環境・建設委員会速記録第七号

平成二十七年六月十九日(金曜日)
第九委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長野上ゆきえ君
副委員長河野ゆりえ君
副委員長山田 忠昭君
理事山内れい子君
理事きたしろ勝彦君
理事小磯 善彦君
米倉 春奈君
河野ゆうき君
高椙 健一君
大西さとる君
高橋かずみ君
こいそ 明君
藤井  一君
林田  武君

欠席委員 なし

出席説明員
環境局局長遠藤 雅彦君
次長和賀井克夫君
総務部長池田 俊明君
環境政策担当部長篠原 敏幸君
政策調整担当部長鈴木 研二君
担当部長宮澤 浩司君
地球環境エネルギー部長谷上  裕君
都市エネルギー推進担当部長小川 謙司君
環境改善部長木村 尊彦君
環境改善技術担当部長島田 光正君
自然環境部長笹沼 正一君
緑施策推進担当部長須藤  栄君
資源循環推進部長齊藤 和弥君
調整担当部長スーパーエコタウン担当部長兼務山根 修一君
建設局東京都技監建設局長兼務横溝 良一君
次長鈴木 尚志君
道路監邊見 隆士君
総務部長佐藤  敦君
用地部長今村 篤夫君
道路管理部長星野 宏充君
道路建設部長相場 淳司君
三環状道路整備推進部長川嶋 直樹君
公園緑地部長五十嵐政郎君
河川部長中島 高志君
企画担当部長伊佐 賢一君
総合調整担当部長梅田 弘美君
道路保全担当部長川合 康文君
道路計画担当部長東野  寛君
公園管理担当部長桜井 政人君

本日の会議に付した事件
意見書について
環境局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百五十号議案 清掃工場建設工事に係る損害賠償請求事件に関する和解について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の報告及び承認について
建設局関係
契約議案の調査
・第百四十五号議案 多摩動物公園アジアゾウ舎新築工事請負契約
・第百四十六号議案 小名木川排水機場耐震補強工事請負契約
・第百四十七号議案 新小名木川水門耐震補強工事(その一)請負契約
・第百四十八号議案 地下トンネル築造工事(二十七 四-環五の一雑司が谷)請負契約
・第百四十九号議案 妙正寺川整備工事(その二〇一-二)請負契約

○野上委員長 ただいまから環境・建設委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 委員から、お手元配布のとおり、意見書一件を提出したい旨の申し出がありました。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、取り扱いを理事会にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野上委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○野上委員長 次に、契約議案について申し上げます。
 契約議案は財政委員会に付託されておりますが、本委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 本件については、調査結果を財政委員長に報告することになっております。
 公文の写しはお手元に配布してあります。
 朗読は省略いたします。

平成二十七年六月十七日
東京都議会議長 高島なおき
環境・建設委員長 野上ゆきえ殿
   契約議案の調査について(依頼)
 左記の議案について調査し、財政委員長にご報告願います。
     記
1 調査議案
 第百四十五号議案 多摩動物公園アジアゾウ舎新築工事請負契約
 第百四十六号議案 小名木川排水機場耐震補強工事請負契約
 第百四十七号議案 新小名木川水門耐震補強工事(その一)請負契約
 第百四十八号議案 地下トンネル築造工事(二十七 四-環五の一雑司が谷)請負契約
 第百四十九号議案 妙正寺川整備工事(その二〇一-二)請負契約
2 提出期限 平成二十七年六月十九日(金)

○野上委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、環境局関係の付託議案の審査及び建設局関係の契約議案の調査を行います。
 これより環境局関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百五十号議案及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、いずれも既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○野上委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案及び本件に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野上委員長 異議なしと認め、付託議案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で環境局関係を終わります。

○野上委員長 これより建設局関係に入ります。
 契約議案の調査を行います。
 第百四十五号議案から第百四十九号議案までを一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 その際要求いたしました資料は、お手元に配布してあります。
 資料について理事者の説明を求めます。

○佐藤総務部長 去る六月八日の当委員会におきまして、付託議案に関し要求のございました資料につきましてご説明を申し上げます。
 お手元の環境・建設委員会要求資料をごらんいただきたいと存じます。表紙をおめくりいただきますと、目次に四件の資料の件名が記載してございます。この順番に従いましてご説明申し上げます。
 一ページをお開き願います。この資料は、多摩動物公園アジアゾウ舎新築工事請負契約における入札経過でございます。本請負契約におけます件名、落札者、落札金額、開札日、入札経過をあらわしたものでございます。
 二ページをお開き願います。この資料は、新小名木川水門耐震補強工事(その一)請負契約における入札経過でございます。本請負契約における件名、落札者、落札金額、開札日、入札経過をあらわしたものでございます。
 三ページをお開き願います。この資料は、地下トンネル築造工事(二十七 四-環五の一雑司が谷)請負契約における入札経過でございます。本請負契約における件名、落札者、落札金額、開札日、入札経過をあらわしたものでございます。
 四ページをお開き願います。この資料は、妙正寺川整備工事(その二〇一-二)請負契約における入札経過でございます。本請負契約における件名、落札者、落札金額、開札日、入札経過をあらわしたものでございます。
 以上で要求のございました資料の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○野上委員長 説明は終わりました。ただいまの資料を含めまして、これより本案に対する質疑を行います。発言を願います。

○こいそ(明)委員 それでは、多摩動物園の整備関係、契約案件について質問させていただきたいと思います。
 提出された資料によりますと、二つの建設共同企業体が入札参加をされています。この中に三多摩、いわゆる多摩地区の会社が含まれているかどうか、そのあたりをお伺いします。

○佐藤総務部長 今回の入札につきましては、二つの建設共同企業体から入札参加の希望申請がございましたが、いずれもその構成員は多摩地区に本店を有する会社ではございませんでした。

○こいそ(明)委員 ご案内のように三多摩、多摩地域は非常に面積的にも広く、要するに、この種のいわゆる工事案件に対応でき得る企業、会社も少なくないというふうに思っているんですが、今回、多摩動物公園のこの契約でありますけれども、今後に向けては、より動物園の施設等々に対する理解を持つ、やはり多摩地域、多摩地区に本社を有する、いわゆる企業の参加をこれからより促す方策も、これ、必要ではないかというふうにも感ずるところなんですね。今後ぜひ検討していただきたいなと要望いたします。
 続いて、アジアゾウ舎の新築工事に関連しまして、多摩動物園の整備について何点か伺います。
 野生動物や生物多様性の保全への貢献がますます求められている中で、都立動物園の期待は高まっているわけであります。とりわけ多摩動物公園は、多摩丘陵の豊かな自然に囲まれた動物公園であり、展示施設の整備においても、環境学習や緑の保全といった面でもこの立地を十分に生かしていく必要性があるとも考えています。
 多摩動物公園は昭和三十三年の開園以来、さまざまな面で国内外の動物園をリードしてきたということも我々も思っているところでありますが、時代とともに進化する動物園であってもほしいとも思うところであります。
 そこで、多摩動物園の魅力を維持、さらに向上させるためには、常に飼育展示施設を充実させていくことが必要だと考えます。これまでの整備の取り組みについて伺いたいと思います。

○桜井公園管理担当部長 多摩動物公園は広大な敷地を生かし、各エリアに住む動物を生き生きと展示できるように、草原や岩場、水辺を再現し、本来の生育環境に近づけた施設としております。
 多摩動物公園が開園五十周年を迎えた平成二十年には、水浴びをするインドサイ、大型ゲージの中で来園者がコウノトリやタンチョウなどを間近に観察できるアジアの沼地を整備いたしました。
 また、直近では、平成二十五年にモンゴル国との国交四十周年を記念して寄贈されたモウコノウマとともに、タイリクオオカミが群れで生活する姿を観察できるアジアの平原を整備いたしました。

○こいそ(明)委員 これまでアジア園の展示施設の整備が進められてきたということはわかりましたが、さて、今回の契約案件であるアジアゾウ舎の新築工事でありますが、平成二十四年の日本とスリランカの国交樹立六十周年を記念して、スリランカから二頭の子象を寄贈を受けたことが契機となっているとのことであります。
 そこで、アジアゾウ舎新築工事の目的と施設概要につきまして教えていただきたいと思います。

○桜井公園管理担当部長 今回整備するアジアゾウ舎は、象の群れ飼育により、象の生態に即した生息環境の創出や繁殖を目指すとともに、象の本来の行動を観察できる臨場感ある展示を目的としております。
 具体的には、群れでの行動が可能となるように、屋内から屋外へ連続する大面積の放飼場を整備し、現地の生息環境に合わせた適切な展示と飼育、繁殖環境の確保を図ります。
 また、アジアゾウ舎の屋上には高低差のある地形を利用した広場を整備し、来園者がさまざまな角度から象の生活シーンを観察できる施設としてまいります。

○こいそ(明)委員 新しい象舎は象が暮らしやすい施設であるとともに、多摩動物園の特徴ともいえる臨場感のある野生動物の姿を観察することができる施設であるとの今、お話でありました。
 多摩動物公園は、平成二十三年九月に策定した都立動物園マスタープランでは、多摩丘陵の自然を活用してダイナミックな展示と野生動物の繁殖を推進する動物園を目指すこととなっております。
 アジアゾウ舎はこのマスタープランの実現に向けた良好な施設となることが今のお話でわかったわけでありますが、このアジアゾウ舎のあるアジア園と並んで、アフリカ園も多摩動物園の中で人気のあるエリアだそうでありますけれども、そこで、アフリカ園の今後の整備予定について伺いたいと思います。

○桜井公園管理担当部長 アフリカ園につきましては、来年度以降、老朽化しているライオンバス発着所や無料休憩所、キリン舎を順次改築していく予定でございます。
 改築に当たりましては、バリアフリー化を図るとともに、来園者がライオンやキリンなどの大形動物の展示を一層快適に楽しむことができるよう検討してまいります。
 特にライオンバス発着所の改築に当たりましては、ライオンバスの乗車待機場所を十分に確保できる計画としてまいります。

○こいそ(明)委員 アフリカ園がこれらの整備により、より一層魅力的になることを期待するわけでありますけれども、ところで、多摩動物公園は多摩丘陵の一角にあります。園内には雑木林など多く残されており、レッドリストにも載っている貴重な動植物も生息しております。
 雑木林に代表される多摩丘陵の豊かな自然環境を適切に保全することで、これらを生かした生息環境を再現する展示の充実と相まって、多摩動物公園の魅力を大きく高めることができると考えます。
 そこで、展示施設に加えて、多摩動物公園における自然環境の保全に対する取り組みについて伺いたいと思います。

○桜井公園管理担当部長 多摩動物公園にあるコナラなどの雑木林を将来にわたって保全していくためには、大きく成長した樹木を伐採し、その切り株から伸びる新しい芽を育てて雑木林を維持する萌芽更新が必要でございます。
 平成二十一年に樹林地管理計画を策定いたしまして、これに基づき、これまで一・六ヘクタールについて樹木を伐採し、その後、NPOやボランティアと協働して萌芽更新に欠かせない草刈りや落ち葉かきを継続して行っております。
 また、園内の湧水が流れる水路を活用して、しゅんせつなどによりゲンジボタルが生息できる環境づくりにも取り組んでおります。

○こいそ(明)委員 雑木林の保全を計画的に進めておられると。園内の自然環境の保全に取り組んでいるということであるわけでありますけれども、多摩丘陵に立地する特性を生かして多摩動物公園の魅力を高めていくためには、園内のまさに自然環境を維持保全することが、今のお話もありましたけれども、不可欠であると思います。今後も計画的に取り組むことを要望いたします。
 今回、多摩動物公園の象舎のいわゆる契約案件からこのようなお話を取り上げさせていただきましたが、都立動物園、水族園四園は一体となって、今後ますます都民の期待に応える活動を展開し、より多くの方々に、子供だけではなくて大人まで、各世代が幅広く憩い、安らぎ、そして学ぶことのできる施設であってほしいと要望するわけであります。
 最後に、それぞれの四園の、水族園を入れて、この特色をより生かしていただきたい、こういうことを強く要望して終わります。

○小磯(善)委員 今回の契約案件であります、私もアジアゾウ舎新築工事に関連して、新たに整備される展示施設の具体的な内容についてお伺いいたします。
 多摩動物公園は、年間百万人を超える来園者がある多摩地域の人気施設であります。多摩動物公園ではアジアゾウを開園当時から展示しておりまして、まさにアジアゾウは多摩動物公園の歴史とともに歩んできた、そういう動物といえるわけであります。
 現在、多摩動物公園にいるアヌーラは、戦後、三笠宮同妃両殿下がセイロン、現在のスリランカを訪問された記念に贈られた象でございまして、雄としては国内で最高齢と聞いております。
 まず、多摩動物公園でのアジアゾウ展示にかかわるこれまでの経過についてお伺いいたします。

○桜井公園管理担当部長 多摩動物公園のアジアゾウは、昭和三十三年の開園時にアヌーラを含めた二頭が導入された後、昭和三十四年に一頭追加し、三頭による展示が始まりました。
 平成五年以降は一頭の展示となっておりましたが、平成二十五年にスリランカから子象二頭の寄贈を受け、現在三頭の展示となっております。
 なお、現在使用中のアジアゾウ舎は昭和三十三年に建築されたもので、老朽化が進み、展示や飼育環境の改善の面からも新築が必要となっており、一層の魅力あふれる施設を目指し、これまでの約七倍の建築面積を有する象舎を整備いたします。

○小磯(善)委員 新しいアジアゾウ舎はこれまでの施設と比較して、今ありましたように建築面積が約七倍ということで、規模が大きくなるということでございました。
 一層魅力ある施設を目指すということでございますが、今回整備するアジアゾウ舎ではどのような展示を行っていくのか伺います。

○桜井公園管理担当部長 野生の象は、最年長の雌をリーダーとした群れ生活を送っております。このため、今回整備するアジアゾウ舎は、子象を含め、最大六頭の象の飼育が可能な規模とし、実際の生態に近い生息環境を再現することで、象が群れで生活する様子を観察できる展示を目指しております。
 また、屋外には水浴びのできるプールや象の活動を促す遊具、日よけとなる樹木などを配した広々とした放飼場を整備し、象の生き生きとした姿を観察することができる施設としてまいります。

○小磯(善)委員 最大六頭の象の飼育が可能ということで、現在三頭でございますので、大変楽しみだというふうに思います。
 新しい展示施設は象の本来の姿を見せるためにさまざまな工夫をしているようでございますが、象は知的な動物であることから、身体的な健康だけでなく、心の健康にも配慮することが大切であります。ストレスの少ない飼育環境を整えるべきでありますが、そこで、今回整備するアジアゾウ舎により、飼育環境がどのように改善されるのかお伺いいたします。

○桜井公園管理担当部長 現在のアジアゾウ舎では、夜はそれぞれの個体を個室で飼育をしておりますが、新しい象舎は、象が社会性のある動物であることから、二十四時間の群れ飼育が可能となる屋内放飼場を整備し、象が安心して生活できる飼育環境を創出いたします。
 また、象舎には象が快適に過ごすことができるように、暖房設備や自然光を十分に取り入れるトップライト、足への負担を軽くするための厚さ二メートルの砂の床などを新たに整備いたします。

○小磯(善)委員 今回整備するアジアゾウ舎は、象の飼育環境に十分配慮した施設であるということがわかりました。多摩動物公園は多摩丘陵の豊かな自然環境に囲まれた立地であることから、展示や飼育環境の改善にとどまらず、環境面にも配慮した動物園としていく必要があります。
 そこで、新しいアジアゾウ舎を含めて、多摩動物公園ではどのような環境配慮を行っているのか伺います。

○桜井公園管理担当部長 多摩動物公園での環境配慮の取り組みとしては、園内を走るシャトルバスに圧縮天然ガス車両を導入し、二酸化炭素や窒素酸化物の排出量を抑制しているほか、動物園事務所におけるグリーンカーテンの設置、空調室外機への遮光対策、動物の寝わらや、ふんの堆肥化などにも取り組んでおります。
 これらの取り組みに加えまして、今回のアジアゾウ舎新築工事では、丘陵地の谷戸の地形を活用し、象舎を外部温度の影響を受けにくい半地下構造とするほか、省エネルギー効果の高い調光型のLED照明を導入するなど、エネルギー消費の削減を図り、環境負荷の少ない動物園を目指しております。

○小磯(善)委員 いろいろと環境への配慮ということの取り組みがされているということでございまして、多摩動物公園の魅力を引き出すよう、さらに努めていただきたいと思います。
 また、ことしの第一回定例会のこの委員会でも述べましたが、アジアゾウ舎の新築を契機に、また動物園サポーター制度の一層のPRもお願いをしたいというふうに思います。
 それから、例えばこのアジアゾウの出身国であるスリランカ、こういった方々の、例えば二〇二〇年オリンピック・パラリンピック時にこういう選手団でありますとか観戦者の方を多摩動物園に招待して、このアジアゾウを見学していただくなど、オリンピック・パラリンピックに向けた動物園ということのPRをぜひお願いしたいなと。
 特にいろんな動物、先ほどもモンゴルという話がありましたので、そういう動物の出身地、出身国へぜひアピールしていただいて、文化、芸術に並んで動物園もぜひ盛り上げる、そういう取り組みをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。

○米倉委員 環状第五の一号線について質問します。
 このトンネル工事は、この路線の未整備区間である明治通りからグリーン大通りまでの区間を地下トンネルで整備するもので、都はこの路線の整備によって、池袋駅前の明治通りの交通混雑を緩和するなどの効果があるとしています。
 そこで伺いますが、環状第五の一号線のトンネル開通後、池袋駅東口前付近の明治通りの交通量はどの程度と予測していますか。

○相場道路建設部長 池袋駅東口前の明治通りの一日当たりの交通量は、都市計画変更時の調査では三万五千三百台から、トンネル開通後は一万八千台に減少すると予測しております。

○米倉委員 池袋の駅前を通る車の台数は、半分に減る見込みであるということでした。逆にいえば、その減った部分をこのトンネル工事でつくられる予定の道路が引き受けることになります。
 そこで、この区間の経緯を少しお話ししますと、この路線はそもそも現道がなく、閑静な住宅街を貫通することから、地元の非常に大きな反対運動が起こりました。その中で豊島区が出した提案が地下二車線、地上部二車線として分けるというもので、二〇一一年にその方向で都市計画変更がされました。
 住民の声を尊重し、地域環境を守るため、地上部道路は生活道路とするということが基本であることは、豊島区が区議会などで何度も表明をしていることです。池袋駅前を通っていた通過交通を引き受けるのは地下のトンネル道路であるということを表明しているわけですが、そこでお伺いいたします。
 環状第五の一号線は、本線部のトンネルと地上道路で成り立っています。地上道路は、地元の豊島区議会ではこれまで生活道路として議論され、平成十二年九月には豊島区から都知事宛てに生活道路としての機能を維持させてもらいたいという申し入れが出されています。都としてこの地元区の要望をどう尊重するか伺います。

○相場道路建設部長 環状第五の一号線は、新宿方面から来た車が池袋駅東口前を通らずに飛鳥山方面に抜けるなど、地下トンネルが主に通過交通を処理する機能を担い、地上道路が沿道に用事のある方などのアクセス機能を担う道路でございます。
 また、地上道路は明治通りやグリーン大通りと接続することにより、地域の方々の利便性向上が図られるとともに、緊急車両の通行が確保され、安全性も向上いたします。
 さらに、広い歩道の確保や無電柱化を進め、歩行者に優しく、沿道住民に配慮した整備を進めてまいります。

○米倉委員 沿道住民のアクセス向上を図るものということでした。先ほども述べた歴史的な経過があるわけですから、地元の皆さんからは安全、環境をめぐって強い要望があります。その願いにはできる限り尊重した道路構造としていただきたいと思います。
 そこで、幾つかの問題について伺っていきます。
 まず、安全の問題です。
 トンネル内の非常用設備について伺います。
 周辺住民からは、万一、トンネル内で火災などの事故が発生した場合に、安全に地上に避難できる施設などが必要だと強い要望があります。トンネル内の非常用設備については、トンネルの長さと交通量に基づいて、トンネルをAAからDまで五つの等級を定め、等級に応じて原則設置すべきもの、必要に応じて設置するものが指定されています。
 そこで伺いますが、環状第五の一号線のトンネルの非常用設備設置のための等級は真ん中のBであり、非常電話、押しボタン式通報装置、非常警報装置、消火器、誘導表示板は原則として設置することになっていますが、この施設以外で設置するものはあるか伺います。

○相場道路建設部長 トンネルの非常用施設としては、設置が定められております施設のほか、環状第五の一号線では、関係機関との協議の結果、給水栓、無線通信補助設備、ラジオ再放送設備やトンネル利用者などを安全に誘導、避難させるため、上下線各二カ所に地上へつながる通路を設置する予定でございます。

○米倉委員 Bランクでは、国土交通省のつくった基準では必ずしも求められていない装置であっても、道路を利用する人たちの安全性を最大限配慮して、消防庁や警視庁とも協議しながら、都が踏み込んだ措置をとっていることは非常に重要だと思います。住民の皆さんの要望を聞き、一層の安全に努めていただくことを要望するものです。
 次に、道路周辺の環境の保全についてです。
 第一に、緑の問題です。
 まず初めに伺いますが、トンネル坑口付近の緑化は重要と考えます。どのように緑化していくかを伺います。

○相場道路建設部長 地上道路の整備に当たりまして、歩道や中央分離帯に植栽をするなど、トンネル坑口付近を含め可能な限り緑化を進め、周辺道路や緑の拠点であります雑司ヶ谷霊園や鬼子母神堂等につながるように緑の充実を図り、環境にも配慮してまいります。

○米倉委員 ぜひ進めていただきたいと思います。
 第二に、大気汚染の問題です。
 環境対策は緑化だけでなく、周辺の町会からも大気の悪化を軽減するために脱硝装置の設置を都に求めています。というのも、このトンネルの坑口の一つは明治通りから地下道路に入る坑口のことですけれども、千登世橋中学校のグラウンドに面しているんです。
 学校のグラウンドは、道路拡幅のために広いところでは幅五メートルが都に接収され、植樹帯が大きく削られます。そのため、子供の健康への不安が上がっています。
 もう一つのトンネルの坑口も豊島区の新しい庁舎の近くになりますが、ここも坑口周辺には住宅地が広がっていますから、やはり環境対策が求められています。
 そこで伺いますが、トンネル坑口付近の大気について、事業前の状況とトンネル開通後、事業後の予測結果について伺います。

○相場道路建設部長 トンネル坑口となります千登世橋中学校付近での大気の事業前の状況は、平成二十一年度に測定しておりまして、二酸化窒素〇・〇三三ppm、浮遊粒子状物質〇・〇二七ミリグラム・パー・立方メートルで、トンネル完成後の予測値は、同地点におきまして、二酸化窒素〇・〇五三ppm、浮遊粒子状物質〇・〇六五ミリグラム・パー・立方メートルとなっております。

○米倉委員 予測結果を見ましても、道路の開通によって大気環境は悪化することがわかります。地上道路は現道がない住宅街ですし、地下道路のトンネルも八百四十五メートルもあります。長いトンネルの中で排出された排ガスが全て坑口から出てくることになりますから、周辺住民が環境対策を求めるのは当然だと思います。
 都はこれまで環境基準値をクリアしているから脱硝装置などは必要ないという立場でしたけれども、例えばトンネル開通後の二酸化窒素の予測値は、二酸化窒素が〇・〇五三ppmで、これは環境基準の〇・〇六ppmにかなり近い値になっています。
 私が元環境保全局主幹の著作を読みましたが、濃度が環境基準値のボーダーラインのあたりにあれば、その年の気象条件などによって達成できる年とできない年が出てくるそうです。というのも、大気汚染濃度は夏が低く、冬は高くなります。夏は樹木の葉がNOxを栄養分として吸収し、空気を浄化したり、晴れた日が多いために上昇気流が発生し、大気汚染物質が拡散されやすくなります。一方で、冬は空気を浄化する葉が落ちてしまいます。また、暖房で燃料を燃やすことも多くなります。
 ですから、都の予測値が環境基準をクリアしているからもう大丈夫ということにはならないと思います。環五の一については脱硝装置の設置は必要ですし、トンネル坑口付近の大気状況を長期的に観測し、大気環境を把握していくことを求めておきます。
 第三に、騒音の問題です。
 初めに伺いますが、騒音の事業前の状況と事業後の予測結果がどの程度なのか伺います。

○相場道路建設部長 騒音の事業前の状況は、平成二十一年度に測定しておりまして、昼間五十三から七十デシベル、夜間が四十八から六十九デシベルで、トンネル完成後の予測値は、昼間が六十から六十七デシベル、夜間が五十八から六十五デシベルとなっております。

○米倉委員 ただいま、事業前の状況は昼間五十三から七十デシベル、夜間四十八から六十九デシベルという答弁がありましたが、現道がない地域、閑静な住宅街だった地域は昼間は五十三デシベル、夜は四十八デシベルと比較的静かな環境で暮らしているわけです。
 しかし、道路が開通すれば、環境基準を達成しているとはいえ、騒音は非常に大きくなります。幹線道路を担う道路に近接する空間の環境基準値というものは、昼間が七十デシベル、夜間が六十五デシベルで、この基準自体が静かな住環境を一変させるような基準だからです。
 本来、家の中で昼間に会話がちゃんと聞き取れるようにするためには四十五デシベル、夜間に安眠できるようにするためには三十五デシベルが少なくとも必要です。しかし、環五の一ができますと、昼間で七十デシベル、夜間六十九デシベルにもなるのです。七十デシベルとは、都の資料では掃除機、騒々しい事務所並みの音なのです。窓をあける場合には、外から入ってくる音は家の中でも十デシベルくらいしか下がりません。
 ですから、環境基準値内におさまったとしても、昼は会話やテレビの音がよく聞こえない、夜は安眠できない、窓をあけては生活できなくなるのです。幹線道路沿いの住民は、昼も夜も窓を閉め切って生活してくださいという基準なのです。
 生活だけではありません。幹線道路向けの騒音の環境基準は、健康被害も増大します。WHOの欧州地域事務所が二〇一一年に発表した環境騒音による疾病負荷に基づき、騒音の専門家が研究した資料によりますと、幹線道路近接空間である昼間七十デシベル、夜六十五デシベルという環境では、百人に一人が心疾患で死亡することになるといいます。
 防音パネルなどの設置が住民から要望されていますが、これは当然の要望です。避難道路のところで都が答弁されたように、避難道路については最大限の配慮をして、国の基準ではつけなくてもいい避難措置を幾つも都はつけているわけです。地域環境は大幅に悪化するわけですし、環境基準を達成する予測がされていても、大気汚染でも騒音でも基準をぎりぎりにクリアしているわけですから、オーバーする可能性もあると思います。
 ですから、脱硝装置や防音壁については、避難措置の際にとったように踏み込んだ措置をとるよう検討していただきたいのです。私は専門家の方からもお話を伺いましたが、決して技術的にできないわけではないとのことでした。この設置を求めて質問を終わります。

○大西委員 私は、新小名木川水門の耐震補強工事について少しだけ伺います。
 地盤の高さが海面より低い、いわゆる海抜ゼロメートル地帯が広範囲を占める東部低地帯では、私の地元である足立区を含め、約三百万人の人々が河川の堤防や水門によって高潮などの浸水から守られて生活をしております。これらの施設が常にしっかりと役割を果たすことが大変重要であり、首都直下地震の脅威が迫る中で、水門等の耐震性を早期に向上させることが求められています。
 そこで、新小名木川水門の具体的な耐震対策の内容について伺います。

○中島河川部長 今回契約予定の工事は、平成二十四年四月に東京都防災会議が示した最大級の地震が発生した場合においても、水門の開閉機能を保持するための耐震対策を実施するものでございます。
 具体的には、現在三門ある水門のうち、二門について鉄筋の増設による門柱の強化や、より強度の高い門扉への交換、巻き上げ機の能力の向上などを行います。また、門扉の取りかえに際して、材質を鋼鉄製からさびに強いステンレス製に変更するなど、施設の長寿命化も図ってまいります。
 なお、残る一門については、小名木川を航行する船が水門を設置した昭和三十年代と比べて大幅に減少していることから廃止することとし、これにより、対策工事費や維持管理コストの縮減を図ります。

○大西委員 想定される最大級の地震への対策を進めるとともに、工事の効率化や施設の長寿命化へも配慮していただいているとのことでございます。
 この東部低地帯には、このほかにも多くの水門があり、高潮などからこの地域を守るためには、河川における水門全般の耐震対策を着実に進めていく必要があります。
 そこで、河川における水門全般の耐震対策の取り組み状況について伺います。

○中島河川部長 東部低地帯では、平成二十四年十二月に策定した整備計画におきまして、水門、排水機場、水門管理センターなど、全二十二施設の耐震対策を平成三十一年度までに完了させることとしております。このうち十三施設が水門でございまして、これまでに大島川水門など六カ所で工事に着手しております。
 今回の新小名木川水門に引き続き、今年度は上平井水門及び今井水門で工事に着手する予定でございまして、残る水門についても、施工方法などを十分検討の上、対策完了に向け計画的に事業を進めてまいります。

○大西委員 平成三十一年度までの完了に向け、耐震対策を着実に進めていくということですが、私の地元足立区の低地帯は綾瀬川の最下流部にある上平井水門などによって高潮から守られております。
 引き続き、東部低地帯の安全のために、他の水門の耐震事業にも確実に推進していただきたいと要望させていただきまして、私の質問を終わります。

○野上委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野上委員長 異議なしと認め、契約議案に対する質疑は終了いたしました。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも異議のない旨、財政委員長に報告いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野上委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 以上で契約議案の調査を終わります。

○野上委員長 ところで、ここ数カ月間を振り返りますと、当委員会が所管する多くの都市インフラが完成を迎えております。ことし三月に開通いたしました中央環状品川線については既にその効果が大きく報じられておりますし、また、一月の西武池袋線連立事業の全線高架化も記憶に新しいところです。私を初め、委員の皆様方もさまざまな事業の完成式典にご参加され、都民の喜びを身近に感じていらっしゃることと存じます。
 また、どの事業も今後五十年、百年先の東京、そして日本を支える重要なインフラであり、その完成に立ち会えたことを大変光栄に思っております。これら都市インフラの完成には実に長い年月と多くの都民のご協力が必要であり、改めて現場を支えられた都技監を初め、建設局のご努力に敬意を表するものであります。
 そこで、長年にわたり都市基盤整備の現場にかかわってこられた横溝都技監から、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控える中、これまでの成果や東京の都市基盤に対する思いをお聞きしたいと思います。

○横溝東京都技監 発言の機会をいただき、感謝を申し上げます。
 野上委員長を初め、委員の皆様には日ごろよりご指導を賜り、まことにありがとうございます。
 私は局長に就任以来、高度防災都市づくり、戦略的メンテナンス、インフラの多機能利用、この三つを局の基本政策に位置づけ、事業を推進してまいりました。この間、高度防災都市づくりでは、平成の広小路ともいうべき特定整備路線の整備、ダブルルートとしての西多摩地域の道路やトンネルの整備、都県境問題にメスを入れ、埼玉県境の道路整備に道筋をつけてまいりました。
 また、河川では、目標整備水準を五十ミリから七十五ミリ、六十五ミリに引き上げ、百ミリの局地的な集中豪雨にも効果を発揮する、仮称環七地下広域調節池の整備を開始することができたこと、神奈川県境の境川対策に踏み込めたこと、さらには、防災面から都市公園に非常用発電設備をつくり、明かりの島を形成していくことなど、政策を大きく進展することができたと考えております。これもひとえに委員の皆様方のご支援のたまものと、心より感謝を申し上げます。
 一方、戦略的メンテナンスでは、維持管理から運営へという発展的な考えのもと、単に維持管理を行うだけではなく、例えば橋梁にフックをつけたり、検査路を設けるなど、新設または開設時に簡単な工夫をしていくことで維持管理をしやすくさせること、また、道路の完成後にはパブリックエリアマネジメントを導入し、官民の連携による安価で効果的な維持管理を実現すること、さらには、無電柱化とバリアフリー、耐震化と予防保全の組み合わせなど、施策をセットにすることやパッケージ化することにより、政策効果を高める取り組みを進めてまいりました。
 また、インフラの多機能利用では、かわてらすに始まり、東京シャンゼリゼプロジェクト、公園へのレストラン等の設置などの道筋をつけてまいりました。道路や河川などのインフラをただ整備するだけではなく、インフラ空間を活用して、都民に心地よさ、快適さを提供していきたいとの思いから始めたものでございますが、このことは単に楽しい空間づくりにとどまらず、事業者から使用料をいただくことで、少子高齢化時代にあって、都民の税金をできるだけ使わずに施設の維持管理をしていくことを目指しております。
 このような中で、東京都長期ビジョンには五十九の施策を提案いたしまして、そのうち、自転車推奨ルートを初め、三十九の施策が新規施策、あるいは大規模改定施策として位置づけることができました。今後のまちづくりの中で芽を出し、育ち、大輪の花を咲かせることを期待しております。
 職員にとっては目の前にある大きな課題であるオリンピック・パラリンピックは、都民にとっては大きな夢であります。オリンピックのためだけではありませんが、建設局では大会開催に向けて、間接的な施策となる外環の東名-関越間の工事着手、品川線の完成による首都高中央環状線の全線開通、西武池袋線の連続立体交差化の完成、調布保谷線の暫定開通や南多摩尾根幹線の事業着手など、広域幹線、骨格幹線の整備に取り組み、安全面、交通面からの対策を進めてまいりました。
 また、直接的には浜離宮における迎賓施設としての延遼館の復元、葛西臨海公園のカヌースラローム場の建設と重要な施策も多く、最大規模の技術職員を抱える建設局は、他の関連局と連携することだけではなく、まとめ役としての役割を担っておりまして、職員は大きな責任とやる気を感じております。事業を完成させる上で不可欠な用地取得など解決しなければならない課題も多くあるわけでございますが、今後とも、住民の方々の理解と協力が得られるよう、現場で汗をかきながら仕事に邁進をしてまいります。
 オリンピック・パラリンピックは国を挙げて国民が一丸となって取り組んでこそ、すばらしい大会になります。これまでも都議会の先生方にはさまざまなご提案、ご支援をいただきましたが、今後とも、ぜひたくさんのご提案をいただき、発展的な施策を展開してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりますが、今ここに局長としての二年間を振り返るとき、行政と議会が両輪となって政策が形成され、施策が展開されていることを強く感じております。私はよく働き、よく遊び、よい成果を出して、みんなで喜びを分かち合える組織をつくろうというスローガンのもと、局の政策に取り組んでまいりました。引き続き、建設局は委員会の先生方とも大きな、そしてよい成果を出して喜びを分かち合ってまいりたいと思います。そして、そのことを通じて東京、ひいては国民の幸せを実現してまいりたいと存じます。
 日本はこれから確実に人口が減少し、超高齢化が進んでまいります。都政という大きな船をどこに導いていくのかが私たちに突きつけられている最も大きな課題です。正義の道を歩んでいけますよう、委員の皆様からのさらなるご支援、ご指導を強く強くお願い申し上げ、お礼の言葉とあわせ、決意とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

○野上委員長 ありがとうございました。
 以上で建設局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時五十二分散会

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