利息などでございます。
 収益的収入の合計を表の一番下に記載してございますが、予算現額に対する決算額は千四百十八億三千四百万余円、収入率は九九・二%でございます。
 恐れ入ります、八ページをお開き願います。支出でございますが、第一項の営業費用は、環状二号線地区の敷地等処分原価などが主な内容でございます。
 第二項の営業外費用は、雑支出でございますが、過年度分の消費税及び地方消費税の納付金でございます。
 収益的支出の合計を表の一番下に記載してございますが、予算現額に対する決算額は一千四百二十四億五千二百万余円、執行率は九九・六%でございます。
 九ページをごらんください。(2)、資本的収入及び支出のうち収入でございます。
 主な事業内容についてご説明をいたします。
 第一項の公営企業会計出資金は、泉岳寺駅地区における事業実施に向けた調査などの費用に充当する高速電車事業会計からの繰入金でございます。
 第二項の一般会計負担金は、公共施設の建設などの費用に充当する一般会計からの繰入金でございます。
 資本的収入の合計でございますが、予算現額に対する決算額は六億二千五百万余円、収入率は四二・五%でございます。
 恐れ入ります、一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 主な事業内容についてご説明をいたします。
 第一項の都市再開発事業費は、事業に係る職員の人件費、用地費及び公共施設工事費などを支出したものでございます。
 資本的支出の合計でございますが、予算現額に対する決算額は十四億二百万余円、執行率は六〇・九%でございます。
 一一ページから二六ページにかけましては、これまでにご説明申し上げた決算報告書の内容を各目ごとに説明を加え、まとめたものでございます。
 また、二七ページから三三ページまでは、損益計算書と剰余金計算書を記載してございます。
 恐れ入ります、三七ページをお開き願います。剰余金処分計算書でございます。
 表の右側、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が五十七億六千七百万余円となっておりまして、これにつきまして、全額を平成二十九年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
 最後となりますが、三九ページ以降に貸借対照表を記載してございます。
 簡単ではございますが、以上をもちまして平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○神林委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○河野委員 二点お願いします。
 一つ、都市再開発事業会計施行地区の事業費と財源及び施設建設物の規模。
 二つ目、各施行地区の進捗状況と今後の予定。
 以上、二点です。

○神林委員長 そのほか、ございますか。よろしいですか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 河野委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○神林委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で都市整備局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時十八分散会

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