財政委員会速記録第九号

平成二十八年六月十三日(月曜日)
第二委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長鈴木 錦治君
副委員長堀  宏道君
副委員長遠藤  守君
理事崎山 知尚君
理事松村 友昭君
理事酒井 大史君
大津ひろ子君
山内れい子君
神野 次郎君
桜井 浩之君
ともとし春久君
宇田川聡史君
大山とも子君

欠席委員 なし

出席説明員
財務局局長長谷川 明君
経理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務十河 慎一君
主計部長岩瀬 和春君
主税局局長小林  清君
総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務西海 哲洋君
会計管理局局長塚本 直之君
管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務片山  謙君
収用委員会事務局局長目黒 克昭君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百三十号議案  東京都都税条例の一部を改正する条例
・第百三十七号議案 都立臨海地区特別支援学校(仮称)(二十八)新築工事請負契約
・第百三十八号議案 都立板橋高等学校(二十八)改築工事請負契約
・第百三十九号議案 警視庁下谷警察署庁舎(二十八)改築工事請負契約
・第百四十号議案  都営住宅二十八CH-一〇一東(葛飾区東新小岩一丁目・建設局施設)工事請負契約
・第百四十一号議案 都営住宅二十七H-一〇三東(荒川区町屋五丁目)工事その二請負契約
・第百四十二号議案 都営住宅二十七H-一一九東(江東区豊洲四丁目)工事請負契約
・第百四十三号議案 平成二十八年度岡田港船客待合所及び津波避難施設新築その他工事請負契約
・第百四十四号議案 平成二十八年度南北線中防内側陸上トンネル整備工事請負契約
・第百四十五号議案 平成二十八年度新砂水門(再整備)門扉製作据付工事請負契約
・第百四十六号議案 今井水門耐震補強工事(その二) 請負契約
・第百四十七号議案 平成二十八年度辰巳排水機場(再整備)建設工事(その一) 請負契約
・第百四十九号議案 土地及び建物の買入れについて
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○鈴木委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○鈴木委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百三十号議案、第百三十七号議案から第百四十七号議案まで及び第百四十九号議案並びに地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件については、いずれも既に質疑を終了しております。
 なお、付託議案中、第百三十七号議案から第百四十七号議案までの契約議案につきましては、事業所管の常任委員会から、お手元配布のとおり調査の報告がありました。
 朗読は省略いたします。ご了承願います。

平成二十八年六月十日
文教委員長 植木こうじ
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 六月八日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百三十七号議案 都立臨海地区特別支援学校(仮称)(二十八)新築工事請負契約
 第百三十八号議案 都立板橋高等学校(二十八)改築工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。

平成二十八年六月九日
都市整備委員長 中村ひろし
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 六月八日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百四十号議案 都営住宅二十八CH-一〇一東(葛飾区東新小岩一丁目・建設局施設)工事請負契約中 都市整備委員会所管分
 第百四十一号議案 都営住宅二十七H-一〇三東(荒川区町屋五丁目)工事その二請負契約
 第百四十二号議案 都営住宅二十七H-一一九東(江東区豊洲四丁目)工事請負契約
2 調査結果
 (1) 自民党、公明党、日本共産党、民進党は、全議案に対し異議はありません。
 (2) 無(東京維新)は、第百四十号議案、第百四十一号議案及び第百四十二号議案に対し、次の意見がありました。
  (意見)
   知事は辞職に値し、議案を提出する資格がない。よって、第百四十号議案、第百四十一号議案及び第百四十二号議案には反対である。

平成二十八年六月十日
経済・港湾委員長 島崎 義司
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 六月八日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百四十三号議案 平成二十八年度岡田港船客待合所及び津波避難施設新築その他工事請負契約
 第百四十四号議案 平成二十八年度南北線中防内側陸上トンネル整備工事請負契約
 第百四十五号議案 平成二十八年度新砂水門(再整備)門扉製作据付工事請負契約
 第百四十七号議案 平成二十八年度辰巳排水機場(再整備)建設工事(その一)請負契約
2 調査結果
 (1) 自民党、公明党、民進党は、本議案に対し異議はありません。
 (2) 日本共産党は、第百四十四号議案に対し、次の意見がありました。
  (意見)
   臨港道路南北線のうち、中央防波堤内側陸上部につくる約六百メートルにわたるトンネル工事であり、落札額八十一億三千八百八十八万円である。
   本線は、国直轄事業であり、予定総事業費一千百億円もの大型公共事業で、中央防波堤外側の外貿コンテナふ頭整備と連動して推進する事業である。この事業の必要性を説明する国土交通省は、このふ頭整備から新たに発生する車両台数を示しており、明らかにされた資料では、二〇四〇年代のはじめで周辺発生予測車両台数量は二十万台である。しかし、当事業による環境影響評価書に示された予測車両台数は二〇三〇年代の後半で十三万三千台であり、その乖離が二倍近くもあり、必要性を示す根拠資料の信憑性が問われるものである。
   今後、人口減少、少子高齢社会がすすむ中で、巨大なコンテナふ頭整備や新たな道路建設など、不要不急の大型公共事業は、見直すべきである。
   よって、本件の工事請負契約には反対である。

平成二十八年六月九日
環境・建設委員長 田中 朝子
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 六月八日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百四十号議案 都営住宅二十八CH-一〇一東(葛飾区東新小岩一丁目・建設局施設)工事請負契約中 環境・建設委員会所管分
 第百四十六号議案 今井水門耐震補強工事(その二)請負契約
2 調査結果
 全議案に対し異議はありません。

平成二十八年六月九日
警察・消防委員長 中屋 文孝
財政委員長 鈴木 錦治殿
   契約議案の調査について(報告)
 六月八日付けをもって議長から依頼のあったこのことについて、左記のとおり報告します。
     記
1 調査議案
 第百三十九号議案 警視庁下谷警察署庁舎(二十八)改築工事請負契約
2 調査結果
 異議はありません。

○鈴木委員長 これより採決を行います。
 初めに、第百三十号議案及び第百四十四号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○鈴木委員長 起立多数と認めます。よって、第百三十号議案及び第百四十四号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百四十九号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○鈴木委員長 起立多数と認めます。よって、第百四十九号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百三十七号議案から第百四十三号議案まで及び第百四十五号議案から第百四十七号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長 異議なしと認めます。よって、第百三十七号議案から第百四十三号議案まで及び第百四十五号議案から第百四十七号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した東京都都税条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、報告のとおり承認することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○鈴木委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、報告のとおり承認することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○鈴木委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○鈴木委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、長谷川財務局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○長谷川財務局長 所管四局を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本定例会に提案いたしました議案につきまして、それぞれご審議の上、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 付託議案及び報告事項の審議の過程で委員の皆様方から賜りました貴重なご指摘、ご意見につきましては、十分に尊重させていただき、今後の都政運営に万全を期してまいりたいと存じます。
 鈴木委員長を初め委員の皆様方には、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

○鈴木委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時五分散会

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