公営企業会計決算特別委員会速記録第五号

平成十四年十二月五日(木曜日)
第四委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 二十二名
委員長青木 英二君
副委員長富田 俊正君
副委員長石川 芳昭君
副委員長樺山 卓司君
理事清水ひで子君
理事東野 秀平君
理事田代ひろし君
理事いなば真一君
理事樋口ゆうこ君
東村 邦浩君
北城 貞治君
初鹿 明博君
河野百合恵君
吉原  修君
山田 忠昭君
織田 拓郎君
新井美沙子君
松村 友昭君
河西のぶみ君
比留間敏夫君
山本賢太郎君
佐藤 裕彦君

 欠席委員 一名

 出席説明員
病院経営本部長櫻井  巖君
中央卸売市場長碇山 幸夫君
港湾局長高橋 信行君
交通局長松尾  均君
水道局長飯嶋 宣雄君
下水道局長鈴木  宏君

本日の会議に付した事件
 平成十三年度東京都公営企業各会計決算の認定について(決定)
 ・病院会計決算
 ・中央卸売市場会計決算
 ・臨海地域開発事業会計決算
 ・港湾事業会計決算
 ・交通事業会計決算
 ・高速電車事業会計決算
 ・電気事業会計決算
 ・水道事業会計決算
 ・工業用水道事業会計決算
 ・下水道事業会計決算

○青木委員長 ただいまから平成十三年度公営企業会計決算特別委員会を開会いたします。
 これより決算の審査を行います。
 平成十三年度東京都公営企業各会計決算の認定についてを議題といたします。
 本決算の認定の際に付する意見につきましては、理事会でご協議いただきました意見をお手元に配布してあります。
 朗読は省略をさせていただきます。


平成十三年度東京都公営企業各会計決算 意見

○病院会計
1 都立病院は、都民要望等を十分に踏まえ、一般医療機関では対応が難しい難病医療や小児医療・周産期医療など行政的医療を適正に都民に提供するとともに、都における医療の質的向上に努められたい。
 また、質の高い医師の育成確保に向け、臨床研修内容の充実や指導医の養成に努められたい。
2 「都立病院改革マスタープラン」に基づく都立病院改革に当たっては、行政的医療・地域医療の確保、小児救急医療の整備充実などに十二分に配慮し、都民の安心と理解を得られるよう最大限努力されたい。
3 都立病院は、リスクマネジャーの質的向上を図るなど、医療安全管理対策に万全を期するとともに、インフォームド・コンセントの充実、カルテ等診療情報の開示など、患者中心の医療の提供とサービスの向上に努められたい。
4 都財政の厳しい状況を踏まえ、一般会計補助対象経費の見直しや経費区分の明確化を行うとともに、病床利用率の向上、医療資源の効率的な活用、PFI導入の検討など、更なる経営改善に取り組み、より一層の経営基盤の強化に努められたい。
5 都立病院における救急医療体制充実のため、三百六十五日二十四時間診療体制の確立に向け「東京ER」を整備し、その円滑な運用を図るほか、震災対策等災害時対応能力の向上に努められたい。
6 全ての病院に、正式な組織として「医療連携室」を設置するとともに、登録医制度の拡充を図るなど、都立病院と地域医療との連携の一層の強化に努められたい。
 また、予防を軸とした医療のネットワーク化への寄与を進められたい。
7 エイズ、結核、その他の感染症及び骨髄移植、アレルギー専門外来等について、患者が安心して適切な医療を受けられるよう診療体制の充実に努められたい。
8 都立病院において、医療機関のレベルアップに向け、患者相談窓口の設置など、開かれた医療の推進に努められたい。
9 都立病院の医薬分業を進めるとともに、適切な院内の薬剤管理を推進されたい。

○中央卸売市場会計
1 「食の安全と安心」を確保するため、市場関係業者との連携のもと、ITの活用による効率化を図るとともに、BSE対策や産地・品質の表示など、消費者の視点に立ち、安全・安心な生鮮食料品の流通に万全な対応をするとともに、品質管理に必要な低温施設の整備を着実に推進されたい。
2 豊洲新市場については、将来とも引き続き基幹市場としての機能を発揮できるよう、各関係者との十分な理解と協力を得ながら移転整備を促進されたい。また、豊洲地区の土壌汚染の状況については、市場関係者や地元自治体などの意見を十分踏まえられたい。さらに、再整備に併せて卸売市場のシステムを見直し、新市場を市場改革の結実した市場として整備されたい。
3 多摩地域における円滑な青果物流を確保するため、第七次卸売市場整備計画を踏まえ、中核的地方卸売市場制度や施設整備事業費補助金制度を活用し、支援の充実に努められたい。
4 市場内の環境改善を一層推進するため、市場関係者との連携協力体制を強化し、リサイクルやコンポスト事業の推進や大気汚染の状況を把握する環境調査も計画的に取り組む等、市場の環境負荷を軽減する対策に努められたい。さらに、市場内で荷物搬送を行っている小型特殊自動車の電動化やディーゼル車へのDPF装着等の普及を推進されたい。
5 市場財政の健全な運営を確保するため、内部努力の徹底や民間活力の導入も含め事業の活性化に努めるとともに、一般会計からの繰入枠の拡充など今後の市場整備に必要な財源確保ができるよう適切な措置を講じられたい。
6 消費者事業委員会は、公募市民の意見を尊重し事業に反映されたい。

○臨海地域開発事業会計
1 臨海副都心の開発は、中小企業に対する大きな生産誘発効果や雇用誘発効果をもたらすなど、都民の生活を支える極めて意義の大きい事業であり、今後ともこの地域の一層の活性化を図るとともに、新たな売却方式などを活用し、民間事業者の誘致につとめるなど、土地処分を推進されたい。
2 東京港臨海道路、晴海通り、環状二号線等の広域幹線道路の整備、新交通「ゆりかもめ」の豊洲延伸など交通アクセスの整備を着実に推進されたい。
3 有明の丘については、広域防災拠点としての機能を確実に果たせるよう、地域内の都市基盤やアクセス道路等の整備を着実に進められたい。
4 有明北地区の埋立てについては、豊かな水辺環境を生かした職住近接のまちづくりを目指すとともに、東京臨海地域の発展に大きく寄与する広域幹線道路の整備などに不可欠なものであり、積極的に事業を進められたい。
5 東京港の埋立地の開発整備に当たっては、長期的な視点に立った着実な開発整備を推進されたい。また、都民の要望に的確に対応して、海上公園の整備やスポーツ・レクリェーション施設の充実を図るとともに、自然の再生を図るなど、良好な都市環境の形成に努められたい。
6 臨海副都心は東京の新しい観光スポットとして定着してきていることから地域の一層の活性化に努められたい。
7 臨海地域開発事業会計は、三会計統合によるメリットを活かして、弾力的で効率的な財政運営を図られたい。

○港湾事業会計
1 首都圏四千万人の生活と産業活動を支える物流拠点としての、重要な社会基盤施設である東京港の国際競争力を強化するため、事業運営の効率化に努め、利用者ニーズに的確に応える施設整備を行うとともに、内外の貨物誘致等を推進されたい。
○交通事業会計
1 経営計画に定めた事業計画の着実な執行に努めるとともに、安定的に質の高いサービスを提供していくため、組織の簡素効率化、経費の節減等徹底した経営の効率化を推進し、あわせて資産の有効活用やラッピング広告の拡大等による増収対策にも積極的に取り組み、収支目標の達成に努められたい。
 また、公共交通機関としての認識を新たに、広く東京の公共交通政策に的確に対応できるよう、長期的視点に立った体制の整備を図られたい。
2 危機管理意識の徹底を図り、安全優先の運行管理に最大限の努力を重ねるとともに防災、震災対策の強化を進められたい。
3 バス事業については、乗客潮流の変化に対応したバス路線の整備を図るとともに、利用者ニーズを的確に把握し、地下鉄との乗継案内の充実、運行ダイヤの見直し、アクセスしやすい小型車両の導入、バス停間隔の短距離設定、停留所の整備等を図り、利用者の利便性向上と乗客の増加に努められたい。
4 高齢者や身体障害者はもとより、全ての人々が利用しやすくなるよう、ノンステップバス等の導入促進、拡大等、施設設備の充実を図られたい。
5 排気ガス対策の一環として、引き続きCNGバス、ハイブリットバス等の低公害車両を積極的に導入し、環境に配慮した先導的施策を推進されたい。
6 都バスの公共交通としての機能を十分に発揮するため、バスレーンの導入、駅ターミナルの整備及び違法駐車対策等、バス優先の走行環境の整備を推進するよう関係機関に働きかけられたい。
7 路面電車事業については、利用者ニーズを的確に把握し、運行ダイヤの見直しや新しいサービスの提供により乗客の増加に努められたい。
8 LRTの導入に本格的に取り組まれたい。

○高速電車事業会計
1 経営計画に基づく事業計画を着実に執行するとともに、組織の簡素化、経費の節減等徹底した経営の効率化を推進し、収支の改善に努めるとともに、広告事業や駅構内の空間を最大限に活用するなど、関連事業のスピーディーかつ積極的展開により安定収入の確保に努められたい。
2 大江戸線をはじめとした地下鉄のネットワーク効果を高めるために、乗客への情報案内を一層充実させるなど利便性の向上を図るとともに、不慣れな人も戸惑うことなく利用できるよう、案内標識の充実を図る等、適時適切な情報の提供に努められたい。
3 安全のための施設整備を推進するなど、安全確保に万全を期すると共に、地下鉄の快適性を増し乗客数の増加に資するために、駅施設や車両・設備等のきめこまかな点検に努められたい。
 また、ホームからの転落事故防止対策を推進されたい。
4 交通バリアフリー法の趣旨を踏まえ、エレベータ等垂直移動施設やエスカレーターの導入、車いす対応型トイレの設置等を積極的に推進し、ユニバーサルデザインへの転換や子連れ利用者に配慮しつつ、駅施設のバリアフリー化の促進に努めるなど、福祉の観点からの輸送サービスの向上を図られたい。
5 地下鉄建設費に対する国の助成措置を大幅に増額するシステムの確立を国に強く働きかけられたい。

○電気事業会計
1 引き続き良好な経営状況になっているが、電気事業の規制緩和の進展を踏まえ、今後とも経営の健全化及び効率化に、なお一層努めるとともに、長期的な経営のあり方についても検討されたい。

○水道事業会計
1 将来にわたる安定給水を確保するため、水資源開発基本計画で予定している新規水源開発について、国等に一層の促進を要望するとともに、水源県との協力関係を深め、その推進に努められたい。
 また、財源対策として、国庫補助金等の拡充に努力されたい。
2 都民生活や都市活動を支えるため、浄水施設及び送配水施設の整備を積極的に進めるとともに、事故・震災時においても必要な水を確保できるよう、公園等の一時避難場所に応急給水槽の整備、水道施設の耐震性の強化及び地下水の活用等、震災対策に万全を期されたい。
3 安全でおいしい水を供給するため、水質監視体制の充実や浄水処理技術の向上を図るとともに、高度浄水施設の建設を積極的に推進されたい。
 また、近年の水源水質の悪化にかんがみ、水道水源の水質保全対策について国等に強く要望するとともに鉛製給水管の早期解消に努めるほか、貯水槽水道の適正な管理を図るために必要な措置を講じられたい。
4 貴重な水資源の有効活用を図るため、広報による節水意識の高揚、水の循環利用促進などの節水諸施策を推進し、節水型都市づくりに努められたい。
 また、経年配水管の取り替え、給水管のステンレス化に積極的に取り組むとともに、漏水発見技術の研究開発に努めるなど、漏水防止対策を推進されたい。
5 地球環境問題を重視する観点から、循環型社会づくりに向け、地下水の活用や資源のリサイクル及びエネルギーの有効活用を推進するとともに、ISOや環境会計など総合的な環境対策を進め、積極的な都民へのPRに努められたい。
6 水道フレッシュ診断で得られた都民ニーズを的確に局事業に反映させるとともに、水道施設の開放など、都民生活に密着した水道サービスの推進に努められたい。
7 多摩地区水道事業のより一層の効率化と都民サービスの向上を図るため、現在、都が業務を委託している市町と十分協議し、事務委託の解消を主な内容とする経営改善を推進されたい。
8 「水道事業経営プラン二〇〇〇」に盛り込まれた、PFI手法の活用など、新たな経営手法を積極的に導入し、事業経営の一層の効率化に努めるとともに、職員定数の削減や工事コストの縮減など企業努力に万全を期されたい。また、平成十三年十月から導入した事業評価制度の活用により、一層都民への説明責任を果たし、信頼される水道事業運営に努められたい。

○工業用水道事業会計
1 安定給水を確保するため、経年管の更新など、諸施設の整備を進めるとともに、より一層効率的な事業運営に取り組み、財政の安定化に努められたい。
○下水道事業会計
1 老朽化施設の更新に合わせて、能力不足の解消や機能の高水準化を図るなど、再構築事業を進めるとともに「再構築クイックプラン」を着実に実施されたい。
2 浸水から都民の生命と財産を守るため、浸水対策を積極的に推進するとともに、最近の局所的な集中豪雨に対処する「雨水整備クイックプラン」を着実に実施されたい。
 また、雨水の地下浸透など総合治水計画を積極的に進められたい。
 さらに、降雨情報の提供など、ソフト面での対策を充実されたい。
3 東京湾や都内河川の水質を改善し、快適な水辺環境を創出するため、合流式下水道の改善や「合流改善クイックプラン」及び高度処理の推進を着実に実施されたい。
 また、ディスポーザー排水処理システムの水質管理を徹底されたい。
 さらに、都民の理解を得るためにキャンペーンを行うなど、ソフト面での対策を充実されたい。
4 区部における下水道普及困難地域の早期解消に努められたい。
5 多摩地域の下水道の普及を促進するため、流域関連公共下水道の整備と整合を図りながら、流域下水道建設事業を積極的に推進されたい。
 また、浸水被害を解消するため、市町村の進める雨水対策に対して、積極的に技術支援を行われたい。
6 下水の再生処理水の水質の高度化及び下水汚泥の資源化などの技術開発を進めるとともに、汚泥資源の公共事業等での利用促進、下水熱を利用した地域冷暖房事業等、利用の拡大を図りリサイクルの推進及び環境負荷の低減に努められたい。
7 下水道管渠内の光ファイバーケーブルを利用した情報通信網の構築により、効率的な維持管理を推進するとともに、高度情報化社会における情報基盤として、多目的に活用できるように研究を進められたい。
8 下水道施設の保全及び下水処理を円滑に行うため、有害物質を含む下水を排出するおそれのある事業所等に対し指導を強化されるとともに、周辺環境を良好に保つため、臭気、騒音等の対策に万全を期されたい。
 また、施設上部の利用にあたっては、地元と十分協議し、緑化の促進やバリアフリーに配慮した公園・スポーツ施設づくり等に努められたい。
9 下水道施設を適正かつ効率的に維持管理するとともに、経費の縮減、資産の有効活用など、健全な財政基盤の確立と都民サービスの向上に努力されたい。
 また、下水道建設事業を着実に実施するため、国庫補助金等の確保や、起債における政府資金枠の拡大等、財政措置を国に強く要求されたい。
10 都民への説明責任を果たすとともに、都民の意見が事業に反映されるよう行政評価制度を積極的に活用されたい。


○青木委員長 これより採決を行います。
 初めに、平成十三年度東京都臨海地域開発事業会計決算を採決いたします。
 本決算は、起立により採決いたします。
 本決算は、お手元配布の意見を付して認定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○青木委員長 起立多数と認めます。よって、平成十三年度東京都臨海地域開発事業会計決算は、お手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。

○清水委員 ただいま廃棄されました本決算に対する我が会派の意見は、少数意見として留保いたします。

○青木委員長 ただいま清水理事から少数意見として留保したい旨の発言がありましたが、本件は、会議規則第六十七条の第一項の規定により、二名以上の賛成者を必要といたします。
 清水理事の発言に賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○青木委員長 賛成者二名以上であります。よって、本件は、少数意見として留保されました。
 なお、少数意見報告書は議長に提出いたしますので、速やかに委員長までご提出を願います。
 次に、平成十三年度東京都病院会計決算、平成十三年度東京都中央卸売市場会計決算、平成十三年度東京都港湾事業会計決算、平成十三年度東京都交通事業会計決算及び平成十三年度東京都水道事業会計決算を一括して採決いたします。
 本決算は、起立により採決いたします。
 本決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○青木委員長 起立多数と認めます。よって、平成十三年度東京都病院会計決算外四会計決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。

○清水委員 ただいま廃棄されました本決算に対する我が会派の意見は、少数意見として留保いたします。

○青木委員長 ただいま清水理事から少数意見として留保したい旨の発言がありましたが、本件は、会議規則第六十七条の第一項の規定により、二名以上の賛成者を必要といたします。
 清水理事の発言に賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○青木委員長 賛成者二名以上であります。よって、本件は、少数意見として留保されました。
 なお、少数意見報告書は議長に提出をいたしますので、速やかに委員長まで提出を願います。
 次に、平成十三年度東京都高速電車事業会計決算、平成十三年度東京都電気事業会計決算、平成十三年度東京都工業用水道事業会計決算及び平成十三年度東京都下水道事業会計決算を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青木委員長 異議なしと認めます。よって、平成十三年度東京都高速電車事業会計決算外三会計決算は、いずれもそれぞれお手元配布の意見を付して認定することに決定をいたしました。
 以上で、平成十三年度東京都公営企業各会計決算の認定についての審査はすべて終了をいたしました。
 なお、本会議における委員長口頭報告につきましては、理事会にご一任を願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○青木委員長 異議なしと認め、そのように取り扱わせていただきます。

○青木委員長 この際、所管六局を代表いたしまして、交通局長から発言の申し出があります。これを許します。

○松尾交通局長 公営企業会計の関係六局を代表いたしまして、一言ごあいさつをさせていただきます。
 委員長初め委員の先生方には、平成十三年度公営企業十会計の決算につきまして、厳しい日程の中、慎重かつ熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 また、ただいま貴重なご意見を付して決算を認定いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
 今後、私ども所管事業の執行に当たりましては、ただいまいただきましたご意見はもとより、委員会審査の過程におきまして委員の皆様方からちょうだいいたしましたご指摘、ご意見等につきましても、その趣旨を踏まえ、より一層の適正かつ効率的な事業運営を図ってまいる所存でございます。
 今後とも、委員の先生方の変わらぬご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御礼のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。

○青木委員長 この際、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 本委員会は、九月十一日の議運の申し合わせによりまして、九月十八日の世話人協議会を経まして、九月二十六日の第三回定例会で委員会設置が行われました。以来、約三カ月にわたりまして、本委員会は五回、二つの分科会は四回の審査を行ってまいりました。
 その間、副委員長、理事、そして委員の皆様方には大変なご協力をいただきまして、本日、無事に認定をすべて終了することができました。心から感謝を申し上げたいと思います。
 あわせて所管六局の理事の皆さん方にも大変お世話になりました。ありがとうございました。そして、特に議会局の皆さんには、さらに私、一番お世話になりましたが、大変それぞれご指導をいただきました。心から感謝を申し上げます。
 そして、本決算が今後の都政運営に大きな一助になりますことを心から期待を申し上げまして、委員長のごあいさつにかえさせていただきます。本当に三カ月にわたりまして、大変お世話になりました。ありがとうございました。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十分散会

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