財政委員会速記録第三号

令和八年三月三日(火曜日)
第二委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長平田みつよし君
副委員長北口つよし君
副委員長山田ひろし君
理事吉住はるお君
理事岩佐ゆきひろ君
理事あかねがくぼかよ子君
藤崎こうき君
山口せいや君
竹内  愛君
もがみよしのり君
国崎たかし君
大松あきら君
中田たかし君

欠席委員 なし

出席説明員
財務局局長山下  聡君
経理部長DX推進担当部長女性活躍推進担当部長兼務稲垣 敦子君
主計部長佐伯  亮君
主税局局長武田 康弘君
総務部長入佐 勇人君
会計管理局局長梅村 拓洋君
管理部長女性活躍推進担当部長兼務巻嶋 國雄君
収用委員会事務局局長小平 基晴君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百十七号議案 令和七年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、債務負担行為−財政委員会所管分、都債
・第百十九号議案 令和七年度東京都地方消費税清算会計補正予算(第一号)
・第八十九号議案 都営住宅七H−一〇六西(府中市栄町一丁目第二)工事その二請負契約
・第九十号議案 都営住宅七H−一一五東(江東区辰巳一丁目)工事その二請負契約
・第九十一号議案 都営住宅七M−一〇三・一〇四東(足立区辰沼一丁目)工事請負契約
・第九十二号議案 都営住宅七H−一三二東(足立区辰沼一丁目)工事請負契約
・第九十三号議案 都営住宅七H−一二一東及び七M−一二二東(葛飾区柴又三丁目)工事請負契約
・第九十四号議案 都立晴海総合高等学校(七)空調設備改修工事その二請負契約
・第九十五号議案 都立葛西工科高等学校(七)空調設備改修工事請負契約
・第九十六号議案 都立村山特別支援学校(七)改築給水衛生設備工事その三請負契約
・第九十七号議案 都立村山特別支援学校(七)改築電気設備工事その三請負契約
・第九十八号議案 「新たな教育のスタイル」の実施校(仮称)(七)新築電気設備工事請負契約
・第九十九号議案 「新たな教育のスタイル」の実施校(仮称)(七)新築空調設備工事請負契約
・第百号議案 防災船製造(その三)請負契約
・第百一号議案 防災船製造(その四)請負契約
・第百二号議案 善福寺川上流地下調節池工事請負契約
・第百三号議案 新中川護岸耐震補強工事(その三十二)請負契約
・第百四号議案 石神井川整備工事(その百七十二)請負契約
・第百五号議案 新河岸川防潮堤耐震補強工事(その七)請負契約
・第百六号議案 新海面処分場(七)Dブロック西側護岸遮水・上層裏埋工事請負契約
・第百七号議案 道路改修工事(七南東−南多摩尾根幹線鶴牧)請負契約

○平田委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、中途議決に係る付託議案の審査を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十七号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、債務負担行為、財政委員会所管分、都債、第百十九号議案及び第八十九号議案から第百七号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、付託議案中、第八十九号議案から第百七号議案までの契約議案につきましては、事業所管の常任委員会からお手元配布のとおり調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

令和八年三月二日
文教委員長 関口健太郎
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
   契約議案の調査について(報告)
 二月二十七日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第九十四号議案 都立晴海総合高等学校(七)空調設備改修工事その二請負契約
 第九十五号議案 都立葛西工科高等学校(七)空調設備改修工事請負契約
 第九十六号議案 都立村山特別支援学校(七)改築給水衛生設備工事その三請負契約
 第九十七号議案 都立村山特別支援学校(七)改築電気設備工事その三請負契約
 第九十八号議案 「新たな教育のスタイル」の実施校(仮称)(七)新築電気設備工事請負契約
 第九十九号議案 「新たな教育のスタイル」の実施校(仮称)(七)新築空調設備工事請負契約
2 調査結果
 (1) 都民ファ、自民党、立憲ミネ無、公明党、国民民主党は、全議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、第九十八号議案及び第九十九号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については異議はありません。
  (意見)
   「新たな教育のスタイル」の実施校は、二〇二六年二月に、グローバル人材やイノベーター人材の育成を目的とすることが明確にされた。しかし、都立高校の教育は、子どもの人間形成全体を見据えるべきであり、経済界の求める型に子どもを押し込めるべきではない。また、政治や経済界の干渉から、教育の自主性を保障することこそ必要である。

令和八年三月二日
都市整備委員長 中山 寛進
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
   契約議案の調査について(報告)
 二月二十七日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第八十九号議案 都営住宅七H−一〇六西(府中市栄町一丁目第二)工事その二請負契約
 第九十号議案 都営住宅七H−一一五東(江東区辰巳一丁目)工事その二請負契約
 第九十一号議案 都営住宅七M−一〇三・一〇四東(足立区辰沼一丁目)工事請負契約
 第九十二号議案 都営住宅七H−一三二東(足立区辰沼一丁目)工事請負契約
 第九十三号議案 都営住宅七H−一二一東及び七M−一二二東(葛飾区柴又三丁目)工事請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

令和八年三月二日
経済・港湾委員長 大山とも子
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
   契約議案の調査について(報告)
 二月二十七日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百六号議案 新海面処分場(七)Dブロック西側護岸遮水・上層裏埋工事請負契約
2 調査結果
 本議案に対し異議はありません。

令和八年三月二日
環境・建設委員長 清水やすこ
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
   契約議案の調査について(報告)
 二月二十七日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百号議案 防災船製造(その三)請負契約
 第百一号議案 防災船製造(その四)請負契約
 第百二号議案 善福寺川上流地下調節池工事請負契約
 第百三号議案 新中川護岸耐震補強工事(その三十二)請負契約
 第百四号議案 石神井川整備工事(その百七十二)請負契約
 第百五号議案 新河岸川防潮堤耐震補強工事(その七)請負契約
 第百七号議案 道路改修工事(七南東−南多摩尾根幹線鶴牧)請負契約
2 調査結果
 (1) 都民ファ、自民党、立憲ミネ無、公明党、国民民主党、無(優しい東京)は、全議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、第百号議案、第百一号議案及び第百二号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については異議はありません。
  (意見)
   第百号議案及び第百一号議案について、東京都は、「TOKYO強靱化プロジェクト」で、首都直下地震など大規模災害に備えて、けが人や支援物資を運ぶ防災船を新たに四隻製造し、うち二隻は二〇二五年度中の完成を目指している。これら先行して製造に入っている二隻の防災船は、八十トンで八億六千四百万円、二十トンで七億二千六百万円である。
   一方、今回新たに製造する防災船は約八十トンの大型船一隻、二十三億九千八百万円、約三十四トンの小型船一隻、二十億八千万の製造契約で、先行して製造している二隻の防災船と同程度の重量にもかかわらず約三倍の価格となる。
   その理由は、環境配慮型ということで、水素と軽油を混焼して燃焼させるもので、環境負荷低減としてCO2を五〇%削減可能、発災時は軽油のみで運行可能としているが、知事はグリーン水素とは言えず、化石燃料の船で運ぶ。都内でのグリーン水素の取組も、初歩的なものである。
   以上のようなことから考えると、高価な水素混焼エンジンを導入しても、単純に脱炭素に貢献できるとは言えない。
   平常時には、防災や水辺環境等に対する理解と関心を深める、定期便を運航し舟運活性化に貢献するとしているが、実態としては水上バスの新規更新、現在三隻の事業を、大小四隻の事業にリニューアルするということではないか。
   そして、都が独自に名付けた「防災船」の新規建造は、希少な都有地−築地市場跡地の再開発に足並みをそろえた事業ではないか。そうした疑いが、今日の質疑では晴れなかった。見通しがあるとは言えない水素混焼船はやめ、通常の防災船として整備すべきである。
   次に、第百二号議案について、過去の豪雨被害を踏まえ、時間七十五mに対応するため、杉並区内の成田西四丁目地内から西荻四丁目地内の約五・八km区間に地下調節池を建設するものである。この計画を知った住民らは、一万三千人に及ぶ署名や六百件を超える都市計画史上最多の意見書提出などで、丁寧な説明と工事着手に反対の意思表明を行っている。
   莫大な費用と環境破壊にもかかわらず上流部の水害対策として効果の発揮があまりにも遅いこと、費用便益調査において疑義が生じているにもかかわらず疑義を晴らす資料が開示されていないことなど問題が多すぎる。本議案はこの地域の住環境や自然を壊すだけでなく、東京のまちづくりの民主主義に関わる問題である。契約は一旦中止し住民の声をよく聞いて早期に水害への効果が出る対策を取るべきである。

○平田委員長 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。

○竹内委員 日本共産党の竹内愛です。
 議案第百十七号、令和七年度最終補正予算のうち、財政委員会付託分について意見を述べたいと思います。
 今回の最終補正は、都税収入が二千七百三十六億円の増となりまして、総額は七兆円を突破し、過去最大を更新しました。加えて、昨年度からの繰越金一千四百六十二億円、歳出の精査により二千五百四億円、合わせて六千六百億円を超える財源が確保されました。
 この財源の一部と国の交付金を活用し、喫緊の課題への対応として、医療や介護、福祉施設等への物価高騰対策や暑さ対策、東京アプリで対象外となる十五歳未満の児童のいる世帯に、ポイント付与分に代わって一万一千円を給付する予算として一千三百六十七億円が計上されました。
 都民生活を支え、暑さから命や健康を守る取組が盛り込まれたことは重要です。
 一方で、生活支援について、子供だけでなく、東京アプリを登録できない方や、ポイントを使うことができない人は置き去りのままとなっています。
 都は、今年度、既に可決された補正予算や新年度予算で、生活支援に寄与する事業を重層的に実施していくとしていますが、東京アプリのポイントに代わる事業はありません。全ての都民が享受できる事業への転換を求めます。
 あわせて、都の財政力に見合った、さらなる物価高騰対策や中小企業への支援を強く求めます。
 公営企業会計支出金についても一言申し上げます。
 今回の最終補正予算において、中央卸売市場会計に二百億円を支出する予算が計上されています。これは、築地市場跡地を都市整備局に移し、その対価を市場会計に支払う有償所管替えが行われた際に、総額五千六百億円のうち、留保していた額を支払うというものです。
 日本共産党都議団は、小池知事が築地は守るという公約を投げ捨て進めた有償所管替え自体に反対をいたしました。
 現在の築地まちづくり事業は、都有地を種地に、大手ディベロッパーやゼネコン肝煎りで大規模な再開発を進めるものであり、到底認められません。見直しを強く求めるものです。
 以上、指摘をしてまいりましたが、本補正予算においては、都民に必要な事業の実施を求める立場から、賛意を表し、意見表明といたします。

○平田委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第九十八号議案から第百二号議案までを一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○平田委員長 起立多数と認めます。よって、第九十八号議案から第百二号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百十七号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、債務負担行為、財政委員会所管分、都債、第百十九号議案、第八十九号議案から第九十七号議案まで及び第百三号議案から第百七号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○平田委員長 異議なしと認めます。よって、第百十七号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、予算総則、歳入、歳出、繰越明許費、債務負担行為、財政委員会所管分、都債、第百十九号議案、第八十九号議案から第九十七号議案まで及び第百三号議案から第百七号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時五分散会