平成二十二年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会速記録第一号

平成二十三年十月十七日(月曜日)
第一委員会室
   午後二時十六分開議
 出席委員 十一名
委員長岡田眞理子君
副委員長中谷 祐二君
副委員長橘  正剛君
副委員長小宮あんり君
くりした善行君
高橋かずみ君
滝沢 景一君
大松あきら君
たぞえ民夫君
宇田川聡史君
大沢  昇君

 欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長野澤 美博君
次長中村  靖君
総務部長宮川  昭君
職員部長廣瀬 秀樹君
資産運用部長室星  健君
電車部長小泉  健君
自動車部長土岐 勝広君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長廣木 良司君
企画担当部長広瀬 健二君
安全管理担当部長新名  丘君
バス事業経営改善担当部長岡本 恭広君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長川合 康文君
中央卸売市場市場長中西  充君
管理部長塩見 清仁君
事業部長横山  宏君
新市場整備部長宮良  眞君
市場政策担当部長江藤  巧君
移転支援担当部長森本 博行君
新市場事業計画担当部長野口 毅水君
新市場事業推進担当部長志村 昌孝君
基盤整備担当部長加藤 直宣君
施設整備担当部長久保田浩二君
港湾局局長中井 敬三君
技監前田  宏君
総務部長黒田 祥之君
監理団体改革担当部長大朏 秀次君
港湾経営部長小宮 三夫君
港湾経営改革担当部長笹川 文夫君
臨海開発部長石原 清志君
開発調整担当部長大和田 元君
営業担当部長延與  桂君
港湾整備部長石山 明久君
計画調整担当部長大釜 達夫君
離島港湾部長平田 耕二君
島しょ・小笠原空港整備担当部長小幡 和輝君

本日の会議に付した事件
平成二十二年度東京都公営企業各会計決算の認定について
交通局関係
・平成二十二年度東京都交通事業会計決算(説明)
・平成二十二年度東京都高速電車事業会計決算(説明)
・平成二十二年度東京都電気事業会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・平成二十二年度東京都中央卸売市場会計決算(説明)
港湾局関係
・平成二十二年度東京都臨海地域開発事業会計決算(説明)
・平成二十二年度東京都港湾事業会計決算(説明)

○岡田委員長 ただいまから平成二十二年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
 このたび第一分科会委員長に選任いただきました岡田眞理子でございます。最初の分科会ですので、一言ごあいさつをさせていただきます。
 この第一分科会は、交通局、港湾局、中央卸売市場の三局の所管となっております。いずれも都民の生活に密接に関係いたしました重要な決算審議でございます。限りある時間の中で、有意義な質疑、そしてスムーズな運営に努めてまいりたいと思っております。委員の皆様、理事の皆様、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、さきの委員会で決定いたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 なお、分科会での喫煙につきましては、先ほどの打合会で禁煙とすることで申し合わせましたので、ご協力をお願いいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記の田村越子さんです。三井康寛君です。
 議案法制課の担当書記の矢野菜詠子さんです。
 調査部の担当書記の井坂誠君です。
 よろしくお願いいたします。
   〔書記あいさつ〕

○岡田委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、交通局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○野澤交通局長 交通局長の野澤美博でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の中村靖でございます。総務部長の宮川昭でございます。職員部長の廣瀬秀樹でございます。資産運用部長の室星健でございます。電車部長の小泉健でございます。自動車部長の土岐勝広でございます。車両電気部長の石井明彦でございます。建設工務部長の廣木良司でございます。企画担当部長の広瀬健二でございます。安全管理担当部長の新名丘でございます。バス事業経営改善担当部長の岡本恭広でございます。技術調整担当部長の奥津佳之でございます。技術管理担当部長の川合康文でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります担当部長総務課長事務取扱の根木義則でございます。財務課長の稲垣敦子でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○岡田委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○岡田委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十二年度東京都交通事業会計決算、平成二十二年度東京都高速電車事業会計決算及び平成二十二年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○宮川総務部長 それでは、平成二十二年度の決算につきまして、お手元の平成二十二年度決算説明資料によりご説明いたします。よろしくお願いいたします。
 表紙をおめくりください。平成二十二年度決算の収支概要でございます。
 左側の表側にありますとおり、収益的収支と資本的収支に大別されます。
 上段の収益的収支につきまして、交通局が所管する三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄一段目の収入総額一千八百七十二億七千五百万円に対しまして、支出総額は、その下の一千七百八十二億三千三百万円でございます。この結果、純損益は、その下の九十億四千二百万円の黒字となりました。
 以上の収益的収支につきまして、事業ごとに損益の状況をご説明いたします。
 まず、表の一番左側の自動車運送事業でございます。表の中ほど、二重線の二段上の経常損益は十億九百万円の黒字、その二段上の純損益も十三億三千三百万円の黒字となっておりますが、主たる営業活動の結果を示す営業損益では、その一段下にありますとおり、二十一億五千四百万円の赤字となりました。
 次に、軌道事業でございますが、経常損益は四百万円の黒字、純損益は七百万円の黒字となっておりますが、営業損益では五千百万円の赤字となりました。
 次の新交通事業につきましては、経常損益、純損益ともに十八億三千四百万円の赤字となりました。
 また、懸垂電車事業につきましては、経常損益、純損益ともに二千三百万円の黒字となりました。
 以上、四事業を合計しました交通事業会計全体の経常損益は七億九千八百万円の赤字、純損益は四億七千百万円の赤字となりました。
 次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益は九十億八千万円の黒字、純損益は九十三億九千九百万円の黒字となりました。この結果、表の中ほど、二重線の上の段の当年度末繰越損益予定額に示しております累積欠損金は四千二百十五億四千五百万円となりました。
 次に、電気事業会計でございます。経常損益、純損益ともに一億一千五百万円の黒字となりました。
 次に、資本的収支をご説明いたします。三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄の中ほどにございます二重線の下、一段目にございますように、収入総額は一千百八十一億三百万円で、支出総額は、その一段下の一千七百九十五億八千五百万円となり、その三段下の差引資金不足額は六百四十四億三千四百万円となりました。この不足額を、その一段下の損益勘定留保資金などの補てん財源六百五十八億三百万円により補てんいたしまして、その下の段のように、当年度は十三億六千九百万円の資金残となっております。
 以上の結果、交通局所管三会計における当年度末の累積資金残は、右端一番下の段にございますように、八百六十億三千二百万円となっております。
 なお、二枚おめくりいただきました一ページに平成二十二年度決算総括表の消費税抜きのもの、次の二ページに消費税込みのもの、三ページから六ページに、より詳細の内容が記載された決算総表がございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、予算に対する決算の内容を各会計ごとにご説明いたします。
 八ページをごらんください。青い紙の次のページ、平成二十二年度交通事業決算報告書でございます。
 八ページから一四ページにかけて、自動車運送、軌道、新交通、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載しております。
 なお、予算、決算対比につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としております。
 まず、八ページの自動車運送事業の営業収益でございます。予算額三百九十二億六千二百万円に対しまして、決算額は三百六十四億一千三百余万円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額三十八億八千百万円に対して、決算額は三十八億一千八百余万円となりました。主なものは、受取利息及び配当金、一般会計補助金などでございます。
 特別利益は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は三億二千三百余万円で、過年度損益修正益でございます。
 次に、軌道事業の営業収益でございます。予算額三十億七千三百万円に対し、決算額は二十七億九千余万円となりました。この大宗は乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額四億九千万円に対して、決算額は一億一千八百余万円となりました。主なものは、受取利息及び配当金、一般会計補助金、受託工事収入などでございます。
 特別利益は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は二百余万円で、過年度損益修正益でございます。
 次に、新交通事業の営業収益でございます。予算額四十二億四千百万円に対し、決算額は四十一億四百余万円となりました。この大宗は乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額四千四百万円に対して、決算額は七千二百余万円となりました。内容は、受取利息及び配当金、一般会計補助金などでございます。
 特別利益は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は五十五万余円で、過年度損益修正益でございます。
 次の九ページをおめくりください。懸垂電車事業収益でございます。
 営業収益は、予算額一億二千四百万円に対して、決算額は一億余万円となりました。この大宗は乗車料収入でございます。
 営業外収益は、予算額三千七百万円に対して、決算額は二百万余円で、受託工事収入などでございます。
 以上、四事業を合わせました交通事業会計の収益的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額五百十一億五千二百万円に対して、決算額は四百七十七億四千七百余万円で、予算に対する比率は九三・三%、前年度決算額との比率は一〇一・八%となりました。
 続きまして、支出でございます。
 次の一〇ページをごらんください。
 まず、自動車運送事業の営業費用でございます。予算額四百十一億二百万円に対して、決算額は三百七十六億五千八百余万円で、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額十五億三千七百万円に対して、決算額は十三億七千五百余万円で、主なものは消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 次に、軌道事業の営業費用でございます。予算額三十一億一千万円に対して、決算額は二十七億八千九百余万円となりました。
 営業外費用は、予算額四億四千百万円に対して、決算額三千四百余万円で、主なものは受託工事費などでございます。
 次に、新交通事業の営業費用でございます。予算額六十一億九千百万円に対して、決算額は五十五億六千六百余万円となりました。
 営業外費用は、予算額十一億七千五百万円に対して、決算額は四億三百余万円で、支払い利息などでございます。
 次に、懸垂電車事業の営業費用でございます。予算額一億一千四百万円に対して、決算額は七千百余万円となりました。
 次の一一ページをごらんください。懸垂電車事業の営業外費用は、予算額四千二百万円に対して、決算額八百余万円で、主なものは消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 以上、四事業を合わせた交通事業会計収益的支出の合計は、下から二段目にございますが、予算額五百三十七億一千二百万円に対して、決算額四百七十九億八百余万円で、執行率は八九・二%、前年度決算額との比率は一〇〇・五%となりました。
 続きまして、資本的収入及び支出でございます。
 次の一二ページをごらんください。
 まず、自動車運送事業の資本的収入でございます。予算額二十八億六千九百万円に対して、決算額は十四億二千八百余万円となりました。主なものは、企業債、国庫補助金などでございます。
 次に、軌道事業の資本的収入でございます。予算額三千二百万円に対して、決算額はございません。
 次に、新交通事業の資本的収入でございます。予算額四十八億円に対して、決算額は四十六億二千七百余万円で、企業債、一般会計出資金でございます。
 以上、三事業を合わせました交通事業会計の資本的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額七十七億百万円に対して、決算額は六十億五千五百余万円で、予算に対する比率は七八・六%となりました。
 続きまして、資本的支出でございます。
 次の一三ページをごらんください。
 まず、自動車運送事業でございます。建設改良費の予算額欄の括弧内にございます前年度からの繰越額二億二百万円を含めた予算額六十七億五千六百万円に対して、決算額は五十一億八千二百余万円で、建設改良費、企業債償還金でございます。
 次に、軌道事業でございます。予算額十九億八千六百万円に対して、決算額は十七億三千三百余万円で、建設改良費などでございます。
 次に、新交通事業でございます。予算額四十八億二千四百万円に対し、決算額は四十六億八千百余万円で、建設改良費でございます。
 以上、交通事業会計資本的支出の合計は、予算額百三十五億六千六百万円に対して、決算額は百十五億九千七百余万円で、執行率は八五・五%となりました。
 交通事業会計の決算につきまして、その概要をご説明いたしましたが、詳細な内容につきましては、一五ページから科目ごとに説明を付してございます。また、五五ページからは剰余金計算書、五七ページは欠損金処理計算書、そして五八ページからは貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、高速電車事業会計をご説明いたします。
 六七ページをごらんください。青い紙の次のページ、平成二十二年度高速電車事業決算報告書でございます。
 まず、営業収益でございます。予算額一千四百三十二億四千万円に対して、決算額は一千三百六十三億七千七百余万円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額九十六億二千六百万円に対して、決算額は九十七億一千三百余万円となりました。主なものは、一般会計からの補助金、受託工事収入、受取利息及び配当金などでございます。
 特別利益は、予算は計上しておりませんでしたが、決算額は三億一千九百余万円で、固定資産売却益、過年度損益修正益でございます。
 以上を合計したものが、一番上の段、高速電車事業収益でございます。予算額一千五百二十八億六千六百万円に対して、決算額は一千四百六十四億一千余万円で、予算に対する比率は九五・八%、前年度決算額との比率は九八・二%となりました。
 続きまして、支出でございます。
 まず、営業費用でございます。予算額一千二百二十億二百万円に対して、決算額は一千百四十九億一千百余万円で、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額二百五十一億五千四百万円に対して、決算額は二百七億六千九百余万円で、主なものは支払い利息などでございます。
 特別損失は、予算は計上しておりませんでしたが、決算額は九十三万余円で、固定資産売却損でございます。
 以上を合計したものが、一番上の段、高速電車事業費でございます。予算額一千四百七十一億五千六百万円に対しまして、決算額は一千三百五十六億八千百余万円で、執行率は九二・二%、前年度決算額との比率は一〇〇・〇%となりました。
 次の六八ページをおめくりください。資本的収入及び支出でございます。
 まず、資本的収入でございます。予算額一千二百五十七億一千六百万円に対して、決算額は一千百二十億七千百余万円で、予算に対する比率は八九・一%となりました。この主なものは、企業債、一般会計出資金、地下鉄建設などに対する国及び一般会計からの補助金などでございます。
 次の六九ページをおめくりください。資本的支出でございます。
 建設改良費の予算額欄の括弧内にございます前年度からの繰越額六十九億九千二百万円を含めた予算額二千十四億七千八百万円に対して、決算額は一千六百九十三億九千四百余万円で、執行率は八四・一%となりました。この内容は、地下鉄建設などの建設改良費、企業債償還金などでございます。
 以上、高速電車事業会計の決算につきまして、その概要をご説明いたしましたが、詳細な内容につきましては、次の七〇ページ以降に記載しております。また、八八ページからは剰余金計算書、九〇ページは欠損金処理計算書、そして、九一ページからは貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 最後に、電気事業会計をご説明申し上げます。
 一〇〇ページをごらんください。青い紙の次のページ、平成二十二年度電気事業決算報告書でございます。
 まず、電気事業収益でございます。予算額九億七千三百万円に対して、決算額は九億九千五百余万円で、この主なものは電力料収入などでございます。予算に対する比率は一〇二・三%、前年度決算額との比率は一〇六・六%となっております。
 次に、電気事業費でございます。予算額九億五千九百万円に対して、決算額は八億七千百余万円で、執行率は九〇・九%、前年度決算額との比率は九六・五%となりました。
 次の一〇一ページをおめくりください。資本的支出でございます。
 なお、資本的収入は、予算額、決算額ともにございません。
 建設改良費の予算額欄の括弧内にございます前年度からの繰越額四千四百万円を含めた予算額二億一千四百万円に対して、決算額は一億八千三百余万円で、執行率は八五・七%となりました。この内容は建設改良費でございます。
 詳細な内容につきましては、次の一〇二ページ以降に記載しております。また、一〇九ページからは剰余金計算書でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、利益剰余金の処分につきまして、剰余金処分計算書(案)に基づきご説明を申し上げます。
 一一一ページをごらんください。当年度の未処分利益剰余金は一億一千五百余万円となっております。これにつきましては、利益積立金に六百万円を、中小水力発電開発改良積立金に四千百余万円を、建設改良積立金に六千七百余万円をそれぞれ積み立て、残余の十一万余円を翌年度に繰り越したいと存じます。
 次の一一二ページからは電気事業貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 以上で、平成二十二年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○岡田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言を願います。

○たぞえ委員 五点お願いします。
 まず第一は、都営地下鉄の路線別及び都営バスの営業所別の障害者パスの利用実績を過去五年間。
 二つ目に、東京都が保有する東京電力株式会社の株の状況について、持ち株数、毎年の配当を五年間。
 三つ目に、過去十年間の水力発電による年間販売電力量及び電力料収入。
 四つ目に、各事業会計での過去五年間の職員数及び人件費割合について。
 五番目に、土休日における都営バス、民営バスの子ども運賃の割引の状況について。
 以上、五点お願いいたします。

○岡田委員長 ただいま、たぞえ委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○岡田委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出を願います。
 以上で交通局関係を終わります。

○岡田委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、中央卸売市場長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○中西中央卸売市場長 中央卸売市場長の中西充でございます。
 岡田委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事務事業につきましてご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。
 今後とも、都民生活を支える重要な役割を担っております市場運営に全力を挙げて取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 管理部長の塩見清仁でございます。事業部長の横山宏でございます。新市場整備部長の宮良眞でございます。市場政策担当部長の江藤巧でございます。移転支援担当部長の森本博行でございます。新市場事業計画担当部長の野口毅水でございます。新市場事業推進担当部長の志村昌孝でございます。基盤整備担当部長の加藤直宣でございます。施設整備担当部長の久保田浩二でございます。当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の飯田一哉でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○岡田委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○岡田委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十二年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○塩見管理部長 平成二十二年度東京都中央卸売市場会計決算につきまして、お手元の東京都中央卸売市場会計決算説明資料に基づいてご説明申し上げます。
 目次をお開き願いたいと存じます。
 この資料の内容は、1、平成二十二年度東京都中央卸売市場事業決算報告書、2、決算説明書、3、剰余金計算書、4、欠損金処理計算書、5、貸借対照表から成っております。なお、決算額は、予算現額と対比させるために消費税を含んだ金額で表示しております。
 一ページをごらんください。まず、決算報告書でございます。
 この報告書では、市場の業務運営に関する収益的収入及び支出と、市場の施設整備に関する資本的収入及び支出の総括的な内容を記載しております。
 まず、(1)、収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の一番上の市場事業収益でございますが、予算現額百九十九億九千二百万円に対しまして、決算額は二百四十六億三千九百四十三万余円で、執行率は一二三・二%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場事業費でございますが、予算現額二百億五千五百万円に対しまして、決算額は百八十四億九百七万余円で、執行率は九一・八%となっております。
 二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 表の一番上の市場資本的収入は、予算現額六百二十五億四千万円に対して、決算額は七百十二億四百五十八万余円で、執行率は一一三・九%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。
 表の一番上の市場資本的支出は、予算現額一千三百九十二億三百九十五万余円に対して、決算額は一千二百十三億三千二百七十三万余円で、執行率は八七・二%となっております。
 続いて、三ページをごらんください。決算説明書でございます。
 ここからは、ただいまご説明申し上げました収益的収支及び資本的収支の内訳となります。
 まず、(1)の収益的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場事業収益のうち、表の二段目、営業収益の決算額は百四十六億二千八十九万余円で、前年度対比は九九・〇%となっております。
 このうちの売上高割使用料ですが、決算額は三十一億七千五百七十五万余円で、前年度対比は一〇二・七%となっております。なお、市場別の内訳につきましては一覧表のとおりでございます。
 四ページをお開き願います。施設使用料でございますが、決算額は八十四億三千五百六十一万余円で、前年度対比は九九・二%となっております。市場別の内訳については、下の一覧表のとおりでございます。
 五ページをごらん願います。雑収益でございます。決算額は三十億九百五十二万余円で、前年度対比は九四・六%となっております。これは、主に市場関係者の使用した光熱水費等の受け入れ収入で、市場別の内訳につきましては、下の一覧表のとおりでございます。
 六ページをお開き願います。営業外収益ですが、決算額は二十六億二千百二十七万余円で、前年度対比は九九・二%となっております。
 表の二段目に記載してございます受取利息及び配当金ですが、これは資金の運用等による収入で、決算額は四億五千七百三十二万余円でございます。
 そのほかに、一般会計補助金、次の七ページに記載しております雑収益、特別利益がございます。
 この特別利益ですが、これは淀橋市場松原分場用地売却による固定資産売却益及び大江戸線築地市場内の区分地上権設定対価相当額を収入したものでございます。
 八ページをお開き願います。イ、支出でございます。
 市場事業費のうちの表の二段目の営業費用ですが、決算額は百五十五億一千五百六十七万余円で、前年度対比は九八・二%となっております。
 このうちの管理費ですが、市場施設の維持管理に要した経費でございます。決算額は百三億六千百三十一万余円で、このページから一〇ページにかけて内容を記載しております。
 一一ページをお開き願います。業務費ですが、各市場の取引に係ります指導監督及び統計等に要した経費でございます。決算額は一億一千二百八十三万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一二ページをお開き願います。減価償却費及び資産減耗費ですが、これは固定資産の減価償却等に要した経費で、決算額は、減価償却費が四十八億二千二百四十二万余円、資産減耗費が二億一千九百九万余円でございます。
 一三ページをごらん願います。営業外費用ですが、決算額は八億九百七十万余円で、前年度対比は一三一・〇%となっております。
 このうち生鮮食料品流通対策費ですが、決算額は一億九千七十四万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一四ページをお開き願います。支払い利息及び企業債取扱諸費ですが、これは企業債に対する利息等に関する経費で、決算額は三億五千六百九万余円でございます。
 次の繰延勘定償却ですが、これは企業債発行差金の償却に要した経費でございます。
 その下の消費税及び地方消費税ですが、平成二十二年度は二億三千三百四十二万余円の納付となりました。
 一五ページをごらん願います。雑支出ですが、これは過年度分の還付金等の経費でございます。
 次の特別損失ですが、固定資産除却費のうち、一件当たりの金額が一億円を超えるもので、築地市場再整備事業に係る建設仮勘定等の除却に要した経費でございます。
 一六ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場資本的収入の企業債ですが、予算現額は六百十一億一千五百万円に対しまして、決算額は六百億円で、執行率は九八・二%となっております。
 次の国庫補助金は、決算額が六千八百七十九万余円でございます。
 その下のその他資本収入ですが、予算現額は十二億九千五百万円に対しまして、決算額は百十一億三千五百七十八万余円でございます。その内訳は、下段の固定資産売却収入、長期貸付金返還金収入、その他資本収入でございます。
 一七ページをごらん願います。イ、支出でございます。
 市場資本的支出の建設改良費ですが、予算現額は一千三百六十一億六千三百三十万余円に対して、決算額は一千百八十三億五百八万余円で、執行率は八六・九%となっております。
 このうち施設拡張費ですが、決算額は一千百七十四億二千五十一万余円でございます。このページから一八ページにかけて、市場別の内訳と前年度からの繰り越しの内訳を記載しておりますので、ご参照願います。
 一九ページをごらんください。上段の施設改良費でございますが、決算額は三億四千二百六十一万余円でございます。市場別の内訳は下の表に記載しておりますので、ご参照願います。
 次の資産購入費ですが、決算額は二百五十万余円でございます。
 その下の建設利息ですが、決算額は五億三千九百四十五万余円でございます。
 二〇ページをお開き願います。上段の企業債償還金ですが、決算額は三十億二千七百六十四万余円でございます。
 次の国庫補助金返納金ですが、国へ報告した結果、返納の必要がなくなったため支出いたしませんでした。
 次の二一ページからは剰余金計算書でございます。
 まず、利益剰余金の部ですが、Ⅰの建設改良積立金の当年度処分額四百七十七億六千三百六十万余円は、資本的収支の資金不足額に充当したものでございます。この結果、積立金合計は一千二十七億千六百六十三万余円となりました。
 Ⅲの欠損金ですが、最後の行に記載しております当年度未処理欠損金は六十八億三千百三十九万余円となりました。
 二二ページをお開き願います。資本剰余金の部でございます。
 最後の行に記載しております翌年度繰越資本剰余金は五百七十億七千九百四十六万余円でございます。
 二三ページをごらん願います。欠損金処理計算書でございます。
 当年度未処理欠損金六十八億三千百三十九万九千二百七十一円については、地方公営企業法の定めるところにより、そのまま翌年度へ繰り越すことといたしました。
 次の二四ページから二七ページにかけましては、平成二十二年度の貸借対照表でございます。様式に従いまして、それぞれの項目ごとに増減説明を記載したものでございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上で、平成二十二年度東京都中央卸売市場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○岡田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○たぞえ委員 一点、お願いいたします。
 二〇一〇年度の豊洲新市場予定地の土壌汚染対策費、用地取得費、建設費、基盤整備費等、各費用の内訳ごとの執行額及び経過と日付をお願いいたします。

○岡田委員長 ただいま、たぞえ委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○岡田委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○岡田委員長 これより港湾局関係に入ります。
 初めに、港湾局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○中井港湾局長 港湾局長の中井敬三でございます。
 岡田委員長を初め各委員の皆様方には、港湾局の事務事業につきまして、日ごろから特段のご指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今後とも、事務事業の執行に当たりましては一層努力してまいりますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、港湾局の幹部職員を紹介させていただきます。
 技監の前田宏でございます。総務部長の黒田祥之でございます。監理団体改革担当部長の大朏秀次でございます。港湾経営部長の小宮三夫でございます。港湾経営改革担当部長の笹川文夫でございます。臨海開発部長の石原清志でございます。開発調整担当部長の大和田元でございます。営業担当部長の延與桂でございます。港湾整備部長の石山明久でございます。計画調整担当部長の大釜達夫でございます。離島港湾部長の平田耕二でございます。島しょ・小笠原空港整備担当部長の小幡和輝でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の有金浩一でございます。同じく企画計理課長の小泉雅裕でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○岡田委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○岡田委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十二年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び平成二十二年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○黒田総務部長 平成二十二年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算につきましてご説明申し上げます。
 最初に、お手元にお配りしてございます資料1、平成二十二年度東京都臨海地域開発事業会計決算説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 恐れ入りますが、七ページをお開き願います。
 七ページ、平成二十二年度東京都臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の営業収益は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地につきましての処分収入と賃貸料収入でございます。
 第二項にございます営業外収益は、預金利息、有価証券利息及び土地の一時貸付料等でございます。
 第三項の特別利益は実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額九百二十五億四千四百万円に対しまして、決算額一千百二十九億九百六十四万余円で、収入率は一二二・〇%となっております。
 八ページをお開き願います。支出についてでございます。
 第一項の営業費用は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地につきましての処分原価、管理、処分に要する経費と人件費等でございます。
 第二項にございます営業外費用は、企業債利息、企業債手数料と取扱費等でございます。
 第三項の特別損失は実績がございませんでした。
 以上、収益的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額三百四十六億三千六百万円に対しまして、決算額七百二十七億九千百三十九万余円で、執行率は二一〇・二%となってございます。
 次のページ、九ページをごらんいただきたいと思います。資本的収入及び支出のうち収入でございます。
 第一項の企業債は企業債の収入でございます。
 第二項の有価証券償還金収入は有価証券の償還金収入でございます。
 第三項の雑収入は受託工事の収入等でございます。
 以上、資本的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額一千六百二十億三千五百万円に対しまして、決算額一千六百九億四千二百五十万余円でございまして、収入率は九九・三%となってございます。
 恐れ入りますが、一〇ページをお開き願いたいと思います。一〇ページは支出についてでございます。
 第一項の埋立事業費のうち、第一目の埋立地造成費から第五目の埋立諸費にかけましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
 まず、第一目の埋立地造成費は、豊洲・晴海地区の防潮護岸整備費等でございます。第二目の環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。第三目の道路橋梁整備費は実績がございませんでした。第四目の埋立改良費は、道路、橋梁及び公園施設の改修経費等でございます。第五目の埋立諸費は、埋立地の造成に必要な諸調査と人件費等でございます。
 続きまして、第六目の臨海副都心建設費から第八目の臨海副都心諸費にかけましては、臨海副都心地域の埋立地に係る経費でございます。
 第六目の臨海副都心建設費は、臨海副都心の開発に必要な建設費と開発者負担金等でございます。第七目の臨海副都心改良費は、設備改良費等でございます。最後に、第八目の臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な開発調査費等でございます。
 第二項の企業債費は、企業債の元金償還金等を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額一千六百四十七億七千五百五十三万余円に対しまして、決算額一千五百三十一億九百十五万余円、翌年度繰越額十三億九千四百二万余円でございまして、執行率は九二・九%となってございます。
 次のページの一一ページから三五ページにかけましては、これまでにご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加え、まとめたものをお示ししてございます。
 また、三七ページ以降には、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 以上で、平成二十二年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、港湾事業会計の決算を、お手元にお配りしてございます資料2、平成二十二年度東京都港湾事業会計決算説明資料に基づきまして説明をさせていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 恐れ入りますが、七ページをお開き願います。平成二十二年度東京都港湾事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございます。
 第一項の営業収益は、本会計が所管する上屋等の港湾施設につきましての使用料収入でございます。
 第二項の営業外収益は、預金利息のほか、財産運用収入、光熱水費受け入れ等の雑収益でございます。
 第三項の特別利益は実績がございませんでした。
 以上、収益的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額五十八億六千四百万円に対しまして、決算額は五十六億九千四百四十四万余円でございまして、収入率は九七・一%となってございます。
 続きまして、八ページをお開き願います。支出についてでございます。
 第一項の営業費用は、上屋、荷役機械等の港湾施設の管理運営に要します経費のほか、減価償却費等でございます。
 第二項にございます営業外費用は、企業債利息等でございます。
 第三項の特別損失は実績がございませんでした。
 以上、収益的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額三十四億四千六百万円に対しまして、決算額は二十九億八千五百十八万余円でございまして、執行率は八六・六%となっております。
 次のページ、九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうち収入でございます。
 第一項の雑収入は、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会からの補助金収入でございます。
 以上、資本的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額三千万円に対しまして、決算額は四千四百六十万円となっておりまして、収入率は一四八・七%となっております。
 恐れ入ります、一〇ページをお開き願いたいと思います。一〇ページは支出についてでございます。
 第一項の建設改良費は、野積み場等の港湾施設につきましての整備費等でございます。
 第二項の企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額十八億九千二百五十万円に対しまして、決算額は八億三千三百九十五万余円、翌年度繰越額四千三百六十八万円となっておりまして、執行率は四四・一%となってございます。
 次のページの一一ページから二六ページにかけましては、これまでにご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加えまして、まとめたものをお示しさせていただいております。
 また、二七ページ以降には、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上をもちまして、平成二十二年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計につきましての決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

○岡田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○たぞえ委員 全部で六点お願いします。
 臨海副都心における有償処分予定地の現況一覧。
 次に、臨海副都心地域暫定利用の状況。
 次に、臨海地域開発事業会計における企業債償還の推移。
 次に、臨海ホールディングス傘下の各子会社の資産状況。
 以上四件は、二十三年度三月末現在でお願いします。
 次に、臨海関係第三セクターのビル入居率の推移を二〇〇〇年度から二〇一〇年度まで。
 臨海副都心地域の土地処分実績の推移を二〇〇五年度から二〇一〇年度まで。
 以上、お願いいたします。

○岡田委員長 ただいま、たぞえ委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○岡田委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出を願います。
 以上で港湾局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時十一分散会

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