| 委員長 | 平田みつよし君 |
| 副委員長 | 北口つよし君 |
| 副委員長 | 山田ひろし君 |
| 理事 | 吉住はるお君 |
| 理事 | あかねがくぼかよ子君 |
| 理事 | 鈴木 烈君 |
| 藤崎こうき君 | |
| 山口せいや君 | |
| 竹内 愛君 | |
| もがみよしのり君 | |
| 国崎たかし君 | |
| 岩佐ゆきひろ君 | |
| 大松あきら君 | |
| 中田たかし君 |
欠席委員 なし
出席説明員| 財務局 | 局長 | 山下 聡君 |
| 経理部長DX推進担当部長女性活躍推進担当部長兼務 | 稲垣 敦子君 | |
| 主計部長 | 佐伯 亮君 | |
| 主税局 | 局長 | 武田 康弘君 |
| 総務部長 | 入佐 勇人君 | |
| 会計管理局 | 局長 | 梅村 拓洋君 |
| 管理部長女性活躍推進担当部長兼務 | 巻嶋 國雄君 | |
| 収用委員会事務局 | 局長 | 小平 基晴君 |
本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第二百二十四号議案 都営住宅七CH―一〇一西(調布市緑ケ丘二丁目・調布市施設)工事請負契約
・第二百二十五号議案 都立矢口特別支援学校(七)第二校舎改築工事その二請負契約
・第二百二十六号議案 警視庁愛宕庁舎(仮称)(七)新築工事請負契約
・第二百二十七号議案 東京消防庁池袋消防署長崎出張所庁舎(七)改築工事請負契約
・第二百二十八号議案 東京国際展示場(七)特別高圧受変電設備その他改修工事請負契約
・第二百二十九号議案 東京消防庁立川防災施設電気棟(仮称)庁舎(七)増築及び改修電気設備工事その二請負契約
・第二百三十号議案 都立北多摩地区特別支援学校(仮称)(七)新築給水衛生設備工事その二請負契約
・第二百三十一号議案 都立村山特別支援学校(七)改築空調設備工事請負契約
・第二百三十二号議案 新海面処分場(七)Dブロック東側護岸遮水・裏埋工事請負契約
・第二百三十三号議案 隅田川(水神大橋下流)左岸防潮堤耐震補強工事(その二)請負契約
・第二百三十四号議案 隅田川(駒形橋上下流)左岸防潮堤耐震補強工事請負契約
・第二百三十五号議案 環状第四号線橋梁(仮称)鋼けた製作・架設工事(七 一―環四港南)請負契約
・第二百三十六号議案 稲城多摩トンネル(仮称)(七)擁壁築造工事請負契約
・第二百三十八号議案 土地の信託の変更について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について
○平田委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
初めに、意見書について申し上げます。
過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書二件につきましては、いずれも調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。
○平田委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
これより付託議案の審査を行います。
第二百二十四号議案から第二百三十六号議案まで及び第二百三十八号議案を一括して議題といたします。
本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
なお、付託議案中、第二百二十四号議案から第二百三十六号議案までの契約議案につきましては、事業所管の常任委員会からお手元配布のとおり調査の報告がありました。
朗読は省略いたします。ご了承願います。
令和七年十月三日
文教委員長 関口健太郎
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
契約議案の調査について(報告)
十月二日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
記
1 調査議案
第二百二十五号議案 都立矢口特別支援学校(七)第二校舎改築工事その二請負契約
第二百三十号議案 都立北多摩地区特別支援学校(仮称)(七)新築給水衛生設備工事その二請負契約
第二百三十一号議案 都立村山特別支援学校(七)改築空調設備工事請負契約
2 調査結果
全議案に対し異議はありません。
令和七年十月六日
都市整備委員長 中山 寛進
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
契約議案の調査について(報告)
十月二日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
記
1 調査議案
第二百二十四号議案 都営住宅七CH―一〇一西(調布市緑ケ丘二丁目・調布市施設)工事請負契約
2 調査結果
本議案に対し異議はありません。
令和七年十月六日
経済・港湾委員長 大山とも子
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
契約議案の調査について(報告)
十月二日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
記
1 調査議案
第二百二十八号議案 東京国際展示場(七)特別高圧受変電設備その他改修工事請負契約
第二百三十二号議案 新海面処分場(七)Dブロック東側護岸遮水・裏埋工事請負契約
2 調査結果
全議案に対し異議はありません。
令和七年十月六日
環境・建設委員長 清水やすこ
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
契約議案の調査について(報告)
十月二日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
記
1 調査議案
第二百三十三号議案 隅田川(水神大橋下流)左岸防潮堤耐震補強工事(その二)請負契約
第二百三十四号議案 隅田川(駒形橋上下流)左岸防潮堤耐震補強工事請負契約
第二百三十五号議案 環状第四号線橋梁(仮称)鋼けた製作・架設工事(七 一―環四港南)請負契約
第二百三十六号議案 稲城多摩トンネル(仮称)(七)擁壁築造工事請負契約
2 調査結果
(1) 都民ファ、自民党、立憲ミネ無、公明党、国民民主党、無(優しい東京)は、全議案に対し異議はありません。
(2) 日本共産党は、第二百三十五号議案に対し、次の意見がありました。その他の議案については異議はありません。
(意見)
本議案は、東京都港区港南一丁目地内から同区港南二丁目地内、品川駅手前からの橋桁製作と仮設工事の契約である。車道は四車線、その両側に歩道及び自転車走行空間を整備し、道路構造は、平面構造に加え、鉄道及び国道一五号(第一京浜)との交差部は橋梁構造とするとして、鉄道の交差部につながる橋梁の橋桁製作と仮設工事を行うためのものである。
環状四号線は、港区港南三丁目を起点とし、江東区新砂三丁目に至る延長約二十九・九キロメートルの都市計画道路であり、終戦直後から整備が進められ、未完成の区間の開通に向けて、今も建設事業が進行中である。
しかしこの計画については、住民から道路計画の妥当性の検証や営業補償、高輪築堤の保存や説明責任などに関する陳情が環境・建設委員会や文教委員会に提出されてきた。
また、計画区間である白金地域は、住宅街や公園を幅二十五メートルの道路で貫き、私立学校や住宅街の中をかなり高低差の大きな大型道路が地域の貴重な児童遊園を二か所もつぶしてしまうことになる。児童遊園は保育園のお散歩コースでもあり、自治会のお花見や盆踊り、防災訓練として利用していることから港区議会には自治会長から道路計画見直しの請願も出された。この時、港区の副区長は地域のすべての地権者が用地買収に応じない限り児童遊園の処分に応じないという姿勢も示している。この審議を機に住民らは道路反対のステッカーも張り出し反対の意思を表明している。
環状四号線の計画区域では拡幅予定の沿道に神社仏閣が多い場所があるなど容易にセットバックや立ち退きが進むものではない。このように道路整備の見通しがかなり遠のいているもと、自動車交通も減少が予想され、本当に必要不可欠な道路なのか検証すべきではないか。
さらに今回の計画では、幅員二十七メートルの道路の上にオーバーパスで四車線の橋がかかることで、全体で幅員三十メートルになるが、整備前にあった植栽帯も整備後はなくなり、都の緑の保全・緑化推進の立場からも逆行する。
以上、環状四号線計画には問題が多く、契約議案は承認できない。
令和七年十月六日
警察・消防委員長 伊藤こういち
(公印省略)
財政委員長 平田みつよし殿
契約議案の調査について(報告)
十月二日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
記
1 調査議案
第二百二十六号議案 警視庁愛宕庁舎(仮称)(七)新築工事請負契約
第二百二十七号議案 東京消防庁池袋消防署長崎出張所庁舎(七)改築工事請負契約
第二百二十九号議案 東京消防庁立川防災施設電気棟(仮称)庁舎(七)増築及び改修電気設備工事その二請負契約
2 調査結果
全議案に対し異議はありません。
○平田委員長 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。
○竹内委員 それでは、私から、議案第二百三十八号について意見を述べさせていただきたいと思います。
本件は、土地信託によって運営されている新宿モノリスの信託契約期間をさらに五年間延長するものです。都は、信託延長の理由として、テナント入居率が高水準であり、建物、設備も良好かつ信託配当金も安定的に確保できており、信託運営が安定しているため、土地信託の継続が最も有効としています。
新宿モノリスは、一九九〇年のビル竣工から二十年の契約で土地信託が始まりましたが、二〇一〇年に最初の契約期間延長を行った以降も更新を重ね、今回が四度目の変更となります。
共産党都議団は、このビルが建てられるきっかけとなった淀橋浄水場跡地の一部売却のときから問題を指摘し、反対をしてきました。都民の財産である都有地を、東京都の責任で都民のために活用することが最も重要であると考えているからです。
さらに、都が直接運営に関与できない土地信託によって利益を上げる手法は用いるべきではないということを、最初に述べておきたいと思います。
この立場に立ち、以下、反対理由を述べます。
都は、三年前から更新か否かの協議を始め、一年前から具体的な検討を行ってきたとしています。しかし、今回も契約更新すべきかどうかを含む検討過程は公になっておらず、質疑をして、その一部が明らかになるという状況でした。
また、都有地にもかかわらず、都が交わした契約書も議会に提出されておりません。受託者の意向が強く反映され、都民にも都議会にも十分な情報を示せない仕組み自体が大きな問題ではないでしょうか。
土地信託により、配当金が都に還元されることがメリットとされていますが、その配当金は、契約当初は二十年間で二千四百十六億円との見込みでした。しかし、実際には五百二十億円、二〇二四年度までの三十三年間でも七百三十一億円にとどまっています。バブル崩壊による賃料相場の下落を理由にしていますが、受託者の利益は守られています。都の主張するメリットも破綻しています。
新宿モノリスの管理事業者の代表者は、都の歴代幹部職員OBで、現在も続いています。天下り先を温存する構造的な問題が放置されていることは容認できません。
以上、都民の財産である都有地活用として、土地信託の在り方そのものに大きな問題があることを含め、改めて反対意見といたします。ありがとうございます。
○平田委員長 発言は終わりました。
これより採決を行います。
初めに、第二百三十五号議案及び第二百三十八号議案を一括して採決いたします。
本案は、起立により採決いたします。
本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
○平田委員長 起立多数と認めます。よって、第二百三十五号議案及び第二百三十八号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
次に、第二百二十四号議案から第二百三十四号議案まで及び第二百三十六号議案を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平田委員長 異議なしと認めます。よって、第二百二十四号議案から第二百三十四号議案まで及び第二百三十六号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
以上で付託議案の審査を終わります。
○平田委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○平田委員長 次に、今後の委員会日程について申し上げます。
お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
○平田委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、山下財務局長から発言を求められておりますので、これを許します。
○山下財務局長 所管四局を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本定例会に提出をいたしました議案につきまして、それぞれご審議の上、ただいまご決定をいただきまして、誠にありがとうございました。
付託議案及び報告事項のご審議の過程で委員の皆様方から賜りました貴重なご指摘、ご意見につきましては、十分尊重させていただきまして、今後の事務事業の執行に万全を期してまいりたいと存じます。
今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○平田委員長 発言は終わりました。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時六分散会
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