経済・港湾委員会速記録第十一号

平成二十四年十月二日(火曜日)
第八委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十四名
委員長伊藤まさき君
副委員長山崎 一輝君
副委員長興津 秀憲君
理事高倉 良生君
理事鈴木あきまさ君
理事伊藤 ゆう君
佐藤 広典君
神野 吉弘君
岡田眞理子君
三宅 正彦君
小磯 善彦君
きたしろ勝彦君
清水ひで子君
木内 良明君

 欠席委員 なし

 出席説明員
産業労働局局長中西  充君
次長保坂 政彦君
総務部長斎藤 真人君
中央卸売市場市場長塚本 直之君
管理部長塩見 清仁君
港湾局局長多羅尾光睦君
総務部長黒田 祥之君
労働委員会事務局局長岳野 尚代君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百六十九号議案 東京都工場立地法地域準則条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○伊藤(ま)委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書二件については、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○伊藤(ま)委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百六十九号議案を議題といたします。
 本案については、既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○清水委員 百六十九号議案、東京都工場立地法地域準則条例の一部を改正する条例に、反対の意見を述べます。
 この改正は、電気供給事業者が設置する太陽光発電所を、条例の届け出の対象となる特定工場から除外するなどというものです。これにより、太陽光発電所の中でも、敷地面積九千平米以上、建築物面積三千平米以上のメガソーラー発電所は、敷地面積の一五%の緑地設置義務がなくなります。
 今、再生可能エネルギーの最大限の普及と低エネルギー社会への本格的な取り組みが求められていますが、低エネルギー社会へ取り組む上では、都市部のヒートアイランド対策、緑の確保が欠かせません。
 再生可能エネルギーであっても、その導入に当たっては緑地設置義務を対象外とすべきではありません。よって、反対いたします。

○伊藤(ま)委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第百六十九号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○伊藤(ま)委員長 起立多数と認めます。よって、第百六十九号議案は原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○伊藤(ま)委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項については、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤(ま)委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○伊藤(ま)委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、中西産業労働局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○中西産業労働局長 本委員会所管四局を代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 伊藤委員長を初め委員の皆様方には、昨年十月以来、私ども四局の事務事業につきまして数々のご指導をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で賜りました貴重なご意見などにつきましては、十分に尊重させていただき、事務事業の執行に万全を期してまいります。
 今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○伊藤(ま)委員長 発言は終わりました。
 この際、私からもごあいさつを申し上げたいと思います。
 この一年間、大変ふつつかな委員長でございましたけれども、きょう、この日を迎えることができましたのは、ひとえに山崎副委員長、そして、興津副委員長を初めとして、この委員会所属の皆様方のご協力のたまものと、心から感謝を申し上げたいと思います。
 また、理事者の皆様方におかれましては、この委員会の運営に当たりまして、大変なご苦労や、また、ご協力をいただけましたこと、この場をおかりして心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
 この委員会でさまざまな質疑を行わせていただきましたけれども、その過程で出てまいりましたさまざまな意見や提案につきましては、それぞれ皆様方が日々の業務の中に十分反映をしていただいて、もって都民の生活に資する都政をしっかりと運営をしていただければというふうに思います。
 今、我が国内外の状況、大変厳しい状況でございます。今、都民や都政に対して、これまで以上に期待をし、また、希望を持っていただいていると思います。私たちの任期ももう一年を切りましたけれども、どうぞ委員皆様方におかれましては、それぞれの立場から引き続きご活躍をいただきますよう心よりご祈念を申し上げたいと思います。
 また、最後になりますけれども、この委員会の運営に、文字どおり一肌脱いでくれました永井書記、そして、花を添えてくれました高橋副書記、そして、議案法制課の津田さん、本当に議会局の皆様方に、最後、--(「気配りだね」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。感謝を申し上げまして、以上で簡単でございますけれども委員長としてのあいさつとさせていただきます。本当に皆様、ありがとうございました。(拍手)
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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