委員長 | とや英津子君 |
副委員長 | 菅野 弘一君 |
副委員長 | 田の上いくこ君 |
理事 | 内山 真吾君 |
理事 | 星見てい子君 |
理事 | 谷村 孝彦君 |
龍円あいり君 | |
福島りえこ君 | |
高倉 良生君 | |
鳥居こうすけ君 | |
古賀 俊昭君 | |
米倉 春奈君 | |
のがみ純子君 |
欠席委員 一名
出席説明員生活文化局 | 局長 | 浜 佳葉子君 |
次長 | 武市 玲子君 | |
総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 鳥田 浩平君 | |
広報広聴部長 | 濵田 良廣君 | |
都民生活部長 | 山本 明君 | |
消費生活部長 | 吉村 幸子君 | |
私学部長 | 金子 光博君 | |
文化振興部長 | 樋渡 幸生君 | |
都政情報担当部長 | 水野 剛君 | |
都民活躍支援担当部長 | 馬神 祥子君 | |
男女平等参画担当部長 | 稲葉 薫君 | |
魅力発信プロジェクト担当部長 | 堀越弥栄子君 | |
文化総合調整担当部長 | 久故 雅幸君 | |
文化施設改革担当部長 | 工藤 穣治君 | |
オリンピック・パラリンピック準備局 | 局長 | 潮田 勉君 |
次長理事兼務 | 延與 桂君 | |
次長 | 岩瀬 和春君 | |
技監 | 相場 淳司君 | |
理事 | 西村 泰信君 | |
理事 | 中澤 基行君 | |
総務部長 | 中村 倫治君 | |
調整担当部長 | 雲田 孝司君 | |
大会企画調整担当部長 | 中嶋 初史君 | |
自治体調整担当部長 | 小池 和孝君 | |
計画推進部長 | 根本 浩志君 | |
運営担当部長 | 田中 彰君 | |
競技・渉外担当部長 | 川瀬 航司君 | |
事業推進担当部長 | 丸山 雅代君 | |
パラリンピック部長 | 萱場 明子君 | |
障害者スポーツ担当部長 | 越 秀幸君 | |
大会施設部長 | 鈴木 一幸君 | |
開設準備担当部長 | 鈴木 研二君 | |
施設担当部長 | 砂田 覚君 | |
施設整備担当部長 | 草野 智文君 | |
施設調整担当部長 | 湯川 雅史君 | |
選手村担当部長 | 斉藤 有君 | |
スポーツ施設担当部長 | 藤木 仁成君 | |
輸送担当部長 | 片寄 光彦君 | |
スポーツ推進部長 | 小室 明子君 | |
ラグビーワールドカップ準備担当部長 | 篠 祐次君 | |
ラグビーワールドカップ会場運営担当部長 国際大会準備担当部長兼務 | 田中 愛子君 | |
教育庁 | 教育長 | 中井 敬三君 |
次長 | 西海 哲洋君 | |
教育監 | 増渕 達夫君 | |
総務部長 | 早川 剛生君 | |
都立学校教育部長 | 江藤 巧君 | |
地域教育支援部長 | 太田 誠一君 | |
指導部長 | 宇田 剛君 | |
人事部長 | 安部 典子君 | |
福利厚生部長 | 浅野 直樹君 | |
教育政策担当部長 オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 古川 浩二君 | |
企画調整担当部長 | 谷 理恵子君 | |
教育改革推進担当部長 | 増田 正弘君 | |
特別支援教育推進担当部長 | 小原 昌君 | |
指導推進担当部長 | 藤井 大輔君 | |
人事企画担当部長 | 黒田 則明君 | |
担当部長 | 川名 洋次君 |
本日の会議に付した事件
理事の互選
生活文化局関係
付託議案の審査(質疑)
・第九十三号議案 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 生活文化局所管分
オリンピック・パラリンピック準備局関係
付託議案の審査(質疑)
・第九十三号議案 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費 オリンピック・パラリンピック準備局所管分
報告事項(説明)
・東京辰巳国際水泳場の後利用の方向性(案)について
教育庁関係
契約議案の調査
・第八十二号議案 都立竹台高等学校(三十)改築工事請負契約
付託議案の審査(質疑)
・第九十三号議案 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 教育庁所管分
・諮問第一号 地方自治法第二百六条の規定に基づく審査請求に関する諮問について
付託議案の審査(決定)
・第九十三号議案 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費
文教委員会所管分
・諮問第一号 地方自治法第二百六条の規定に基づく審査請求に関する諮問について
○とや委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。
初めに、委員の所属変更について申し上げます。
議長から、去る二月十九日付をもって、たきぐち学議員が本委員会から都市整備委員会に所属変更になり、新たに西郷あゆ美議員が都市整備委員会から本委員会に所属変更になった旨の通知がありましたので、ご報告いたします。
また、去る二月二十六日の本会議におきまして、斉藤やすひろ議員が本委員会から経済・港湾委員会に変更になり、新たに高倉良生議員が経済・港湾委員会から本委員会に所属変更になりました。
この際、新任の委員をご紹介いたします。
高倉良生委員です。
○高倉委員 高倉でございます。よろしくお願いいたします。
○とや委員長 紹介は終わりました。
なお、西郷委員におかれましては、本日の委員会に出席できない旨の申し出がありました。ご了承願います。
○とや委員長 次に、斉藤やすひろ議員の所属変更に伴い、理事一名が欠員となっておりますので、これより理事の互選を行います。
互選の方法はいかがいたしましょうか。
○米倉委員 委員長の指名推選の方法によることとし、直ちに指名していただきたいと思います。
○とや委員長 ただいまの動議にご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認めます。よって、理事には谷村孝彦委員をご指名申し上げます。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認めます。よって、理事には谷村孝彦委員が当選されました。
この際、議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後一時二分休憩
午後一時三十分開議
○とや委員長 休憩前に引き続き委員会を開きます。
議席について申し上げます。
議席につきましては、お手元配布の議席表のとおりといたしますので、ご了承願います。
○とや委員長 次に、契約議案について申し上げます。
契約議案は財政委員会に付託されておりますが、本委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
本件については、調査結果を財政委員長に報告することになっております。
公文の写しはお手元に配布してあります。
朗読は省略いたします。
平成三十一年二月二十八日
東京都議会議長 尾崎 大介
文教委員長 とや英津子殿
契約議案の調査について(依頼)
左記の議案について調査し、財政委員長にご報告願います。
記
1 調査議案
第八十二号議案 都立竹台高等学校(三十)改築工事請負契約
2 提出期限 平成三十一年三月一日(金)
○とや委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局及び教育庁関係の中途議決に係る付託議案の審査、教育庁関係の契約議案の調査並びにオリンピック・パラリンピック準備局関係の報告事項の聴取を行います。
なお、報告事項については、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は三月十九日の委員会で行いますので、ご了承願います。
これより生活文化局関係に入ります。
付託議案の審査を行います。
第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、生活文化局所管分を議題といたします。
本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
以上で生活文化局関係を終わります。
○とや委員長 これよりオリンピック・パラリンピック準備局関係に入ります。
初めに、付託議案の審査を行います。
第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費、オリンピック・パラリンピック準備局所管分を議題といたします。
本案につきましては、既に説明を聴取しております。
その際要求いたしました資料は、お手元に配布してあります。
資料について理事者の説明を求めます。
○中村総務部長 去る二月十五日の当委員会におきまして要求のございました資料につきましてご説明いたします。
お手元に配布してございます文教委員会要求資料をごらんください。
表紙をおめくりください。資料1、東京オリンピック・パラリンピック開催準備基金繰入金に係る予算額の推移でございます。
当局において歳入予算として計上しております、財務局所管の東京オリンピック・パラリンピック開催準備基金繰入金について、平成二十六年度から平成三十一年度までの六年間の予算額の推移を事業区分ごとにお示ししてございます。
続きまして、一枚おめくりいただき、資料2、大会経費に係る事業と予算額の推移をごらんください。
昨年十二月に公表いたしました大会経費バージョンスリーの区分にて、平成二十六年度から平成三十一年度までの六年間の予算額の推移をお示ししてございます。
続きまして、一枚おめくりいただき、資料3、東京二〇二〇大会に関係する主な事業と予算額の推移をごらんください。
大会に関係いたします当局所管事業の例といたしまして、事業名と平成二十六年度から平成三十一年度までの六年間の予算額の推移をお示ししてございます。
続きまして、一枚おめくりいただき、資料4、東京二〇二〇大会に係る共同実施事業等の予算額内訳をごらんください。
平成二十九年度補正予算、平成三十年度予算、平成三十年度補正予算案及び平成三十一年度予算案に計上いたしました共同実施事業等の内訳につきまして、仮設等、エネルギーなどの各区分ごとの項目ごとにお示ししてございます。
説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○とや委員長 説明は終わりました。
ただいまの資料を含めまして、これより本案に対する質疑を行います。
発言を願います。
○高倉委員 それでは、補正予算について質問をさせていただきたいと思います。
既に資料第2号として補正予算の説明書をいただいておりまして、説明もいただいているわけであります。
通常、この時期の補正予算というものは、例えば契約の差額、差金でありますとか、あるいは執行において、精査をした結果として経費の節減につながったとか、こういったものがこの時期の補正予算として出されてくるということであるというふうに思いますけれども、今回の補正予算の中に、例えば歳入で繰入金が約四百億円といったようなものが入っているわけでありまして、大変大きな額になっているということですので、この辺の内容について明らかにしていきたいというふうに思っております。
今回の補正予算におきまして、オリ・パラの開催準備基金からの繰り入れということであるというふうに思いますけれども、これが更正をされているというふうに思います。
そこでまず、この開催準備基金はどういうものに充てていくものであるのか、このことについてご答弁をいただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 東京オリンピック・パラリンピック開催準備基金は、同基金条例第一条によりまして、大会経費における東京都の負担額に充当されることになっております。
具体的には、新規恒久施設の整備のほか、仮設施設の整備などの共同実施事業等に充当されます。
○高倉委員 今ご答弁をいただきましたけれども、来年に迫ったオリンピック・パラリンピック大会に向けては、大会経費、それから大会の関連経費といったようなものもあるわけですけれども、今のご答弁では、開催準備基金を充てるのは大会経費であるというお話でありました。一兆三千五百億円、大枠で国と組織委員会と東京都で合意をしている中で、東京都として六千億円の支出を負担するということになっていたというふうに思います。
先ほどの答弁で、この基金は、新規恒久施設の整備、それから共同実施事業で占める大会経費に充てられるものであるというご答弁がありました。
そうすると、今回の減額の補正は、大会経費にかかわるものというふうに考えられるわけでありますけれども、この四百億円の減額の補正は、先ほど答弁がありました新規恒久施設の整備、それから共同実施事業ということでありますけれども、そのいずれに当たるのか、このことについてご答弁をいただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 大会経費に係る歳出の減額補正は、共同実施事業で約四百七億円、新規恒久施設の整備で約二億円となっております。
○高倉委員 そうしますと、今回の約四百億円の減額補正のほとんどは共同実施事業に相当するものであるというようなことであります。
今回、約四百七億円の減額補正を行ったということになるわけでありますけれども、共同実施事業に充てる予算といいますか、いわゆる三十年度の当初予算は幾らであったのか、そして、減額となった理由はどういうことであるのか、このことについてご答弁をいただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 共同実施事業等の平成三十年度当初予算額は、約七百五十三億円でございます。
また、補正予算案における共同実施事業の減額理由と金額についてでございますが、既に発注済みで事業に着手しているものの、支払い年度の変更等の理由によりまして、翌年度払いとなるものが約三百四十億円、今年度は未発注で翌年度に繰り越されるものが約八十五億円、事業内容の精査や契約差金などによるものが約三億五千万円でございます。
一方で、増額要素といたしましては、支払い時期が前年度から繰り越されたものなどがございまして、約二十二億円となっております。
○高倉委員 今ご答弁をいただきまして、減額の理由と金額ということについては、発注済みで、なおかつ着手をしているけれども、支払い年度が変更されたということによる減額、これは大変大きいんですけれども、三百四十億円であるというお話でありました。
また、未発注であって、そして翌年度に繰り越されるというものも八十五億円あると。こういったもので占められているというふうなご答弁であったというふうに思います。
これは減額のお話でありましたけれども、減額ではなくて、実際に平成三十年度において東京都から支出が行われた共同実施事業において、当初予算で見込んでいた経費よりも少なく済んだと。
先ほど答弁があったのは、補正をした、今回、三十年度では、いわば支出しないというお話であったんですけれども、そうではなくて、実際に支出をしたものについて、その中で、当初見込んでいたものよりも少なく済んだといったようなものはどういう事項があるのか、その理由も含めてご答弁いただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 IBC、国際放送センターでございますが、それからMPC、メーンプレスセンターの電気設備等の整備工事ですとか、大会輸送デポにおきます管理施設等の基本設計などで契約差金が生じました。
また、セキュリティーのスクリーニング実証実験における機材ですとか、あるいはサイバーセキュリティー対応要員の研修の日数などにつきまして精査を行いました結果、経費の減となったものでございます。
○高倉委員 今、実際、平成三十年度に行われたものについて、契約の差金ですとか、あるいは精査をした結果として経費減につながったと。これは通常、先ほど冒頭、私が申し上げた、この時期に行われる補正予算の内容だというふうに思います。実際、支出が行われている三十年度については、今答弁があったとおり、減額になったものはそういうものであるということでした。
一方、同じことで、反対に、当初予算で想定をしていたよりも経費が増大してしまったものがどういうものがあるのか、その項目とその理由についてご答弁をお願いしたいと思います。
○雲田調整担当部長 いずれも支払い時期の見直しとなりますが、テクノロジーのシステム関係では、前年度からの繰り越しによる増、また、輸送におきますバスの調達及び運用に係る検討におきまして、前倒しによる増となっております。
○高倉委員 当初予定をしていたものに比べて、三十年度に支出が行われたものについて、当初想定していたものよりも増額になってしまったものについて、今ご説明をいただいたわけであります。
昨年末に大会経費のV3予算というのが公表されております。ここにおいては、幾つかの項目において、二百億円の増があるというようなV3予算であったわけであります。総額としての一兆三千五百億円はV2予算とは変わらないものの、中身でふえるものがあると。そういうV3予算であったわけです。
今、平成三十年度にもう既に執行したといっていいんでしょうか、その経費についての増となったもののお話がありましたけれども、V3予算における増額となったということと、今ご答弁があったものとの関係はどういうふうになっているのか、この点について明確にご答弁いただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 今、委員お話がございました大会経費バージョンスリーにおきまして増額した項目ですが、例えば大会関係者の車の調達経費ですとか馬の輸送経費、あるいはボランティアの交通費など、大会中ですとか、あるいは大会前といった今後かかる経費が主たるものでございまして、平成三十年度当初予算よりも経費が増大したものとは関係がないものでございます。
○高倉委員 今、V3予算の中での増額になるというものと今回の平成三十年度のものは関係がないというお話でありました。
今、質疑をしてきた中で、またちょっともとへ戻りますけれども、当初の予算の額に比べて、今回、大きな減額の補正が行われるということについてですけれども、占める割合というんでしょうか、非常に大きなものがあるというふうに思います。
私は、予算編成というものは、できる限りしっかり精査をして、裏づけをもって、根拠をもって予算編成作業をすべきものであると。もちろん皆さんもそうしてやってきているというふうに思うわけでありますけれども、これだけ大きな減額補正の差が出ているということを踏まえますと、普通に考えますと、当初予算の編成の段階で、ある程度、予測をして編成していかなきゃならないということなんだと思うんですが、こういう減額の補正をせざるを得ないというか、することになった、このことについて、予測ができなかったんでしょうかという疑問があるわけですが、このことについてご説明いただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 補正予算案におけます共同実施事業の減額理由ですが、金額ベースで八割以上が既に発注済みで事業に着手しているものの、支払い年度の変更等の理由によりまして、翌年度払いとなったものでございます。
これは、当初予算の見積もりが本格的に共同実施事業を実施する前でございまして、例えば仮設等におきまして、各会場の整備に係るスケジュールの詳細化に伴いまして、当初支払いを想定しておりました工事施工に係る前払い金が翌年度となったことなど、事業の進捗に伴い事情の変更が生じたものでございます。
こうしたことから、当初予算の段階において見込むことは困難であったと考えております。
○高倉委員 今、理由をご答弁いただいたわけであります。今回の補正になる理由として、前の答弁でもありましたけれども、翌年度に繰り越されるようなものとか、あるいは支払いが翌年度になるもの、こういったお話がありました。未発注で翌年度に繰り越されることになったものがあるという話でした。
そういう答弁を聞くと、いよいよもう来年にはオリンピック・パラリンピック大会の本番になるわけでありまして、この準備や、あるいは事業の執行の状況といったものが当然、今、現在進行形で進んでいるものだというふうに思いますけれども、おくれている面があるのではないかというような懸念も素朴に出てくるわけであります。
この点については大丈夫なんでしょうか。このことについてご答弁をいただきたいと思います。
○雲田調整担当部長 共同実施事業におきます今年度執行額の減の理由は、既に発注済みで事業に着手しているものの、支払い年度の変更等の理由によりまして、翌年度払いとなったものが主なものでございまして、全体の事業進捗に影響を与えるものではございません。
現在、大会本番に向けまして、仮設施設の整備を初め、さまざまな共同実施事業につきまして、スケジュール管理を行いながら、計画立案、発注、契約手続、事業執行がなされているところでございます。
今後とも、共同実施事業に関しまして、計画予算執行の各段階において、コスト管理や執行統制を図りながら円滑な大会準備を進めてまいります。
○高倉委員 平成三十年度のことについては、きっちりと決算が行われた後に、決算の審議の場で行われるというようなことであるというふうに思いますけれども、実際、決算の審議が行われるのはことしの大分先の話でありまして、それを、じゃあ、次の予算にというようなことを考えている間がないのがもう既に来年のオリンピック・パラリンピック大会ということでありまして、ぜひそのことを踏まえながら、今ずっと質疑をした中で、いわゆる開催の準備におくれが生じているとか、あるいは三十年度において何か予期していないような経費の膨張があったとか、あるいは大幅な何か違う理由で削減があったとか、こういうものではないということは今答弁で十分理解をさせていただいたところでありますけれども、特に共同実施事業については、本格的に行われるのはまさにこれからというようなことでありまして、さきの本会議の私どもの代表質問でも申し上げましたけれども、これからさまざまな形で、大会は何が何でも大成功させなければならないと、私もそう思っている一人でありますけれども、一方で、やはり都民から見ても、できる限りオリンピック・パラリンピック大会の経費の節減に努めていただきたいと、そういう強い要望があるのも事実であります。
知事からは、大会経費の一兆三千五百億円については、この枠は堅持していきたいというはっきりとした答弁が、先日の我が党の代表質問に対する答弁でもあったわけです。これからいよいよ共同実施事業が本格化する中で、しっかりと経費が膨張しないように取り組みを進めていただきたいと思います。
このことを要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。
○米倉委員 私からも、最終補正予算について伺います。
まず、資料をありがとうございました。
今回の補正予算案では、歳入が約四百二億円の減額、歳出が約四百三十一億円の減額という予算案になっています。
歳出の内訳は、給与費の減額が約七億円と、大きく減額となっているのは事業費で四百二十三億円の減額です。具体的にはどういう内訳となっているのか、また、理由も伺います。
○中村総務部長 減額補正を行います事業費の内訳でございますが、まず、オリンピック・パラリンピック準備費におきまして、約四百十三億円を減額しております。
具体的には、共同実施事業等に関するもので約四百七億円、オリンピック・パラリンピック競技施設等の整備に関するもので約三億円、オリンピック・パラリンピック開催計画に関するもので約二億円、ボランティアの機運醸成、育成支援に関するもので約一億円であります。
次に、スポーツ推進費におきましては約十億円を減額しておりまして、内容は体育施設の整備に関するものであります。
主な減額の理由でございますが、共同実施事業等では、組織委員会が発注しております仮設工事などにおきまして、スケジュールが明らかになったことに伴いまして、支払い年度が変更になったものでございます。
オリンピック・パラリンピック競技施設等の整備では、契約に当たりまして、各競技施設の業務内容を精査したものや契約差金によるもの、そのほか、オリンピック・パラリンピック開催計画及びボランティアの機運醸成、育成支援では契約差金によるものでございます。
また、体育施設の整備では、東京体育館改修工事の工事内容の見直しを行ったことなどによるものでございます。
以上のことなどによりまして、執行見込みのない予算を減額することといたしたものでございます。
○米倉委員 減額の予算の大部分が共同実施事業にかかわるもので、その理由は、基本的には支払いを来年度以降に変更するものだということです。
共同実施事業は、今年度の当初予算では七百五十三億円計上していました。今回の補正予算案で約四百七億円減額するとなりますと、もとの予算の半分以上の減額補正ということになります。
作成をしてくださった資料の4では、仮設施設、輸送、セキュリティーなど、それぞれの取り組みで大きく減額となっています。
共同実施事業について、今年度予算では何を契約し、また、何が変更になったのか伺います。
○雲田調整担当部長 今年度契約の主なものといたしましては、仮設等ではIBC、国際放送センター、MPC、メーンプレスセンター整備工事や選手村宿泊棟工事、エネルギーでは仮設電気設備の基本設計やIBC、MPC整備工事、テクノロジーでは機器の調達や大会用データネットワークの詳細設計、輸送では大会輸送デポにおける管理施設等の基本設計や仮設駐車場等の設計、セキュリティーではサイバー攻撃対処のためのソフトのライセンス取得やスクリーニング実証実験の計画立案、オペレーション等では自転車競技における大会実施計画等の策定やテストイベント実施に向けた計画立案などでございます。
また、今年度予算額が変更になっております主な内容といたしましては、仮設等、エネルギー、テクノロジー、輸送、セキュリティーの整備工事関係ではスケジュールの詳細化等に伴う前払い金等の変更による減、テクノロジーのシステム関係では支払い時期の見直しに伴う前年度からの繰り越しによる増、輸送におけるバスの調達及び運用に係る検討では支払い時期の見直しに伴う前倒しによる増、オペレーション等では執行時期の見直しにより翌年度に繰り越されることによる減などでございます。
○米倉委員 減額補正となったのは、支払いの時期を来年度以降に繰り越すものが多く、増額補正となっているのは支払いの前倒しなどによるということです。
この輸送についてなんですけれども、今のお答えで、バスの調達、運用に関する検討は支払い時期の前倒しによる増額だというお話でしたが、これは大会経費のV3で、V2から比べて百億円増額となっていることとは関連していないということでいいんでしょうか。
○雲田調整担当部長 大会経費バージョンスリーにおいて増額した輸送の項目の主なものですけれども、大会関係者の車の調達経費などでございまして、大会中、あるいは大会前といった今後かかる経費が主たるものでございますので、今回の増額のものには入ってございません。
○米倉委員 関連するものではないということでした。
このV3にかかわってですが、オリンピック・パラリンピックの特別委員会に出されました組織委員会と東京都の負担についての資料を見ますと、東京都の負担がゼロとなっている項目が複数ありますが、今回つくってくださった資料を見ますと、東京都負担がある項目が複数あります。
例えばテクノロジーの内訳である無線通信については、本年度当初予算では一・二億円となっていまして、二〇一七年度の補正予算から来年度の二〇一九年度の予算案までの都負担を合計しますと、約七・二億円となっています。
V3での東京都の負担はゼロだというふうに記載されているんですが、こちらの委員会の資料では約七・二億円というふうになっているのはどういうことなんでしょうか。
○雲田調整担当部長 大会経費全体の金額単位ですが、これまでのバージョンワン、バージョンツーでは、仮設等、オペレーションといった大きな区分で五十億円といたしました。
今般のバージョンスリーでは、大きな区分では同様としつつ、さらにその内訳を十億円単位でお示ししたものでございます。
その際、基本的に四捨五入で行っておりますため、十億円未満の項目においてゼロの表記が記載されているものもございます。
なお、今回ご提出させていただきました資料4は千円単位でございまして、当該項目におきまして、都と、それから国、それぞれが四分の一ずつ負担いたしますパラリンピック経費がある場合は、都分だけではなくて国分も含めて経費が計上されております。
なお、今後とも、経費の精緻化の度合いも踏まえながら、大会経費全体の金額単位について組織委員会と調整してまいります。
○米倉委員 V3で東京都が幾ら負担するかという資料は、内訳は十億円単位だということで今お話がありました。そういうかなり大ざっぱな金額の枠でやっていらっしゃるから、東京都は億単位で負担が出るけれど、都負担がないかのような報告になっているということだと思います。やはりきちんと細かく公表することを求めておきます。
これは確認になるんですが、共同実施事業は今回の補正予算案によって事業自体が減額するものはあるのか、また、共同実施事業の予算そのものはふやしていないという理解でいいのか伺います。
○雲田調整担当部長 共同実施事業の減額補正ですが、約四百七億円ございます。このうち約三億五千万円が事業内容の精査や契約差金などによるものでございまして、これが今、委員お尋ねの事業自体の減額に相当するものでございます。
また、それ以外の減額理由といたしましては、既に発注済みで事業着手しているものの、翌年度払いとなるものや、今年度は未発注で翌年度に繰り越されるものであり、一方で、増額理由も前年度からの繰り越しや翌年度からの前倒しでございまして、支払い年度の変更が主たる理由でありますことから、大会経費における共同実施事業の金額が増加するものではありません。
○米倉委員 共同実施事業全体の予算の枠自体は大きくなっていないということです。
仮設施設整備など、個々の事業について約三億五千万円減額するということは、今年度の共同実施事業予算、七百五十三億円の規模から考えますと少額なんですが、重要なことだと思います。
都民生活との調和や、都民、国民に喜ばれる東京五輪となるためにも、情報公開を進め、都民や専門家の意見を聞きながら経費縮減することが求められています。そのためにも、コストや進捗などを管理するため、都と国と組織委員会で設置した共同実施事業管理委員会の議論を公表していくことは重要です。
しかし、実際には、公表されるのは、どういう議論があったかわからない非常に情報の少ない議事要旨となっています。しかも、ホームページを見ますと、共同実施事業管理委員会や作業部会の議事要旨は、昨年五月以降、公表がされておりません。早急に公開することと、議事要旨は議論がわかるような内容とすべきですが、どう取り組んでいくのですか。
○雲田調整担当部長 まず、共同実施事業管理委員会につきましては、会議資料は昨年十二月に実施されました直近の第九回まで公表してございますが、議事要旨は、現在、内容の充実に向けまして、組織委員会など関係者と調整しているところでございます。調整が済み次第、ホームページに掲載いたします。
東京都作業部会の議事要旨につきましても、共同実施事業管理委員会と同様、内容の充実に向けて調整してございます。
また、この作業部会の公表時期でございますが、作業部会では組織委員会の契約手続前に経費の確認を行っておりまして、契約発注において競争性を阻害するなどの影響を及ぼさないよう、契約手続の適正な履行の観点から、会議資料とあわせて、契約締結後、速やかに公表することとしております。
今後とも、共同実施事業の透明性確保に向け、取り組んでまいります。
○米倉委員 管理委員会の資料は直近のものまで公表しているということなんですけれども、肝心の議論の内容については去年の五月以降ですから、もうきょうが三月ですから一年近く公開されていないということになります。早期に情報を公開して、協議内容を都民に示す責任を果たしていただきたいと強く求めておきます。
最後に、繰越明許費についてです。
障害者総合スポーツセンター整備事業の一部について、来年度に繰越明許費として計上するということはどういう理由なのか、また、事業の内容についても伺います。
○藤木スポーツ施設担当部長 障害者スポーツセンターの改修及び増築工事につきましては、平成二十八年十二月より工事に着手しておりまして、そのうち本館及び増築棟工事は昨年四月に竣工いたしまして、七月から運営を再開しております。
本工事のうち、残るグラウンドやテニスコートなどの整備につきましては、当初、昨年十二月に竣工予定としておりましたが、昨年十月に、受注者である建設共同企業体の代表者が破綻したことによりまして、工事が一時中断いたしましたため、工期を延伸しております。
このため、今回、工期延伸したグラウンドやテニスコートなどの整備に係る工事費といたしまして、平成三十年度補正予算に繰越明許費三億五千五百二十万円を計上したものでございます。
○米倉委員 障害者総合スポーツセンターの建物の工事が終わった後に、受注者であるJV代表者が破綻したということで、グラウンド整備の工事がとまってしまったということです。
この代表者は、株式会社エム・テックで、経営破綻に陥り、障害者総合スポーツセンターの整備だけでなく、東京五輪にかかわっても、有明テニスの森、カヌースラローム競技場も工事が中断しました。
東京新聞では、粗雑工事や契約違反、建設業法違反を理由とした行政からの指名停止処分を過去十年間で六回も受けていたと報じています。
そして、埼玉県議会では三年前に自民党の県議が、手抜き工事、作業事故が多発している業者なのに県は指名から外さないなど、おかしな点が幾つもあったのに県は問題ないといい逃れたと。あの業者が東京五輪の工事まで受注できるとはと驚きを隠さなかったと報じています。
エム・テックの経営破綻も、都が発注した東京五輪にかかわる工事で問題を起こして、去年三月に刑事処分を受けたことがきっかけです。そうした企業に公共事業を担わせた東京都にも責任があると思います。
現場の下請や労働者の方々が、これによって不利益をこうむることのないよう、十分に配慮していただきながら、利用者の皆さんが心待ちにしている施設ですから、しっかり工事を進めていただくことを要望して、質問を終わらせていただきます。
○とや委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
○とや委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
○小室スポーツ推進部長 それでは、東京辰巳国際水泳場の後利用の方向性(案)についてご報告いたします。お手元の資料第1号をごらんください。
まず、1、経緯ですが、東京辰巳国際水泳場につきましては、平成二十九年四月、新規恒久施設の施設運営計画にありますとおり、近接地に整備予定である東京アクアティクスセンターとは異なる機能を有するスポーツ施設としての活用を検討してまいりました。
また、昨年十一月開催のスポーツ振興審議会におきましては、プール、アイスリンク、アリーナ(体育館)を有力な三案として報告し、有識者からの意見を聴取したところでございます。
今般、これら有識者の意見も参考としながら、都民ニーズやコスト等を比較し、都のスポーツ振興施策との整合性なども踏まえて検討を進め、後利用の方向性について取りまとめました。
次に、2、後利用に関する三つの視点に沿った検討ですが、検討に当たり、都では三つの視点に沿った分析、評価を行いました。
まず、視点1、都のスポーツ振興施策との整合性でございます。
スポーツの見る機会やする機会の拡大に貢献という視点から、施設を整備することによる効果について、それぞれの一施設当たりの競技人口や競技団体登録者数を比較、分析するとともに、都民のスポーツ実施の機会拡大について実施可能な競技数の検証を行いました。
次に、視点2、スポーツを通じた地域経済、東京の活力創出へ貢献でございます。
臨海スポーツゾーン全体の発展に向けましたマルチスポーツエリアの充実という視点から、近年整備が予定されている都立スポーツ施設の状況も踏まえ、施設が立地する臨海スポーツゾーンにおきまして、実施可能なスポーツ競技数の充実の観点から検証を行いました。
次に、視点3、ライフサイクルコストの抑制という視点でございます。
施設整備における初期費用や、想定される運営費につきまして、長期間、二十年間のライフサイクルコストを比較、分析するとともに、今後の運営の工夫によるさらなるコスト抑制の可能性についても検証を行いました。
最後に、3、後利用の方向性についてですが、以上、三つの視点から比較、分析し、一施設当たりの競技人口が多く、実施可能な競技数が増加し、ライフサイクルコストの点でも優位性があることなどから、本後利用をアイスリンク、通年として検討を進めてまいります。
参考資料としまして、東京辰巳国際水泳場の後利用の方向性(案)についてを添付いたしましたので、あわせてご参照いただけたらと存じます。
説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○とや委員長 報告は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○星見委員 ただいまご説明がありました辰巳国際水泳場についての資料請求をいたします。
既存の五施設のアイスリンクの稼働率、年間利用者数を施設ごとにお願いします。
また、整備費用、運営費について、施設、プール、アイスリンク、アリーナごとの試算の積算根拠をお願いいたします。
以上です。
○とや委員長 ただいま星見理事から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上でオリンピック・パラリンピック準備局関係を終わります。
○とや委員長 これより教育庁関係に入ります。
初めに、契約議案の調査を行います。
第八十二号議案を議題といたします。
本案につきましては、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認め、契約議案に対する質疑は終了いたしました。
お諮りいたします。
本案は、異議のない旨、財政委員長に報告いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
以上で契約議案の調査を終わります。
○とや委員長 次に、付託議案の審査を行います。
第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、教育庁所管分及び諮問第一号、地方自治法第二百六条の規定に基づく審査請求に関する諮問についてを一括して議題といたします。
本案及び本件につきましては、いずれも既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本案及び本件に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認め、本案及び本件に対する質疑は終了いたしました。
以上で教育庁関係を終わります。
○とや委員長 これより付託議案の審査を行います。
第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分及び諮問第一号、地方自治法第二百六条の規定に基づく審査請求に関する諮問についてを一括して議題といたします。
本案及び本件につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
これより採決を行います。
初めに、第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認めます。よって、第九十三号議案、平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出、繰越明許費、文教委員会所管分は原案のとおり決定いたしました。
次に、諮問第一号、地方自治法第二百六条の規定に基づく審査請求に関する諮問についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、棄却すべき旨、答申することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○とや委員長 異議なしと認めます。よって、諮問第一号は棄却すべき旨、答申することに決定いたしました。
以上で付託議案の審査を終わります。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後二時二十分散会
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