令和三年第二回臨時会会議録第十四号

令和三年八月二十日(金曜日)
 出席議員 百二十五名
一番北口つよし君
二番かまた悦子君
三番石島 秀起君
四番吉住はるお君
五番森澤 恭子君
六番松田りゅうすけ君
八番上田 令子君
九番漢人あきこ君
十番岩永やす代君
十一番成清梨沙子君
十二番おじま紘平君
十三番もり  愛君
十四番関口健太郎君
十五番清水とし子君
十六番玉川ひでとし君
十七番竹平ちはる君
十八番かつまたさとし君
十九番たかく則男君
二十番鈴木  純君
二十一番土屋 みわ君
二十二番平田みつよし君
二十三番西山  賢君
二十四番星  大輔君
二十五番磯山  亮君
二十六番龍円あいり君
二十七番あかねがくぼかよ子君
二十八番保坂まさひろ君
二十九番米川大二郎君
三十番清水やすこ君
三十一番中田たかし君
三十二番斉藤 りえ君
三十三番アオヤギ有希子君
三十四番原  純子君
三十五番福手ゆう子君
三十六番古城まさお君
三十七番慶野 信一君
三十八番細田いさむ君
三十九番うすい浩一君
四十番浜中のりかた君
四十一番本橋たくみ君
四十二番渋谷のぶゆき君
四十三番林あきひろ君
四十四番伊藤しょうこう君
四十五番田村 利光君
四十六番菅野 弘一君
四十七番白戸 太朗君
四十八番たきぐち学君
四十九番田の上いくこ君
五十番関野たかなり君
五十一番後藤 なみ君
五十二番五十嵐えり君
五十三番西崎つばさ君
五十四番須山たかし君
五十五番原 のり子君
五十六番斉藤まりこ君
五十七番藤田りょうこ君
五十八番原田あきら君
五十九番小林 健二君
六十番加藤 雅之君
六十一番斉藤やすひろ君
六十二番大松あきら君
六十三番伊藤こういち君
六十四番川松真一朗君
六十五番清水 孝治君
六十六番三宅 正彦君
六十七番やまだ加奈子君
六十八番早坂 義弘君
六十九番山加 朱美君
七十一番平けいしょう君
七十二番内山 真吾君
七十三番森口つかさ君
七十四番福島りえこ君
七十五番藤井あきら君
七十六番風間ゆたか君
七十七番竹井ようこ君
七十八番阿部祐美子君
七十九番曽根はじめ君
八十番とくとめ道信君
八十一番池川 友一君
八十二番米倉 春奈君
八十三番まつば多美子君
八十四番中山 信行君
八十五番谷村 孝彦君
八十六番長橋 桂一君
八十七番鈴木あきまさ君
八十八番こいそ 明君
八十九番鈴木 錦治君
九十番ほっち易隆君
九十一番松田 康将君
九十二番山崎 一輝君
九十三番森村 隆行君
九十四番村松 一希君
九十五番入江のぶこ君
九十六番桐山ひとみ君
九十七番本橋ひろたか君
九十八番石川 良一君
九十九番宮瀬 英治君
百番藤井とものり君
百一番山口  拓君
百二番とや英津子君
百三番尾崎あや子君
百四番里吉 ゆみ君
百五番あぜ上三和子君
百六番小磯 善彦君
百七番高倉 良生君
百八番東村 邦浩君
百九番中嶋 義雄君
百十番宇田川聡史君
百十一番柴崎 幹男君
百十二番小松 大祐君
百十三番小宮あんり君
百十四番三宅しげき君
百十五番高島なおき君
百十六番山田ひろし君
百十七番伊藤 ゆう君
百十八番荒木ちはる君
百十九番小山くにひこ君
百二十番増子ひろき君
百二十一番尾崎 大介君
百二十二番酒井 大史君
百二十三番西沢けいた君
百二十四番中村ひろし君
百二十五番白石たみお君
百二十六番大山とも子君
百二十七番和泉なおみ君

 欠席議員 二名
七番  木下ふみこ君
七十番 菅原 直志君

 出席説明員
知事小池百合子君
副知事多羅尾光睦君
副知事梶原  洋君
副知事武市  敬君
副知事宮坂  学君
教育長藤田 裕司君
東京都技監都市整備局長兼務上野 雄一君
政策企画局長中嶋 正宏君
総務局長黒沼  靖君
財務局長潮田  勉君
警視総監斉藤  実君
政策企画局国際金融都市戦略担当局長児玉英一郎君
デジタルサービス局長寺崎 久明君
主税局長砥出 欣典君
生活文化局長野間 達也君
オリンピック・パラリンピック準備局長中村 倫治君
環境局長栗岡 祥一君
福祉保健局長吉村 憲彦君
福祉保健局健康危機管理担当局長初宿 和夫君
産業労働局長村松 明典君
消防総監清水 洋文君
建設局長中島 高志君
港湾局長古谷ひろみ君
会計管理局長堤  雅史君
交通局長内藤  淳君
水道局長浜 佳葉子君
下水道局長神山  守君
都民安全推進本部長國枝 治男君
住宅政策本部長榎本 雅人君
病院経営本部長西山 智之君
中央卸売市場長河内  豊君
選挙管理委員会事務局長桃原慎一郎君
人事委員会事務局長武市 玲子君
監査事務局長岡安 雅人君
労働委員会事務局長鈴木  勝君
収用委員会事務局長後藤 啓志君

八月二十日議事日程第三号
第一 第百五十六号議案
令和三年度東京都一般会計補正予算(第十一号)
第二 第百五十七号議案
令和三年度東京都一般会計補正予算(第十二号)
第三 地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和三年度東京都一般会計補正予算(第九号)の報告及び承認について
第四 地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和三年度東京都一般会計補正予算(第十号)の報告及び承認について
議事日程第三号追加の一
第一 新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議
第二 新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議
第三 オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議
第四 オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議
第五 オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議

   午後一時開議

○議長(三宅しげき君) これより本日の会議を開きます。

○議長(三宅しげき君) まず、日程の追加について申し上げます。
 一番北口つよし君外百一名より、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議及び八番上田令子さん外十九名より、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議が、それぞれ文書をもって提出されました。
 また、一番北口つよし君外八十六名より、オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議、八番上田令子さん外十九名より、オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議及び十四番関口健太郎君外十四名より、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議が、それぞれ文書をもって提出されました。
 これらを本日の日程に追加いたします。

○議長(三宅しげき君) これより日程に入ります。
 日程第一から第四まで、第百五十六号議案、令和三年度東京都一般会計補正予算(第十一号)外議案一件、専決二件を一括議題といたします。
 本案については、既に質疑を終了しております。
 なお、ただいま上程されております議案中、第百五十六号議案に対し、十番岩永やす代さん外三十四名より修正動議が提出されました。これを本案と併せて議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

〔修正動議は本号末尾(四七ページ)に掲載〕

○六十七番(やまだ加奈子君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております日程第一から第四までについては、委員会付託を省略されることを望みます。

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、日程第一から第四までは、委員会付託を省略することに決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 四十三番林あきひろ君。
〔四十三番林あきひろ君登壇〕

○四十三番(林あきひろ君) 東京都議会自由民主党を代表しまして、本臨時会に付託されました知事提案の全議案について賛成し、立憲民主党提出の修正動議に反対の立場から討論を行います。
 まず、二件の専決処分について申し上げます。
 蔓延防止等重点措置の適用に伴う補正予算と、東京に緊急事態措置が適用されたことに伴う二件の補正予算は、いずれも感染防止対策に必要な専決処分であったと考えます。
 次に、ワクチン接種、飲食店への協力金や、そのほか影響を受けた中小事業者等に対する給付金の支給、酸素ステーション設置などの補正予算案二件について申し上げます。
 ワクチンの個別接種に取り組む地域の診療所等への協力金支給は、都内各地のワクチン接種を後押しする上で効果的です。また、都議会自民党がかねてより求めてまいりました、売上げ減少が続く業種に対して、国の月次支援金に加え、都独自の給付金を加算するという経済支援は、感染防止に協力し、長いコロナ禍で疲弊した各業種の方々を支える大事な取組です。
 また、酸素ステーションの設置は、入院できない在宅療養者の容体変化に対応し、病床への負担を軽減するものであり、いずれも、今の医療非常事態の即応体制に必要な対策であると考えます。
 都はこれまでも、必要に応じてこうした感染症対策や経済支援を重ねてきました。しかし、コロナ対策が長期化する中、都の要請や取組が都民に伝わっていないという指摘があります。東京の先を見据えたコロナ対策の考え方をいま一度、改めて都民に示すことが求められているのではないでしょうか。
 ウイルスとの闘いが長期にわたる中で、いわゆるゼロコロナではなく、感染防止対策に真剣に取り組む事業者とともに、感染拡大を抑えながら日常を取り戻していく、知事もかつて唱えたウイズコロナの考え方を現実的な政策として実現していくことが求められています。
 もちろん、災害級と表現される現在の状況の中では、まず命を守るための取組を着実に進めることが最優先されます。しかし、現在の医療非常事態を超えた先には、感染防止策を徹底しながら、外に出て、人と人が顔を合わせ、感染防止マナーを守りながら飲食をする、こうした日常が少しずつ取り戻せるよう、都民が近い将来に希望を持てる対策を進めることが必要です。
 全ての都民や事業者は、コロナ禍の中で、感染防止対策や経営の維持と工夫など、できることを精いっぱい努めています。都は、行政の役割として、国と区市町村と共にワクチン接種を着実に進めながら、都民生活や都内経済活動の回復に向けた道筋を都民に具体的に示すことが求められています。
 我が党の提案に公明党、都民ファーストの会、立憲民主党の賛同を得て、この後、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会が設置の運びとなっております。継続性と迅速性が必要なコロナ対策について、東京の実態を踏まえた議論を今後も深めてまいります。
 さて、多くの感動を呼んだオリンピック同様、パラリンピックも安全・安心な大会として開催されるよう求めるとともに、オリンピックではかなわなかった児童や生徒の観戦に当たっては、感染状況の見極めと感染防止策の充実を要望しておきます。
 最後に、本日も議会に出席しておられない木下ふみこ議員は、都議会の辞職勧告決議を重く受け止めるべきであると強く指摘いたしまして、討論を終わります。
 ご清聴ありがとうございました。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 四十九番田の上いくこさん。
〔四十九番田の上いくこ君登壇〕

○四十九番(田の上いくこ君) 私は、都民ファーストの会東京都議団を代表し、知事提出の全議案に賛成し、修正案に反対の立場から討論を行います。
 今、私たちは、デルタ株の猛威により、知事発言のとおり、災害級の危機にあるとの認識に立ち、有事と捉え、強力な対策を実施していかなければなりません。
 我が会派はこれまで、入院待機ステーションや自宅療養者向けの酸素ステーションを設置するよう知事に要望してきました。今回、要望を踏まえ、都が都立、公社病院に入院待機ステーションを設置するとともに、軽症者を受け入れる酸素ステーションの設置を決定したことを評価します。
 しかし、入院が翌日に繰り越されるケースが一日数百人単位で発生している現状を踏まえれば、その規模はまだ不十分であり、今後速やかに拡充するよう強く求めます。
 また、病床のさらなる確保に向けては、その設置根拠法に公衆衛生危機への対応が盛り込まれ平時から多額の公金が投入されている、公的医療機関を最大限活用すべきです。国立病院機構や地域医療機能推進機構など、いまだコロナ対応病床数の少ない都内の公的医療機関に対しては、都としてコロナ患者の一層の受入れを要請するよう強く求めます。
 また、昨日の我が会派の質問において、自宅療養者の応急手当てとして必要となる酸素濃縮装置の確保を求め、都からは、現在確保している五百台の酸素濃縮装置をさらに拡充していく旨の答弁がなされました。
 今後は、フォローアップセンターにおける医師の常駐や訪問看護ステーションとの連携を通じて、自宅療養者のフォロー体制を一層強化するよう求めます。
 日本全国でワクチン接種は世界主要国と比べてもいまだ大きく後れを取っており、国によるワクチン確保の不足がボトルネックとなっていることはいうまでもありません。国は、ワクチンの全国一律的な均等配分を見直し、東京をはじめとした感染リスクが高い地域へ重点供給し、戦力的なワクチン供給体制を整えるよう、改めて強く求めます。
 都が、我が会派の要望を受け、エッセンシャルワーカーの方々を中心にワクチン接種対象を拡大してきたことを評価いたしますが、まだ若年層に対してワクチン接種の機会が十分とはいえません。我が会派への答弁にあったとおり、都は、大規模接種会場の弾力的な運用を図るとのことですが、他県における大変痛ましい事例の発生も受け、若年層のうちでも特に妊婦の方には、受入れ医療体制の確保に加え、都のワクチン接種会場における優先的取扱いを早急に検討、実施すべきことを強く求めます。
 我が会派が求めてきた協力金や月次支援金の迅速な支給に加え、今後は、社会経済活動との両立に向けた取組が必要不可欠です。ワクチン接種を一層加速させるとともに、ワクチン接種促進キャンペーン事業については、例えば、アプリのワクチン接種記録を証明書として活用していくなど、一過性のキャンペーンにとどまらない事業の実施を求めます。
 以上、私たちは、常に都民ファーストの視点に立って具体的な政策を提案し、時に国を牽引する政策提言で、新型コロナウイルスの脅威から都民の命と暮らしを守っていくことを改めてお誓い申し上げ、討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 六十三番伊藤こういち君。
〔六十三番伊藤こういち君登壇〕

○六十三番(伊藤こういち君) 都議会公明党を代表し、知事提出の全議案に賛成し、第百五十六号議案に対する修正動議に反対する立場から討論を行います。
 初めに、令和三年度一般会計補正予算について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症は、感染力の強いデルタ型への置き換わりが進み、都内の感染者数が大幅に増加しています。
 都議会公明党は、都の危機管理能力を最大限に発揮して、制御不能な感染状況を打破する手だてと、そして、災害級で機能不全に陥っている医療提供体制の再構築をすべきと強く訴えました。
 都は、医療非常事態対応体制を構築するとともに、国庫支出金に加えて基金を有効に活用することで、救急隊からの要請があった場合に、必ず受け入れる病床を十一の都立、公社病院で常時三十六床確保し、さらに、都有施設を利用した大規模な酸素ステーションの開設に加え、ワクチン接種の促進、さらには中小企業者等月次支援給付金の拡充など、都民の命を守り、都内経済を下支えするため、機を逸することなく、総額三千二百億円を超える補正予算を編成したことをまずは評価するものです。
 次に、都議会公明党がかねてから代表質問や知事への緊急要望で繰り返し求めてきた若者へのワクチン接種についてです。
 都議会公明党の質問に対し、知事は、渋谷駅近くの勤労福祉会館を活用し、事前予約がなくても、若者がワクチンを接種できる都独自の接種会場を今月下旬に設置すること、また、接種の運営に当たっては、一回目の接種の際に二回目の予約を完了させることなどを明らかにしました。
 感染拡大を抑えるため、四十代、五十代の方への接種に全力を挙げていくことはもとより、行動範囲が広く、活動的な若い世代に対するワクチン接種が促進されるよう、着実に取組を進めるよう改めて強く求めるものであります。
 次に、ワクチンの供給不足についてです。
 都議会公明党は、七月十九日に、ワクチン不足に直面する区市町村への十分な調整を果たすよう知事に緊急要望し、このたび都は、新たな追加配分の方針を示しました。
 区市町村の接種が円滑に進むよう、引き続き国に対し追加配分を求めるなど、取組を強化するよう重ねて強く求めておきます。
 次に、病床確保についてです。
 コロナ患者の治療のため、積極的に患者を受け入れ、治療に当たっていただいている病院がある一方で、受入れが進まない病院もあります。そこで、空床確保料を受け取っている医療機関については入院の受入れ等が進むよう、都が責任を持って調整を行うべきことを強く求めておきます。
 また、二次救急医療を担っている民間病院については、一つでも多くの病院にコロナ患者を受け入れてもらえるよう、条件整備とともに、財政支援を行う仕組みを構築すべきことを改めて求めておきます。
 最後に、今臨時会で都議会公明党が提唱、指摘した医療提供体制の大幅な強化について、都は、速やかに実施し、都民のかけがえのない命と健康、生活を断じて守り抜くよう強く求め、都議会公明党の討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 百三番尾崎あや子さん。
〔百三番尾崎あや子君登壇〕

○百三番(尾崎あや子君) 日本共産党都議団を代表して討論します。
 今臨時会は、新型コロナ感染がかつてない規模で急拡大する中で開かれました。
 都内の新規陽性者が毎日数千人規模となり、病床不足で、酸素吸入が必要な患者でさえ入院できないなど、まさに医療崩壊が起きています。
 そのときに、小池知事が、自宅も、ある種、病床のような形でやっていただくことが、病床の確保にもつながるし、その方の健康の維持にもつながるという、菅政権による原則自宅療養の方針を先取りするかのような発言をしたことを、我が党は厳しく批判し、撤回を求めました。
 ところが知事は、まともに答えず、反省する姿勢も示しませんでした。八月に入って、都内で七人もの方が自宅で亡くなっています。知事、胸が痛みませんか。あってはならないことだと思うなら、発言を撤回し、命を守ることに全力を挙げるべきです。
 また、今臨時会では、都民の命よりオリンピック・パラリンピック優先の小池知事の姿勢も浮き彫りになりました。知事は、五輪を強行したことが都民への間違ったメッセージとなり、感染拡大の要因となったことをかたくなに否定しています。そして、何ら反省せず、感染状況は五輪のときよりはるかに深刻なのに、パラリンピックを強行し、子供の陽性者が急増している下で、教育委員会臨時会に出席した四人の委員全員が中止すべきと主張した学校連携観戦を強行しようとしています。許されないことです。
 都民の命、子供たちの命を優先して、パラリンピックも学校連携観戦も中止し、新型コロナ対策に全力集中することを改めて厳しく求めるものです。
 日本共産党都議団は、コロナ患者が事実上自宅に放置されて亡くなるようなことが起きないよう、あらゆる手段で都民の命を救う体制整備を進め、症状に応じて必要な医療を全ての患者に提供できるようにすることを提案しました。
 また、感染抑止のため不可欠なPCR検査を抜本的に増やし、いつでも、誰でも、何度でも無料で検査を受けられるようにすることをはじめ、大規模検査を進めることを提案しました。
 感染拡大が制御不能、災害レベルといわれる今こそ、都の総力を挙げた本気の取組を求めるものです。都立、公社病院の地方独立行政法人化はきっぱりやめ、都が責任を持って拡充すべきです。
 自粛要請するなら補償とセットで行うことをはじめ、事業者と都民生活への支援の抜本的強化も待ったなしです。
 我が党の質問に知事は、中小企業がコロナ禍の厳しい状況を乗り越えられるよう、適切に支援していくと答弁しました。都として早急に具体化することを求めるものです。
 私たちも共同で提案した補正予算の修正案は、ワクチン接種促進キャンペーン事業の予算、十億円を削除するものです。本事業は、若者に問題があるかのような誤ったメッセージとなるおそれがあります。今、力を入れるべきは、希望する方が安全、迅速に接種を受けられる環境を整えることです。皆様のご賛同を心から呼びかけるものです。
 小池知事が都議会を開かず、勝手に補正予算を決めてきた専決処分について、七月臨時会に提出しなかったことは地方自治法違反だと厳しく指摘した質問に、都議会と連携し、時々の状況を踏まえて対応すると答弁しました。専決処分は例外的な対応です。今後は、地方自治法の原則どおり、議会を開いて議決することを強く求めます。
 日本共産党都議団は、都民の命と暮らし、営業を守るために全力を尽くす決意を表明いたしまして、討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 七十八番阿部祐美子さん。
〔七十八番阿部祐美子君登壇〕

○七十八番(阿部祐美子君) 私は、東京都議会立憲民主党を代表して、知事提出の全議案に賛成し、第百五十六号議案に対する修正動議を提案する立場から討論を行います。
 私たち東京都議会立憲民主党は、都民一人一人に寄り添い、誰もが支え合う社会を目指す上で、新型コロナ対策についても、地域で困っている方々の現実や不安の声をしっかりと受け止め、議会で議論することが不可欠と考えています。
 そのため、この間、小池知事に対して、専決処分を行うのではなく、臨時議会を招集し、審議、議決を経ることを求め、昨日の本会議の質疑でも知事の見解を求めました。しかし、知事から明確な答弁がなかったことは残念でなりません。
 地方自治法百一条に基づく議員定数四分の一以上の者による臨時会の招集請求に至らずとも、今後の都政運営に当たっては、速やかに臨時会を招集するなどの対応を改めて強く求めます。
 オリンピック開催と軌を一にして、コロナの感染は爆発的に広がり、病床不足は深刻です。各現場の方々のご尽力に応えるためにも、大規模臨時施設の開設など、思い切った施策への着手を改めて求めます。
 知事自らが災害級といわれる事態の中でのパラリンピックの開催は、大きなリスクです。私たちは、オリンピックと同じく、感染を極限まで減らさなければ、パラリンピックは開催できないと考えています。とりわけ、学校連携事業は、最低限、即刻中止を決断すべきことを改めて求めるものです。
 補正予算について、ここでは若者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種促進キャンペーン事業について申し上げます。
 現在、若年層は、大学や職域の接種、市区町村の接種を希望しても、なかなか予約もできない状況にあります。ワクチンが余っているのに若者が接種しないならいざ知らず、ワクチンが足りない中で、接種を促す広告に七億五千万円、アプリに二億五千万円、計十億円もの税金を投じることは、到底理解できません。
 妊娠期を含む若い世代にワクチンが行き渡らない状況を早期に改善し、予約しやすく、アクセスしやすい環境を整えることこそ東京都の責務であり、若者の意識に責任転嫁すべきではありません。
 そもそも、知事をはじめとして、この間、若者は出かけるな、高齢者にうつすなとの言動が続いてきました。デルタ株では若い世代の重症化が顕著です。若者を悪者にするのではなく、若者の健康と命を心配するメッセージこそ発すべきではないでしょうか。この事業を、発想の段階から再考することを求め、私たちの会派は、当該予算を削減する修正案を提出するものです。皆様方のご賛同をぜひともお願いいたします。
 今臨時会では、新型コロナウイルス感染症対策とオリンピック・パラリンピック大会に関して、二つの特別委員会が設置される見込みです。
 コロナ対策の特別委員会は、この間、私たちが再三求めてきたものであり、ようやくの感もありますが、今後は、開かれた形で、各会派が知恵を出し合い、より効果の高い対策を迅速に講じられることを期待するものです。
 また、私たちは、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会の設置を求めています。多くの予算を投じて開催された当該大会について、ただ振り返るだけではなく、検証という視点を明確にすることこそ都民の期待に応えるものであり、このことについても皆様方のご賛同をお願いし、私の討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 以上をもって討論を終了いたします。

○議長(三宅しげき君) これより採決に入ります。
 日程第一、第百五十六号議案、令和三年度東京都一般会計補正予算(第十一号)を採決いたします。
 まず、十番岩永やす代さん外三十四名より提出されました修正案について、起立により採決いたします。
 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、修正案は否決されました。
 次に、原案について起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第二、第百五十七号議案、令和三年度東京都一般会計補正予算(第十二号)を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第三及び第四、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和三年度東京都一般会計補正予算(第九号)の報告及び承認について外専決一件を一括して採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも報告のとおり承認することに決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一及び第二、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議及び新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議を一括議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  令和三年八月二十日
(提出者)
上田 令子  清水とし子  アオヤギ有希子
原  純子  福手ゆう子  原 のり子
斉藤まりこ  藤田りょうこ 原田あきら
曽根はじめ  とくとめ道信 池川 友一
米倉 春奈  とや英津子  尾崎あや子
里吉 ゆみ  あぜ上三和子 白石たみお
大山とも子  和泉なおみ
東京都議会議長 三宅しげき殿

新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会を設置されたい。
新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置要綱
一 名称
 新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 東京都が実施した新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策及び都民生活・事業者等に対する支援策等についての検証並びに今後取り組むべき対策についての調査・検討を行う。
四 委員会の組織
 (一) 委員は二十三名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事五名を置く。
 (二) 委員の割当は、全ての会派に一名ずつ割り当てた後、各会派の按分比による。
五 その他
 この要綱に定めるもののほか、運営に必要な事項は委員会の決定による。

新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  令和三年八月二十日
(提出者)
北口つよし  かまた悦子  石島 秀起
吉住はるお  成清梨沙子  おじま紘平
もり  愛  関口健太郎  玉川ひでとし
竹平ちはる  かつまたさとし たかく則男
鈴木  純  土屋 みわ  平田みつよし
西山  賢  星  大輔  磯山  亮
龍円あいり  あかねがくぼかよ子 保坂まさひろ
米川大二郎  清水やすこ  中田たかし
斉藤 りえ  古城まさお  慶野 信一
細田いさむ  うすい浩一  浜中のりかた
本橋たくみ  渋谷のぶゆき 林あきひろ
伊藤しょうこう 田村 利光 菅野 弘一
白戸 太朗  たきぐち学  田の上いくこ
関野たかなり 後藤 なみ  五十嵐えり
西崎つばさ  須山たかし  小林 健二
加藤 雅之  斉藤やすひろ 大松あきら
伊藤こういち 川松真一朗  清水 孝治
三宅 正彦  やまだ加奈子 早坂 義弘
山加 朱美  菅原 直志  平けいしょう
内山 真吾  森口つかさ  福島りえこ
藤井あきら  風間ゆたか  竹井ようこ
阿部祐美子  まつば多美子 中山 信行
谷村 孝彦  長橋 桂一  鈴木あきまさ
こいそ 明  鈴木 錦治  ほっち易隆
松田 康将  山崎 一輝  森村 隆行
村松 一希  入江のぶこ  桐山ひとみ
本橋ひろたか 石川 良一  宮瀬 英治
藤井とものり 山口  拓  小磯 善彦
高倉 良生  東村 邦浩  中嶋 義雄
宇田川聡史  柴崎 幹男  小松 大祐
小宮あんり  三宅しげき  高島なおき
山田ひろし  伊藤 ゆう  荒木ちはる
小山くにひこ 増子ひろき  尾崎 大介
酒井 大史  西沢けいた  中村ひろし
東京都議会議長 三宅しげき殿

新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を設置されたい。
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置要綱
一 名称
 新型コロナウイルス感染症対策特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止、医療提供体制の整備、経済活動への支援等の具体的方策について調査・検討する。
四 委員会の組織
 委員の定数は、二十三名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事五名を置く。

○議長(三宅しげき君) まず、追加日程第一、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議を採決いたします。
 本動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会設置に関する動議は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、追加日程第二、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議を採決いたします。
 本動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置に関する動議は可決されました。

○議長(三宅しげき君) ただいま設置されました特別委員会の委員の選任について、起立により採決いたします。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長から、お手元に配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。
 これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、委員は、お手元に配布の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
〔新型コロナウイルス感染症対策特別委員名簿は本号末尾(四九ページ)に掲載〕

○議長(三宅しげき君) この際、お諮りいたします。
 新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の調査は、閉会中も継続して行うことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中も継続して調査することに決定いたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第十五委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第三から第五まで、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議、オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議及びオリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議を一括議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  令和三年八月二十日
(提出者)
関口健太郎  中田たかし  斉藤 りえ
五十嵐えり  西崎つばさ  須山たかし
風間ゆたか  竹井ようこ  阿部祐美子
宮瀬 英治  藤井とものり 山口  拓
酒井 大史  西沢けいた  中村ひろし
東京都議会議長 三宅しげき殿

オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会を設置されたい。
オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置要綱
一 名称
 オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の開催について調査し、検証する。
四 委員会の組織
 委員の定数は、十八名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事三名を置く。

オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  令和三年八月二十日
(提出者)
上田 令子  清水とし子  アオヤギ有希子
原  純子  福手ゆう子  原 のり子
斉藤まりこ  藤田りょうこ 原田あきら
曽根はじめ  とくとめ道信 池川 友一
米倉 春奈  とや英津子  尾崎あや子
里吉 ゆみ  あぜ上三和子 白石たみお
大山とも子  和泉なおみ
東京都議会議長 三宅しげき殿

オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、オリンピック・パラリンピック検証特別委員会を設置されたい。
オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置要綱
一 名称
 オリンピック・パラリンピック検証特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の検証を行う。
四 委員会の組織
 (一) 委員は二十三名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事五名を置く。
 (二) 委員の割当は、全ての会派に一名ずつ割り当てた後、各会派の按分比による。

オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  令和三年八月二十日
(提出者)
北口つよし  かまた悦子  石島 秀起
吉住はるお  成清梨沙子  おじま紘平
もり  愛  玉川ひでとし 竹平ちはる
かつまたさとし たかく則男 鈴木  純
土屋 みわ  平田みつよし 西山  賢
星  大輔  磯山  亮  龍円あいり
あかねがくぼかよ子 保坂まさひろ 米川大二郎
清水やすこ  古城まさお  慶野 信一
細田いさむ  うすい浩一  浜中のりかた
本橋たくみ  渋谷のぶゆき 林あきひろ
伊藤しょうこう 田村 利光 菅野 弘一
白戸 太朗  たきぐち学  田の上いくこ
関野たかなり 後藤 なみ  小林 健二
加藤 雅之  斉藤やすひろ 大松あきら
伊藤こういち 川松真一朗  清水 孝治
三宅 正彦  やまだ加奈子 早坂 義弘
山加 朱美  菅原 直志  平けいしょう
内山 真吾  森口つかさ  福島りえこ
藤井あきら  まつば多美子 中山 信行
谷村 孝彦  長橋 桂一  鈴木あきまさ
こいそ 明  鈴木 錦治  ほっち易隆
松田 康将  山崎 一輝  森村 隆行
村松 一希  入江のぶこ  桐山ひとみ
本橋ひろたか 石川 良一  小磯 善彦
高倉 良生  東村 邦浩  中嶋 義雄
宇田川聡史  柴崎 幹男  小松 大祐
小宮あんり  三宅しげき  高島なおき
山田ひろし  伊藤 ゆう  荒木ちはる
小山くにひこ 増子ひろき  尾崎 大介
東京都議会議長 三宅しげき殿

オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、オリンピック・パラリンピック特別委員会を設置されたい。
オリンピック・パラリンピック特別委員会設置要綱
一 名称
 オリンピック・パラリンピック特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の開催について調査・検討する。
四 委員会の組織
 委員の定数は、十八名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事三名を置く。

○議長(三宅しげき君) まず、追加日程第三、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議を採決いたします。
 本動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、オリンピック・パラリンピック検証に関する特別委員会設置に関する動議は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、追加日程第四、オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議を採決いたします。
 本動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、オリンピック・パラリンピック検証特別委員会設置に関する動議は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、追加日程第五、オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議を採決いたします。
 本動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、オリンピック・パラリンピック特別委員会設置に関する動議は可決されました。

○議長(三宅しげき君) ただいま設置されました特別委員会の委員の選任について、起立により採決いたします。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長から、お手元に配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。
 これに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、委員は、お手元に配布の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
〔オリンピック・パラリンピック特別委員名簿は本号末尾(四九ページ)に掲載〕

○議長(三宅しげき君) この際、お諮りいたします。
 オリンピック・パラリンピック特別委員会の調査は、閉会中も継続して行うことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中も継続して調査することに決定いたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第十二委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。

○議長(三宅しげき君) 陳情の付託について申し上げます。
 本日までに受理いたしました陳情八件は、お手元に配布の陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託いたします。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 ただいま常任委員会及び議会運営委員会に付託いたしました陳情は、閉会中の継続審査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件陳情は、いずれも閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、閉会中の継続調査の申出があります。
 本件は、お手元に配布の特定事件継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。
 会議を閉じます。
 これをもって令和三年第二回東京都議会臨時会を閉会いたします。
   午後一時四十三分閉議・閉会

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