経済・港湾委員会速記録第十八号

平成二十三年十二月十三日(火曜日)
第八委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 十四名
委員長伊藤まさき君
副委員長山崎 一輝君
副委員長興津 秀憲君
理事高倉 良生君
理事伊藤 ゆう君
理事鈴木あきまさ君
三宅 正彦君
きたしろ勝彦君
神野 吉弘君
岡田眞理子君
佐藤 広典君
小磯 善彦君
清水ひで子君
木内 良明君

 欠席委員 なし

 出席説明員
産業労働局局長前田 信弘君
次長三枝 健二君
総務部長保坂 政彦君
中央卸売市場市場長中西  充君
管理部長塩見 清仁君
港湾局局長中井 敬三君
総務部長黒田 祥之君
労働委員会事務局局長加藤 英夫君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
・第百九十九号議案 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターに対する出資について
・第二百号議案 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターによる土地及び建物の譲渡の認可について
・第二百一号議案 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター定款の変更について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○伊藤(ま)委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書二件については、いずれも調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○伊藤(ま)委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百九十九号議案から第二百一号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○清水委員 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターに関する三件の議案について意見を表明いたします。
 新たな産技研への土地、建物、工作物の現物出資についてです。
 我が党は、第一に、産業技術研究所については、独法化ではなく直営で運営すべきこと、第二に、工業集積地である各地域に充実、拡大することこそ必要であること、第三に、臨海部への移転は、臨海会計への支援が目的であることなどから、問題があると考えています。
 しかし、西が丘、駒沢などを廃止し、区部地域での唯一の施設となり、中小企業振興に欠かせない試験研究機関を支援するものでもあり、本議案に賛成するものです。
 次に、旧産技研の土地及び建物の譲渡の認可、定款の変更についてです。
 旧西が丘庁舎の土地と建物を東京都に譲渡する案と、旧西が丘の廃止を含む定款変更には反対するものです。
 現在、中小製造業を取り巻く環境が厳しさを増す中で、中小製造業などの技術支援に期待する声は大きく高まっています。現に、新聞報道にもあったように、二年目を迎えた多摩テクノプラザでは、とりわけ依頼試験や機器利用が大きく増加しているといいます。多摩地域や区部地域の産技研を、この間、廃止、統合してきていることによることも大きな原因だと思います。
 こうしたときに、これまで研究開発、技術支援を担ってきた西が丘産技研を活用して業者の要望にこたえることなど、都として活用していくことこそ必要です。我が党はこのことを求めるものです。
 よって、これら二つの議案には反対いたします。
 以上です。

○伊藤(ま)委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百号議案及び第二百一号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○伊藤(ま)委員長 起立多数と認めます。よって、第二百号議案及び第二百一号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百九十九号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤(ま)委員長 異議なしと認めます。よって、第百九十九号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○伊藤(ま)委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項については、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○伊藤(ま)委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○伊藤(ま)委員長 この際、所管四局を代表いたしまして、前田産業労働局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○前田産業労働局長 本委員会所管四局を代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 伊藤まさき委員長を初め委員の皆様方には、本定例会にご提案申し上げた議案等につきまして、調査、質疑をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で賜りました貴重なご意見、ご指導につきましては、今後十分に尊重し、事務事業の執行に万全を期してまいります。
 今後とも、私ども所管四局に対しまして、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。まことにありがとうございました。

○伊藤(ま)委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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