経済・港湾委員会速記録第四号

平成十二年三月六日(月曜日)
   午後一時四分開議
 出席委員 十四名
委員長樺山 卓司君
副委員長藤井  一君
副委員長丸茂 勇夫君
理事松原 忠義君
理事林  知二君
理事大山  均君
服部ゆくお君
馬場 裕子君
山本  信君
木内 良明君
小松 恭子君
五十嵐 正君
山崎 孝明君
山本賢太郎君

 欠席委員 なし

 出席説明員
労働経済局局長大関東支夫君
総務部長鎌形 満征君
港湾局局長浪越 勝海君
総務部長阿部  功君

本日の会議に付した事件
 付託議案の審査(決定)
 ・第百四十四号議案 東京都緊急地域雇用特別基金条例
 ・第二百一号議案  平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、繰越明許費 経済・港湾委員会所管分
 ・第二百三号議案  平成十一年度東京都埋立事業会計補正予算(第一号)
 ・第二百四号議案  平成十一年度東京都臨海副都心開発事業会計補正予算(第一号)

○樺山委員長 ただいまから経済・港湾委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百四十四号議案、東京都緊急地域雇用特別基金条例、第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分、第二百三号議案、平成十一年度東京都埋立事業会計補正予算(第一号)及び第二百四号議案、平成十一年度東京都臨海副都心開発事業会計補正予算(第一号)を一括して議題といたします。
 本案については、既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○山本(信)委員 私からは、第二百三号議案、平成十一年度東京都埋立事業会計補正予算及び第二百四号議案、平成十一年度東京都臨海副都心開発事業会計補正予算について意見を申し上げます。
 この二つの会計の補正予算は、いずれも東京臨海高速鉄道株式会社に対する出資金を、それぞれ四十億六千五百万円ずつ増資するものであります。
 我が党は、臨海高速鉄道の建設そのものに反対するものではありませんけれども、今回の増資については、二つの問題点があると考えます。
 そもそも、この増資が必要となった原因は、工事費が当初計画から見て大きく膨らんだことにありますが、なぜこんなに膨らんだのかということについて、いまだに都民に、納得し得る説明はされておりません。
 さらに、これまで出資を行ってきたJRを初め銀行などの金融機関は、今回は増資をせず、東京都だけが負担をするものであり、負担の公平という立場から見ても、都民の理解は得られません。
 あわせて、今回、福祉の大幅な切り下げということを考えてみるときに、こうした八十億を超える増資がこの分野に行われるということは、都民の理解を得られないということは明らかであります。
 よって、この二つの案について反対することを申し上げて、意見といたします。
 以上です。

○樺山委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百三号議案及び第二百四号議案を一括して採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕

○樺山委員長 起立多数と認めます。よって、第二百三号議案及び第二百四号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百四十四号議案及び第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○樺山委員長 異議なしと認めます。よって、第百四十四号議案及び第二百一号議案、平成十一年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、繰越明許費、経済・港湾委員会所管分は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時八分散会

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