文教委員会速記録第十七号

令和七年十二月十五日(月曜日)
第三委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長関口健太郎君
副委員長清水とし子君
副委員長内山 真吾君
理事小川ゆうた君
理事ほっち易隆君
理事桐山ひとみ君
中山 詩都君
高橋  巧君
おけやまさと君
谷  公代君
ゆもと良太郎君
寺前ももこ君
せいの恵子君
細田いさむ君

欠席委員 なし

出席説明員
生活文化局局長古屋 留美君
次長蜂谷 典子君
総務部長加倉井祐介君
都民安全総合対策本部本部長竹迫 宜哉君
総合推進部長馬神 祥子君
スポーツ推進本部本部長渡邉 知秀君
スポーツ総合推進部長小池 和孝君
教育庁教育長坂本 雅彦君
次長岩野 恵子君
総務部長山本 謙治君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第二百五十四号議案 令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為
文教委員会所管分
・第二百六十二号議案 学校職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
・第二百六十三号議案 都立学校等に勤務する講師の報酬等に関する条例の一部を改正する条例
・第二百六十四号議案 都立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
・第二百八十六号議案 東京都障害者総合スポーツセンター外一施設の指定管理者の指定について
・第二百八十七号議案 大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場の指定管理者の指定について
・第三百二十二号議案 学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
・第三百二十三号議案 義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例
・第三百二十四号議案 令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費 文教委員会所管分
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○関口委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書二件につきましては、いずれも調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○関口委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、文教委員会所管分、第二百六十二号議案から第二百六十四号議案まで、第二百八十六号議案、第二百八十七号議案、第三百二十二号議案、第三百二十三号議案及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。

○清水委員 共産党都議団を代表して意見を申し上げます。
 議案第二百八十七号、大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場の指定管理者の指定についてですが、大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場の指定管理者の指定について反対の立場から意見を申し上げます。
 このホッケー競技場は、大井ふ頭中央海浜公園の十五公園と一括管理となります。十五公園の地域にはコンテナふ頭があり、都民の暮らしと経済活動を支える重要なインフラを擁する地域です。また、このホッケー競技場は、都内に数少ないホッケー競技場として重要な役割を果たしており、都民誰もが利用しやすく、スポーツしやすい運営に特に配慮する必要があります。
 そうした公園、競技場を一括して管理することを民間企業のみで構成するコンソーシアムに任せ、都としての関わりを少なくしていくべきではありません。
 よって、本議案には反対をいたします。
 次に、議案第三百二十二号、学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてです。
 本議案は、組合が妥結しているため賛成をします。人材確保の観点から、初任給を大幅に引き上げるなど、若年層について改善されたことは評価するものですが、管理職を重点的に引き上げることで教職員間の分断が助長されること、中高齢の二級職については、物価上昇に見合う引上げになっていないことなどについては改善することを求め、日本共産党都議団の意見といたします。
 次に、議案第三百二十三号、義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例についてです。
 本議案は、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる給特法の施行に伴い、教職調整額を現行の四%から一〇%へと、二〇二六年一月一日から毎年一%ずつ引き上げていくというものです。
 本議案については、組合が当局と妥結しているため、賛成をするものですけれども、本来、残業代は実態に応じて支払うべきものであるということを申し添えておきます。
 最後に、議案第三百二十四号、補正予算(第四号)についてです。
 一般会計補正予算(第四号)の全体について意見を申し上げます。
 長期化する物価高騰の影響は、全ての都民生活に及んでおり、深刻な現状です。日本共産党都議団は、都民生活を守るために補正予算を出すよう繰り返し求めてきました。やっと出てきた物価高騰対策の補正予算案は、都民生活の深刻な現状と都の財政力に照らしても、規模も中身も貧弱です。
 しかも、都が行う物価高騰対策の六割以上の四百五十億円は、東京アプリ生活応援事業です。生活応援といいながら、都民全員が対象ではなく、マイナンバーカードがない方、スマホがない方、十五歳未満の子供は対象になりません。高齢者や低所得世帯ほどハードルが高く、対象から漏れる人たちへの生活応援は、今回の補正予算にはほとんど含まれていないことが明らかになりました。東京アプリのポイント付与は、物価高騰対策として不適切であることがはっきりしました。
 また、質疑を通じて、国の重点支援地方交付金は、この夏好評だった水道料金の負担軽減ができることが明らかになりましたが、東京都は、このメニューを採用すらしていません。東京アプリのポイント付与はやめ、国の交付金と、昨年度決算の繰越金一千八百億円を活用して、抜本的に対策を強めるべきです。
 例えば、水道料金の半年間の基本料金の無料化もしくはそれに相当する一万円を全世帯に給付金として出すこと、物価高騰を上回る賃上げを後押しするための中小企業賃上げ応援助成金を実施することなど、スピード感があり、さらに物価高騰対策として有効である施策に振り向け、生活できる東京にしていくことを提案するものです。
 こうした補正予算にすべきであると意見を述べた上で、この委員会に付託された事業について意見を述べます。
 本委員会に付託された公衆浴場向け燃料費高騰緊急対策事業については、公衆浴場の経営状況を踏まえると大変重要であり、日本共産党都議団は、さらなる増額を求めたところであり、賛成を表明するものです。

○関口委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百八十七号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○関口委員長 起立多数と認めます。よって、第二百八十七号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、文教委員会所管分、第二百六十二号議案から第二百六十四号議案まで、第二百八十六号議案、第三百二十二号議案、第三百二十三号議案及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○関口委員長 異議なしと認めます。よって、第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、文教委員会所管分、第二百六十二号議案から第二百六十四号議案まで、第二百八十六号議案、第三百二十二号議案、第三百二十三号議案及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○関口委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○関口委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○関口委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、坂本教育長から発言を求められておりますので、これを許します。

○坂本教育長 所管四局を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 ただいま本定例会にご提案申し上げました議案につきましてご決定を賜り、誠にありがとうございました。
 関口委員長をはじめ委員の皆様方におかれましては、様々な視点から調査、ご審議等を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
 調査、審議等の過程で賜りました貴重なご意見、ご要望を踏まえ、これからの事務事業に万全を期してまいりたいと存じます。
 今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 以上、簡単ではございますが、御礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

○関口委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時九分散会