環境・建設委員会速記録第十一号

平成二十年十月二日(木曜日)
第九委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長谷村 孝彦君
副委員長石森たかゆき君
副委員長小沢 昌也君
理事原田 恭子君
理事今村 るか君
理事山田 忠昭君
村松みえ子君
橘  正剛君
矢島 千秋君
高橋かずみ君
吉田康一郎君
こいそ 明君
ともとし春久君
大津 浩子君

 欠席委員 なし

 出席説明員
環境局局長有留 武司君
環境政策部長森  浩志君
建設局局長道家 孝行君
次長島  博文君
道路監村尾 公一君
総務部長藤井 芳弘君

本日の会議に付した事件
 意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百五十七号議案 平成二十年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、債務負担行為 環境・建設委員会所管分
・第百八十四号議案 東京における自然の保護と回復に関する条例の一部を改正する条例
・第百八十五号議案 東京都自然公園条例の一部を改正する条例
・諮問第一号 地方自治法第二百三十八条の七の規定に基づく異議申立てに関する諮問について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○谷村委員長 ただいまから環境・建設委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりました。ご了承願います。

○谷村委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百五十七号議案中、債務負担行為、環境・建設委員会所管分、第百八十四号議案、第百八十五号議案及び諮問第一号を一括して議題といたします。
 本案及び本件については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案及び本件に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○村松委員 諮問第一号、地方自治法第二百三十八条の七の規定に基づく異議申立てに関する諮問について、日本共産党の意見を述べます。
 この案件は、東京都立青山霊園内にある休憩所の土地使用料を、この十年間、ほぼ二年ごとに値上げし、近傍類似土地使用料に合わせた高額な使用料を適正な額に引き下げることを求めたものです。
 霊園内にある休憩所では、お花やお線香など、墓参客を対象とする販売品目のみ扱うことができ、品目も値段も、公園緑地事務所長の承認を受けて営業するなどの限定があり、十年間、お花もお線香も変わらない値段で営業してきています。売り上げが減少し、土地利用料だけが引き上げられるのは、営業も暮らしも立ち行かなくなるのは当然です。
 よって、本異議申し立ては当然であり、東京都の棄却処分には反対です。
 以上です。

○谷村委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百五十七号議案中、債務負担行為、環境・建設委員会所管分、第百八十四号議案及び第百八十五号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○谷村委員長 異議なしと認めます。よって、第百五十七号議案中、債務負担行為、環境・建設委員会所管分、第百八十四号議案及び第百八十五号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、諮問第一号、地方自治法第二百三十八条の七の規定に基づく異議申立てに関する諮問についてを採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、使用料の減額を求める部分は棄却し、その余の部分は却下すべきものと答申することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○谷村委員長 起立多数と認めます。よって、諮問第一号は、使用料の減額を求める部分は棄却し、その余の部分は却下すべきものと答申することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○谷村委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○谷村委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○谷村委員長 この際、所管局を代表いたしまして、道家建設局長より発言を求められておりますので、これを許します。

○道家建設局長 発言のお許しをいただき、両局を代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 今定例会に提出いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。谷村委員長を初め委員の皆様には、熱心なご審議を賜りまことにありがとうございました。
 委員会審議を通じまして、皆様からちょうだいいたしました貴重なご意見、ご指摘などにつきましては、今後の事業執行に反映させてまいりたいと存じます。
 今後とも一層のご指導、ご教示を賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。

○谷村委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言ごあいさつさせていただきます。
 昨年十月から本委員会がスタートいたしまして、この一年間、委員長を務めさせていただき、大変にありがとうございました。
 この間、石森副委員長、小沢副委員長を初め理事、委員の皆様には、委員会運営に対しまして多大なるご協力とご指導を賜りましたことを、心から感謝申し上げる次第でございます。
 また、環境局、そして建設局の理事者の皆様には、委員会審議におきまして多大なるご協力をいただきましたことを、心より御礼申し上げます。
 また、議会局の皆様にも、大変に細かいご配慮をいただき、円滑なる審議を進めることができましたことを、改めて感謝申し上げる次第でございます。
 当委員会は、三環状道路や多摩の南北道を初めとする道路、河川、公園など都民生活に大変に密着した事業を進めておられる建設局、そして世界先進の都市モデルを推進し、低炭素社会の実現に向けて東京が世界をリードせんとする環境局の両局は、ともに都政において大変に重要な政策課題、政策目標を担っておられる局でございます。
 本委員会で種々ございましたご意見、ご提案、ご指摘等につきましては、着実に事業執行の中で反映していただきますよう、心から念願する次第でございます。
 今後とも環境・建設行政が、都政の中でますます発展、繁栄されますことを心からお祈り申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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