経済・港湾委員会速記録第二号

平成二十年三月三日(月曜日)
第八委員会室
   午後十時十四分開議
 出席委員 十四名
委員長増子 博樹君
副委員長神林  茂君
副委員長大西由紀子君
理事山口  拓君
理事上野 和彦君
理事三宅 茂樹君
米沢 正和君
小竹ひろ子君
岡崎 幸夫君
清水ひで子君
田島 和明君
木内 良明君
川島 忠一君
馬場 裕子君

 欠席委員 なし

 出席説明員
産業労働局局長佐藤  広君
総務部長塚田 祐次君
商工部長三枝 健二君
金融部長目黒 克昭君
参事櫻井  務君
観光部長中尾根明子君
農林水産部長産形  稔君
雇用就業部長松本 泰之君
就業調整・能力開発改革担当部長小田 昭治君

本日の会議に付した事件
 産業労働局関係
提出議案について(説明)
・第百三十一号議案 平成二十年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 産業労働局所管分

○増子委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、産業労働局関係の平成二十年度補正予算案の説明聴取を行います。
 なお、本案については、本日は説明を聴取した後、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の委員会で行いますので、ご了承願います。
 これより産業労働局関係に入ります。
 第百三十一号議案、平成二十年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、産業労働局所管分について、理事者の説明を求めます。

○佐藤産業労働局長 先般、株式会社新銀行東京から知事あてに、追加出資の要請がございました。
 都におきましては、この要請を受けまして検討を行った結果、新銀行東京に対して四百億円の追加出資を行う旨の意思決定をいたしましたので、平成二十年度補正予算案としてお諮りするものでございます。
 それでは、今回提出をいたしました平成二十年度一般会計補正予算案につきまして、お手元の配布資料1に基づき、ご説明を申し上げます。
 一ページをお開きください。補正予算総括表でございます。
 平成二十年度予算につきましては、既に今定例会に提出をしております産業労働局所管の当初予算として、本資料の既定予算額の欄にお示ししたとおりでございます。
 今回の補正予算案は、歳出のうち、事業費に四百億円を増額し、歳出合計を三千百九十三億七千六百万円とするものでございます。
 また、歳入については補正を行わず、一般財源を充当することとし、差引一般財源の計は千二十九億一千七百万余円を計上いたします。
 次に、二ページをお開きください。(2)、補正予算内訳でございます。
 事項欄にありますとおり、今回補正を行う事業は金融支援で、既定予算額一千九百五十二億七千六百万円に四百億円を増額し、二千三百五十二億七千六百万円とするものでございます
 簡単でございますが、以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 この際、本案に対して資料要求のある方はご発言願います。

○馬場委員 それでは、予算特別委員会で資料要求をしておりますものと重複するものも含まれておりますが、当委員会での質疑に必要ということで、よろしくお願い申し上げます。
 まず、石原知事が新銀行東京への追加出資をすると判断するに至ったもととなる資料一式。
 新銀行東京の平成二十年三月期第三・四半期、二〇〇七年十二月末における四半期情報。
 新銀行東京の開業以降の債務超過企業、赤字企業への融資実績、件数と金額。
 新銀行東京の開業以降の、技術力、将来性重視型融資の計画と実績、件数と金額。
 新銀行東京の開業以降の融資実績で、月別、メニュー別の件数、金額。
 新銀行東京の開業以降の融資実績で、地区別の件数、金額。可能であれば、四半期ごとなど細かくお願いします。
 新銀行東京の開業以降の融資実績で、事業規模別の件数、金額。
 東京都信用保証協会の月別の業務概況、申込承諾保証債務残高、代位弁済回収。
 次に、東京都信用保証協会の保証承諾状況で、地区別の件数、金額。十七年度以降で、可能であれば、四半期ごとなど細かくお願いします。
 東京都信用保証協会の保証承諾状況で、事業規模別の件数、金額。
 新中期経営計画の数値目標と再建計画との比較。
 執行体制四百五十人から百二十人体制への年次計画と、管理部門、営業推進担当者の内訳。
 収益計画における損益計算書の内訳。
 収益計画における貸借対照表の内訳。
 新銀行マスタープラン策定時の一千億円の出資金の考え方。
 バーゼルⅡに基づく自己資本の充実度に関する事項。それぞれの資産額に対するリスクアセット額はどの程度か。
 また、十八年度決算時と十九年十二月決算時の数字がわかれば、それを対比したもの。
 次に、全株主リスト。
 コンプライアンス委員会の開催状況とその議事内容。
 統合リスク管理委員会の開催状況とその議事内容。
 新銀行東京がこれまで取得したソフトウエアの明細一覧、ベンダー購入ソフトウエア取得金額などです。
 本店、各支店ごとの運営経費。
 主なシステム委託、また、経営コンサルティング会社への支払い内訳明細とATM関連費用。
 それから、都及び都の監理団体が行った取引一覧と支出した補助金。
 平成二十三年度負債九百五十億円までの預金取り扱いとその支払い利息額。
 平成十九年五月二十二日付開催された取締役会議事録。
 それから、内部監査部門の定期監査の報告書。
 統合リスク管理委員会の履行状況。
 それから、最後になりますが、中小事業者向け融資保証残高の項目別に半期ごとの実績。
 以上です。よろしくお願いいたします。

○清水委員 代表質問で知事及び産業労働局長が答弁した内容の根拠となるすべての資料をお願いいたします。
 以上です。

○増子委員長 ただいま、馬場委員、清水委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、提出願います。

○山口委員 この際、委員会への知事の出席要請及び参考人招致を求める動議を提出いたします。

○増子委員長 ただいま山口理事から、知事の出席要請及び参考人招致を求める動議が提出されました。
 ただいまの動議は、起立により採決いたします。
 本動議に賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○増子委員長 起立少数と認めます。よって、知事の出席要請及び参考人招致を求める動議は否決されました。
 以上で産業労働局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後十時二十二分散会

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