委員長 | 早坂 義弘君 |
副委員長 | 加藤 雅之君 |
副委員長 | 本橋ひろたか君 |
理事 | 藤井あきら君 |
理事 | 鈴木 邦和君 |
理事 | 清水 孝治君 |
山内れい子君 | |
宮瀬 英治君 | |
米倉 春奈君 | |
原 のり子君 | |
のがみ純子君 | |
つじの栄作君 | |
中屋 文孝君 | |
入江のぶこ君 | |
木村 基成君 |
欠席委員 なし
出席説明員政策企画局 | 局長 | 山手 斉君 |
次長理事兼務 | 野間 達也君 | |
理事報道担当部長事務取扱 | 初宿 和夫君 | |
理事 | 関 雅広君 | |
総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 梅村 拓洋君 | |
渉外担当部長 | 巻嶋 國雄君 | |
政策調整担当部長 | 後藤 和宏君 | |
政策調整担当部長 | 加倉井祐介君 | |
技術政策調整担当部長 | 安東 季之君 | |
長期戦略プロジェクト推進担当部長大学連携担当部長兼務 | 宮武 和弘君 | |
長期戦略プロジェクト推進担当部長 | 山本 公彦君 | |
外務部長 | 小室 明子君 | |
外務担当部長 | 松下 裕子君 | |
都民安全推進本部 | 本部長 | 國枝 治男君 |
総合推進部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 加藤 英典君 | |
治安対策担当部長 | 斎田ゆう子君 | |
若年支援担当部長 | 小菅 秀記君 | |
戦略政策情報推進本部 | 本部長 | 寺崎 久明君 |
次長 | 児玉英一郎君 | |
戦略事業部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 有金 浩一君 | |
事業調整担当部長 | 小川 祥直君 | |
事業調整担当部長 | 高橋 葉夏君 | |
国際金融都市担当部長 | 三浦 知君 | |
ICT推進部長 | 樋口 隆之君 | |
デジタルシフト推進担当部長 | 芹沢 孝明君 | |
総務局 | 局長 | 遠藤 雅彦君 |
次長理事兼務 | 西山 智之君 | |
理事 | 藤田 聡君 | |
理事 | 大久保哲也君 | |
総務部長 | 小平 基晴君 | |
訟務担当部長 | 松下 博之君 | |
復興支援対策部長復興支援調整担当部長被災地支援福島県事務所長調整担当部長兼務 | 藤原 知朗君 | |
行政改革推進部長自治制度改革推進担当部長兼務 | 豊田 義博君 | |
都政改革担当部長 | 渡邉 貴史君 | |
都政改革担当部長総務事務センター運営担当部長兼務 | 田中 角文君 | |
総合防災部長 | 猪口 太一君 | |
危機管理調整担当部長 | 高島 慶太君 | |
統計部長 | 櫻井 和博君 | |
選挙管理委員会事務局 | 局長 | 桃原慎一郎君 |
人事委員会事務局 | 局長 | 岡崎 義隆君 |
任用公平部長 | 須藤 栄君 | |
試験部長 | 神山 智行君 | |
監査事務局 | 局長 | 河内 豊君 |
本日の会議に付した事件
議席について
選挙管理委員会事務局関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出 選挙管理委員会事務局所管分
都民安全推進本部関係
報告事項(説明)
・「東京都子供・若者計画(第二期)」について
総務局関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出 総務局所管分
・東京都における新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例の一部を改正する条例
・東京都知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例
・東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
・職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例
報告事項(説明)
・東京都政策連携団体経営改革プラン改訂版(二〇二〇年度)の概要について
・令和元年台風第十五号及び第十九号等に伴う防災対策の検証の進捗状況について
・新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップについて
○早坂委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
初めに、議席についてお諮りいたします。
本日及び令和二年第二回東京都議会定例会における議席は、ただいまご着席のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○早坂委員長 次に、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
議事課担当書記、吉村智之さんです。
議案法制課担当書記、高橋純子さんです。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○早坂委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
次に、先般の人事異動に伴い、戦略政策情報推進本部、人事委員会事務局、監査事務局及び政策企画局の幹部職員に交代がありましたので、順次ご紹介いたします。
初めに、戦略政策情報推進本部長に寺崎久明さんが就任されました。
寺崎本部長から挨拶並びに交代があった幹部職員の紹介があります。
寺崎久明さんを紹介します。
○寺崎戦略政策情報推進本部長 去る四月一日付で戦略政策情報推進本部長を拝命いたしました寺崎久明でございます。
早坂委員長初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻をいただきながら、全力で事務事業に取り組んでまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、四月一日付の人事異動に伴い就任いたしました当本部の幹部職員を紹介させていただきます。
次長の児玉英一郎でございます。戦略事業部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長及び政策企画局新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長を兼務いたします有金浩一でございます。事業調整担当部長の小川祥直でございます。事業調整担当部長の高橋葉夏でございます。国際金融都市担当部長の三浦知でございます。ICT推進部長の樋口隆之でございます。デジタルシフト推進担当部長の芹沢孝明でございます。当委員会との連絡調整等に当たります総務課長の渡部将亮でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 次に、人事委員会事務局長に岡崎義隆さんが就任されました。
岡崎事務局長から挨拶並びに交代があった幹部職員の紹介があります。
岡崎義隆さんを紹介します。
○岡崎人事委員会事務局長 四月一日の人事異動で人事委員会事務局長に就任いたしました岡崎義隆でございます。
早坂委員長を初め本委員会委員の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りながら、事務事業の適正な執行に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
引き続きまして、さきの人事異動に伴い就任いたしました当局の幹部職員を紹介させていただきます。
試験部長、神山智行でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 次に、監査事務局長に河内豊さんが就任されました。
河内事務局長から挨拶並びに交代があった幹部職員の紹介があります。
河内豊さんを紹介いたします。
○河内監査事務局長 四月一日付で監査事務局長に就任いたしました河内豊でございます。
早坂委員長を初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜り、監査事務の適切な執行に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、四月一日付の人事異動に伴いまして当局の幹部職員に交代がございましたので、紹介させていただきます。
当委員会との連絡調整に当たります総務課長の小平房代でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 次に、政策企画局の幹部職員に交代がありましたので、山手局長から紹介があります。
○山手政策企画局長 さきの人事異動に伴い就任いたしました当局の幹部職員を紹介させていただきます。
次長で長期戦略プロジェクト推進担当理事を兼務いたします野間達也でございます。報道総括担当理事で知事補佐担当理事兼務報道担当部長事務取扱の初宿和夫でございます。長期戦略プロジェクト推進担当理事で政策調整担当理事を兼務いたします関雅広でございます。総務部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします梅村拓洋でございます。渉外担当部長の巻嶋國雄でございます。政策調整担当部長の後藤和宏でございます。政策調整担当部長の加倉井祐介でございます。技術政策調整担当部長の安東季之でございます。長期戦略プロジェクト推進担当部長で大学連携担当部長を兼務いたします宮武和弘でございます。長期戦略プロジェクト推進担当部長の山本公彦でございます。外務部長の小室明子でございます。外務担当部長の松下裕子でございます。当委員会との連絡等に当たります総務課長の新井康でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、選挙管理委員会事務局及び総務局関係の第二回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取並びに都民安全推進本部及び総務局関係の報告事項の聴取を行います。
なお、提出予定案件及び報告事項につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いますので、ご了承願います。
これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
初めに、先般の人事異動に伴い、選挙管理委員会事務局長に桃原慎一郎さんが就任されました。
桃原事務局長から挨拶並びに交代があった幹部職員の紹介があります。
桃原慎一郎さんを紹介いたします。
○桃原選挙管理委員会事務局長 去る四月一日付の人事異動で選挙管理委員会事務局長に就任いたしました桃原慎一郎でございます。
早坂委員長初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りながら、選挙管理委員会の事務の公正、公平な執行に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、四月一日付の人事異動に伴い、幹部職員に異動がございましたので、ご紹介申し上げます。
当委員会との連絡に当たります担当部長で総務課長事務取扱の齋藤栄一でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。
○桃原選挙管理委員会事務局長 今定例会で提出を予定しております選挙管理委員会事務局所管の補正予算案についてご説明申し上げます。
お手元の資料、令和二年度補正予算説明書の一ページをお開き願います。総括表でございます。
歳出の補正予算提案額は五億四千九百三十二万余円でございまして、都知事選挙及び都議会議員補欠選挙における新型コロナウイルス感染症対策に要する経費及び日野市選挙区における都議会議員補欠選挙に要する経費を計上しております。財源は全額一般財源となっております。
次に、各事業の予算案についてご説明申し上げます。
二ページをお開き願います。都知事選挙に要する経費としまして五億一千三百三十万余円を計上しております。
これは、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費でございます。
恐れ入ります、三ページをごらんください。都議会議員補欠選挙に要する経費として三千六百一万余円を計上しております。
これは、日野市選挙区における都議会議員補欠選挙に要する経費及び新型コロナウイルス感染症対策に要する経費でございます。
以上をもちまして、今定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 なければ、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。
○早坂委員長 これより都民安全推進本部関係に入ります。
初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員の交代がありましたので、本部長より紹介があります。
○國枝都民安全推進本部長 四月一日付の人事異動に伴い就任いたしました当本部の幹部職員をご紹介申し上げます。
総合推進部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務の加藤英典でございます。治安対策担当部長の斎田ゆう子でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 紹介は終わりました。
○早坂委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
○小菅若年支援担当部長 東京都子供・若者計画(第二期)につきましてご説明申し上げます。
お手元に配布しております資料第1号、東京都子供・若者計画(第二期)の概要をごらんください。
初めに、1の計画の概要でございます。
計画の理念としまして、全ての子供、若者が青年期に社会的自立を果たすことができるよう、その成長を社会全体で応援することとしております。
計画の性格でございますが、本計画は、子ども・若者育成支援推進法に基づく計画でございまして、未来の東京戦略ビジョンを推進する計画の位置づけをあわせ持つものでございます。
計画期間は、令和二年度から令和六年度までの五年間でございます。
策定の検討経緯でございます。昨年十月、東京都青少年問題協議会に対し、知事から東京都子供・若者計画の改定について諮問いたしました。青少年問題協議会では、若者支援部会を設置いたしまして審議を重ね、本年二月、中間のまとめを取りまとめました。その後、意見募集を行うとともに、さきの第一回定例会でご議論をいただきまして、本年四月、青少年問題協議会から答申をいただき、本計画を策定したものでございます。
2、計画のポイントでございます。
先ほど申し上げました若者支援部会では、委員の方々から、困難を有する子供、若者の現状や課題を踏まえ、さまざまなご意見をいただきました。そうしたご意見を各施策に取り組むに当たっての視点として盛り込み、子供、若者育成支援施策を一層推進することとしております。
視点1、一人一人の子供、若者の最善の利益を尊重する視点では、支援に当たっては、当事者である子供、若者の目線に立ち、意見を尊重し、支援に反映させていく姿勢が重要である旨、盛り込んでおります。
視点2、子供、若者の状況に応じて支援する視点では、子供、若者のライフステージを見通した切れ目のない支援と、本人だけでなく家族も含めた支援が必要である旨、盛り込んでおります。
視点3、子供、若者の支援に社会全体で重層的に取り組む視点では、複合的な課題に対応するため、関係機関等の連携を促進し、社会全体で子供、若者の成長を見守っていくことが重要である旨、盛り込んでおります。
二ページをごらんください。3、主な記載事項でございます。
施策の具体的な展開として、計画の理念の実現に向け、基本方針ⅠからⅢまで、それぞれ具体的な取り組みを記載しております。
基本方針Ⅰ、全ての子供、若者の健やかな成長と社会的自立を支援では、1、社会的自立に向けた基礎の形成から、4、学びの機会の確保まで、それぞれ取り組みの方向性と具体的施策等を記載しております。
基本方針Ⅱ、社会的自立に困難を有する子供、若者やその家族への支援では、1、困難な状況ごとの取り組みといたしまして、(1)のいじめから(10)、特に配慮が必要な子供、若者への支援まで、2、被害防止と保護といたしまして、(1)、児童虐待防止対策から、(3)、子供、若者の福祉を害する犯罪対策等まで、それぞれ取り組みの方向性と具体的施策等を記載してございます。
基本方針Ⅲ、子供、若者の健やかな成長を社会全体で支えるための環境整備では、1、家庭の養育力、教育力の向上から、3、子供、若者の育成環境の整備まで、それぞれ取り組みの方向性と具体的な施策等を記載してございます。
掲載しております具体的な施策数でございますが、計画の改定に合わせ、未来の東京戦略ビジョンを推進する先導的事業などを新たに盛り込み、全体で四百四事業となっております。
また、推進体制等の整備といたしまして、1、都における計画の推進体制、2、区市町村の役割、3、関係機関との連携の強化、人材の養成について記載してございます。
なお、計画の本文につきましては、資料第2号としてお配りしてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○早坂委員長 報告は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 なければ、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で都民安全推進本部関係を終わります。
○早坂委員長 これより総務局関係に入ります。
初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員の交代がありましたので、局長より紹介があります。
○遠藤総務局長 四月一日付の人事異動に伴いまして就任いたしました当局の幹部職員をご紹介いたします。
次長で危機管理調整担当理事兼務の西山智之でございます。都政改革担当理事で危機管理調整担当理事兼務の藤田聡でございます。人権担当理事の大久保哲也でございます。総務部長の小平基晴でございます。訟務担当部長の松下博之でございます。復興支援対策部長で復興支援調整担当部長被災地支援福島県事務所長調整担当部長兼務の藤原知朗でございます。行政改革推進部長で自治制度改革推進担当部長兼務の豊田義博でございます。都政改革担当部長の渡邉貴史でございます。都政改革担当部長で総務事務センター運営担当部長兼務の田中角文でございます。総合防災部長の猪口太一でございます。危機管理調整担当部長の高島慶太でございます。統計部長の櫻井和博でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 紹介は終わりました。
○早坂委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。
○遠藤総務局長 今定例会に提出を予定しております総務局所管の予算案一件及び条例案四件の概要についてご説明申し上げます。
まず、令和二年度一般会計補正予算案でございます。
恐れ入りますが、資料第1号、令和二年度補正予算説明書の一ページをごらんください。
1、総括表の(2)、歳出の表、補正予算額の欄の下段、歳出合計にございますように、八十一億七千六百万余円の増額補正を行うものでございます。
続きまして、条例案でございます。
恐れ入りますが、資料第2号、令和二年第二回東京都議会定例会提出予定条例案の概要の表紙をおめくりいただき、目次をごらんください。
ご審議をお願いいたします条例案は、全部で四件でございます。
一件目は、都の条例等に基づく行政上の権利利益の保全等を図るため、所要の規定整備を行う、東京都における新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例の一部を改正する条例でございます。
二件目は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令の施行による地方自治法施行令の一部改正に伴い所要の規定整備を行う、東京都知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例でございます。
三件目は、新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した場合における職員の特殊勤務手当について所要の規定整備を行う、東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でございます。
四件目は、会計年度任用職員制度への移行に伴い所要の規定整備を行う、職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例でございます。
以上が今定例会に提出を予定しております予算案及び条例案の概要でございます。
詳細につきましては、総務部長からご説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○小平総務部長 総務委員会に付託される予定の予算案一件及び条例案四件についてご説明申し上げます。
まず、令和二年度一般会計補正予算案でございます。
恐れ入りますが、資料第1号、令和二年度補正予算説明書の二ページをごらんください。
歳出予算につきましては、上から三段目、科目は、款、総務費、項、区市町村振興費、目、自治振興費でございます。これは、1、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として七十一億九千万余円の増額補正を、2、伊豆諸島地域ヘリコミューター補助、新型コロナウイルス感染症緊急対策として六千二百万円の増額補正を、3、小笠原諸島離島航路補助、新型コロナウイルス感染症緊急対策として九億一千八百万余円の増額補正を、4、小笠原諸島生産物貨物運賃補助、新型コロナウイルス感染症緊急対策として六百万余円の増額補正をそれぞれ行うものでございます。
次に、条例案でございます。
資料第2号、令和二年第二回東京都議会定例会提出予定条例案の概要の一ページをごらんください。
番号1、東京都における新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例の一部を改正する条例でございます。
これは、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特例措置に関する現行の条例につきまして、適用対象を拡大する等の所要の改正を実施するものでございます。
具体的には、条例の適用対象を、大規模な地震や台風等の自然災害が発生した場合や、新型コロナウイルス感染症だけでなく、その他の新型インフルエンザ等感染症が蔓延した場合にも拡充いたします。
また、これらの災害等が発生した場合には、知事が規則により延長、免責の措置を機動的に発動できる仕組みとすることとしております。
なお、改正後の条例の題名は、東京都特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例でございます。
施行日は、公布の日を予定しております。
番号2でございます。東京都知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例でございます。
これは、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令の施行による地方自治法施行令の一部改正に伴い、規定整備を行うものでございます。
具体的には、東京都知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例で定める賠償責任額の算定において、会計年度任用職員の期末手当を含める旨を定めるものでございます。
施行日は、公布の日を予定しております。
番号3でございます。東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でございます。
これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、感染症対策に関する業務に従事する医療従事者等に特殊勤務手当の特例を措置するため、防疫等業務手当の上限額について規定の整備を行うものでございます。
施行日は公布の日とし、令和二年一月二十四日に遡及して適用することとしております。
恐れ入ります、続いて、二ページをごらんください。番号4、職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例でございます。
これは、都立学校に勤務する時間講師が特別職の非常勤職員から一般職の会計年度任用職員に移行したことに伴い、職員団体のための職員の行為の制限の特例の対象として追加するものでございます。
施行日は、公布の日を予定しております。
以上、簡単ではございますが、今定例会に提出を予定しております予算案及び条例案につきまして説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 なければ、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
○早坂委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
○豊田行政改革推進部長自治制度改革推進担当部長兼務 東京都政策連携団体経営改革プラン改訂版(二〇二〇年度)の概要につきましてご報告申し上げます。
資料第4号、東京都政策連携団体経営改革プラン改訂版(二〇二〇年度)の概要についてをごらんください。
まず、1、策定の目的でございます。
経営改革プランは、政策連携団体全三十三団体が、経営改革に資する取り組みをまとめた三カ年計画でございます。その最終年度として、各団体が今回策定する経営改革プラン改訂版(二〇二〇年度)は、昨年策定した経営改革プラン改訂版(二〇一九年度)について、その後の進捗状況や外部環境の変化等を踏まえ、目標や年次計画等を見直し、二〇二〇年三月に確定したものでございます。
都では、それらの主要部分を経営改革プラン改訂版の概要として取りまとめました。
次に、2、記載事項でございます。
各団体は、表の右から二列目のとおり、団体の経営改革プラン改訂版を策定し、当該団体の経営情報、現状分析、評価、他団体や民間企業等との比較、経営課題、戦略及び二〇二〇年度までの三年間の取組事項について記載しております。
都では、表の太枠に記載のとおり、経営情報のうち、基礎情報、他団体や民間企業等との比較、改定のポイント、経営課題、戦略及び二〇二〇年度までの三年間の取組事項を概要として取りまとめております。
恐れ入りますが、裏面をごらんください。次に、3、新たな都政課題等への対応についてでございます。
今回の改定においては、新たな都政課題や都民ニーズへの対応として、SDGsやソサエティー五・〇の実現等、経営改革プランに反映すべき視点を示し、関連する取り組み事項等の新設、拡充などを図りました。
最後に、4、新型コロナウイルス感染症拡大への対応についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、本年三月、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の延期が決定し、四月には緊急事態宣言が発令され、各政策連携団体は、都民生活を守るため、刻々と変化する状況を的確に捉え、その機動性を発揮して、都と連携しながら積極的に取り組みを行っております。
各団体は、本改訂版に掲げた当初目標の変更や担うべき取り組みを新たに追加するなど、主体的にプランを見直しながら団体運営を進めてまいります。
都としては、各団体の今後の取り組みを十分に把握した上で、二〇二〇年度の評価時には、やむを得ない事業の変更や中止等については配慮するとともに、主体的な緊急対応について評価する項目を加えるなど、今年度の実績を適切に評価してまいります。
説明は以上でございますが、詳細につきましては、資料第5号の本冊をごらんいただければと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○猪口総合防災部長 私からは二件のご報告をさせていただきます。
まず、一件目でございます。令和元年台風第十五号及び第十九号等に伴う防災対策の検証の進捗状況につきまして、お手元配布の資料第6号によりご説明いたします。
まず、資料左上、1の経緯でございます。
昨年九月の台風第十五号、十月の台風第十九号、二十一号によりまして、都内でも風水害による被害が発生いたしました。これを受け、副知事をトップといたします大規模風水害検証会議を昨年十一月六日に立ち上げ、都の風水害対策につきまして検証し、初動体制の整備、防災広報など七つの視点から合計三十五の風水害対策を取りまとめたところでございます。
二の検証結果の進捗でございます。
昨年度検証を行い取りまとめた三十五の風水害対策を確実なものとするため、ことしの出水期を迎えるに当たり、各局に現時点までの取り組みの進捗状況を確認いたしました。
ここでは、七つの視点ごとに、都内の全区市町村に都の連絡要員を事前に派遣する体制の構築や、一時滞在施設等の充電環境整備、ブルーシート等必要物資の事前確保、浸水被害を踏まえた監視カメラの設置拡大など、確認した取り組み内容をもとに、主な進捗状況をまとめてございます。
引き続き、各局と連携しながら、出水期に向けて風水害対策を確実に進めてまいります。
なお、検証の進捗状況に係る詳細等につきまして、資料第7号、令和元年台風第十五号及び第十九号等に伴う防災対策の検証の進捗状況をごらんいただきたいと存じます。
次に、二件目でございます。お手元の資料第8号、新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ、新しい日常が定着した社会の構築に向けてに基づきご説明いたします。
三ページをごらんください。このロードマップは、五つのポイントから成ってございます。
一つ目は、緊急事態宣言下におきまして、外出自粛等を徹底し、感染を最大限抑え込むことです。
二つ目は、適切なモニタリング等を通じて、都民生活や経済社会活動との両立を図ることです。
三つ目は、感染拡大の兆候を把握した場合には、東京アラートを発動し、都民に警戒を呼びかける、それでも再要請の目安を上回った場合には、外出自粛等の再要請を行い、感染拡大防止を徹底していくことです。
四つ目は、今後発生が予想される第二波に対応するため、万全の医療、検査体制を整備することです。
五つ目は、ウイルスとの長い闘いを見据え、暮らしや働く場での感染拡大を防止する習慣である新しい日常が定着した社会を構築することです。
四ページをごらんください。ロードマップのイメージでございます。
これまで、徹底した行動制限により、感染の拡大を防止してまいりました。新規感染者数が落ちついてきた際には、外出自粛、休業要請等について判断いたします。
今後、再度新規感染者数が増加に転じた場合には、東京アラートを発動し、新規感染者数の増加を防ぎます。その間に、第二波に備えた体制整備や、暮らしや働く場での新しい日常の定着を図ってまいります。
五ページをごらんください。自粛要請の緩和や再要請の目安となるモニタリング指標として、七つの指標を設定してございます。
六ページをごらんください。モニタリング指標の運用方針ですが、感染状況、医療提供体制、モニタリングの観点から、七つの指標について常にモニタリングを行います。
感染状況の指標が全て緩和の目安を下回った場合には、その他の指標も勘案しながら、専門家の意見も踏まえ総合的に判断して、外出自粛や休業要請の緩和を実施いたします。
感染状況の指標の数値が増加した場合には、東京アラートの発動や必要な休業要請を行い、感染拡大を適切にコントロールしてまいります。
七ページをごらんください。休業要請等の緩和のステップにつきましては、施設の特性やクラスター発生歴等から判断して、ステップゼロからステップ三までの四段階で設定しておりますが、昨日、都の緊急事態宣言が解除され、ステップゼロからステップ一へと移行したところでございます。これにより、博物館や美術館など、都民の文化的な生活を維持する上で必要性が高い施設の休業要請を緩和するとともに、飲食店等の営業時間の一部緩和を行いました。
さらに、次のステップ二では、クラスター歴もなく、三つの密が重なりにくい施設として、例えば劇場等の再開を実施します。
ステップ三では、クラスター歴がある施設やリスクの高い施設を除き、休業要請を緩和するとともに、飲食店等の営業時間の一部緩和を行います。
八ページをごらんください。前のページでご説明いたしました休業要請の緩和のステップを施設別に整理したものでございます。詳細は後ほどご確認ください。
九ページをごらんください。都立学校の再開に当たっては、分散登校により段階的に進めてまいります。学校とオンライン学習等による家庭学習とを組み合わせ、その配分を変えることで児童生徒の学びの場を確保し、第二波にも備えてまいります。
一〇ページをごらんください。今後予想される第二波に備え、国に対して検疫など水際対策の徹底を求めるとともに、都としましても、さらなる検査体制の拡充や医療提供体制の確保を進めてまいります。
一一ページをごらんください。検査を受ける必要がある人が必ず迅速に検査を受けられるよう体制を整備してまいります。
一二ページをごらんください。新型コロナウイルス感染症の専門家等の協力を得て、感染状況、患者動向を把握、分析してまいります。
一三ページをごらんください。全ての医療機関における院内感染防止対策を徹底するとともに、入手困難な医療物資を安定的に供給し、院内感染を防止してまいります。
一四ページをごらんください。今後、都民の皆様が暮らしの中や働く場で感染拡大を防止するため取り組んでいただきたいことを新しい日常としてまとめております。
まずは、基本的な対策として、手洗いの徹底とマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、三つの密を避けて行動の三つを掲げております。加えて、買い物やスポーツ、食事や働き方など、日常のさまざまな場面での対策をまとめております。
一五ページをごらんください。事業者の方々に対しては、事業を再開するに当たって、施設の利用者や従業員の方々を守るための感染防止対策として、東京都感染拡大防止ガイドラインを取りまとめております。各業界団体作成のガイドラインとともに参考にしていただき、事業者の皆様が創意工夫を図り、対策に取り組んでいただくようお願いしております。詳細は、資料第9号、事業者向け東京都感染拡大防止ガイドラインをごらんください。
一六ページをごらんください。こうした新しい日常が都民や事業者の皆様に自然と浸透し、定着するように、都は、非接触型サービスの開発等新ビジネスへの支援やオンライン教育の推進など、さまざまな面からサポートをしてまいります。
一七ページをごらんください。一都三県は、生活圏や経済圏が連なっていることから、今後、感染防止と経済社会活動を両立させるためには緊密に連携することが必要と考えております。
この間、一都三県はワンボイスで住民や企業の方々に行動変容を呼びかけてきたところであり、今月十九日には共同メッセージを発表いたしました。また、二十二日には、入国管理、検疫体制の強化など、水際対策の強化に関する要望を共同で実施いたしました。
以上が主な内容でございます。
なお、昨日、国の基本的対処方針が改定され、緊急事態宣言が解除された後の都道府県の対応につきまして事務連絡が発出されました。これを受けまして、本ロードマップにつきましても、イベント開催の上限人数、クラスター発生歴のある施設の休業要請等につきまして、本日、一部内容を改定する予定でございます。
改定後のロードマップにつきましては、後日、改めてご報告させていただきます。
説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 報告は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○原委員 済みません、二点お願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策審議会の開催日時、内容、議事録をお願いいたします。
それから、もう一点は、五月二十日、二十一日に実施された区市町村長と知事の意見交換のときの資料と議事録をお願いいたします。
○早坂委員長 ほか、よろしいでしょうか。いいですか。--ただいま原委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で総務局関係を終わります。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時四十二分散会
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