委員長 | 島崎 義司君 |
副委員長 | 小林 健二君 |
副委員長 | 清水 孝治君 |
理事 | あさの克彦君 |
理事 | 田中たけし君 |
松田やすまさ君 | |
尾崎あや子君 | |
大松あきら君 | |
木内 良明君 | |
三宅 正彦君 | |
田島 和明君 | |
石毛しげる君 | |
三宅 茂樹君 |
欠席委員 一名
出席説明員産業労働局 | 局長 | 山本 隆君 |
次長 | 土渕 裕君 | |
総務部長 | 村松 明典君 | |
産業企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 青山 忠幸君 | |
商工部長 | 松永 竜太君 | |
金融部長 | 山巻 毅君 | |
金融監理部長 | 野間 達也君 | |
金融支援担当部長 | 西川 泰永君 | |
観光部長 | 坂本 雅彦君 | |
観光振興担当部長 | 浦崎 秀行君 | |
農林水産部長 | 寺崎 久明君 | |
安全安心・地産地消推進担当部長 | 武田 直克君 | |
雇用就業部長 | 矢田部裕文君 | |
事業推進担当部長 | 小金井 毅君 | |
就業施策担当部長 | 貫井 彩霧君 | |
中央卸売市場 | 市場長 | 岸本 良一君 |
管理部長 | 野口 一紀君 | |
港湾局 | 局長 | 武市 敬君 |
技監 | 石山 明久君 | |
総務部長 | 浜 佳葉子君 | |
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 中村 昌明君 | |
調整担当部長 | 矢部 信栄君 | |
港湾経営部長 | 古谷ひろみ君 | |
臨海開発部長 | 山口 祐一君 | |
開発調整担当部長オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長兼務 | 原 浩君 | |
営業担当部長 | 有金 浩一君 | |
港湾整備部長 | 小野 恭一君 | |
計画調整担当部長 | 角 浩美君 | |
離島港湾部長 | 小林 英樹君 | |
島しょ・小笠原空港整備担当部長 | 神山 智行君 | |
労働委員会事務局 | 局長 | 櫻井 務君 |
本日の会議に付した事件
港湾局関係
契約議案の調査
・第百三号議案 平成二十七年度十三号地新客船ふ頭岸壁(-(マイナス)十一・五m)防波堤建設工事請負契約
付託議案の審査(質疑)
・第百十四号議案 平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 港湾局所管分
産業労働局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百十四号議案 平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費 産業労働局所管分
付託議案の審査(決定)
・第百十四号議案 平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費 経済・港湾委員会所管分
○島崎委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
初めに、契約議案について申し上げます。
契約議案は財政委員会に付託されておりますが、本委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
本件については、調査結果を財政委員長に報告することになっております。
公文の写しはお手元に配布してあります。
朗読は省略いたします。
平成二十八年二月二十五日
東京都議会議長 川井しげお
経済・港湾委員長 島崎 義司殿
契約議案の調査について(依頼)
左記の議案について調査し、財政委員長にご報告願います。
記
1 調査議案
第百三号議案 平成二十七年度十三号地新客船ふ頭岸壁(-(マイナス)十一・五m)防波堤建設工事請負契約
2 提出期限 平成二十八年二月二十九日(月)
○島崎委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、港湾局関係の契約議案の調査並びに港湾局及び産業労働局関係の中途議決に係る付託議案の審査を行います。
これより港湾局関係に入ります。
初めに、理事者の欠席について申し上げます。
藏居港湾経営改革担当部長は、所用のため、本日の委員会に出席できない旨の申し出がありました。ご了承願います。
次に、契約議案の調査を行います。
第百三号議案を議題といたします。
本案については、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
○尾崎委員 十三号地新客船ふ頭岸壁防波堤建設工事について質問します。
この工事は、新客船ふ頭建設の一環の工事です。
そこで、新客船ふ頭全体の整備計画について伺います。
○小野港湾整備部長 本計画は、近年のクルーズ需要の増大や船舶の大型化に的確に対応するため、レインボーブリッジ外側の臨海副都心地域に、新たな客船ふ頭を整備するものでございます。
具体的には、延長四百三十メートル、水深十一・五メートルの岸壁、客船ターミナル、連絡通路などを整備いたします。
また、ふ頭の整備に伴い、背後の小型船だまりの静穏度を確保するため、防波堤を整備いたします。
○尾崎委員 新客船ふ頭が対象としている船の規模--総トン数、長さ、喫水、乗客乗員数について伺います。
○小野港湾整備部長 新客船ふ頭は世界最大級の客船であります、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」を対象としており、総トン数は二十二万トン級、全長は三百六十メートル、乗客乗員数は合わせて約八千人でございます。また、船が沈む深さであります、喫水につきましては、当該客船よりも深い、「クイーン・メリー二」の十・三メートルを対象としております。
○尾崎委員 新客船ふ頭の総事業費について伺います。
○小野港湾整備部長 総事業費につきましては、地質等の調査を踏まえ、構造や耐震性能などを詳細に設計した上で算出いたします。
現在、岸壁やターミナルなどの詳細な設計を行っているところであり、今後、総事業費を算出してまいります。
○尾崎委員 新客船ふ頭の完成は、オリンピック・パラリンピック開催前の二〇一九年に完成を目指しているわけですが、ただいまのご答弁のように、現時点で総事業費がまだ確定していないという状況です。これでは、都民の納得も得られないのではないかと意見を述べて、質問を終わります。
○島崎委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 異議なしと認め、契約議案に対する質疑は終了いたしました。
この際、本案に対して意見のある方は発言を願います。
○尾崎委員 新客船ふ頭整備に対しては、客船ふ頭は全国各地で整備されてきています。その上、晴海への寄港を見ても、寄港回数の将来予測は困難です。
また、背後地の公共交通手段が未整備であり、最大級のクルーズ船の場合、先ほど答弁がありましたけれども、乗客乗員数八千人の移動手段には限界があります。
新客船ふ頭の完成は、オリンピック・パラリンピック開催の二〇一九年に完成を目指しているわけですが、現時点で、総事業費がまだわからないという状況です。新客船ふ頭整備は、不要不急のものです。
よって、今回の十三号地新客船ふ頭岸壁防波堤建設工事は反対です。
○島崎委員長 発言は終わりました。
お諮りいたします。
本案については、ただいまの意見を含め、委員長において取りまとめの上、財政委員長に報告いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
以上で契約議案の調査を終わります。
○島崎委員長 次に、付託議案の審査を行います。
第百十四号議案、平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、港湾局所管分を議題といたします。
本案については、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
以上で港湾局関係を終わります。
○島崎委員長 これより産業労働局関係に入ります。
付託議案の審査を行います。
第百十四号議案、平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費、産業労働局所管分を議題といたします。
本案については、既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
○尾崎委員 緊急雇用創出事業について質問します。
今年度で終了となる緊急雇用創出事業ですが、二〇〇八年から八年間の事業となりました。
緊急雇用創出事業のこの間の実績について伺います。
○小金井事業推進担当部長 緊急雇用創出事業は、平成二十年度の事業開始以来、失業者に対する臨時的な雇用の場を創出する事業や東日本大震災の被災者を雇用する事業など、都や区市町村において、二十六年末までで三千三百七十五事業を実施し、七万四千八百三十七人の新規雇用を創出してまいりました。
○尾崎委員 この間の実績は三千三百七十五事業ということです。
雇用の拡大や処遇改善に一定の役割を果たしたことは重要だと思います。特に、新規雇用者数が七万四千八百三十七人という実績は、区市町村だけの取り組みでは、なかなか実現できなかったのではないかと思います。
去年の委員会質疑でも取り上げましたが、二〇一四年度に今年度の事業計画があれば、今年度の事業は継続できたものです。取り組む区市町村での差があり、過去の事業計画よりも少なくなったことは残念です。
今後は、区市町村への説明などは丁寧に行い、取り組みの交流なども行いながら、全都的に事業が促進できるよう要望するものです。
年度の実績は、三月末を過ぎないとわかりませんが、緊急雇用創出事業の計画一覧を見ますと、区市町村の計画実施は七区五市の十二自治体、都は産業労働局の二事業です。
そこで、今年度の都の緊急雇用創出事業について、具体的な取り組みについて伺います。
○小金井事業推進担当部長 緊急雇用創出事業につきましては、失業者の就職に向けた支援に加えて、企業の従業員に対する処遇改善を図る事業も実施可能となっております。
このため、都は今年度、民間のノウハウを活用して、従業員向け研修の実施や人材コンサルタントの派遣などにより、職場定着促進や賃上げなどに意欲的な企業の支援も行っているところでございます。
○尾崎委員 都の事業計画では、地域展開型中小企業処遇改善サポート事業の支援見込み事業所数は三百三十四カ所、団体提案型処遇改善サポート事業の支援見込み事業所数は三百五十カ所となっています。
合わせると六百八十四カ所への支援見込みということですから、どれだけ定着ができたのか、どれだけ賃上げに効果があったのかなど、取り組みの教訓や今後の課題などを明らかにし、都の独自事業に生かしていくことを要望します。
この間、都の施策の努力はあっても、非正規雇用はふえ続け、四割に達しました。知事は、尋常ではない、非正規雇用対策を促進していく、個人消費が伸びないとだめと述べています。また、人材不足業種といわれる介護、保育、建築関係や中小企業は、採用も定着も大変困難な状況です。
都として、処遇改善と同時に賃上げへの支援は、今後も、ますます求められる取り組みです。雇用の安定は、都政の大きな課題です。都独自の支援策の拡充を求めて、質問を終わります。
○島崎委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
以上で産業労働局関係を終わります。
○島崎委員長 これより付託議案の審査を行います。
第百十四号議案、平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分を議題といたします。
本案については、既に質疑を終了しております。
これより採決を行います。
第百十四号議案、平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 異議なしと認めます。よって、第百十四号議案、平成二十七年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分は、原案のとおり決定いたしました。
以上で付託議案の審査を終わります。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時十四分散会
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