公営企業会計決算特別委員会第一分科会速記録第一号

平成十四年十月七日(月曜日)
第一委員会室
   午後二時五分開議
 出席委員 十一名
委員長樺山 卓司君
副委員長東野 秀平君
副委員長いなば真一君
副委員長富田 俊正君
松村 友昭君
初鹿 明博君
河野百合恵君
吉原  修君
織田 拓郎君
比留間敏夫君
山本賢太郎君

 欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長松尾  均君
次長金安  進君
総務部長久保田経三君
経営企画室長齊藤 春雄君
職員部長木村 純一君
電車部長坂上 信雄君
自動車部長鷲田 能敬君
車両電気部長関口 貞夫君
建設工務部長北川 知正君
会計契約担当部長帯刀  宏君
バス路線再編成・事業活性化担当部長坂本 達郎君
技術管理担当部長道家 孝行君
参事江連 成雄君
参事荒井 哲夫君
中央卸売市場市場長碇山 幸夫君
管理部長橋本 康男君
事業部長石川 俊一君
市場政策担当部長高津 満好君
新市場建設担当部長小山 利夫君
参事岸  信子君
参事松村  進君
港湾局局長高橋 信行君
技監高野 一男君
総務部長津島 隆一君
参事井戸 秀寿君
港湾経営部長浅倉 義信君
参事吉田 安輝君
臨海開発部長三枝 修一君
参事萩原 豊吉君
参事金子  優君
港湾整備部長梶山  修君
計画調整担当部長松井  創君
参事安藤 哲士君
離島港湾部長樋口 和行君
参事松本 義憲君

本日の会議に付した事件
 平成十三年度東京都公営企業各会計決算の認定について
  交通局関係
  ・交通事業会計決算(説明)
  ・高速電車事業会計決算(説明)
  ・電気事業会計決算(説明)
  中央卸売市場関係
  ・中央卸売市場会計決算(説明)
  港湾局関係
  ・臨海地域開発事業会計決算(説明)
  ・港湾事業会計決算(説明)

○樺山委員長 ただいまから平成十三年度公営企業会計決算特別委員会第一分科会を開会をいたします。
 このたび、第一分科会委員長にご選任をいただきました樺山でございます。最初の分科会でございますので、一言ごあいさつをさせていただきたいというふうに思います。
 昨年度から分科会方式という形に改まったわけでございます。それによりまして、より細部にわたって公営企業の各局の決算について審議をすることができるということでございます。とりわけ、第一分科会は、交通局、中央卸売市場、港湾局三局、都政の重要な根幹にかかわるそれぞれの所管部局の決算を審議するということでございますので、我々も大変な責任を痛感をいたしてございます。どうぞ胸襟を開いて、さまざまな議論をしていただいて、今後の都政に資することができれば大変にありがたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
 それでは、さきの委員会で決定をいたしました実施要領及び審査日程に従いまして、本日から分科会の審査を進めてまいります。
 初めに、分科会の議席につきまして申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 なお、分科会での喫煙につきましては、委員会同様、できる限り自粛していただきますようご協力をお願いをいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介をいたします。
 議事課の担当書記は、佐藤雅美さんです。同じく馬場美紀さんです。議案調査課の担当書記は、野口里美さんです。よろしくお願いをいたします。
   〔書記あいさつ〕

○樺山委員長 本日は、交通局、中央卸売市場及び港湾局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は、説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思います。ご了承願います。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、交通局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○松尾交通局長 第一分科会最初のご審議をいただく交通局でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 本日出席の当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の金安進君でございます。総務部長の久保田経三君です。経営企画室長の齊藤春雄君です。職員部長の木村純一君です。電車部長の坂上信雄君でございます。自動車部長の鷲田能敬君でございます。車両電気部長の関口貞夫君です。建設工務部長の北川知正君です。会計契約担当部長の帯刀宏君です。バス路線再編成・事業活性化担当部長の坂本達郎君です。技術管理担当部長の道家孝行君です。参事で関連事業担当の江連成雄君です。参事で安全管理担当の荒井哲夫君です。
 続きまして、当委員会の連絡に当たります参事で総務課長事務取扱の柴田健次君です。同じく財務課長の野澤美博君です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○樺山委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○樺山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成十三年度東京都交通事業会計決算、平成十三年度東京都高速電車事業会計決算及び平成十三年度東京都電気事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○久保田総務部長 それでは、平成十三年度の決算につきまして、お手元にお配りした平成十三年度決算説明資料によりましてご説明申し上げます。
 一ページをお開きいただきたいと存じます。
 交通局の平成十三年度決算総括表でございます。大きく分けまして、収益的収支と資本的収支とがございます。
 まず、上段の収益的収支につきまして、交通局所管の三会計の合計で申し上げます。
 収入は、右端の合計欄、上から九段目にございますが、千七百三十七億五千五百万円、支出は、さらにその九段下にございますが、二千八十一億八千二百万円でございました。この結果、純損益は、その四段下にございますように、三百四十四億二千七百万円の赤字となりました。
 以上の収益的収支につきまして、各事業別に損益の状況を申し上げます。
 まず、一番左側、自動車事業でございますが、経常損益では、表の中ほどの二重線の七段上にございますように、二億一千六百万円の黒字となり、当年度の純損益でも、その二段下にございますように、十四億八千三百万円の黒字となりました。
 次に、軌道事業でございますが、その右の欄にございますように、経常損益では四億二千四百万円の黒字となり、純損益も四億二千四百万円の黒字となりました。
 また、懸垂電車事業の純損益は、その右の欄にございますように、一億一千六百万円の赤字となりました。
 以上、三事業を合計いたしました交通事業会計では、その右の欄にございますように、経常損益では六億九百万円の黒字となり、純損益でも十七億九千百万円の黒字となりました。
 次に、高速電車事業会計でございますが、経常損益では、右から三列目の欄の中ほどの二重線の七段上にございますが、三百六十三億八千四百万円の赤字を生じ、当年度の純損益も、その二段下にございますように、三百六十三億八千四百万円の赤字となりました。しかし、その上の段にございます資金の状況を示す償却前損益は、百七十四億四千万円の黒字となりました。
 次に、電気事業会計でございますが、経常損益では、右から二列目の欄の中ほどの二重線の七段上にございますが、一億六千七百万円の黒字となり、当年度の純損益も、その二段下にございますように、一億六千七百万円の黒字となりました。
 次に、資本的収支に移らせていただきます。これも三会計の合計で申し上げます。
 収入は、右端、中ほどの二重線の下、七段目にございますように、一千五十九億七千九百万円で、支出は、そこから六段下にございますが、一千百九十二億一千百万円となりました。
 収支差引では、その下の段にございますように、百三十二億三千二百万円の資金不足となりました。この不足額を、その五段下にございますが、損益勘定留保資金など百八十二億四千万円により補てんいたしまして、その下の段にございますように、当年度は五十億八百万円の資金残となりました。
 以上の結果、全事業合計における当年度末の累積資金残は、右端、一番下の段にございますように、百四十二億三千九百万円となりました。
 なお、次のページは、消費税及び地方消費税込みの決算総括表でございます。
 詳細な内容につきましては、三ページから六ページに決算総表がございますので、後ほどお読み取りいただきたいと存じます。
 続きまして、各会計ごとに決算の内容をご説明申し上げます。
 なお、予算・決算対比の部分につきましては、予算が消費税及び地方消費税込みでございますので、決算も同様としております。
 八ページをお開きいただきたいと存じます。青い紙の次のページでございます。
 平成十三年度の交通事業決算報告書でございます。自動車、軌道、懸垂電車の各事業ごとに、予算額、決算額、前年度決算額及びそれぞれの比較を記載してございます。
 まず、第一款、自動車運送事業収益の第一項、営業収益でございます。予算額四百二十六億七千三百万円に対して、決算額は四百十五億五千万余円となりました。この決算額の大宗を占めておりますのは乗車料収入でございまして、そのほかに広告料収入などがございます。
 第二項、営業外収益は、予算額五十四億五千万円に対しまして、決算額は六十一億五千四百万余円となりました。この主な内容は、受取利息及び配当金、一般会計補助金などでございます。
 第三項、特別利益は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額は十三億一千四百万余円で、この内容は固定資産売却益でございます。
 次に、第二款、軌道事業収益の第一項、営業収益でございます。予算額二十七億八千四百万円に対して、決算額は二十七億六千八百万余円となりました。この大宗は、自動車運送事業と同様に乗車料収入でございます。
 第二項、営業外収益は、予算額十一億一千九百万円に対して、決算額は五億七千九百万余円となりました。この主な内容は、受託工事収入、一般会計補助金などでございます。
 次に、第三款、懸垂電車事業収益でございます。予算額一億三百万円に対して、決算額は六千五百万余円でございます。
 以上、三事業を合計いたしました交通事業会計収益的収入の合計が一番下の欄にございますが、予算額五百二十一億二千九百万円に対して、決算額は五百二十四億三千百万余円で、予算に対する比率は一〇〇・六%、前年度決算額との比率は九二・一%となりました。
 続きまして、支出の方でございますが、次の九ページをお開きいただきたいと存じます。
 まず、支出の第一款、自動車運送事業費の第一項、営業費用でございます。予算額四百七十七億円に対しまして、決算額は四百五十億五千八百万余円となりました。この内容は、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 第二項、営業外費用は、予算額二十七億五千八百万円に対して、決算額は二十二億二千四百万余円で、この主な内容は支払い利息などでございます。
 第三項、特別損失は、予算額九千七百万円に対して、決算額は四千七百万余円で、この内容は固定資産売却損でございます。
 次に、第二款、軌道事業費の第一項、営業費用でございます。予算額三十億六千四百万円に対して、決算額は二十六億一千七百万余円となりました。
 第二項、営業外費用は、予算額七億八千万円に対して、決算額二億九千三百万余円で、この主な内容は受託工事費などでございます。
 次に、第三款、懸垂電車事業費でございます。予算額一億二千二百万円に対して、決算額は一億八千百万余円となりました。
 なお、第三項、特別損失は、予算には計上しておりませんでしたが、決算額八千五百万余円で、この内容は過年度の退職給与引当金でございます。
 以上、三事業を合計いたしました交通事業会計収益的支出の合計が、下から二段目にございますが、予算額五百四十五億二千百万円に対して、決算額五百四億二千三百万余円で、執行率は九二・五%、前年度決算額との比率は六四・二%となりました。
 また、交通事業会計の収支差引では、決算額で二十億七百万余円の黒字となっております。
 続きまして、資本的収入及び支出でございます。
 次の一〇ページをお開きいただきたいと存じます。
 まず、収入の第一款、自動車運送事業資本的収入でございます。予算額三十六億四百万円に対して、決算額は三十五億七千四百万余円となりました。この主な内容は、企業債、一般会計補助金、財産収入などでございます。
 以上、交通事業会計資本的収入の予算に対する決算の比率は九九・二%となりました。
 続きまして、資本的支出でございますが、次の一一ページをお開きいただきたいと存じます。
 まず、第一款、自動車運送事業資本的支出でございます。括弧内にございます前年度からの繰越額五千六百万円を含めた予算額八十五億五千九百万円に対して、決算額は七十三億三千百万余円となりました。この内容は、建設改良費、企業債償還金でございます。
 次に、第二款、軌道事業資本的支出では、同じく括弧内にございます前年度からの繰越額五千七百万円を含めた予算額三億九千九百万円に対して、決算額は二億六千八百万余円となり、この内容は建設改良費でございます。
 以上、合計いたしました交通事業会計資本的支出は、予算額八十九億五千八百万円に対して、決算額は七十五億九千九百万余円、執行率は八四・八%となりました。
 また、交通事業会計の収支差引は、決算額で四十億二千五百万余円の資金不足となりました。
 以上、交通事業会計の決算につきまして、その概要をご説明申し上げましたが、詳細な内容につきましては、次の一二ページ以降に科目ごとに説明を付してございますので、後ほどお読み取りいただきたいと存じます。
 次に、欠損金の処理につきまして、交通事業欠損金処理計算書(案)に基づきご説明申し上げます。
 四〇ページをお開き願います。
 交通事業の当年度の未処理欠損金は、金額欄の一番上の段にございますように、七十六億八千百万余円となっております。
 これにつきまして、下の段にございますように、資本剰余金から特定自動車車両購入費負担金三億六千八百万余円を取り崩して処理を行いまして、一番下の段にございますように、残余の七十三億一千三百万余円を翌年度に繰り越すことといたしたいと存じます。
 次に、高速電車事業会計に移らせていただきます。
 四九ページをお開きいただきたいと存じます。青い紙の次のページでございます。
 収益的収入及び支出のうち、収入についてご説明申し上げます。
 まず、高速電車事業収益の第一項、営業収益でございます。予算額一千百十二億七千百万円に対して、決算額は一千百二十八億六千八百万余円となりました。この決算額の大宗を占めておりますのは乗車料収入でございまして、そのほかに広告料収入などがございます。
 第二項、営業外収益は、予算額二百五十九億五千九百万円に対して、決算額は百四十五億六百万余円となりました。この主な内容は、国及び一般会計からの補助金、雑収益などでございます。
 以上を合計いたしましたのが、一番上の段、高速電車事業収益でございますが、予算額一千三百七十二億三千万円に対して、決算額は一千二百七十三億七千五百万余円で、予算に対する比率は九二・八%、前年度決算額との比率は九三・五%となりました。
 続きまして、支出の高速電車事業費の第一項、営業費用は、予算額一千四百六十四億二千八百万円に対して、決算額は一千二百十億一千六百万余円となりました。この内容は、人件費、物件費、減価償却費でございます。
 第二項、営業外費用は、予算額五百三十五億五千万円に対して、決算額は四百十九億二千九百万余円で、この主な内容は支払い利息などでございます。
 以上を合計いたしましたのが、一番上の段、高速電車事業費でございますが、予算額一千九百九十九億七千八百万円に対して、決算額は一千六百二十九億四千六百万余円で、執行率は八一・五%、前年度決算額との比率は九五・一%となりました。
 収支差引では、一番下の段にございますように、決算額において三百五十五億七千万余円の赤字となっております。
 次に、資本的収入及び支出でございますが、次の五〇ページをお開き願います。
 まず、高速電車事業資本的収入でございます。予算額一千百四十六億三千七百万円に対して、決算額は一千二十四億二千五百万余円で、予算に対する比率は八九・三%となりました。この主な内容は、企業債、一般会計出資金、地下鉄建設などに対する国及び一般会計からの補助金などでございます。
 次に、高速電車事業資本的支出でございますが、次の五一ページをお開き願います。
 括弧内にございます前年度からの繰越額十五億四千九百万余円を含めた予算額一千二百七十八億二千三百万余円に対して、決算額は一千百二十五億二千八百万余円で、執行率は八八・〇%となりました。この内容は、地下鉄建設などの建設改良費、企業債償還金及び投資でございます。
 以上の結果、収支差引では、一番下の段にございますように、決算額において百一億三百万余円の資金不足となりました。
 以上、高速電車事業会計の決算につきまして、その概要を説明させていただきましたが、詳細な内容につきましては、次の五二ページ以降に記載してございますので、後ほどお読み取りいただきたいと存じます。
 次に、欠損金の処理につきまして、高速電車事業欠損金処理計算書(案)に基づきご説明申し上げます。
 七二ページをお開き願います。
 高速電車事業の当年度の未処理欠損金は、金額欄の一番上の段にございますように、四千三百六十四億九千二百万余円となっております。これにつきまして、次の段でございますが、資本剰余金から一般会計補助金など九十一億一千四百万余円を取り崩して処理を行いまして、一番下の段にございますように、残余の四千二百七十三億七千七百万余円を翌年度に繰り越すことといたしたいと存じます。
 それでは、最後の電気事業会計に移らせていただきます。
 八二ページをお開き願います。青い紙の次のページでございます。
 まず、電気事業収益でございますが、予算額十一億八百万円に対して、決算額は十億八千四百万余円で、この主な内容は、電力料収入、受取利息などでございます。予算に対する比率は九七・九%、前年度決算額との比率は一〇四・六%となっております。
 次に、電気事業費でございますが、予算額十億四千百万円に対して、決算額は九億一千三百万余円で、執行率は八七・八%、前年度決算額との比率は七三・四%となりました。
 また、収支差引では、一番下の段にございますように、決算額において一億七千百万余円の黒字となりました。
 次に、資本的収入及び支出でございますが、次の八三ページをお開き願います。
 電気事業資本的支出でございますが、予算額二億三千五百万円に対して、決算額は九千八百万余円で、執行率は四一・八%となりました。
 以上の結果、収支差引は、一番下の段にございますように、決算額において九千八百万余円の資金不足となりました。
 なお、詳細な内容につきましては、次の八四ページ以降に記載してございますので、後ほどお読み取りいただきたいと存じます。
 次に、剰余金の処分につきまして、電気事業剰余金処分計算書(案)に基づきご説明申し上げます。
 九三ページをお開き願います。
 電気事業の当年度の未処分利益剰余金は、金額欄の一番上の段にございますように、五千五百万余円となっております。これにつきまして、利益積立金に三百万円を、中小水力発電開発改良積立金に五千二百万円をそれぞれ積み立て、残余の三十一万余円を翌年度に繰り越すことといたしたいと存じます。
 以上をもちまして、平成十三年度の交通局関係の決算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

○樺山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言を願います。

○富田委員 まず、職員数の推移について過去五年ほどいただきたいのですが、特に四事業についてお願いをしたいと思います。この場合、再雇用、再任用、そしてアルバイト、委託等もあるかというふうに思いますので、その推移等をお出しいただきたいと思います。
 それから、バス事業についてでございますけれども、路線数の推移について、これも過去五年程度、そして営業距離数についても過去五年程度、そして運行本数についても同様にお願いをしたいと思います。これは年間の運行本数、それぞれあるかというふうに思いますが、お願いいたします。
 それから、高速電車事業に関してでございますけれども、これも営業距離数について過去五年程度お願いしたいと思います。そして、運行本数についても、バスと同様に五年程度、お願いいたします。
 それから、乗客数について、これも四事業それぞれ過去五年程度お願いをしたいというふうに思います。
 以上でございます。

○河野委員 四点お願いします。
 都営交通機関でのバリアフリー対策の実績。
 廃止・縮小されたバス路線の一覧とその路線ごとの利用客、五年間の推移。
 損益収支状況の五年間の推移。
 それから、ラッピング広告の導入状況と収益。
 以上です。

○東野委員 各路線になるのか、私、ちょっと詳しくわからないのですけれども、電車ございますね、地下鉄の。それの一両当たりの現在の平均簿価、ちょっと資料でいただきたいと思います。

○樺山委員長 ほかにどなたか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○樺山委員長 ただいま富田副委員長、河野委員並びに東野副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○樺山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
 以上で交通局関係を終わります。

○樺山委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
 初めに、中央卸売市場長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○碇山中央卸売市場長 中央卸売市場長の碇山幸夫でございます。
 樺山委員長初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場所管の事務事業につきまして、ご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。
 本日ご審議をいただくに当たりまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 管理部長の橋本康男でございます。事業部長の石川俊一でございます。市場政策担当部長の高津満好でございます。新市場建設担当部長の小山利夫でございます。参事で調整担当の岸信子でございます。参事で新市場建設技術担当の松村進でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の及川繁巳でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○樺山委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○樺山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成十三年度東京都中央卸売市場会計決算を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○橋本管理部長 それでは、平成十三年度東京都中央卸売市場会計決算の内容につきましてご説明させていただきます。
 お手元にお配りしております横長の決算説明資料をごらんいただきたいと思います。
 まず、目次をお開きいただきたいと思います。内容は、1、平成十三年度東京都中央卸売市場事業決算報告書、それから2の決算説明書、3、剰余金計算書、4の欠損金処理計算書及び5の貸借対照表から成っております。決算額は、予算額と対比するために消費税を含んだ金額とさせていただいております。
 一ページをお開きいただきたいと思います。決算報告書でございますが、収益的収入及び支出の総括的な表でございます。これは市場の日常の業務運営に関する収支でございます。
 まず、収入ですが、上段の表、一番上の欄に記載してございます。市場事業収益は、予算現額二百三十億九千六百八十六万余円に対しまして、決算額は二百三十八億八百四十五万余円で、執行率は一〇三・一%でございます。
 次に、支出ですが、下段の表の市場事業費は、一番上の欄にありますように、予算現額二百二十三億三千七百万円に対しまして、決算額は二百二十七億五千二十四万余円で、執行率は一〇一・九%でございます。
 二ページをお開きいただきたいと思います。資本的収入及び支出の総括的な表でございます。これは市場の施設整備に関する収支でございます。
 まず、アの収入ですが、予算現額百十二億五千五百五十六万余円に対しまして、決算額は八十一億九百七十万余円で、執行率は七二・一%でございます。内訳は、ごらんのように企業債、国庫補助金及びその他資本収入でございます。
 次に、イの支出の欄ですが、市場資本的支出は、予算現額が二百三十九億七千三百万円に対しまして、決算額は二百十八億九千七百六十一万余円で、執行率は九一・三%でございます。内訳は、建設改良費及び企業債償還金でございます。
 続いて三ページをお開きいただきたいと思います。三ページの決算説明書に移らせていただきます。これは、以上申し上げました収益的収支及び資本的収支の内訳となります。
 (1)のアの収入でございますが、表二段目の営業収益は、決算額百四十七億六千五十六万余円に対しまして、対前年度比一〇三・二%でございます。
 営業収益のうち、売上高割使用料ですが、決算額は三十四億九千三百三十四万余円で、対前年度比九五・五%でございます。この売上高割使用料は、花き以外の業種につきまして、売上金額の減少により、前年度に比べまして一億六千五百四十六万余円の減少となっております。
 市場別の内訳は一覧にしてございますので、ご参照願いたいと存じます。
 四ページをお開きいただきたいと思います。施設使用料ですが、決算額は八十二億三千六百六十六万余円で、対前年度比一〇七・五%でございます。これは、施設使用料の改定及び施設の使用指定面積の増加によるものでございます。
 施設別、市場別の内訳につきましては、一覧表のとおりでございます。
 五ページをごらんいただきたいと思います。雑収益ですが、これは市場関係業者の使用した光熱水費等の受け入れ収入でございます。決算額は三十億三千五十五万余円で、対前年度比一〇一・九%でございます。
 六ページをお開きいただきたいと思います。営業外収益ですが、決算額は七十三億三千六十二万余円で、対前年度比一〇五・二%でございます。
 営業外収益のうち、まず受取利息及び配当金ですが、これは旧神田市場など廃止市場の処分益に係ります資金の運用等によるもので、決算額は三十八億九千八百十二万余円と、前年度に比べまして四億五千九百五十一万余円の増加となっております。
 そのほか、一般会計補助金、消費税及び地方消費税還付金及び次のページにあります雑収益がございます。
 七ページの中段をごらんいただきたいと思います。特別利益でございます。これは平成十三年度に実施されました包括外部監査による経理処理として、過年度の減価償却の修正等により十七億千七百二十六万余円を計上したものでございます。
 八ページをお開きいただきたいと思います。イの支出に移らせていただきます。
 市場事業費ですが、営業費用は、決算額百六十五億七千二百十九万余円で、対前年度比一〇三・九%でございます。
 このうち管理費が、決算額百十六億七千五十七万余円でございまして、内訳は、このページから一〇ページにかけまして記載してございます。人件費を初めとしまして、市場施設の維持管理等に要した経費でございます。
 次に、一一ページをお開きいただきたいと思います。業務費ですが、決算額一億五千五百九十四万余円でございます。内訳は、水産物、農産物、畜産物及び花きの取引に係ります指導監督並びに統計等に要した経費でございます。
 一二ページをお開きいただきたいと思います。減価償却費及び資産減耗費ですが、これは固定資産の減価償却等に要した経費でございます。決算額は、それぞれ、四十五億二千九百九十六万余円、二億千五百七十一万余円でございます。
 次に、一三ページをごらん願います。営業外費用ですが、決算額は三十九億五千三百十万余円で、対前年度比九〇・八%でございます。内訳といたしまして、まず生鮮食料品流通対策費ですが、決算額は二億六千七百一万余円でございます。
 事業費の内訳は、このページから次の一四ページにかけまして記載してございます。情報サービス事業費、地方卸売市場助成事業費などでございます。
 一五ページをごらんいただきたいと思います。支払い利息及び企業債取扱諸費ですが、これは企業債に対する利息及び取扱諸費に要した経費でございます。決算額は三十六億六千九百四十万余円でございます。企業債利息の減少は、支払った利率の低下によるものでございます。
 次の繰り延べ勘定償却は、企業債発行差金の償却に要した経費でございます。
 一六ページをお開きいただきたいと思います。雑支出ですが、これは不用品売却原価及びその他の経費でございます。
 一六ページの中段ですが、特別損失でございます。これは築地市場再整備事業において建設仮勘定に計上しておりました経費を、固定資産除却損として十九億九百二十八万余円を計上したもの、及び十三年度に実施されました包括外部監査による経理処理として、過年度損益修正損三億千五百六十四万余円を計上したものでございます。
 一七ページをごらんいただきたいと思います。資本的収入及び支出でございます。
 まず、資本的収入のうちの企業債ですが、決算額は五十一億七千五百六十万余円で、執行率は六四・二%でございます。
 次の国庫補助金は、建設改良事業に対します国からの補助金収入、決算額は二十六億九千七百七十五万余円で、執行率は九一・二%でございます。
 一八ページをお開きいただきたいと思います。その他資本収入ですが、決算額は二億三千六百三十四万余円で、執行率は一〇一・九%でございます。
 一九ページをごらんいただきたいと思います。イの支出に移ります。市場資本的支出のうち、建設改良費は、決算額百八十九億一千八百二十五万余円で、執行率は九〇・一%でございます。
 まず、施設拡張費ですが、決算額は百八十四億二千六百十五万余円で、執行率は九一・六%でございます。
 市場別の内訳及び繰越額の明細は、このページから次の二〇ページにかけて記載してございます。
 二一ページをごらんいただきたいと思います。施設改良費ですが、これは市場施設の改良に要した経費で、決算額は四億七千六百六十八万余円でございます。
 二二ページをお開き願います。上段は資産購入費ですが、決算額は千五百四十一万余円、次に企業債償還金ですが、これは企業債の元金償還に要した経費で、決算額は二十九億七千九百三十六万余円でございます。
 次の二三ページから、3の剰余金計算書でございます。
 まず、利益剰余金の部ですが、減債積立金当年度処分額二十七億三千六百三十三万余円及び建設改良積立金当年度処分額三十六億三千六十七万余円は、資本的収支の不足額に充当したものでございます。
 最後の行の当年度未処理欠損金は、百五十四億七千三百四十一万余円でございます。
 二四ページをお開きいただきたいと思います。資本剰余金の部でございますが、最後の行の翌年度繰越資本剰余金は、四百七十一億三千三百五十八万余円でございます。
 二五ページをごらんいただければと思いますが、4の欠損金処理計算書でございます。
 当年度未処理欠損金百五十四億七千三百四十一万五千三百二円につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、そのまま翌年度へ繰り越すことといたしました。
 次の二六ページから二九ページにかけまして、十三年度末の貸借対照表でございます。様式に従いまして、それぞれ項目ごとに増減説明を記載したところでございます。
 以上をもちまして、平成十三年度東京都中央卸売市場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

○樺山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言を願います。

○富田委員 第七次東京都卸売市場整備計画に基づいて情報化の取り組みがなされているというふうに思うんですが、これの取り組み状況についてお知らせいただきたいというのが一点。
 それから、BSE対策について、改めてその取り組み状況についてお出しをいただきたいというのが二点目。
 それから、環境課題にさまざまな取り組みがなされているということですが、この取り組み状況についてお知らせいただきたいというのが三点目。
 それから、市場の取扱物品の売上金額が大分落ちているようでございますが、過去五年の推移についてお出しいただきたいというふうに思います。
 以上です。

○河野委員 築地市場再整備のこれまでの経緯と進捗状況、それとあわせまして、販売方法別の取扱量の推移、この二点をお願いします。

○樺山委員長 ただいま富田副委員長及び河野委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○樺山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
 以上で中央卸売市場関係を終わります。

○樺山委員長 これより港湾局関係に入ります。
 初めに、港湾局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○高橋港湾局長 第一分科会最後のご審議をいただきます港湾局でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、早速でございますが、お手元にお配りしてございます名簿に従いまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 港湾局技監の高野一男でございます。総務部長の津島隆一でございます。参事で団体調整担当の井戸秀寿でございます。港湾経営部長の浅倉義信でございます。参事で物流企画担当の吉田安輝でございます。臨海開発部長の三枝修一でございます。参事で開発調整担当の萩原豊吉でございます。参事で営業担当の金子優でございます。港湾整備部長の梶山修でございます。計画調整担当部長の松井創でございます。参事で環境対策担当の安藤哲士でございます。離島港湾部長の樋口和行でございます。参事で島しょ・小笠原空港整備担当の松本義憲でございます。当委員会との連絡に当たります参事で総務課長事務取扱の三田村みどりでございます。同じく計理課長の岡崎義隆でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

○樺山委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
   〔理事者あいさつ〕

○樺山委員長 これより決算の審査を行います。
 平成十三年度東京都臨海地域開発事業会計決算及び平成十三年度東京都港湾事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○津島総務部長 平成十三年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計の決算の内容につきまして、ご説明申し上げます。
 お手元にお配りしてございます資料1及び資料2の各会計の決算説明資料によりましてご説明申し上げます。
 それでは、資料1、平成十三年度臨海地域開発事業会計決算説明資料をごらんいただきたいと存じます。
 一ページから四ページまでは、先ほど局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、七ページをお開き願います。平成十三年度臨海地域開発事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の営業収益は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地の売却、長期貸付等による処分収入及び賃貸料収入でございます。
 第二項の営業外収益は、預金利息、東京臨海副都心建設株式会社に対する都市基盤整備貸付金等の利息、埋立地処分代金の分割払いに伴う分納利息及び土地の一時貸付料等でございます。
 第三項の特別利益につきましては、実績がございませんでした。
 以上、収益的収入を合計いたしますと、予算現額五百二億四千万円に対しまして、決算額四百八十億七千六百六十八万余円で、収入率は九五・七%でございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の営業費用は、臨海副都心地域の土地及びその他埋立地の処分原価、埋立地の管理、処分に要する経費及び人件費等でございます。
 第二項の営業外費用は、企業債利息、企業債手数料及び取扱費等でございます。
 第三項の特別損失につきましては、実績がございませんでした。
 以上、収益的支出を合計いたしますと、予算現額六百六十九億九千百万円に対しまして、決算額五百二十八億九千百七十五万余円で、執行率は七九・〇%でございます。
 九ページに参りまして、資本的収入及び支出のうち、収入でございます。
 第一項の企業債は、臨海地域開発事業に充当するために発行した企業債収入でございます。
 第二項の雑収入は、開発者負担金等収入でございます。
 以上、資本的収入を合計いたしますと、予算現額百十七億三千万円に対しまして、決算額百二十二億二百三十万余円で、収入率は一〇四・〇%でございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の埋立事業費のうち、埋立地造成費から埋立諸費の一部につきましては、臨海副都心地域を除く埋立地に係る経費でございます。
 まず、埋立地造成費は、豊洲・晴海地区の防潮護岸整備費及び開発者負担金等でございます。
 次の環境整備費は、海上公園の整備を行ったものでございます。
 次の道路橋梁整備費は、埋立地の開発に合わせて道路の整備を行ったものでございます。
 次の埋立改良費は、道路、橋梁及び公園施設の改修経費並びに固定資産の取得経費等でございます。
 次の埋立諸費は、埋立地の造成に必要な諸調査及び埋立事業に従事する職員の人件費等でございます。
 次の臨海副都心建設費は、有明北地区の埋立造成費及びその他臨海副都心の開発に必要な建設費並びに開発者負担金等でございます。
 次の臨海副都心改良費は、埋設物の移設費等でございます。
 次の臨海副都心諸費は、臨海副都心の開発に必要な開発調査費等でございます。
 次の羽田沖整備費は、羽田沖の浅場造成費等でございます。
 第二項の投資は、東京臨海高速鉄道株式会社に対する出資金でございます。
 第三項の企業債費は、企業債の元金償還金等を支出したものでございます。
 以上、資本的支出を合計いたしますと、予算現額六百六十三億九千九百六万余円に対しまして、決算額五百七十九億六千四十三万余円、翌年度繰越額十六億一千八百十九万余円で、執行率は八七・三%でございます。
 次に、一一ページから三七ページにかけましては、これまでにご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加え、まとめたものでございます。
 また、三九ページ以降につきましては、損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書及び貸借対照表でございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
 以上で平成十三年度臨海地域開発事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、港湾事業会計決算の説明に移らせていただきます。資料2をごらんいただきたいと存じます。
 一ページから四ページまでは、先ほど局長がご説明申し上げました決算の総括でございますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、七ページをお開き願います。平成十三年度港湾事業会計決算報告書でございます。
 まず、収益的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の営業収益は、本会計が所管する上屋等の港湾施設の使用料収入でございます。
 第二項の営業外収益は、預金利息及び財産運用収入、光熱水費受け入れ等の雑収益でございます。
 第三項の特別利益は、過年度減価償却額の修正益でございます。
 以上、収益的収入を合計いたしますと、予算現額六十四億四百万円に対しまして、決算額は七十四億六千三百三十八万余円で、収入率は一一六・五%でございます。
 八ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の営業費用は、上屋、荷役機械等港湾施設の管理運営に要する経費、減価償却費及び人件費等でございます。
 第二項の営業外費用は、企業債利息等でございます。
 第三項の特別損失につきましては、実績がございませんでした。
 以上、収益的支出を合計いたしますと、予算現額五十三億四千六百万円に対しまして、決算額は五十二億一千二百二十七万余円で、執行率は九七・五%でございます。
 九ページに参りまして、資本的収入及び支出のうちの収入でございます。
 第一項の企業債は、港湾施設整備事業に充当するために発行した企業債収入でございます。
 第二項の雑収入につきましては、実績がございませんでした。
 以上、資本的収入を合計いたしますと、予算現額六億百万円に対しまして、決算額は四億円で、収入率は六六・六%でございます。
 一〇ページをお開き願います。支出でございます。
 第一項の建設改良費は、上屋、荷役機械等の港湾施設の整備費等でございます。
 第二項の企業債費は、企業債の元金償還金を支出したものでございます。
 以上、資本的支出を合計いたしますと、予算現額五十二億二百五十七万余円に対しまして、決算額は四十三億四千百五十二万余円で、執行率は八三・四%でございます。
 次に、一一ページから二六ページにかけましては、これまでご説明申し上げました決算報告書の内容を、各目ごとに説明を加え、まとめたものでございます。
 また、二七ページ以降につきましては、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書(案)及び貸借対照表でございます。後ほどご参照いただきたいと存じます。
 以上で、平成十三年度臨海地域開発事業会計及び港湾事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

○樺山委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○富田委員 二点お願いします。
 臨海副都心地域土地処分計画とその状況についてお知らせいただきたいと思います。
 それから、東京都臨海地域開発事業に関して、有形固定資産と無形固定資産の推移について、五年程度お願いできればと思います。

○河野委員 七点あります。
 一、臨海副都心関連の所有地売却実績。
 二、臨海副都心地域暫定利用の状況。
 三、十三年度で臨海会計が、基盤整備もしくは維持管理費で一般会計が負担した分。
 四、有明北、豊洲の埋立事業の進捗状況。
 五、臨海副都心開発事業の長期収支試算。
 六、臨海第三セクターにかかわる金融機関業態別融資残高。
 七、臨海副都心開発関連第三セクタービル等の入居率。
 以上です。

○樺山委員長 ほかにありませんね。--ただいま富田副委員長、河野委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○樺山委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
 以上で港湾局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後三時散会

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