環境・建設委員会速記録第十一号

令和元年九月十三日(金曜日)
第九委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長栗下 善行君
副委員長関野たかなり君
副委員長里吉 ゆみ君
理事三宅 正彦君
理事上野 和彦君
理事米川大二郎君
平  慶翔君
田村 利光君
細田いさむ君
原田あきら君
西沢けいた君
森村 隆行君
入江のぶこ君

欠席委員 なし

出席説明員
環境局局長吉村 憲彦君
次長奥田 信之君
総務部長谷上  裕君
建設局局長三浦  隆君
次長今村 保雄君
道路監奥山 宏二君
総務部長杉崎智恵子君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百六十八号議案 高圧ガス保安法関係手数料条例の一部を改正する条例
・第百六十九号議案 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例
・第百七十号議案 火薬類取締法関係手数料条例の一部を改正する条例
・第百七十一号議案 電気工事士法関係手数料条例の一部を改正する条例
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○栗下委員長 ただいまから環境・建設委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百六十八号議案から第百七十一号議案まで及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案及び本件に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○原田委員 議案第百六十八号、百六十九号、百七十号、百七十一号議案について、日本共産党都議団として意見を述べます。
 高圧ガス保安法関係手数料条例の一部を改正する条例、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例、火薬類取締法関係手数料条例の一部を改正する条例及び電気工事士法関係手数料条例の一部を改正する条例は、いずれも資格取得試験の手数料を値上げする条例改定です。
 同種の値上げが本会議には複数案上程されていますが、これらはいずれも消費税増税に伴う値上げであります。消費税は、庶民に大きな負担を押しつける一方で、超高額所得者や巨額の純利益を上げている輸出大企業はその負担を下げてもらう、半ばその財源のように徴収されてきました。
 一〇%への増税は都民の暮らしと日本経済に重大な禍根を残すことが明らかであり、許されません。そして、今からでも中止することは可能です。
 日本共産党都議団は、以上の立場から本議案には反対いたします。

○栗下委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百六十八号議案から第百七十一号議案までを一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○栗下委員長 起立多数と認めます。よって、第百六十八号議案から第百七十一号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○栗下委員長 異議なしと認めます。よって、本件は、報告のとおり承認することに決定をいたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○栗下委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○栗下委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○栗下委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、三浦建設局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○三浦建設局長 発言のお許しをいただき、両局を代表いたしまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 栗下委員長を初め委員の皆様には熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 また、一年間を通じましてさまざまなご指導、ご鞭撻を賜り、ありがとうございました。
 委員会審議を通じまして皆様から頂戴いたしました貴重なご意見、ご指摘などにつきましては、今後の事業執行に反映をさせてまいりたいと存じます。
 今後とも一層のご指導を賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

○栗下委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言ご挨拶を申し上げます。
 この一年間、環境・建設委員長を拝命いたしまして務めさせていただきました。この間、里吉副委員長、関野副委員長、理事、そして委員の皆様方、環境局、建設局の理事者の皆様方、また議会局の皆様方にも多大なるご協力をいただきまして、審議、調査も、そして視察も非常に充実した形で行うことができました。改めて感謝を申し上げたいと思います。
 昨今では、環境問題、気候変動であるとか廃プラの問題もそうですけれども、持続可能な社会をつくっていく上の課題というのが、この短い間でも日に日にその重大性を増していっているように感じております。
 また、今週の初めに関東地方を直撃しました台風の被害を見るにつけ、自然災害の脅威と、それに対して強靱なインフラを常に整備していくことの大切さを改めて認識をしたところでございます。
 環境局、建設局の皆様方におかれましては、既にたくさんのご活躍をそれらに対してしていただいていると思いますけれども、いよいよ五輪開催まで一年を切りました。これからの一年は、さらにその役割が大きくなるものと思っております。
 この環境・建設委員会の議論の結果を皆様の業務執行に反映をさせていただきまして、都民の生活の質の向上、ひいてはこの東京のさらなる発展に今まで以上に力強く結びつけていただくことを願っております。
 最後になりますが、皆様方のさらなるご活躍を心より祈念申し上げまして、簡単ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。一年間まことにありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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