平成二十一年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会速記録第一号

平成二十二年十月十五日(金曜日)
第一委員会室
   午後二時十一分開議
 出席委員 十一名
委員長大西さとる君
副委員長鈴木 章浩君
副委員長高倉 良生君
副委員長神野 吉弘君
小林 健二君
桜井 浩之君
西沢けいた君
新井ともはる君
山口  拓君
村上 英子君
吉田 信夫君

 欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長金子正一郎君
次長野澤 美博君
総務部長中村  靖君
職員部長宮川  昭君
資産運用部長廣瀬 秀樹君
電車部長室星  健君
自動車部長松下 義典君
車両電気部長広川 徳彦君
建設工務部長廣木 良司君
企画担当部長小泉  健君
安全管理担当部長波多野正裕君
調整担当部長土岐 勝弘君
バス事業経営改善担当部長岡本 恭広君
技術調整担当部長石井 明彦君
技術管理担当部長橿尾 恒次君
中央卸売市場市場長岡田  至君
管理部長塩見 清仁君
事業部長横山  宏君
市場政策担当部長大朏 秀次君
調整担当部長森本 博行君
新市場担当部長野口 一紀君
新市場事業推進担当部長志村 昌孝君
新市場建設調整担当部長臼田  仁君
新市場建設技術担当部長砂川 俊雄君
港湾局局長中井 敬三君
技監飯尾  豊君
総務部長山本  隆君
監理団体改革担当部長石原 清志君
港湾経営部長小宮 三夫君
港湾経営改革担当部長河内  豊君
臨海開発部長平林 宣広君
開発調整担当部長大和田 元君
営業担当部長延與  桂君
港湾整備部長前田  宏君
計画調整担当部長大釜 達夫君
離島港湾部長平田 耕二君
島しょ・小笠原空港整備担当部長北村 俊文君

本日の会議に付した事件
平成二十一年度東京都公営企業各会計決算の認定について
交通局関係
・平成二十一年度東京都交通事業会計決算(説明)
・平成二十一年度東京都高速電車事業会計決算(説明)
・平成二十一年度東京都電気事業会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・平成二十一年度東京都中央卸売市場会計決算(説明)
港湾局関係
・平成二十一年度東京都臨海地域開発事業会計決算(説明)
・平成二十一年度東京都港湾事業会計決算(説明)

○大西委員長 ただいまから平成二十一年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
 このたび、第一分科会委員長に選任いただきました大西さとるでございます。最初の分科会でございますので、一言ごあいさつをさせていただきます。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
 第一分科会は、ご存じのように、交通局と、そして港湾局、中央卸売市場の三局という所管になってございます。これらの三局は、どれもこれも都民生活に直結した大変大切な局でございます。そしてたくさんの都民の税金も使われます。これらの決算につきまして、効率的に、そして中身の濃い、この決算特別委員会の運営に精いっぱい、副委員長の皆様のご協力、そして委員の皆様、理事の皆様のご協力のもとに頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくご協力のほどお願いを申し上げます。
 それでは、さきの委員会で決定いたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 なお、分科会での喫煙につきましては、先ほどの打合会で、禁煙とすることで申し合わせましたので、ご協力をお願いいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記の龍野智子さんです。江口慎一郎君でございます。
 議案法制課の担当書記の小池綾子さんです。
 調査部の担当書記の井坂誠君です。
 どうぞよろしくお願いをいたします。
   〔書記あいさつ〕

○大西委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、交通局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○金子交通局長 交通局長の金子正一郎でございます。よろしくお願い申し上げます。
 ご審議いただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の野澤美博でございます。総務部長の中村靖でございます。職員部長の宮川昭でございます。資産運用部長の廣瀬秀樹でございます。電車部長の室星健でございます。自動車部長の松下義典でございます。車両電気部長の広川徳彦でございます。建設工務部長の廣木良司でございます。企画担当部長の小泉健でございます。安全管理担当部長の波多野正裕でございます。調整担当部長の土岐勝広でございます。バス事業経営改善担当部長の岡本恭広でございます。技術調整担当部長の石井明彦でございます。技術管理担当部長の橿尾恒次でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の根木義則でございます。財務課長の佐藤智秀でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○大西委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○大西委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十一年度東京都交通事業会計決算、平成二十一年度東京都高速電車事業会計決算及び平成二十一年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○中村総務部長 それでは、平成二十一年度の決算につきまして、お手元の平成二十一年度決算説明資料によりましてご説明申し上げます。
 表紙をおめくりください。平成二十一年度決算の収支概要でございます。上段が収益的収支、下段が資本的収支となっております。
 上段の収益的収支につきまして、交通局が所管する三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄、一段目の収入総額一千八百九十億三千八百万円に対しまして、その下の支出総額は一千七百七十七億四千百万円でございます。この結果、その下にありますように、純損益は百十二億九千七百万円の黒字となりました。
 以上の収益的収支につきまして、事業ごとに損益の状況をご説明いたします。
 まず、表の一番左側の自動車運送事業でございます。表の中ほど二重線の二段上の経常損益は七億七千三百万円の黒字、その二段上の純損益も七億七千三百万円の黒字となっておりますが、その一段下にありますとおり、主たる営業活動の結果を示す営業損益では二十一億六千万円の赤字となりました。
 次に、軌道事業でございますが、経常損益は九千三百万円の赤字となり、純損益は九千六百万円の赤字となりました。
 次の新交通事業につきましては、経常損益は十七億八千万円の赤字、純損益は十七億八千二百万円の赤字となりました。
 また、懸垂電車事業につきましては、経常損益、純損益ともに二千五百万円の黒字となりました。
 以上、四事業を合計しました交通事業会計全体の経常損益は十億七千五百万円の赤字、純損益は十億八千万円の赤字となりました。
 次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益は百二十一億六千九百万円の黒字、純損益は百二十三億五千五百万円の黒字となりました。この結果、表の中ほど二重線の上の段の当年度末繰越損益予定額に示しております累積欠損金は四千三百九億四千三百万円となりました。
 次に、電気事業会計でございます。経常損益、純損益ともに二千二百万円の黒字となりました。
 次に、資本的収支をご説明いたします。三会計の合計で申し上げます。
 右端の合計欄の中ほどにございます二重線の下一段目にございますように、収入総額は七百九十二億九千五百万円で、その一段下の支出総額は千二百六十九億七千百万円となり、その三段下の差引資金不足額は五百四十五億六千九百万円となりました。この不足額を、その一段下の損益勘定留保資金などの補てん財源六百八十七億八千二百万円により補てんいたしまして、当年度資金残は百四十二億一千三百万円となっております。
 以上の結果、右端一番下の段にございますように、交通局所管三会計における当年度末の累積資金残は八百二十一億九千六百万円となっております。
 なお、二枚おめくりいただきました一ページに、平成二十一年度決算総括表の消費税抜きのもの、次の二ページに消費税込みのもの、三ページから六ページに、より詳細な内容が記載された決算総表がございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、予算に対する決算の内容を会計ごとにご説明いたします。
 青い紙の次のページ、八ページをごらんください。平成二十一年度交通事業決算報告書でございます。
 八ページから次の九ページにかけて、自動車運送、軌道、新交通、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載しております。なお、予算決算対比につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としております。
 まず、八ページの自動車運送事業の営業収益でございます。予算額三百九十九億一千七百万円に対しまして、決算額は三百六十九億二千八百余万円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額三十五億三百万円に対して、決算額は三十四億一千九百余万円となりました。主なものは、受取利息及び配当金、一般会計補助金などでございます。
 次に、軌道事業の営業収益でございます。予算額二十七億七千二百万円に対し、決算額は二十五億三千四百余万円となりました。この大宗は乗車料収入でございます。
 営業外収益は、予算額四億六千三百万円に対して、決算額は六千九百余万円となりました。主なものは、受託工事収入、受取利息及び配当金、一般会計補助金などでございます。
 次に、新交通事業の営業収益でございます。予算額三十九億四千四百万円に対して、決算額は三十八億五百余万円となりました。この大宗は乗車料収入でございます。
 営業外収益は、予算額二千六百万円に対して、決算額は三千五百余万円となりました。内容は一般会計補助金などでございます。
 特別利益は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は百四十五万円余で、固定資産売却益でございます。
 次の九ページをお開きください。懸垂電車事業収益でございます。
 営業収益は、予算額一億三千百万円に対して、決算額は一億七百余万円となりました。この大宗は乗車料収入でございます。
 営業外収益は、予算額六千万円に対して、決算額は二千百八十四円で、雑収入でございます。
 以上、四事業を合わせました交通事業会計の収益的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額五百八億一千六百万円に対して、決算額は四百六十九億三百余万円で、予算に対する比率は九二・三%、前年度決算額との比率は九七・六%となりました。
 続きまして支出でございます。
 次の一〇ページをごらんください。まず、自動車運送事業の営業費用でございます。
 予算額四百十六億四千九百万円に対して、決算額は三百八十一億五千余万円で、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額十六億一千三百万円に対して、決算額は十二億三千余万円で、主なものは、消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 次に、軌道事業の営業費用でございます。予算額二十七億八千七百万円に対して、決算額は二十五億八千六百余万円となりました。
 営業外費用は、予算額四億四千百万円に対して、決算額四千八百余万円で、主なものは受託工事費などでございます。
 特別損失は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は三百四十八万円余で、過年度損益修正損でございます。
 次に、新交通事業の営業費用でございます。予算額五十一億九千四百万円に対して、決算額は五十一億四千余万円となりました。
 営業外費用は、予算額十三億六千六百万円に対して、決算額は四億七百余万円で、支払い利息などでございます。
 特別損失は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は三百四十八万円余で、過年度損益修正損でございます。
 次の一一ページをごらんください。次に、懸垂電車事業の営業費用でございます。予算額一億二千百万円に対して、決算額は七千七百余万円となりました。
 営業外費用は、予算額六千五百万円に対して、決算額三百六十九万円余で、主なものは、消費税及び地方消費税の納付金などでございます。
 以上、四事業を合わせた交通事業会計収益的支出の合計は、下から二段目にございますが、予算額五百三十二億三千六百万円に対して、決算額四百七十六億五千三百万円余で、執行率は八九・五%、前年度決算額との比率は九九・〇%となりました。
 続きまして、資本的収入及び支出でございます。
 次の一二ページをごらんください。まず、自動車運送事業の資本的収入でございます。予算額二十五億八千九百万円に対して、決算額は二十三億九千四百余万円となりました。主なものは、企業債、国庫補助金などでございます。
 次に、軌道事業の資本的収入でございます。予算額三千六百万円に対して、決算額は三百四万円余となりました。雑収入でございます。
 次に、新交通事業の資本的収入でございます。予算額五十四億一千五百万円に対して、決算額は五十一億九千九百余万円となりました。主なものは、企業債、一般会計出資金などでございます。
 以上、三事業を合わせました交通事業会計の資本的収入の合計が一番下の欄にございます。予算額八十億四千万円に対して、決算額は七十五億九千六百余万円で、予算に対する比率は九四・五%となりました。
 続きまして、資本的支出でございます。
 次の一三ページをごらんください。まず、自動車運送事業でございます。
 建設改良費の予算額欄の括弧内にございます、前年度からの繰越額二億四千万円を含めた予算額七十二億二千六百万円に対して、決算額は五十五億九千二百余万円で、建設改良費、企業債償還金でございます。
 次に、軌道事業でございます。建設改良費の予算額欄の括弧内にございます、前年度からの繰越額七千八百余万円を含めた予算額十六億七千八百余万円に対して、決算額は十三億二千余万円で、建設改良費でございます。
 次に、新交通事業でございます。予算額五十四億一千五百万円に対し、決算額は五十三億五千六百余万円で、建設改良費でございます。
 以上、交通事業会計資本的支出の合計は、予算額百四十三億一千九百余万円に対して、決算額は百二十二億六千九百余万円で、執行率は八五・七%となりました。
 交通事業会計の決算につきまして、その概要をご説明いたしましたが、詳細な内容につきましては、一五ページから科目ごとに説明を付してございます。また、五六ページからは剰余金計算書、五八ページは欠損金処理計算書、そして五九ページからは貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、高速電車事業会計をご説明いたします。
 六七ページをごらんください。平成二十一年度高速電車事業決算報告書でございます。
 まず、営業収益でございます。予算額一千四百六十七億二千七百万円に対して、決算額は千三百八十四億五千八百余万円となりました。この大宗を占めておりますのは乗車料収入で、そのほかに賃貸料、広告料収入などがございます。
 営業外収益は、予算額百十三億三千万円に対して、決算額は百四億八千三百余万円となりました。主なものは、一般会計からの補助金、受託工事収入、受取利息及び配当金などでございます。
 特別利益は、予算は計上しておりませんでしたが、決算額は一億八千九百余万円で、固定資産売却益でございます。
 以上を合計したものが、一番上の段、高速電車事業収益でございます。予算額一千五百八十億五千七百万円に対して、決算額は一千四百九十一億三千余万円で、予算に対する比率は九四・四%、前年度決算額との比率は九二・八%となりました。
 続きまして支出でございます。
 まず、営業費用でございます。予算額一千百九十二億四百万円に対して、決算額は一千百三十二億余万円で、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 営業外費用は、予算額二百六十億九千六百万円に対して、決算額は二百二十五億一千百余万円で、主なものは支払い利息などでございます。
 特別損失は、予算は計上しておりませんでしたが、決算額は四百七万円余で、固定資産売却損でございます。
 以上を合計したものが、一番上の段、高速電車事業費でございます。予算額一千四百五十三億円に対しまして、決算額は一千三百五十七億一千五百余万円で、執行率は九三・四%、前年度決算額との比率は九七・五%となりました。
 次に、六八ページをお開き願います。資本的収入及び支出でございます。
 まず、資本的収入でございます。予算額八百六億二千百万円に対して、決算額は七百十六億九千八百余万円で、予算に対する比率は八八・九%となりました。この主なものは、企業債、一般会計出資金、地下鉄建設などに対する国及び一般会計からの補助金などでございます。
 次の六九ページをお開きください。資本的支出でございます。
 建設改良費の予算額欄の括弧内にございます前年度からの繰越額五十七億五千万円を含めた予算額一千三百八十四億一千五百万円に対して、決算額は一千百五十八億四千余万円で、執行率は八三・七%となりました。この内容は、地下鉄建設などの建設改良費、企業債償還金などでございます。
 以上、高速電車事業会計の決算につきまして、その概要をご説明いたしましたが、詳細な内容につきましては、次の七〇ページ以降に記載しております。また、八八ページからは剰余金計算書、九〇ページは欠損金処理計算書、そして九一ページからは貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 最後に、電気事業会計をご説明申し上げます。
 一〇〇ページをごらんください。平成二十一年度電気事業決算報告書でございます。
 まず、電気事業収益でございます。予算額九億九千九百万円に対して、決算額は九億三千三百余万円で、この主なものは電力料収入などでございます。予算に対する比率は九三・五%、前年度決算額との比率は九一・〇%となっております。
 次に、電気事業費でございます。予算額九億八千八百万円に対して、決算額は九億三百余万円で、執行率は九一・四%、前年度決算額との比率は一〇三・六%となりました。
 次の一〇一ページをお開きください。資本的支出でございます。なお、資本的収入は、予算額、決算額ともにございません。
 予算額二億九千九百万円に対して、決算額は一億七千七百余万円で、執行率は五九・四%となりました。この内容は建設改良費でございます。
 詳細な内容につきましては、次の一〇二ページ以降に記載しております。また、一〇八ページからは剰余金計算書でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 次に、利益剰余金の処分につきまして、剰余金処分計算書(案)に基づきご説明申し上げます。
 一一〇ページをごらんください。当年度の未処分利益剰余金は二千二百三十九万円余となっております。これにつきましては、利益積立金に二百万円を、中小水力発電開発改良積立金に二千万円をそれぞれ積み立て、残余の三十九万円余を翌年度に繰り越したいと存じます。
 次の一一一ページからは、電気事業貸借対照表の前年度比較でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。
 以上で平成二十一年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

○大西委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○吉田委員 それでは、五点お願いをいたします。
 都バス関係ですけれども、廃止、短縮、運行本数を減少した都営バス路線について、過去五年程度でお願いをいたします。
 次に、都営地下鉄における、駅業務の委託の導入駅数を過去五年程度でお願いをいたします。
 次に、駅業務等委託料の推移についてお願いをいたします。
 次に、事業別職員数及び人件費割合の推移を過去十年程度でお願いをいたします。
 最後に、事業別非常勤職員数、臨時職員数の推移を過去十年程度でお願いをいたします。
 以上です。

○大西委員長 ほかにございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 それでは、ただいま吉田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で交通局関係を終わります。

○大西委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、中央卸売市場長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○岡田中央卸売市場長 中央卸売市場長の岡田至でございます。
 大西委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事務事業につきましてご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今後とも、都民生活を支える重要な役割を担っております市場運営に全力を挙げて取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 管理部長の塩見清仁でございます。事業部長の横山宏でございます。市場政策担当部長の大朏秀次でございます。調整担当部長の森本博行でございます。新市場担当部長の野口一紀でございます。新市場事業推進担当部長の志村昌孝でございます。新市場建設調整担当部長の臼田仁でございます。新市場建設技術担当部長の砂川俊雄でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の飯田一哉でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○大西委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○大西委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十一年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○塩見管理部長 平成二十一年度東京都中央卸売市場会計決算につきまして、お手元の東京都中央卸売市場会計決算説明資料に基づいてご説明申し上げます。
 目次をお開き願いたいと存じます。この資料の内容は、1、平成二十一年度東京都中央卸売市場事業決算報告書、2、決算説明書、3、剰余金計算書、4、欠損金処理計算書、5、貸借対照表から成っております。なお、決算額は、予算現額と対比させるために、消費税を含んだ金額で表示しております。
 一ページをごらんください。まず、決算報告書でございます。
 この報告書では、市場の業務運営に関する収益的収入及び支出と、市場の施設整備に関する資本的収入及び支出の総括的な内容を記載しております。
 まず(1)、収益的収入及び支出のア、収入でございます。表の一番上の市場事業収益でございますが、予算現額二百二十二億六千六百万円に対しまして、決算額は百九十七億九千百九十二万余円で、執行率は八八・九%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。表の一番上の市場事業費でございますが、予算現額百九十六億二千二百万円に対しまして、決算額は百六十四億一千三百六十二万余円で、執行率は八三・六%となっております。
 二ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。表の一番上の市場資本的収入は、予算現額十四億六千百万円に対しまして、決算額は十一億五百二十一万余円で、執行率は七五・六%となっております。
 次に、下段の表のイ、支出でございます。表の一番上の市場資本的支出は、予算現額百五億三千九百三十八万余円に対しまして、決算額は七十二億六千五万余円で、執行率は六八・九%となっております。
 続いて三ページをごらんください。決算説明書でございます。ここからは、ただいまご説明申し上げました収益的収支及び資本的収支の内訳となります。
 まず(1)の収益的収入及び支出のア、収入でございます。市場事業収益のうち、表の二段目の営業収益の決算額は百四十七億七千二百二十四万余円で、前年度対比は九九・五%となっております。
 このうち売上高割使用料ですが、決算額は三十億九千百九十三万余円で、前年度対比は九四・八%となっております。なお、市場別の内訳につきましては、一覧表のとおりでございます。
 四ページをお開き願います。施設使用料でございますが、決算額は八十四億九千九百七十八万余円で、前年度対比は九九・六%となっております。市場別の内訳につきましては、下の一覧表のとおりでございます。
 五ページをごらん願います。雑収益でございます。決算額は三十一億八千五十二万余円で、前年度対比は一〇四・四%となっております。これは、主に市場関係業者の使用した光熱水費等の受け入れ収入で、市場別の内訳につきましては、下の一覧表のとおりでございます。
 六ページをお開き願います。営業外収益ですが、決算額は二十六億四千三百十七万余円で、前年度対比は七六・九%となっております。表の二段目に記載してございます受取利息及び配当金ですが、これは資金の運用等による収入で、決算額は八億六百六十八万余円でございます。
 そのほかに一般会計補助金、次の七ページに記載しております雑収益、特別利益がございます。
 この特別利益ですが、これは食肉市場分場用地売却による固定資産売却益及び、大江戸線築地市場内の区分地上権設定対価相当額を収入したものでございます。
 八ページをお開き願います。イ、支出でございます。
 市場事業費のうち、表の二段目の営業費用ですが、決算額は百五十七億九千五百三十九万余円で、前年度対比は九六・五%となっております。
 このうち管理費ですが、市場施設の維持管理に要した経費でございます。決算額は百三億五千二百四十八万余円で、このページから一〇ページにかけて内訳を記載しております。
 一一ページをお開き願います。業務費ですが、各市場の取引にかかわります指導、監督並びに統計等に要した経費でございます。決算額は一億一千五百五十一万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一二ページをお開き願います。減価償却費及び資産減耗費ですが、これは固定資産の減価償却等に要した経費で、決算額は、減価償却費が四十九億二千七百九十四万余円、資産減耗費が三億九千九百四十四万余円でございます。
 一三ページをごらん願います。営業外費用ですが、決算額は六億一千八百二十二万余円で、前年度対比は七六・六%となっております。
 このうち生鮮食料品流通対策費ですが、決算額は四千九百四十八万余円で、内訳は下の欄に記載したとおりでございます。
 一四ページをお開き願います。支払い利息及び企業債取扱諸費ですが、これは企業債に対する利息等に関する経費で、決算額は四億四百二十二万余円でございます。
 次の繰延勘定償却ですが、これは企業債発行差金の償却に要した経費でございます。
 その下の消費税及び地方消費税ですが、平成二十一年度は一億五千百六十八万余円の納付となりました。
 一五ページをごらん願います。雑支出ですが、これは過年度分の還付金等の経費でございます。
 一六ページをお開き願います。(2)、資本的収入及び支出のア、収入でございます。
 市場資本的収入の企業債ですが、後年度の利子負担を考慮し、借換債の発行を見送ったため収入いたしませんでした。
 次の国庫補助金は、決算額が三億四千三万余円でございます。
 その下のその他資本収入ですが、予算現額は七億七千四百万円に対しまして、決算額は七億六千五百十七万余円でございます。その内訳は、下段の固定資産売却収入及び長期貸付金返還金収入でございます。
 一七ページをごらん願います。イ、支出でございます。
 市場資本的支出の建設改良費ですが、予算現額は八十九億五千六百八十二万余円に対しまして、決算額は五十六億八千九百七十七万余円で、執行率は六三・五%となっております。
 このうち施設拡張費でございますが、決算額は四十六億九千七百五十九万余円でございます。このページから一八ページにかけて、市場別の内訳と前年度からの繰り越しの内訳を記載しておりますので、ご参照願います。
 一九ページをごらんください。上段の施設改良費でございますが、決算額は四億四千四百八十六万余円でございます。市場別の内訳は下の表に記載しておりますので、ご参照願います。
 次の資産購入費ですが、決算額は五百五十六万余円でございます。その下の建設利息ですが、決算額は五億四千百七十五万余円でございます。
 二〇ページをお開き願います。上段の企業債償還金ですが、決算額は十五億七千二十七万余円でございます。
 次の国庫補助金返納金ですが、国との協議の結果、返納の必要がなくなったため支出いたしませんでした。
 次の二一ページからは剰余金計算書でございます。
 まず利益剰余金の部ですが、Ⅰの建設改良積立金の当年度処分額五十一億五百五万余円は、資本的収支の資金不足額に充当したものでございます。この結果、積立金合計は一千五百四十三億二千二百九十九万余円となりました。
 Ⅲの欠損金ですが、最後の行に記載しております当年度未処理欠損金は百二十九億七百二万余円となりました。
 二二ページをお開き願います。資本剰余金の部でございます。最後の行に記載しております翌年度繰越資本剰余金は四百七十一億八千四百十万余円でございます。
 二三ページをごらん願います。欠損金処理計算書でございます。
 当年度未処理欠損金百二十九億七百二万四千七百三十九円については、地方公営企業法の定めるところにより、そのまま翌年度へ繰り越すことといたしました。
 次の二四ページから二七ページにかけましては、平成二十一年度の貸借対照表でございます。様式に従いまして、それぞれの項目ごとに増減説明を記載したものでございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上で平成二十一年度東京都中央卸売市場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○大西委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○吉田委員 それでは六点お願いします。
 まず、豊洲新市場予定地の整備に要した経費の推移及び区分別の執行額と執行予定額。
 次に、新市場予定地における土壌汚染対策経費の内訳を詳細にお示し願いたい。
 三つ目に、適用実験の経過についてお示し願いたい。
 四つ目に、都の中間報告発表に至る経過についてお示し願いたい。
 次に、委託事業者から提出された適用実験中間報告書そのものをお示し願いたい。
 最後に、豊洲新市場予定地AP二メートル以下の土壌について、技術会議が、汚染されていると判断した土量及び汚染されていないと判断した土量についてお示しをお願いいたします。
 以上です。

○大西委員長 ほかに資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 それでは、ただいま吉田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○大西委員長 これより港湾局関係に入ります。
 初めに、港湾局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○中井港湾局長 港湾局長の中井敬三でございます。
 大西委員長を初め各委員の皆様方には、港湾局の事務事業につきまして、日ごろから特段のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
 今後とも、事務事業の執行に当たりましては一層努力してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、港湾局の幹部職員を紹介させていただきます。
 技監の飯尾豊でございます。総務部長の山本隆でございます。監理団体改革担当部長の石原清志でございます。港湾経営部長の小宮三夫でございます。港湾経営改革担当部長の河内豊でございます。臨海開発部長の平林宣広でございます。開発調整担当部長の大和田元でございます。営業担当部長の延與桂でございます。港湾整備部長の前田宏でございます。計画調整担当部長の大釜達夫でございます。離島港湾部長の平田耕二でございます。島しょ・小笠原空港整備担当部長の北村俊文でございます。当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の古谷ひろみでございます。同じく企画計理課長の飯田紀子でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○大西委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○大西委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十一年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び平成二十一年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○山本総務部長 平成二十一年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算につきましてご説明を申し上げます。
 最初に、お手元にお配りしてございます資料1、平成二十一年度東京都臨海地域開発事業会計決算説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 恐れ入りますが七ページをお開き願います。平成二十一年度東京都臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。
 表の項目をごらんください。左から科目の内訳として款、項、目を、次に予算現額、決算額、予算現額と決算額の差、収入率、前年度決算額、前年度決算額との比率をそれぞれ記載してございます。
 第一項の営業収益は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地につきましての処分収入と賃貸料収入でございます。
 第二項の営業外収益は、預金利息、有価証券利息及び土地の一時貸付料等でございます。
 第三項の特別利益は、有価証券の償還に伴う差益等でございます。
 以上、収益的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額五百八十一億一千七百万円に対しまして、決算額二百四十一億七千四百四十一万余円で、収入率は四一・六%となってございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 まず表の項目のご説明ですが、左から科目の内訳として款、項、目を、次に予算現額、決算額、不用額、執行率、前年度決算額、前年度決算額との比率をそれぞれ記載してございます。
 第一項の営業費用は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地につきましての処分原価、管理、処分に要する経費と人件費等でございます。
 第二項の営業外費用は、企業債利息、企業債手数料と取扱費等でございます。
 第三項の特別損失は、過年度損益修正損等でございます。
 以上、収益的支出の合計は、最下段に記載をしてございますとおり、予算現額三百二十八億二千四百万円に対しまして、決算額百二十九億一千九百五十二万余円で、執行率は三九・四%となってございます。
 九ページをごらんください。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。第一項の有価証券償還金収入は、国債など有価証券の償還金収入でございます。
 第二項の雑収入は、受託工事の収入等でございます。
 以上、資本的収入の合計は、最下段に記載をしてございますとおり、予算現額六百七十八億四千五百万円に対しまして、決算額六百六十四億五千七百九十四万余円で、収入率は九八・〇%となってございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の埋立事業費のうち、第一目の埋立地造成費から第五目の埋立諸費にかけましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
 まず第一目の埋立地造成費は、十号地その一東側水域埋立造成費及び豊洲・晴海地区の防潮護岸整備費等でございます。
 第二目の環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。
 第三目の道路橋梁整備費は、実績はございませんでした。
 第四目の埋立改良費は、道路、橋梁及び公園施設の改修経費等でございます。
 第五目の埋立諸費は、埋立地の造成に必要な諸調査と人件費等でございます。
 続きまして、第六目の臨海副都心建設費から第八目の臨海副都心諸費にかけましては、臨海副都心地域の埋立地に係る経費でございます。
 第六目の臨海副都心建設費は、臨海副都心の開発に必要な建設費と開発者負担金等でございます。
 第七目の臨海副都心改良費は、設備改良費等でございます。
 最後に、第八目の臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な開発調査費等でございます。
 第二項の企業債費は、企業債の元金償還金等を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、最下段に記載をしてございますとおり、予算現額一千三百十六億七千二百四十三万余円に対しまして、決算額一千二百十億二百八十七万余円、翌年度繰越額五億四千二百五十三万余円で、執行率は九一・九%となってございます。
 次のページの一一ページから三四ページにかけまして、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を各目ごとに説明を加え、まとめたものをお示ししてございます。
 また、三五ページ以降には、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で平成二十一年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、港湾事業会計の決算を、お手元にお配りしてございます資料2、平成二十一年度東京都港湾事業会計決算説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
 一ページから四ページにかけましては、先ほどの委員会におきまして局長がご説明申し上げた決算の総括でございますので、省略をさせていただきます。
 七ページをお開き願います。平成二十一年度東京都港湾事業会計決算報告書でございます。
 表のつくりは、先ほどご説明した臨海地域開発事業会計と同様になっております。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の営業収益は、本会計が所管いたします上屋等の港湾施設につきましての使用料収入でございます。
 第二項の営業外収益は、預金利息のほか、財産運用収入、光熱水費受け入れ等の雑収益でございます。
 第三項の特別利益は、過年度損益修正益であります。
 以上、収益的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額五十九億五千六百万円に対しまして、決算額は六十億二千六百十九万余円で、収入率は一〇一・二%となっております。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の営業費用は、上屋、荷役機械等港湾施設の管理運営に要する経費のほか、減価償却費等でございます。
 第二項の営業外費用は、企業債利息等でございます。
 第三項の特別損失は、東京港埠頭株式会社への建物等の現物出資に伴う固定資産出資損等でございます。
 以上、収益的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額三十七億一千二百万円に対しまして、決算額は五十四億六百四十七万余円で、執行率は一四五・六%となってございます。
 九ページをごらん願います。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の固定資産売却収入は、東京港埠頭株式会社への荷役機械の売り払い代金でございます。
 第二項の雑収入は、工事負担金等の収入でございます。
 以上、資本的収入の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額二十二億四千九百万円に対しまして、決算額は二十一億一千百七十四万余円、したがいまして収入率は九三・九%となっております。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の建設改良費は、野積み場等の港湾施設の整備費等でございます。
 第二項の企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
 以上、資本的支出の合計は、最下段に記載してございますとおり、予算現額七十五億九千三百六十六万円に対しまして、決算額は六十一億七千百六万余円、翌年度繰越額五千二百五十万円で、執行率は八一・三%となってございます。
 次のページの一一ページから二七ページにかけまして、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を各目ごとに説明を加え、まとめたものをお示ししてございます。
 また、二九ページ以降には、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で平成二十一年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計につきましての決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

○大西委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○吉田委員 七点お願いいたします。
 臨海副都心における有償処分予定地の現況一覧について。
 次に、臨海副都心地域の土地処分実績について。
 次に、臨海副都心地域の暫定利用の状況について。
 次に、臨海地域開発事業会計における企業債償還の推移について。
 次に、同じく臨海地域開発事業会計の年度末資産残高の推移について。
 次に、臨海ホールディングス傘下の子会社の資産状況について。
 最後に、臨海関係第三セクタービルの入居率の推移について。
 以上、お願いいたします。

○大西委員長 ほかに資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 それでは、ただいま吉田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大西委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、提出願います。
 以上で港湾局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時七分散会

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