経済・港湾委員会速記録第八号

令和四年六月十日(金曜日)
第八委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長細田いさむ君
副委員長後藤 なみ君
副委員長松田 康将君
理事中田たかし君
理事山崎 一輝君
理事あぜ上三和子君
清水とし子君
玉川ひでとし君
磯山  亮君
本橋たくみ君
田の上いくこ君
阿部祐美子君
入江のぶこ君
高倉 良生君

欠席委員 なし

出席説明員
産業労働局局長坂本 雅彦君
次長根本 浩志君
総務部長松本 明子君
中央卸売市場市場長河内  豊君
管理部長松田 健次君
港湾局局長矢岡 俊樹君
技監山岡 達也君
理事総務部長事務取扱相田 佳子君
労働委員会事務局局長桜井 政人君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百十四号議案 令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、債務負担行為 経済・港湾委員会所管分
・第百五十号議案 東京都労政会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
・第百五十一号議案 東京都しごとセンター条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○細田委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○細田委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、債務負担行為、経済・港湾委員会所管分、第百五十号議案及び第百五十一号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。

○清水委員 日本共産党都議団を代表して、第百五十号議案及び第百五十一号議案に対して、反対の立場から意見を申し上げます。
 第百五十号議案は、八王子労政会館及び国分寺労政会館を廃止するものです。
 八王子労政会館、国分寺労政会館は、コロナ前には年間約三十八万人が利用していた施設です。利用者は、総会やサークルなど年間計画を立てて利用されており、年度途中で突然活動拠点が廃止されれば、その活動が存続できない事態にもなりかねません。
 しかし、都はこれまで、利用者の方々と統廃合についての協議を持ってきませんでした。そして、利用者にとっては寝耳に水のような形で廃止の通告をしようというのですから、あまりにも乱暴です。
 都が、労政会館の存続を求める声が以前からあることを承知した上で、しかも移転までに数年間の期間があったにもかかわらず、それをしてこなかったことは、東京都の市民参画の在り方に反する重大な問題です。
 また、コロナ禍の中で相談が増えているにもかかわらず、二つの労政会館廃止と同時に、八王子労働相談情報センター、国分寺労働相談情報センターも廃止をされます。
 立川で新たな土曜相談やリモート相談などが拡充され、相談体制も充実強化に向けて検討されていることは評価をするものですが、相談事業以外の職員体制については、充実強化という答弁はなく、縮小の方向であることがうかがわれます。相談業務以外も拡充の方向へ見直しを求めます。
 第百五十一号議案は、東京しごとセンター多摩を立川に移転することに伴い、国分寺のしごとセンター多摩を廃止するものです。
 日本共産党都議団は、立川にしごとセンター多摩を新たにつくることには賛成するものですが、国分寺を廃止することには賛成できません。
 よって、本議案にも反対をいたします。
 以上、日本共産党都議団の意見といたします。

○細田委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百五十号議案及び第百五十一号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○細田委員長 起立多数と認めます。よって、第百五十号議案及び第百五十一号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、債務負担行為、経済・港湾委員会所管分を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議はありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細田委員長 異議なしと認めます。よって、第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、債務負担行為、経済・港湾委員会所管分は、原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○細田委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○細田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○細田委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、河内中央卸売市場長から発言を求められておりますので、これを許します。

○河内中央卸売市場長 本委員会所管四局を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 細田委員長をはじめ委員の皆様方には、本定例会に提案いたしました議案等につきまして、熱心なご審議を賜り、誠にありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきました貴重なご意見、ご指導をしっかりと受け止め、今後の事務事業の執行に万全を期してまいります。
 今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

○細田委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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