文教委員会速記録第十五号

平成十二年九月二十九日(金曜日)
午後一時十分開議
 出席委員 十一名
委員長植木こうじ君
副委員長大河原雅子君
副委員長和田 宗春君
理事中嶋 義雄君
理事くぼた 光君
理事井口 秀男君
田代ひろし君
石川 芳昭君
鈴木 一光君
桜井  武君
西田ミヨ子君

 欠席委員 なし

 出席説明員
都立大学事務局局長川崎 裕康君
次長二村 保宏君
生活文化局局長高橋 信行君
総務部長幸田 昭一君
教育庁教育長横山 洋吉君
次長鎌形 満征君
総務部長加島 俊雄君

本日の会議に付した事件
 付託議案の審査(決定)
 ・第二百四十号議案 東京都青少年問題協議会条例の一部を改正する条例
 ・第二百四十一号議案 東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
 ・第二百四十二号議案 東京都立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○植木委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査を行いますとともに、請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第二百四十号議案、第二百四十一号議案及び第二百四十二号議案を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了いたしております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○くぼた委員 採決に先立って、第二百四十一号議案、東京都立学校設置条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表して、本議案に賛成する立場から一言意見を申し上げます。
 私たちは、学校関係者初め都民の意見も十分聞かずに、一方的に都立高校の統廃合を強行してきたことを容認するものではありませんが、今回の議案は、高等学校を新たに設置するというものであり、就学の機会を確保する立場から賛成をするものです。
 以上です。

○植木委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第二百四十号議案、第二百四十一号議案及び第二百四十二号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○植木委員長 異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○植木委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○植木委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○植木委員長 この際、所管局を代表して、生活文化局長から発言の申し出がありますので、これを許します。

○高橋生活文化局長 当委員会所管三局を代表いたしまして、一言お礼を申し上げます。
 今定例会にご提案申し上げました各議案につきまして、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございます。
 また、昨年九月以来一年にわたりまして、委員長初め委員の皆様方におかれましては、私どもが所管いたします事務事業につきまして、数々のご指導、ご鞭撻を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
 この間にちょうだいいたしました貴重なご意見、ご要望につきましては、十分尊重させていただきまして、今後の事務事業の執行に反映させてまいる所存でございます。
 今後とも、よろしくご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お礼の言葉にかえさせていただきます。
 どうもありがとうございました。

○植木委員長 発言は終わりました。
 この際、私からもごあいさつを申し上げたいと思います。
 昨年九月に文教委員会が発足してから、この一年間、事務事業についての審議に始まりまして、予算調査など各定例会中の委員会、さらには請願陳情、各報告事項の審査、都立大学の視察など、活発な委員会運営を、副委員長、理事並びに各委員の皆様のご協力で行うことができました。
 子どもと教育の問題の解決や都立高校改革のあり方、都立大学の将来にかかわる課題、男女平等参画基本条例など、幅広い都民の声にこたえる議論を活発に行うことができました。ひとえに皆様のご協力のたまものであり、心より感謝を申し上げます。
 文教委員会にかかわる課題はますます重要性を増してくる中、今後とも当委員会が都民の期待に十分こたえられるよう、努力していくものです。
 さらには、三宅の噴火による小中高校生の秋川高校への避難など、予期せぬことも起こりました。理事者の皆様には、都民の立場に立ってご活躍いただいておりますが、一層ご努力されますようお願いいたします。
 さらに、議会局書記の皆さんには、この一年間大変お世話になり、無事に委員会運営ができましたことに感謝申し上げます。
 以上で私からの御礼のあいさつとさせていただきます。
 どうもありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十五分散会