委員長 | 鈴木貫太郎君 |
副委員長 | 矢島 千秋君 |
副委員長 | 馬場 裕子君 |
理事 | 秋田 一郎君 |
理事 | 山下 太郎君 |
理事 | 中嶋 義雄君 |
理事 | 古館 和憲君 |
理事 | 三原 將嗣君 |
谷村 孝彦君 | |
富田 俊正君 | |
中屋 文孝君 | |
山口 文江君 | |
かち佳代子君 | |
林田 武君 | |
高島なおき君 | |
大塚 隆朗君 | |
小美濃安弘君 | |
吉野 利明君 | |
宮崎 章君 | |
東ひろたか君 | |
小山 敏雄君 | |
大西由紀子君 |
欠席委員 一名
出席説明員病院経営本部長 | 碇山 幸夫君 |
中央卸売市場長 | 森澤 正範君 |
東京都技監建設局長兼務 | 小峰 良介君 |
港湾局長 | 成田 浩君 |
交通局長 | 松尾 均君 |
水道局長 | 飯嶋 宣雄君 |
下水道局長 | 二村 保宏君 |
本日の会議に付した事件
平成十四年度東京都公営企業各会計決算の認定について(決定)
・平成十四年度東京都病院会計決算
・平成十四年度東京都中央卸売市場会計決算
・平成十四年度東京都都市再開発事業会計決算
・平成十四年度東京都臨海地域開発事業会計決算
・平成十四年度東京都港湾事業会計決算
・平成十四年度東京都交通事業会計決算
・平成十四年度東京都高速電車事業会計決算
・平成十四年度東京都電気事業会計決算
・平成十四年度東京都水道事業会計決算
・平成十四年度東京都工業用水道事業会計決算
・平成十四年度東京都下水道事業会計決算
○鈴木委員長 ただいまから平成十四年度公営企業会計決算特別委員会を開会させていただきます。
初めに、委員の辞任及び選任について申し上げさせていただきます。
議長から、去る十二月一日付をもって、林知二委員の辞任を許可する旨、新たに富田俊正委員を選任した旨の通知がありましたので、ご報告をさせていただきます。
なお、議席については、ただいまご着席のとおりといたしましたので、ご了承賜りたいと思います。
○鈴木委員長 これより決算の審査を行ってまいります。
平成十四年度東京都公営企業各会計決算の認定についてを議題といたします。
本決算の認定の際に付する意見につきましては、理事会でご協議をいただきました意見をお手元に配布してございます。ご参照ください。
朗読は省略をさせていただきます。
○病院会計
一 都財政の厳しい状況を踏まえ、一般会計繰り入れ対象経費の見直しにより経費区分の明確化を図るとともに、病床利用率の向上、医療資源の効率的な活用、PFI導入の検討等、更なる経営改善に取り組み、より一層の経営基盤の強化に努められたい。
また、コスト意識を持った病院経営実現のため、人材の育成や研修内容等の充実に努められたい。
二 都立病院は、感染症医療、救急医療、がん医療、周産期医療、難病医療等の行政的医療を適正に都民に提供するとともに、都における医療の質的向上に努められたい。
三 「都立病院改革マスタープラン」に基づく都立病院改革に当たっては、行政的医療・地域医療の確保、小児救急医療の整備充実等に十二分に配慮し、都民の安心と理解を得られるよう最大限努力されたい。
四 「患者中心の医療」の実現のため、医療安全管理対策を強化・充実するとともに、インフォームド・コンセント、セカンドオピニオン等、医療情報や相談機能を拡充されたい。
また、医療事故防止対策の確立と徹底、リスクマネジャーの活用に努められたい。
五 「根拠に基づく医療」いわゆるEBM(Evidence Based Medicine)等を充実させ、患者中心の医療を推進されたい。
また、医療の質の向上に向け、クリニカル・パスの有効活用・充実を図られたい。
六 都立病院における救急医療体制の更なる充実強化を図るため、「東京ER」の円滑な運用に努めるとともに、震災対策等災害時対応能力を向上されたい。
七 SARSやエイズ、結核、その他の感染症、骨髄移植、アレルギー専門外来、女性専用外来等について、患者が安心して適切な医療を受けられるよう引き続き診療体制の充実に努められたい。
八 小児医療機関の減少を踏まえ、都立病院における小児医療及び周産期医療の充実に努められたい。
また、小児専門医を育成・確保していくため、都立病院における専門臨床研修制度を拡充されたい。
九 都立病院と地域の各医療機関との連携を深め、医療のネットワーク化への寄与を進められたい。
十 都立病院の再編整備については、地域での医療機能が確保されるとともに、地域住民の理解が得られるよう、十分な対策を講じられたい。
十一 都立病院の医薬分業を進めるとともに、院内の適切な薬剤管理を推進されたい。
○中央卸売市場会計
一 「食の安全と安心」を確保するため、市場関係業者と連携し、生産、流通、販売の各段階における適時、的確な情報収集、情報公開に努めるとともに、食品の安全情報や危機情報について、インターネットを活用するなど、広く都民に提供できるよう体制の充実を図られたい。
さらに、適正表示の指導・監督体制を充実するとともに、消費者の視点に立ち、国内生産食品はもとより輸入食品を含め、安全・安心な生鮮食料品が流通するよう、万全を期されたい。
また、有機農産物の供給を図る上での対策や取り組みを一層充実されたい。
二 豊洲新市場の整備に当たっては、二十一世紀の首都圏の基幹市場としての役割を担えるよう、建設計画の着実な推進に努めるとともに、システムを見直し、市場改革が実現された市場となるよう整備されたい。
さらに、豊洲地区の土壌汚染の状況を踏まえ、市場関係者や地元自治体等と十分協議を行われたい。
三 多摩地域の青果地方卸売市場については、円滑な青果物流を確保するため、第七次卸売市場整備計画を踏まえ、中核的地方卸売市場制度や施設整備事業費補助金制度を活用し、支援の充実に努められたい。
四 市場内の環境改善を一層推進するため、関係者との連携協力体制を強化し、リサイクルの推進、生ごみコンポスト化などごみの減量化・減容化や市場内で荷物搬送を行っている小型特殊自動車の電動車へ切り替えを進めるとともに、CNG車に対しても購入費補助を行なうなど、市場活動に伴う環境負荷の低減により一層努められたい。
五 健全な市場財政の運営を確保するため、収益の確保、経費の削減による内部努力を徹底し、今後の施設整備に必要な財源を確保できるよう適切な措置を講じるとともに、民間活力の導入も含め事業の活性化に努められたい。
六 都民・消費者への生鮮食料品の流通実態や商品に関する情報提供・意見交換に当たり、都民の意見が反映される仕組みを充実されたい。
七 災害緊急時における生鮮食料品の供給について、遺漏のないように努められたい。
○都市再開発事業会計
一 北新宿地区及び環状第二号線新橋・虎ノ門地区における都市再開発事業については、都市の骨格を形成する幹線道路である放射第六号線及び環状第二号線の整備を促進するとともに、その周辺部の都市機能を再生し、生活環境の改善と、防災性の向上を図られたい。
二 北新宿地区及び環状第二号線新橋・虎ノ門地区における都市再開発事業については、事業収支を適切かつ明確に示すとともに、事業リスクの回避、事業スピードの向上、採算性の優れた事業展開を図られたい。また、事業を効率的に進めるために、地域を区分し優先順位をつけて整備に取り組まれたい。
○臨海地域開発事業会計
一 臨海副都心の開発は、中小企業に対して大きな生産誘発効果や雇用誘発効果をもたらすなど、都民生活を支える新しいまちを創造する極めて重要で意義の大きい事業であることから、事業者ニーズに的確に対応して民間事業者の誘致に努めるなど、土地処分を促進し、着実な開発を進められたい。
二 臨海副都心地域と都心部とを結ぶ、晴海通りや環状二号線等の広域幹線道路の整備や、新交通「ゆりかもめ」の豊洲延伸部の十七年度開通に向けて、交通アクセスを積極的に整備されたい。
三 臨海副都心は、東京の新しい観光スポットとして定着してきていることから、さらなる魅力の向上に取り組み、一層の活性化に努められたい。
四 東京港の埋立地は、都民の貴重な財産であり、海上公園の整備やスポーツ・レクリェーション施設の充実を図り、都民の多様な余暇活動に応えるとともに、自然の再生に取り組むなど、自然環境と調和した都市環境の形成に努められたい。
五 有明北地区の埋立ては、東京臨海地域の発展に大きく寄与する広域幹線道路の整備等に不可欠なものであり、着実に事業を進められたい。
六 有明の丘は、広域防災拠点としての機能を確実に果たせるよう、地域内の都市基盤やアクセス道路等の整備を着実に進められたい。
七 臨海地域開発事業会計は、三会計統合によるメリットをいかして、弾力的で効率的な財政運営を図られたい。
○港湾事業会計
一 東京港は、首都圏四千万人の生活と産業活動を支える物流拠点としての重要な社会基盤施設であり、国際競争力を強化するため、事業運営の効率化に努め、利用者ニーズに的確に応える施設整備を行うとともに、内外の貨物誘致等を積極的に推進されたい。
○交通事業会計
一 経営計画に定めた事業計画の着実な執行に努めるとともに、組織の簡素効率化、経費の節減等、徹底した経営の効率化を推進されたい。あわせて資産の有効活用やラッピング広告の拡大等による増収対策にも積極的に取り組み、収支目標の達成に努められたい。
また、交通政策を独自にもち、広く東京の公共交通政策に的確に対応できるよう、長期的視点に立った体制の整備を図られたい。
二 バス事業については、需要に対応した路線や運行ダイヤの見直し、バスの運行情報サービスの充実等、利用者ニーズを的確に把握し、利便性向上と乗客の増加に努められたい。
また、誰もが利用しやすいバスシステムとして、アクセスしやすい小型車両の導入、バス停間隔の短距離設定、停留所の整備や利用者の視点に立った案内板の設置等を図られたい。
三 高齢者や身体障害者はもとより、全ての人々が利用しやすいバスとするため、ノンステップバス等の導入促進等を図られたい。
四 排気ガス対策の一環として、引き続き低公害車両を積極的に導入するなど、環境に配慮した先導的施策を推進されたい。
五 都バスの公共交通としての機能を十分に発揮するため、バスレーンの拡大、駅ターミナルの整備及び違法駐車対策等、バス優先の走行環境の整備を推進するよう、関係機関に働きかけられたい。
六 路面電車事業については、利用者ニーズを的確に把握し、運行ダイヤの見直しや新しいサービスの提供により乗客の増加に努められたい。
七 人や環境に優しく、かつ経済性に優れた公共交通システムであるLRTの導入に取り組まれたい。
○高速電車事業会計
一 経営計画に基づく事業計画を着実に執行するとともに、組織の簡素化、経費の節減等徹底した経営の効率化を推進されたい。あわせて大江戸線をはじめ各路線で、より質の高いサービスを提供するなど、積極的な乗客誘致策を展開し、収支の改善に努められたい。
二 新たな広告媒体の開発に努めるとともに、駅構内の空間を最大限に活用して、店舗等の展開を図るなど、関連事業のスピーディーかつ積極的な展開により、安定収入の確保に努められたい。
三 大江戸線をはじめとした地下鉄のネットワーク効果を高めるために、他の事業者等とも協力して、障害者や外国人など不慣れな人も戸惑うことなく利用できるよう、分かりやすい案内標識の設置等、利便性の向上に努められたい。特に路線名、駅名のナンバーリングについては、平成十六年度実施に向けて取り組まれたい。
四 地下鉄をはじめとする公共交通網の整備にあわせ、利用者の利便性向上に資するよう、他の事業者と連携し、各鉄道事業者間の乗継割引制度を拡大するとともに、都営交通ネットワークのシームレス化等、一層のサービス向上を図られたい。
また、相互利用ができるよう、ICカード乗車券の導入等、一層のサービス向上に努められたい。
五 地下鉄の快適性を増し、乗客数の増加に資するために、駅施設や車両・設備等のきめこまかな点検に努められたい。
また、ホームからの転落事故防止対策を推進されたい。
六 交通バリアフリー法の趣旨を踏まえ、地下鉄における垂直移動施設としてのエレベーターやエスカレーターを積極的に導入するとともに、オストメイトにも対応した車いす対応型トイレの設置等、駅施設のバリアフリー化を促進されたい。
七 地下鉄における防災対策、震災対策、痴漢犯罪防止対策を強化するとともに、テロ対策を進められたい。また、火災対策として、排煙設備等を全駅に早急に整備するなど対策を講ずるとともに、震災対策として地下鉄構造の安全点検、補強を早急に行なわれたい。
八 地下鉄建設については、企業債償還期限の延長や、建設費に対する国の助成措置を大幅に増額するシステムを確立するよう、国に強く働きかけられたい。
○電気事業会計
一 引き続き良好な経営状況になっているが、電気事業の規制緩和の進展を踏まえ、今後とも経営の健全化及び効率化に一層努めるとともに、長期的な経営のあり方について検討されたい。
○水道事業会計
一 将来にわたる安定給水を確保するため、水資源開発基本計画で予定している新規水源開発について国等に一層の促進を要望するとともに、水源県との協力関係を深め、その推進に努められたい。
また、財源対策として、国庫補助金等の拡大導入に努力されたい。
二 都民生活や都市活動を支えるため、浄水施設及び送配水施設の整備を積極的に進めるとともに、浄水場におけるろ過池の覆がい化や自家発電設備の整備等、危機管理対策について万全を期されたい。
また、事故・震災時においても必要な水を確保できるよう、応急給水槽の整備、水道施設の耐震性の強化及び地下水の活用等、震災対策に万全を期されたい。
さらに、非常時における地元自治体との連携を進められたい。
三 安全でおいしい水を供給するため、水質監視体制に万全を期すとともに、高度浄水施設建設の推進、鉛製給水管の早期解消、直結給水の普及拡大、貯水槽水道の適正な管理などに努められたい。
また、近年の水源水質の悪化にかんがみ、水道水源の水質保全対策について国等に対し強く要望されたい。
四 限りある水資源の有効活用を図るため、広報による節水意識の高揚、水の循環利用及び雨水利用の促進等、節水諸施策を推進し、節水型都市づくりを進められたい。
また、経年配水管の取り替えに引き続き取り組むとともに、漏水発見技術の研究開発に努めるなど、漏水防止対策を引き続き推進されたい。
五 環境負荷の低減を図るため、コージェネレーションシステムや太陽光発電などエネルギーの有効活用や発生土の再利用等資源リサイクルに努めるほか、環境会計の取り組みなど、総合的な環境施策を推進されたい。
六 財政の安定化を図るため、PFI等の新たな経営手法を積極的に活用するほか、「水道事業経営プラン二〇〇〇」に盛り込まれた職員定数の削減や工事コストの縮減等を推進し、事業経営の一層の効率化に努められたい。
また、事業評価制度の活用などにより、都民への説明責任を果たし、より一層信頼される水道を目指して事業運営に努められたい。
七 多摩地区水道事業については、より一層の水道サービス、給水安定性の向上及び効率的な事業運営を図るため、「多摩地区水道経営改善基本計画」に基づき、経営改善を着実に推進されたい。
八 インターネットを活用したサービスの充実や、水道施設の開放など、都民に信頼され親しまれるサービスの充実に一層努められたい。
○工業用水道事業会計
一 安定給水及び施設の安全性を確保するため、経年管の更新等、諸施設の整備を進めるとともに、より一層効率的な事業運営を推進し、財政の安定化に努められたい。
○下水道事業会計
一 老朽化施設の更新に合わせて、能力不足の解消や機能の高水準化を図るなど、再構築事業を進めるとともに、道路陥没対策や臭気対策及び震災時のトイレ機能の確保等に重点をおいた「再構築クイックプラン」を着実に実施されたい。
二 浸水から都民の生命と財産を守るため、浸水対策を積極的に推進するとともに、近年の局所的な集中豪雨に対処するため、新たな技術などを活用し、「雨水整備クイックプラン」を着実に実施されたい。
また、雨水流出抑制のため、雨水浸透ますの設置を進められたい。
さらに、降雨情報の提供等、ソフト面での対策を充実されたい。
三 東京湾や都内河川の水質を改善し、快適な水辺環境を創出するため、合流式下水道の改善や高度処理を推進するとともに、「合流改善クイックプラン」を着実に実施されたい。
また、都民の理解を得るため、キャンペーンなどのソフト面での対策も充実されたい。
四 単体ディスポーザーの使用自粛の取り組みをさらに進め、ディスポーザー排水処理システムの水質管理を徹底して行われたい。
五 区部における下水道普及困難地域の早期解消に努められたい。
六 多摩地域の下水道の普及促進については、流域関連公共下水道の整備と整合を図りつつ、流域下水道建設事業を推進するとともに、市町村が建設から維持管理まで、効率的な事業運営を行うための技術支援を行われたい。
また、浸水被害を解消するため、市や町が行う雨水排水施設の整備との整合を図りつつ、必要な浸水対策を推進されたい。
七 リサイクルの推進を図るため、再生水の利用、下水汚泥の資源化及び下水熱利用等の技術開発を進めるとともに、その利用の拡大に努められたい。とりわけ、汚泥資源の有効的かつ積極的活用を進めるために、東京都や東京都関連の公共施設、東京都が発注する公共事業等への利用促進を働きかけるとともに、低コスト化に努め、民間への普及を図られたい。
また、未利用エネルギーの有効活用をさらに進められたい。
八 下水道管きょを利用した光ファイバー通信網の接続計画を着実に推進し、効率的な維持管理に努めるとともに、高度情報化社会における情報通信基盤として、多目的に活用できるよう研究を進められたい。
九 非常時における生活雑用水としての供給等を考慮し、再生処理水の水質基準の高度化等の技術開発、研究に努められたい。
十 処理場の名称変更を契機に、周辺環境に配慮した下水道施設の整備に努めるとともに、下水道施設の上部を公園、スポーツ施設等として都民に還元できるよう整備するなど、より地域に親しまれるための取り組みを推進されたい。
また、整備にあたっては、施設上部の利用方法について地元と十分協議されたい。
十一 下水道施設を適正かつ効率的に維持管理するとともに、コスト縮減、資産の有効活用等、経営改善に取り組み、健全な財政基盤の確立と都民サービスの向上に努力されたい。
また、下水道建設事業を着実に実施するため、国庫補助金の確保や、起債における政府資金枠の拡大等、財政措置を国に強く要求されたい。
十二 下水道施設の保全及び下水処理を円滑に行うため、有害物質を含む下水を排出するおそれのある事務所等に対し、除害施設の設置等の指導を強化されたい。
十三 都民への説明責任を果たすとともに、都民の意見が事業に反映されるよう行政評価制度を積極的に活用されたい。
○鈴木委員長 これより、直ちに採決を行ってまいります。
初めに、平成十四年度東京都臨海地域開発事業会計決算を採決いたします。
本決算は、起立により採決をいたします。
お手元配布の意見を付して認定することに賛成の方々のご起立を願います。
〔賛成者起立〕
○鈴木委員長 起立多数であります。よって、平成十四年度東京都臨海地域開発事業会計決算は、お手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。
○東委員 ただいま廃棄されました本決算に対する我が会派の意見は、少数意見として留保いたします。
○鈴木委員長 ただいま東委員から、少数意見として留保したい旨の発言がありましたけれども、本件は、会議規則第六十七条の第一項の規定により、二名以上の賛成者を必要といたします。
東委員の発言に賛成の方はご起立をいただきたいと思います。
〔賛成者起立〕
○鈴木委員長 賛成者二名以上であります。よって、本件は、少数意見として留保されました。
なお、少数意見報告書は議長に提出をいたしますので、速やかに委員長までご提出をいただきたいと思います。
次に、平成十四年度東京都病院会計決算、平成十四年度東京都中央卸売市場会計決算、平成十四年度東京都都市再開発事業会計決算及び平成十四年度東京都水道事業会計決算を一括して採決を行ってまいります。
本決算は、起立により採決をいたします。
本決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに賛成の方々のご起立をいただきます。
〔賛成者起立〕
○鈴木委員長 起立多数であります。よって、平成十四年度東京都病院会計決算外三会計決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。
○東委員 ただいま廃棄されました本決算に対する我が会派の意見は、少数意見として留保いたします。
○鈴木委員長 東委員から少数意見として留保したい旨の発言がございましたが、本件は、会議規則第六十七条の第一項の規定により、二名以上の賛成者を必要といたします。
東委員の発言に賛成の方のご起立をいただきます。
〔賛成者起立〕
○鈴木委員長 賛成者二名以上であります。よって、本件は、少数意見として留保されました。
なお、少数意見報告書は議長に提出をいたしますので、速やかに委員長までご提出をいただきます。
次に、平成十四年度東京都港湾事業会計決算、平成十四年度東京都交通事業会計決算、平成十四年度東京都高速電車事業会計決算、平成十四年度東京都電気事業会計決算、平成十四年度東京都工業用水道事業会計決算及び平成十四年度東京都下水道事業会計決算を一括して採決を行います。
お諮りいたします。
本件は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木委員長 異議なしと認めます。よって、平成十四年度東京都港湾事業会計決算外五会計決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。
以上で平成十四年度東京都公営企業各会計決算の認定についての審査はすべて終了をさせていただきました。
なお、本会議における委員長口頭報告につきましては、理事会にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木委員長 異議なしと認め、そのように取り扱わさせていただきたいと思います。
○鈴木委員長 この際、所管七局を代表いたしまして、水道局長から発言の申し出がありますので、これを許したいと思います。
○飯嶋水道局長 公営企業会計関係七局を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。
鈴木委員長を初め委員の先生方には、平成十四年度公営企業会計十一会計の決算につきまして、大変厳しい日程の中、慎重かつ熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
また、貴重なご意見を付して決算を認定いただきまして、厚く御礼申し上げます。
今後、私ども所管事業の執行に当たりましては、ただいまいただきましたご意見はもとより、委員会審査の過程におきまして、委員の先生方からのご指摘、ご意見等につきましても、その趣旨を踏まえ、より一層の適正かつ効率的な事業運営を図ってまいる所存でございます。
今後とも、委員の先生方の変わらぬご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御礼のごあいさつとさせていただきます。
まことにありがとうございました。
○鈴木委員長 発言は終わりました。
この際、私からも一言御礼のごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。
本委員会は、九月十一日の議会運営委員会の申し合わせに伴いまして、九月十八日の世話人協議会、それを経て、九月二十六日の第三回定例会におきまして設置をされた特別委員会でございます。以来、本日まで約三カ月間にわたり、委員会を五回、二つの分科会で四回及び五回の審査を行ってまいりました。
この間、矢島副委員長、馬場副委員長には、分科会のそれぞれの委員長職をお務めあそばされまして、本当にご苦労をおかけをさせていただいたと思います。
また、理事、それから委員の皆様方には、特段のご協力を賜りましたことを委員長として万感の思いを込めて、御礼を申し上げさせていただきたいと存じます。
また、七局のそれぞれの理事者の皆様、そしてまた、後ろに座っておられます議会局の皆様方にも、本当に時間の限られた中での審査のやりとりでありました。本当に心から御礼を申し上げさせていただきたいと存じます。
私も、議会改善委員会の中で、このやり方について、この案を提出をした委員でございますので、これがようやく定着をしてきたなという、そういう思いでもおりますし、私たちのやりとりが次年度の予算にきちっと反映をする、これが議会人としての役目ではなかったのかなと、こう存じています。
これからも都政発展のために、ますます私たちが都民の負託を得て、がっちりと受けて、都政発展のために進んでいくことをお約束を申し上げて、御礼の言葉にかえさせていただきたいと思います。
すべての皆様に、心からご協力ありがとうございました。(拍手)
私のあいさつは終わりまして、本日の委員会を無事閉会とさせていただきます。
午後一時十二分散会
Copyright © 1999
Tokyo Metropolitan Assembly All Rights Reserved.