平成二十六年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会速記録第一号

平成二十七年十月十六日(金曜日)
第一委員会室
午後二時九分開議
出席委員 十一名
委員長崎山 知尚君
副委員長栗林のり子君
副委員長尾崎あや子君
副委員長田中たけし君
小林 健二君
堀  宏道君
小松 久子君
ほっち易隆君
田中 朝子君
新井ともはる君
小宮あんり君

欠席委員 なし

出席説明員
交通局局長塩見 清仁君
次長鈴木 尚志君
総務部長小泉  健君
職員部長土岐 勝広君
資産運用部長広瀬 健二君
電車部長岡本 恭広君
自動車部長渡邉 範久君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長野崎 誠貴君
企画担当部長根木 義則君
安全管理担当部長裏田 勝己君
鉄軌道事業戦略担当部長仁田山芳範君
バス事業経営改善担当部長牧野 和宏君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長谷本 俊哉君
中央卸売市場市場長岸本 良一君
管理部長野口 一紀君
事業部長白川  敦君
新市場整備部長飯田 一哉君
市場政策担当部長金子 光博君
財政調整担当部長坂田 直明君
移転支援担当部長長田  稔君
新市場事業推進担当部長櫻庭 裕志君
移転調整担当部長赤木 宏行君
基盤整備担当部長若林 茂樹君
施設整備担当部長佐藤 千佳君
港湾局局長武市  敬君
技監石山 明久君
総務部長浜 佳葉子君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック開催準備担当部長兼務中村 昌明君
調整担当部長矢部 信栄君
港湾経営部長古谷ひろみ君
港湾経営改革担当部長蔵居  淳君
臨海開発部長山口 祐一君
開発調整担当部長オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長兼務原   浩君
営業担当部長有金 浩一君
港湾整備部長小野 恭一君
計画調整担当部長角  浩美君
離島港湾部長小林 英樹君
島しょ・小笠原空港整備担当部長神山 智行君

本日の会議に付した事件
平成二十六年度東京都公営企業各会計決算の認定について
交通局関係
・平成二十六年度東京都交通事業会計決算(説明)
・平成二十六年度東京都高速電車事業会計決算(説明)
・平成二十六年度東京都電気事業会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・平成二十六年度東京都中央卸売市場会計決算(説明)
港湾局関係
・平成二十六年度東京都臨海地域開発事業会計決算(説明)
・平成二十六年度東京都港湾事業会計決算(説明)

○崎山委員長 ただいまから平成二十六年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
 このたび第一分科会委員長に選任をいただきました崎山知尚でございます。本日は最初の分科会ですので、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
 本日から、事実上、二十六年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会の審査がスタートをいたします。委員の皆様方におかれましては、予算ももちろん大事な審査でありますけれども、当初の目的どおり、しっかりと事業が執行されているのか、効率的に行われているのか、決算の審査を慎重に、しかも効率的にスムーズに進めたいと思いますので、長丁場になりますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、さきの委員会で決定いたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせたので、ご了承願います。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記の渡辺征俊君です。高橋良君です。
 議案法制課の担当書記の井上雅樹君です。
 調査部の担当書記の沖あすかさんです。
 どうぞよろしくお願いいたします。
   〔書記挨拶〕

○崎山委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、交通局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○塩見交通局長 交通局長の塩見清仁でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の鈴木尚志でございます。総務部長の小泉健でございます。職員部長の土岐勝広でございます。資産運用部長の広瀬健二でございます。電車部長の岡本恭広でございます。自動車部長の渡邉範久でございます。車両電気部長の石井明彦でございます。建設工務部長の野崎誠貴でございます。企画担当部長の根木義則でございます。安全管理担当部長の裏田勝己でございます。鉄軌道事業戦略担当部長の仁田山芳範でございます。バス事業経営改善担当部長の牧野和宏でございます。技術調整担当部長の奥津佳之でございます。技術管理担当部長の谷本俊哉でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の武田康弘でございます。財務課長の市川雅明でございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○崎山委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○崎山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十六年度東京都交通事業会計決算、平成二十六年度東京都高速電車事業会計決算及び平成二十六年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○小泉総務部長 平成二十六年度の決算につきまして、お手元の平成二十六年度決算説明資料によりご説明申し上げます。
 表紙をおめくりください。平成二十六年度決算の収支概要でございます。
 左側の表側にありますとおり、収益的収支と資本的収支に大別されます。
 まず、上段の収益的収支につきまして、交通局が所管する三会計の合計で申し上げます。
 表の右端の合計欄、一行目の収入総額、二千二十三億七千万円に対しまして、支出総額は、その下の一千八百七十三億二千三百万円でございます。この結果、純損益は、その下の百五十億四千七百万円の黒字となりました。
 この収益的収支につきまして、事業ごとに損益の状況をご説明いたします。
 まず、表の一番左側の自動車運送事業でございます。表の中ほど二重線の二行上の経常損益は五億九千四百万円の赤字、その二行上の純損益は十九億五千九百万円の赤字となりました。
 次に、軌道事業でございますが、経常損益は二億四千四百万円の赤字、純損益は三億一千百万円の赤字となりました。
 次の新交通事業につきましては、経常損益が十一億六千五百万円の赤字、純損益は十二億一千二百万円の赤字となりました。
 また、懸垂電車事業につきましては、経常損益が一千二百万円の黒字、純損益は一千万円の黒字となりました。
 以上、四事業を合計しました交通事業会計全体の経常損益は十九億九千百万円の赤字、純損益は三十四億七千百万円の赤字となりました。
 次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益は百八十七億五千三百万円の黒字、純損益は百八十五億七千八百万円の黒字となりました。
 次に、電気事業会計でございます。経常損益は十億九千二百万円の黒字、純損益は五千九百万円の赤字となりました。
 次に、資本的収支をご説明いたします。三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄の中ほどの二重線の下にございますように、収入総額は二百億一千六百万円で、支出総額は、その一行下の八百八十億三千七百万円となり、その三行下の差引資金不足額は六百九十一億四千六百万円となりました。この不足額につきましては、その一行下の補填財源等である損益勘定留保資金などにより補填いたしまして、一番下の行の当年度末累積資金残は一千三十億三百万円となりました。
 なお、二枚おめくりいただきました一ページ以降に平成二十六年度決算総括表、さらに、三ページ以降に、より詳細な内容が記載された決算総表がございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、予算に対する決算の内容を各会計ごとにご説明いたします。
 八ページをごらんください。平成二十六年度交通事業決算報告書でございます。
 八ページから一四ページにかけて、自動車運送、軌道、新交通、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載しております。
 なお、予算、決算対比につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としております。
 まず、八ページの収益的収入及び支出のうち収入でございます。
 自動車運送事業の営業収益は、予算額四百五億六千五百万円に対しまして、決算額は三百八十四億七千百万余円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額十三億四千七百万円に対して、決算額は十五億四千六百万余円となりました。主なものは一般会計補助金などでございます。
 特別利益は、予算額二億四千万円に対して、決算額は三億六千五百万余円でございます。
 次に、軌道事業の営業収益は、予算額二十九億六千八百万円に対し、決算額は二十七億八百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額二十七億四千万円に対して、決算額は八億一千三百万余円となりました。
 特別利益は、予算額一千六百万円に対して、決算額は一千四百万余円でございます。
 次に、新交通事業の営業収益は、予算額五十億六千五百万円に対し、決算額は四十九億九千万余円となりました。
 営業外収益は、予算額二億四千六百万円に対して、決算額は三千七百万余円となりました。
 特別利益は、予算額一千七百万円に対して、決算額は一千五百万余円でございます。
 次の九ページをごらんください。懸垂電車事業の営業収益は、予算額一億三千百万円に対して、決算額は一億一千七百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額三千八百万円に対して、決算額は四百万余円となりました。
 特別利益は、予算額百万円に対して、決算額は六十万余円でございます。
 以上、四事業を合わせました交通事業会計の収益的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額五百三十三億七千四百万円に対して、決算額は四百九十億八千五百万余円で、予算に対する比率は九二・〇%、前年度決算額との比率は一〇三・一%となりました。
 次の一〇ページをごらんください。支出でございます。
 まず、自動車運送事業の営業費用は、予算額四百億九千七百万円に対して、決算額は三百八十六億八千六百万余円で、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額二十億三千三百万円に対して、決算額は十七億二千四百万余円で、主なものは、消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 特別損失は、予算額十八億九千九百万円に対して、決算額は十七億三千万余円で、主なものは、地方公営企業会計制度の見直しに伴い計上いたしました引当金の過年度相当分などでございます。
 次に、軌道事業の営業費用は、予算額三十一億七千七百万円に対して、決算額は二十九億三千二百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額二十七億三千二百万円に対して、決算額は八億一千四百万余円でございます。
 特別損失は、予算額九千万円に対して、決算額は八千二百万余円でございます。
 次に、新交通事業の営業費用は、予算額六十億五千七百万円に対して、決算額は五十六億三千百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額九億二千九百万円に対して、決算額は五億四千七百万余円でございます。
 特別損失は、予算額九千三百万円に対して、決算額は六千二百万余円でございます。
 次の一一ページをごらんください。懸垂電車事業の営業費用は、予算額一億二千万円に対して、決算額は九千九百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額四千五百万円に対して、決算額は九百万余円でございます。
 特別損失は、予算額四百万円に対して、決算額二百万余円でございます。
 以上、四事業を合わせた交通事業会計収益的支出の合計は、予算額五百七十二億七千六百万円に対して、決算額は五百二十三億二千三百万余円で、執行率は九一・四%、前年度決算額との比率は一〇九・五%となりました。
 続きまして、一二ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち収入でございます。
 まず、自動車運送事業資本的収入は、予算額八千三百万円に対して、決算額は一億四千百万余円でございます。
 次に、軌道事業資本的収入は、予算額百万円を計上しておりましたが、決算額はございませんでした。
 次に、新交通事業資本的収入は、予算額四十一億四千五百万円に対して、決算額は三十九億九千万余円でございます。
 以上、三事業を合わせました交通事業会計の資本的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額四十二億二千九百万円に対して、決算額は四十一億三千二百万余円で、予算に対する比率は九七・七%となりました。
 次の一三ページをごらんください。支出でございます。
 まず、自動車運送事業資本的支出は、予算額六十六億六千九百万円に対して、決算額は五十六億二千九百万余円でございます。
 次に、軌道事業資本的支出は、予算額四億二千五百万円に対して、決算額は二億五千百万余円でございます。
 次に、新交通事業資本的支出は、予算額四十一億四千五百万円に対して、決算額は三十九億九千六百万余円でございます。
 以上、交通事業会計資本的支出の合計は、予算額百十二億三千九百万円に対して、決算額は九十八億七千七百万余円で、執行率は八七・九%となりました。
 詳細な内容につきましては、一五ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、六二ページをごらんください。交通事業欠損金処理計算書(案)でございます。
 表頭、中ほどの資本剰余金につきまして、当年度末残高百十億六千三百万余円のうち、地方公営企業会計制度の見直しに伴い、過去に除却した資産に係る補助金等百八億九千百万余円を処分し、資本金に組み入れたいと存じます。
 次に、高速電車事業会計をご説明いたします。
 七三ページをごらんください。平成二十六年度高速電車事業決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございます。
 営業収益は、予算額千四百九十億九千九百万円に対して、決算額は千四百八十三億三千七百万余円となりました。
 営業外収益は、予算額百四十二億五千七百万円に対して、決算額は百二十六億九千六百万余円となりました。
 特別利益は、予算額四億八千三百万円に対して、決算額は二十八億七千九百万余円でございます。
 以上を合計したものが、一番上の行、高速電車事業収益で、予算額千六百三十八億三千九百万円に対して、決算額は千六百三十九億一千三百万余円で、予算に対する比率は一〇〇・〇%、前年度決算額との比率は一一〇・五%となりました。
 続きまして、支出でございます。
 営業費用は、予算額千三百十七億三千五百万円に対して、決算額は千二百四十五億二百万余円となりました。
 営業外費用は、予算額百九十億四千四百万円に対して、決算額は百六十五億六千四百万余円となりました。
 特別損失は、予算額三十一億五千九百万円に対して、決算額は三十億五千四百万余円でございます。
 以上を合計したものが、一番上の行、高速電車事業費で、予算額千五百三十九億三千八百万円に対して、決算額は千四百四十一億二千百万余円で、執行率は九三・六%、前年度決算額との比率は一〇九・五%となりました。
 次の七四ページをごらんください。資本的収入及び支出のうち収入でございます。
 まず、高速電車事業資本的収入は、予算額百九十二億七千四百万円に対して、決算額は百五十八億八千七百万余円で、予算に対する比率は八二・四%となりました。
 次の七五ページをごらんください。支出でございます。
 高速電車事業資本的支出は、予算額一千億九千二百万円に対して、決算額は七百九十二億八千九百万余円で、執行率は七九・二%となりました。
 詳細な内容につきましては、七六ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、九七ページをごらんください。高速電車事業欠損金処理計算書(案)でございます。
 表頭、中ほどの資本剰余金につきまして、当年度末残高一千十億余円のうち十三億八千四百万余円を処分し、欠損金を補填したいと存じます。この結果、表の右下にございます翌年度への繰越欠損金は、三千五百三十三億八千七百万余円となります。
 最後に、電気事業会計をご説明いたします。
 一〇九ページをごらんください。平成二十六年度電気事業決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございます。
 電気事業収益は、予算額二十二億二百万円に対して、決算額は二十三億七百万余円で、予算に対する比率は一〇四・八%、前年度決算額との比率は一九五・〇%となりました。
 次に、支出でございます。
 電気事業費は、予算額二十六億一千百万円に対して、決算額は二十三億五千二百万余円で、執行率は九〇・一%、前年度決算額との比率は二七二・一%となりました。
 次の一一〇ページをごらんください。資本的収入及び支出でございます。
 電気事業資本的収入は、予算額、決算額ともにございません。
 電気事業資本的支出は、予算額四億九千三百万余円に対して、決算額は一億九千六百万余円で、執行率は三九・八%となりました。
 詳細な内容につきましては、次の一一一ページ以降に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、一二一ページをごらんください。電気事業欠損金処理計算書(案)でございます。
 表頭、中ほどの資本剰余金につきまして、当年度末残高百九十万余円のうち百七十万余円を処分し、資本金に組み入れたいと存じます。
 なお、表頭、右端の未処理欠損金の当年度末残高五千八百万余円につきましては利益積立金で補填いたしまして、繰越欠損金はゼロ円でございます。
 以上で、平成二十六年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○崎山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言願います。

○尾崎委員 二件お願いいたします。
 一つは、事業別の非常勤職員数の推移、過去五年間、お願いします。
 二つ目が、二〇一四年度の各事業会計におけるバリアフリー化の内容と費用についてお願いします。

○崎山委員長 他に。よろしいですか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 それでは、ただいま尾崎副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で交通局関係を終わります。

○崎山委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、中央卸売市場長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○岸本中央卸売市場長 中央卸売市場長の岸本良一でございます。
 崎山委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事務事業につきましてご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。
 今後とも、都民生活を支える重要な役割を担っております市場運営に全力を注いでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 管理部長の野口一紀でございます。事業部長の白川敦でございます。新市場整備部長の飯田一哉でございます。市場政策担当部長の金子光博でございます。財政調整担当部長の坂田直明でございます。移転支援担当部長の長田稔でございます。新市場事業推進担当部長の櫻庭裕志でございます。移転調整担当部長の赤木宏行でございます。基盤整備担当部長の若林茂樹でございます。施設整備担当部長の佐藤千佳でございます。当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の松田健次でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○崎山委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○崎山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十六年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○野口管理部長 平成二十六年度東京都中央卸売市場会計決算につきまして、お手元の東京都中央卸売市場会計決算説明資料に基づいてご説明申し上げます。
 一ページをお開き願います。平成二十六年度東京都中央卸売市場事業決算報告書でございます。
 この報告書では、市場の業務運営に関する収益的収入及び支出と、市場の施設整備に関する資本的収入及び支出の総括的な内容を記載しております。
 なお、決算額は、予算現額と対比させるために、消費税を含んだ金額で表示しております。
 まず、(1)の収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の一番上の市場事業収益でございますが、予算現額二百二億九千七百万円に対しまして、決算額は二百四億八千九百九十九万余円で、執行率は一〇一・〇%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場事業費でございますが、予算現額二百二十八億七千万円に対しまして、決算額は二百五億九千五百四万余円で、執行率は九〇・一%となっております。
 二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の一番上の市場資本的収入は、予算現額六百九億七千万円に対しまして、決算額は四百二十一億一千二百九十四万余円で、執行率は六九・一%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場資本的支出は、予算現額七百七十六億七千二百七万余円に対しまして、決算額は五百五十六億七百八十一万余円で、執行率は七一・六%となっております。
 続いて、三ページをごらんください。平成二十六年度東京都中央卸売市場事業決算説明書でございます。
 ここからは、ただいまご説明申し上げました収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出の内訳となります。
 まず、(1)の収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場事業収益のうちの営業収益ですが、決算額は百五十五億六千百七十九万余円で、前年度対比は一〇四・三%となっております。
 このうちの売上高割使用料ですが、決算額は三十二億六千五百八万余円で、前年度対比は一〇四・〇%となっております。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 四ページをお開き願います。施設使用料でございますが、決算額は八十五億三千三百三十六万余円で、前年度対比は一〇二・八%となっております。市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 五ページをごらん願います。雑収益でございます。決算額は三十七億六千三百三十四万余円で、前年度対比は一〇八・一%となっております。これは主に市場関係業者の使用した電気料等の受け入れ収入で、市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 六ページをお開き願います。営業外収益ですが、決算額は三十八億四百八万余円で、前年度対比は八六・一%となっております。
 このうちの受取利息及び配当金ですが、これは資金の運用等による収入で、決算額は一億六千九十九万余円でございます。
 次に、一般会計補助金ですが、決算額は十九億二百一万余円でございます。
 次の長期前受け金戻入ですが、これは、地方公営企業会計制度の改正に伴い国庫補助金等の減価償却見合い分等を収益化したもので、決算額は八億一千三百六十六万余円でございます。
 その下の消費税及び地方消費税還付金ですが、平成二十六年度は六億一千七百十八万余円の還付となりました。
 七ページをごらん願います。雑収益ですが、これは土地賃貸料等の収入で、決算額は三億一千二十三万余円でございます。
 次に、特別利益ですが、これは地方公営企業会計制度の改正に伴い計上した退職給付引当金等に係る一般会計補助金の収入で、決算額は十一億二千四百十万余円でございます。
 八ページをお開き願います。イ、支出でございます。
 市場事業費のうちの営業費用ですが、決算額は百七十億二百三万余円で、前年度対比は一〇七・二%となっております。
 このうちの管理費ですが、市場施設の維持管理に関する経費でございます。決算額は百十五億五千九百五十一万余円で、このページから一〇ページにかけまして内訳を記載しております。
 一一ページをごらん願います。業務費ですが、各市場の取引に係る指導監督及び統計等に関する経費でございます。決算額は一億二千五百九十七万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一二ページをお開き願います。減価償却費ですが、固定資産の減価償却に関する経費で、決算額は五十二億二千六百六十六万余円でございます。
 次の資産減耗費ですが、これは固定資産の除却に関する経費で、決算額は八千九百八十七万余円でございます。
 一三ページをごらん願います。営業外費用ですが、決算額は五億四千五百四十三万余円で、前年度対比は九一・二%となっております。
 このうちの生鮮食料品流通対策費ですが、これは生鮮食料品の情報提供及び地方卸売市場の指導監督、助成等に関する経費で、決算額は三億五百九十六万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一四ページをお開き願います。支払い利息及び企業債取扱諸費ですが、これは企業債に対する利息等に関する経費で、決算額は二億一千八百五十五万余円でございます。
 次の繰延勘定償却ですが、これは企業債発行差金の償却に関する経費で、決算額は四百二十二万余円でございます。
 一五ページをごらん願います。雑支出ですが、これは地方公営企業会計制度の改正に伴い計上した貸倒引当金及び過年度分の還付金等の経費で、決算額は一千六百六十九万余円でございます。
 次の特別損失ですが、これは、地方公営企業会計制度の改正に伴い計上した退職給付引当金等の経費で、決算額は三十億四千七百五十七万余円でございます。
 一六ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場資本的収入の企業債ですが、予算現額五百二十四億三千六百万円に対しまして、決算額は三百六十億一千万円で、執行率は六八・七%となっております。
 次の国庫補助金は、予算現額六十五億四千百万円に対しまして、決算額は五十八億六千九百二十八万余円で、執行率は八九・七%でございます。
 その下のその他資本収入ですが、予算現額十九億九千三百万円に対しまして、決算額は二億三千三百六十六万余円で、執行率は一一・七%でございます。その内訳は、下段の長期貸付金返還金収入、その他資本収入でございます。
 一七ページをごらん願います。イ、支出でございます。
 市場資本的支出の建設改良費ですが、予算現額七百三十四億二千九百五十三万円に対しまして、決算額は五百二十三億八千百八十一万余円で、執行率は七一・三%でございます。
 このうちの施設拡張費ですが、決算額は五百一億七百十四万余円でございます。このページから一八ページにかけて、市場別の内訳と前年度からの繰越分の内訳を記載しておりますので、ご参照願います。
 一九ページをごらん願います。施設改良費ですが、決算額は四億二千三百八十万余円でございます。内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 二〇ページをお開き願います。資産購入費ですが、決算額は二百四十四万余円でございます。
 その下の建設利息ですが、決算額は十八億四千八百四十万余円でございます。
 次の企業債償還金ですが、決算額は三十二億二千六百万円でございます。
 次の投資及び国庫補助金返納金につきましては、支出はございませんでした。
 以上、平成二十六年度東京都中央卸売市場事業決算説明書につきましてご説明いたしました。
 続いて、二一ページをごらん願います。平成二十六年度東京都中央卸売市場事業剰余金計算書でございます。
 資本金、資本剰余金、利益剰余金の前年度末残高、当年度変動額、当年度末残高等をお示ししてございます。
 二二ページをお開き願います。平成二十六年度東京都中央卸売市場事業欠損金処理計算書(案)でございます。
 表の二段目の議会の議決による処分額の欄に記載してありますとおり、地方公営企業会計制度の改正に伴い、未処理欠損金に含まれるその他未処分利益剰余金変動額六十五億八千七百四十九万余円について、資本金を増加させるよう処分したいと存じます。これは、建設改良積立金の当年度使用分について、資本金に組み入れるために処分を行うものでございます。この処分により、処分後残高は、資本金が四千三百二十七億一千七百六十七万余円、未処理欠損金が七十二億五千二百九十八万余円となります。
 二三ページをごらん願います。平成二十六年度東京都中央卸売市場事業貸借対照表でございます。このページから二七ページにかけて記載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上で、平成二十六年度東京都中央卸売市場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○崎山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○尾崎委員 五点お願いいたします。
 一つは、築地市場の耐震改修等工事費及び修繕工事費の推移。
 二つ目が、豊洲新市場の整備費について、予算額と執行額、見込み額の推移について。
 三番目が、豊洲新市場の汚染土壌量について、処理方法ごとの当初見積もり及び実績について。
 四番目、豊洲新市場の土壌汚染対策の工種ごとの経費の当初見積もり及び実績について。
 五番目が、豊洲新市場建設にかかわる各年度の国庫補助金の申請に伴う申請額の根拠となる対象経費の内訳と総額及びそれぞれの申請額と交付額の推移をお願いいたします。

○崎山委員長 ほかに。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 ただいま尾崎副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○崎山委員長 これより港湾局関係に入ります。
 初めに、港湾局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○武市港湾局長 港湾局長の武市敬でございます。
 崎山知尚委員長を初め各委員の皆様方には、港湾局の事務事業につきまして、日ごろから特段のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
 今後とも、事務事業の執行に当たりましては一層努力してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、港湾局の幹部職員を紹介させていただきます。
 技監の石山明久でございます。総務部長の浜佳葉子でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック開催準備担当部長を兼務しております中村昌明でございます。調整担当部長の矢部信栄でございます。港湾経営部長の古谷ひろみでございます。港湾経営改革担当部長の蔵居淳でございます。臨海開発部長の山口祐一でございます。開発調整担当部長でオリンピック・パラリンピック施設整備担当部長を兼務しております原浩でございます。営業担当部長の有金浩一でございます。港湾整備部長の小野恭一でございます。計画調整担当部長の角浩美でございます。離島港湾部長の小林英樹でございます。島しょ・小笠原空港整備担当部長の神山智行でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の野平雄一郎でございます。企画計理課長の巻嶋國雄でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○崎山委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○崎山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十六年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び平成二十六年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○浜総務部長 平成二十六年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算につきまして、ご説明申し上げます。
 最初に、お手元にお配りしてございます資料1、平成二十六年度東京都臨海地域開発事業会計決算説明資料に基づきましてご説明させていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略させていただきます。
 七ページをお開き願います。平成二十六年度東京都臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 開発事業収益の第一項、営業収益は、土地の処分収益と賃貸料収益でございます。
 第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち、雑収益は土地の一時貸付料等でございます。
 第三項、特別利益は実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百七十三億七千五百万円に対しまして、決算額二百十億四千六百三十二万余円で、収入率は一二一・一%となってございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 開発事業費用の第一項、営業費用は、土地の処分原価、一般管理費等でございます。このうち、一般管理費は土地の管理、処分に要する経費と人件費等でございます。
 第二項、営業外費用は支払い利息等でございます。
 第三項、特別損失は、地方公営企業会計基準の改正に伴い計上すべき退職給付引当金等に相当する額を計上したものでございます。
 以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額百二十六億一千八百万円に対しまして、決算額百十五億四千八百四十二万余円で、執行率は九一・五%でございます。
 九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 資本的収入の第一項、企業債は、企業債の収入でございます。
 第二項、国庫補助金は、埋立改良事業に対する国庫補助金の収入でございます。
 第三項、雑収入は、受託工事の収入等でございます。
 以上、資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額一千七億四千九百万円に対しまして、決算額九百九十億九千四百七十三万余円で、収入率は九八・四%となってございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 資本的支出の第一項、埋立事業費のうち、第一目、埋立地造成費から第五目の埋立諸費にかけましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
 まず第一目、埋立地造成費は、大井ふ頭その一、その二間水域埋め立ての経費等でございます。
 第二目、環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。
 第三目、道路橋梁整備費は実績がございませんでした。
 第四目、埋立改良費は、道路、橋梁及び公園施設の改修経費等でございます。
 第五目、埋立諸費は、埋立地の造成に必要な調査費と人件費等でございます。
 続きまして、第六目、臨海副都心建設費から第八目、臨海副都心諸費にかけましては、臨海副都心地域の埋立地に係る経費でございます。
 第六目、臨海副都心建設費は、臨海副都心の開発に必要な建設費と開発者負担金等でございます。
 第七目、臨海副都心改良費は、設備改良費等でございます。
 最後に、第八目、臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な調査費等でございます。
 続きまして、第二項、企業債費は、企業債の元金償還金等を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額千七百六十八億六百八十万余円に対しまして、決算額千六百四十九億四千五百十五万余円、翌年度繰越額四十九億七千六百三十六万円で、執行率は九三・三%となってございます。
 次のページの一一ページから三二ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加えてお示ししてございます。
 また、三五ページには損益計算書をお示ししてございます。
 三九ページには剰余金計算書をお示ししてございます。
 四三ページをお開き願います。剰余金処分計算書でございます。
 左から四列目、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が九百五十二億九千百五十九万余円となっております。これについて、全額を平成二十七年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
 四五ページ以降には貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で、平成二十六年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、港湾事業会計の決算を、お手元にお配りしてございます資料2、平成二十六年度東京都港湾事業会計決算説明資料に基づきましてご説明させていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略させていただきます。
 七ページをお開き願います。平成二十六年度東京都港湾事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 港湾事業収益の第一項、営業収益は、港湾施設の使用料収入でございます。
 第二項、営業外収益は、受取利息、雑収益等でございます。このうち、雑収益は財産運用収入、光熱水費受け入れ等でございます。
 第三項、特別利益は実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額四十六億八百万円に対しまして、決算額四十六億五千三百七十五万余円で、収入率は一〇一・〇%となってございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 港湾事業費用の第一項、営業費用は、港湾施設の管理運営に要する経費のほか、減価償却費等でございます。
 第二項、営業外費用は支払い利息等でございます。
 第三項、特別損失は、地方公営企業会計基準の改正に伴い計上すべき退職給付引当金等に相当する額を計上したものでございます。
 以上、収益的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額三十五億六百万円に対しまして、決算額三十四億五千七十八万余円で、執行率は九八・四%となってございます。
 九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 資本的収入の第一項、雑収入は、工事負担金の収入等でございます。
 以上、資本的収入の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額三百万円に対しまして、決算額三百十二万余円、収入率は一〇四・二%となってございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 資本的支出の第一項、建設改良費は、港湾施設の整備費等でございます。
 第二項、企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、一番下の段に記載してございますとおり、予算現額十七億八千七十七万余円に対しまして、決算額十一億二千八百四十九万余円、翌年度繰越額二億六千五百十六万円で、執行率は六三・四%となってございます。
 次のページの一一ページから二六ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加えてお示ししてございます。
 また、二九ページには損益計算書をお示ししてございます。
 三三ページには剰余金計算書をお示ししてございます。
 三七ページをお開き願います。剰余金処分計算書(案)でございます。
 左から四列目、未処分利益剰余金につきましては、当年度末残高が百二十五億二千七百六十二万余円となっております。これについて、減債積立金に二億九千二百九十九万余円を積み立て、資本金に三億五千六百五十七万余円を組み入れ、残額の百十八億七千八百六万余円を平成二十七年度への繰越利益剰余金といたしたいと存じます。
 三九ページ以降には貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で、平成二十六年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計につきましての決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

○崎山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○尾崎委員 九点お願いいたします。
 一つは、臨海地域開発事業会計における公共用途での土地処分実績。
 二つ目が、臨海地域開発事業会計における資金運用益の推移。
 三番目が、臨海副都心地域の土地処分の実績。
 四番目が、埋立地の土地処分の実績。
 五番目が、株式会社東京臨海ホールディングスの当期純利益の推移。
 六番目が、暫定駐車場別の貸付実績の貸付額の推移。
 七番目が、埋立土の受け入れ量、主な搬入元、受け入れ収入額の推移。
 八番目が、臨海関係第三セクターのビル入居率の推移。
 九番目が、臨海副都心における進出事業者からの地代収入実績についてお願いいたします。

○崎山委員長 他にありますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 ただいま尾崎副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○崎山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で港湾局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時四分散会

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