財政委員会速記録第十七号

平成二十二年十一月二十四日(水曜日)
第二委員会室
   午後一時十六分開議
 出席委員 十四名
委員長高木 けい君
副委員長吉田康一郎君
副委員長たぞえ民夫君
理事菅  東一君
理事中谷 祐二君
理事上野 和彦君
福士 敬子君
くりした善行君
斉藤やすひろ君
鈴木 隆道君
田島 和明君
大西さとる君
斉藤あつし君
酒井 大史君

 欠席委員 なし

 出席説明員
財務局局長安藤 立美君
経理部長藤原 正久君
契約調整担当部長奥田 信之君
主計部長長谷川 明君
調整担当部長関  雅広君
財産運用部長松本 泰之君
利活用調整担当部長岩瀬 和春君
建築保全部長金子 敏夫君
技術管理担当部長末菅 辰雄君
庁舎運営担当部長藤森 教悦君
主税局局長荒川  満君
総務部長目黒 克昭君
税制部長田倉 英明君
税制調査担当部長山内 和久君
調整担当部長須藤 充男君
課税部長木村 芳生君
資産税部長堀内 宣好君
徴収部長宗田 友子君
特別滞納整理担当部長阿南 威彦君
会計管理局局長新田 洋平君
管理部長安藤 弘志君
警察・消防出納部長稲田 正純君
会計制度担当部長佐藤  敦君

本日の会議に付した事件
 会計管理局関係
報告事項(説明)
・平成二十二年度資金管理実績(上半期)について
 財務局関係
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・警視庁鮫洲運転免許試験場庁舎棟(二十二)改築工事請負契約
・都立三鷹中等教育学校(二十二)改築及び改修工事請負契約
・都立北地区総合学科高等学校(仮称)(二十二)改築及び改修工事請負契約
・東京国際展示場(二十二)東展示棟改修工事請負契約
・東京国際展示場(二十二)西展示棟改修工事請負契約
・東京国際フォーラム(二十二)ガラス棟改修工事請負契約
・東京国際フォーラム(二十二)電気設備改修工事請負契約
・東京都島しょ農林水産総合センター漁業調査指導船「みやこ」製造請負契約
・妙正寺川鷺の宮調節池工事請負契約
・環二地下トンネル(仮称)築造工事(二十二一-環二愛宕工区)請負契約
・街路築造工事(二十二 二-環五の一千駄ケ谷)請負契約
・高瀬橋(仮称)PCけた製作・架設工事請負契約
・当せん金付証票の発売について
 主税局関係
請願陳情の審査
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(1)二二第一三号
(2)二二第二一号
(3)二二第二二号
(4)二二第二六号
(5)二二第二七号
(6)二二第二八号
(7)二二第二九号
(8)二二第三〇号
(9)二二第三一号
(10)二二第三二号
(11)二二第三六号
(12)二二第三七号
(13)二二第三九号
(14)二二第四〇号
 免税軽油制度の継続を求める意見書提出に関する請願
(15)二二第二〇号
 農林水産業に係る軽油引取税の課税免除措置の恒久化に関する請願
(16)二二第三三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(17)二二第七〇号
(18)二二第七一号
(19)二二第七二号
(20)二二第七三号
(21)二二第七九号
(22)二二第八〇号
(23)二二第八一号
(24)二二第八二号
(25)二二第八三号
(26)二二第八四号

○高木委員長 ただいまから財政委員会を開会いたします。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、財務局関係の第四回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取、会計管理局関係の報告事項の聴取並びに主税局関係の請願陳情の審査を行います。
 なお、提出予定案件及び報告事項につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いたいと思いますので、ご了承願います。
 これより会計管理局関係に入ります。
 初めに、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○安藤管理部長 平成二十二年度上半期の資金管理実績についてご説明申し上げます。
 お手元の資料第1号の表紙をおめくりいただきまして、一ページをごらんいただきたいと存じます。
 初めに、1、全体でございますが、二十二年度上半期の平均残高は約三兆七千八百三十億円で、これは、参考として掲げてございます二十一年度上半期と比べ、対前年同期比で約九百九十六億円の減となっております。また、利回りは〇・二七五%で、これは二十一年度上半期の〇・五二七%から低下しております。この結果、運用収入は約五十二億一千二百万円で、約五十億四千二百万円の減となっております。
 次に、2、内訳でございますが、まず(1)の歳計現金等については、今年度上半期は、平均残高は約五千三百二十五億円となりまして、前年同期と比べ約八百九十六億円減少するとともに、定期性預金の金利低下により利回りも低下いたしました。これに伴い、運用収入は約一億四千二百万円となり、前年同期と比べ約一億九千六百万円減少しております。
 次に、(2)の基金でございますが、平均残高は約二兆八千五百四十四億円となりました。これは、減債基金等への積み立てがあったことによりまして、前年同期と比べ約七百七十億円の増となっております。一方、定期性預金の金利低下などにより利回りは低下したため、運用収入は約四十五億九千五百万円で、前年同期と比べ約四十億九千二百万円の減となっております。
 次に、(3)の準公営企業会計でございますが、平均残高は約三千九百六十一億円で、企業債の償還などがあったことによりまして、前年同期と比べ約八百六十九億円減少いたしました。また、定期性預金の金利低下により利回りも低下したため、運用収入は約四億七千四百万円と、前年同期と比べ約七億五千五百万円減少しております。
 二ページをお開きください。運用商品別内訳でございます。
 表頭の期中平均残高の構成比の欄をごらんください。
 表の一段目、歳計現金等及び表の三段目、準公営企業会計につきましては、すべて預金で運用しております。
 表の二段目、基金につきましては、預金が四一・〇%、債券等が五八・七%となっております。
 次に、恐縮ですが、三ページをごらんください。ここでは、第一・四半期と第二・四半期の状況をお示ししてございます。
 四ページをお開きください。ここでは、平均残高及び利回りそれぞれの推移についてグラフでお示ししてございます。
 次に、五ページをごらんください。金融機関種別預金内訳でございます。
 表頭の平成二十二年度上半期の欄の左から二列目、期中平均残高の構成比をごらんいただきたいと思います。
 表の一段目、歳計現金等の保管先につきましては、支払い準備における流動性確保の観点から、これまで同様、一〇〇%都市銀行に預金しております。
 表の二段目、基金の運用先につきましては、都市銀行四二・八%、信託銀行三七%、地方銀行等二〇・二%となっております。
 表の三段目、準公営企業会計につきましては、都市銀行八三・一%、信託銀行八・二%、地方銀行等八・七%となっております。
 次のページの六ページのグラフでは、その推移をグラフでお示ししてございます。
 資金管理につきましては、引き続き、安全性を最重要視した上で効率的な保管、運用を行ってまいります。
 以上をもちまして報告事項の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○高木委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で会計管理局関係を終わります。

○高木委員長 これより財務局関係に入ります。
 初めに、第四回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○安藤財務局長 第四回定例会に提出を予定しております財務局関係の議案につきましてご説明を申し上げます。
 お手元にお配りしてございます平成二十二年第四回東京都議会定例会提出予定議案件名表をごらんいただきたいと存じます。
 今回提出をいたします議案は計十三件でありまして、契約案十二件、事件案一件でございます。
 今回提出いたします契約案十二件の内訳は、表の上から六件が建築工事、次に設備工事が一件、船舶製造が一件、最後の四件が土木工事でございます。契約金額の総額は二百十三億五千三百四十二万五千八百円でございます。
 次に、事件案でございますが、当せん金付証票の発売についてでございます。
 以上が提出を予定しております議案の概略の説明であります。
 詳細につきましては、それぞれ所管の部長から、資料に基づきましてご説明をいたします。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

○藤原経理部長 第四回定例会に提出を予定しております工事請負契約議案の概要につきまして、資料第1号によりご説明申し上げます。
 表紙をおめくりいただきまして、一ページの工事請負契約議案一覧をお開きいただきたいと存じます。
 初めに、1の総括の表をごらんください。
 今回ご審議いただきます契約議案は、右側の計の欄にございますとおり、合計十二件、契約金額の総額は二百十三億五千三百四十二万五千八百円でございます。契約の方法は、提出予定の十二件につきまして、いずれも一般競争入札により契約を締結しようとするものでございます。
 次に、2の案件別の表によりまして、概要についてご説明申し上げます。
 番号1は、品川区東大井一丁目地内におきまして、警視庁鮫洲運転免許試験場庁舎棟の改築工事を施行するものでございます。
 番号2は、三鷹市新川六丁目地内におきまして、都立三鷹中等教育学校の改築及び改修工事を施行するものでございます。
 番号3は、北区滝野川三丁目地内におきまして、仮称でございますが、都立北地区総合学科高等学校の改築及び改修工事を施行するものでございます。
 番号4及び5は、いずれも江東区有明三丁目地内におきまして、東京国際展示場の改修工事を施行するものでございます。番号4は東展示棟、番号5は西展示棟でございます。
 番号6及び7は、いずれも千代田区丸の内三丁目地内におきまして、東京国際フォーラムのガラス棟改修工事及び設備改修工事を施行するものでございます。番号6は建築工事、番号7は電気工事でございます。
 番号8は、東京都島しょ農林水産総合センター漁業調査指導船「みやこ」を製造するものでございます。
 番号9は、中野区若宮二丁目地内から同区白鷺一丁目地内にかけまして、妙正寺川鷺の宮調節池の整備工事を施行するものでございます。
 番号10は、港区虎ノ門一丁目地内から同区西新橋二丁目地内にかけまして、仮称でございますが、環二の地下トンネル築造工事を施行するものでございます。
 番号11は、渋谷区千駄ヶ谷六丁目地内から新宿区内藤町地内にかけまして、環五の街路築造工事を施行するものでございます。
 番号12は、あきる野市平沢地内から同市草花地内にかけまして、仮称でございますが、高瀬橋のPCけた製作及び架設工事を施行するものでございます。
 それぞれの契約金額及び契約の相手方は、表の右側に記載のとおりでございます。
 一枚おめくりいただきまして、二ページから七ページでございますが、案件ごとに、件名、工事場所、契約の相手方、契約金額、工期、契約の方法及び工事概要等を記載してございますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。
 また、各案件の入札経過等につきましても、八ページ以降に記載してございますので、あわせてごらんいただきたいと存じます。
 以上が今回提出を予定しております契約議案の概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○長谷川主計部長 お手元の資料第2号、当せん金付証票の発売についてご説明申し上げます。
 これは、当せん金付証票、いわゆる宝くじの平成二十三年度の発売に関する議案でございます。
 議案の中ほどの記書きにございますように、宝くじの発売の目的としては、公園整備等の費用の財源に充当するために発行するものでございまして、平成二十三年度は一千八百六億円の発売限度額を定めるというものでございます。
 提案の理由でございますが、裏面に参考に条文を掲載してございますけれども、当せん金付証票法第四条第一項の規定に基づき、ご提案するものでございます。
 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○高木委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で財務局関係を終わります。

○高木委員長 これより主税局関係に入ります。
 初めに、請願陳情の審査を行います。
 請願・陳情審査件名表に記載の整理番号(1)から(14)までの請願二二第一三号外十三件、及び整理番号(17)から(26)までの陳情二二第七〇号外九件は内容に関連がありますので、一括して議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○田倉税制部長 今般、財政委員会に付託されました主税局所管の請願陳情につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料第1号、財政委員会付託請願・陳情審査説明表の一ページをお開きいただきたいと存じます。
 初めに、請願二二第一三号外十三件、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願についてご説明申し上げます。
 この請願の趣旨は、小規模住宅用地に対する都市計画税を二分の一とする軽減措置を平成二十三年度以後も継続すること、及び小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税を二割減免する減免措置を平成二十三年度以後も継続すること、並びに商業地等における固定資産税及び都市計画税について負担水準の上限を六五%に引き下げる減額措置を平成二十三年度以後も継続することを求めるものでございます。
 小規模住宅用地に対する都市計画税を二分の一とする軽減措置は、住民の定住確保、地価高騰に伴う負担緩和の見地から、昭和六十三年度から実施してきたものでございます。
 小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税を二割減免する減免措置は、過重となっている二十三区の非住宅用地の税負担を緩和するとともに、極めて厳しい経済状況下における中小企業への支援を行うため、平成十四年度から実施してきたものでございます。
 商業地等における固定資産税及び都市計画税について負担水準の上限を六五%に引き下げる減額措置は、負担の不均衡を是正するとともに、全国に比べ過重となっている二十三区商業地等の負担の緩和を図るため、負担水準が六五%を超える場合に、条例により六五%の水準まで税額を減額するものであり、平成十七年度から実施してきたものでございます。
 次に、五ページをお開きいただきたいと思います。陳情二二第七〇号外九件、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情でございます。
 この陳情の趣旨は、さきの請願と同じでございますので、改めての説明は省略させていただきます。
 本件請願及び陳情についての説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○高木委員長 説明は終わりました。
 本件についてご発言願います。

○たぞえ委員 今ご説明のあった請願につきまして意見を申し上げます。
 各地の団体から出されております小規模住宅用地への固定資産税、都市計画税の軽減の継続を求める請願につきましては、さきの事務事業質疑で、私からも、主税局に来年度以降も継続を行うよう意見を述べました。このことは今ほど重要なときはないと思います。
 九月二十一日に、国土利用計画法に基づいて都道府県が不動産鑑定士の評価をベースに毎年七月一日時点で算定する基準地価を発表しましたが、数値は驚く状況です。平均で、住宅地、商業地とも前年より下落し、東京の住宅地は三・三%、商業地は五・〇%減の変動率を示しました。これはまさに、景気低迷を受けた不動産市場の厳しさが全国的に続いている、こういうことであると思います。
 しかし、三年に一度の固定資産税の評価替えの年に当たる二〇一二年度は、税額が一・三三倍になることに、都民から、地価が下がっているのになぜ税金は上がるのかと、怒りの声が上がるのも当然のことだと思います。評価額が上がれば、土地や家屋などの取得や相続に伴う登録免許や不動産取得税のアップに連動する、このことが迫っているわけです。
 こうした背景から軽減措置の継続を求める請願が都議会に提出されたことは、先ほどの説明のとおり、景気の動向や都民の負担感、都の財政状況などを踏まえながら検討していくと、このように述べられましたが、事態は切迫していることを考えれば、こうしたことを先に判断するというよりも、この時点で積極的な都民への発信をしなければならないと思います。
 私は、いずれもこの請願については賛成の立場でありますが、ぜひ来年度、軽減措置の継続に主税局として最大限の努力を図っていただきたい、このことを述べて意見といたします。

○高木委員長 ほかにございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、いずれも継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 異議なしと認めます。よって、整理番号(1)から(14)までの請願二二第一三号外十三件、及び整理番号(17)から(26)までの陳情二二第七〇号外九件は、いずれも継続審査といたします。
 次に、請願二二第二〇号及び請願二二第三三号は内容に関連がありますので、一括して議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○田倉税制部長 ご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、先ほどの資料第1号の七ページをお開きください。
 請願二二第二〇号、免税軽油制度の継続を求める意見書提出に関する請願についてご説明申し上げます。
 この請願の趣旨は、免税軽油制度の継続を内容とする政府関係機関への意見書の提出を求めるものでございます。
 道路目的税として創設された軽油引取税につきまして、道路の使用に直接関連を有していないこと等を勘案して、農業または林業を営む者など一定の者が使用する機械装置等に係る軽油について、政策的配慮から課税免除措置が講じられておりました。
 平成二十一年度税制改正における道路特定財源の一般財源化により、この課税免除措置につきましては、道路の使用に直接関連しないということをもって免税とすることはできなくなり、すべての軽油の引き取りを課税対象とすることが原則とされました。
 しかしながら、これまで免税とされてきた軽油は、一次産業用や公共目的用等に使用されており、課税化への検討に当たっては一定の政策的判断が求められること等を考慮し、原則として平成二十四年三月三十一日までの三年間の措置として存続することとされたところでございます。
 なお、平成二十一年度の東京都におきまして本請願の対象とされている農業用の動力源に係る免税軽油の使用者は五人でございます。
 次に、九ページをお開きください。請願二二第三三号、農林水産業に係る軽油引取税の課税免除措置の恒久化に関する請願についてご説明申し上げます。
 この請願の趣旨は、平成二十三年度までの措置とされている農林漁業用軽油の引き取りに係る軽油引取税の課税免除措置を恒久化することを内容とする国への意見書の提出を求めるものでございます。
 現在の状況の最下段、なお書きをごらんください。
 平成二十一年度の東京都におきまして本請願の対象とされている農林漁業用の動力源に係る免税軽油の使用者は、農業用が五人、漁業用が五百十人で、林業用はございません。
 なお、本請願についての現状のうち、なお書きより上段の課税免除措置が講じられていた経緯等につきましては、さきの請願二二第二〇号、免税軽油制度の継続を求める意見書提出に関する請願の説明で申し上げた内容と同じでございますので、改めての説明は省略させていただきます。
 本件請願についての説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○高木委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○吉田委員 この三三号に関して意見を申し述べます。
 東京都内の農業、漁業の事業者の皆様にとって、この軽油引取税の課税免除措置は有効な支援の施策であり、民主党としても、現在、平成二十三年度までの措置とされているこの措置を継続すべきだと考えております。
 この請願には恒久化の文面がございますけれども、当面、恒久化ということではなく、措置の継続が必要だという認識におきまして、我が党としても趣旨採択と。趣旨採択に賛成をいたしたいと存じます。

○高木委員長 ほかにございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 初めに、請願二二第二〇号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、趣旨採択とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 異議なしと認めます。よって、請願二二第二〇号は趣旨採択と決定いたしました。
 次に、請願二二第三三号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、趣旨採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 異議なしと認めます。よって、請願二二第三三号は趣旨採択と決定いたしました。
 請願陳情の審査を終わります。
 以上で主税局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時四十一分散会

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