委員長 | 菅野 弘一君 |
副委員長 | 加藤 雅之君 |
副委員長 | 川松真一朗君 |
副委員長 | 伊藤 ゆう君 |
理事 | 慶野 信一君 |
理事 | 山口 拓君 |
理事 | 尾崎あや子君 |
理事 | 小松 大祐君 |
竹平ちはる君 | |
中田たかし君 | |
古城まさお君 | |
西崎つばさ君 | |
原 のり子君 | |
斉藤まりこ君 | |
藤田りょうこ君 | |
三宅 正彦君 | |
やまだ加奈子君 | |
菅原 直志君 | |
藤井あきら君 | |
ほっち易隆君 | |
森村 隆行君 | |
桐山ひとみ君 |
欠席委員 一名
出席説明員総務局 | 局長 | 村松 明典君 |
次長理事兼務 | 山口 真君 | |
総務部長 | 小平 基晴君 | |
福祉保健局 | 局長 | 中村 倫治君 |
総務部長 | 高野 克己君 | |
産業労働局 | 局長 | 坂本 雅彦君 |
次長 | 根本 浩志君 | |
総務部長 | 松本 明子君 |
本日の会議に付した事件
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止、医療提供体制の整備、経済活動への支援等の具体的方策について調査・検討を行う。
副委員長の互選
理事の互選
報告事項(説明)
・リバウンド警戒期間における取組について
閉会中の継続調査について
○菅野委員長 ただいまから新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を開会いたします。
初めに、委員の辞任及び選任について申し上げます。
去る三月十八日の本会議におきまして、伊藤こういち議員の本委員会委員の辞任が許可され、新たに慶野信一議員が本委員会委員に選任されました。
この際、新任の委員を紹介いたします。
慶野信一委員です。
〔委員挨拶〕
○菅野委員長 紹介は終わりました。
○菅野委員長 次に、伊藤こういち副委員長の辞任に伴い、副委員長一名が欠員となりましたので、これより副委員長の互選を行います。
互選の方法はいかがいたしましょうか。
○中田委員 委員長の指名推選の方法によることとし、直ちに指名していただきたいと思います。
○菅野委員長 ただいまの動議にご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認めます。よって、副委員長には加藤雅之理事をご指名申し上げます。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認めます。よって、副委員長には加藤雅之理事が当選されました。
加藤副委員長より就任のご挨拶があります。
よろしくお願いいたします。
○加藤副委員長 ただいま副委員長のご推挙をいただきました都議会公明党の加藤雅之でございます。
東京都はリバウンド警戒期間に入りましたけれども、いつ再び感染が拡大するか分かりません。当委員会が果たす役割は大変大きいというふうに思いまして、都民の生活、そして命を守っていくことが、この委員会の果たす役割だと思いますので、しっかりこれからも委員長を補佐し、当委員会の運営が円滑に行われますよう、しっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○菅野委員長 ありがとうございました。
○菅野委員長 次に、加藤雅之理事の副委員長就任に伴い、理事一名が欠員となりましたので、これより理事の互選を行います。
互選の方法はいかがいたしましょうか。
○中田委員 委員長の指名推選の方法によることとし、直ちに指名していただきたいと思います。
○菅野委員長 ただいまの動議にご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認めます。よって、理事には慶野信一委員をご指名申し上げます。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認めます。よって、理事には慶野信一委員が当選されました。
○菅野委員長 次に、議席について申し上げます。
議席につきましては、お手元配布の議席表のとおりといたしますので、ご了承願います。
○菅野委員長 これより新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止、医療提供体制の整備、経済活動への支援等の具体的方策について調査検討を行います。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、報告事項の聴取及び閉会中の継続調査の申出の決定を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめますので、ご了承願います。
それでは、理事者から報告の申出がありますので、これを聴取いたします。
○小平総務局総務部長 今回の都のリバウンド警戒期間における取組についてご説明いたします。
これは、令和四年三月十七日の第七十二回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議において決定されたものでございます。
まず、資料第1号の総務局分についてご説明をいたします。
それでは、二ページをご覧ください。
本取組の区域は都内全域とし、期間は三月二十二日から四月二十四日までの約一か月間といたします。
現行の医療提供体制の維持、ワクチン接種のさらなる加速、徹底した感染リスクの回避を三つの柱として、医療の逼迫を招かないよう取り組んでまいります。
次に、四ページをご覧ください。都民向けの要請、協力依頼でございます。
混雑している場所や時間を避けて行動すること、会食は少人数、短時間で実施することなどについて協力を依頼いたします。
また、三つの密の回避やマスクの着用など基本的な感染防止対策を徹底することや、感染に不安を感じる方は検査を受けていただくことを要請いたします。
次に、五ページをご覧ください。事業者向けの要請、協力依頼でございます。
飲食店等ですが、「徹底点検TOKYOサポート」プロジェクトにおける点検済証の交付を受けた店、認証済店は、原則、同一グループの同一テーブルの入店案内を四人以内、滞在時間を二時間以内とするよう協力を依頼いたします。
点検済証の交付を受けていない店、非認証店に対しましては、酒類の提供、持込みを二十一時までとすることなどについて協力を依頼いたします。
続きまして、六ページをご覧ください。飲食店以外のその他の施設でございます。
イベントの開催制限に沿った施設の使用を要請するとともに、特措法に規定される感染対策の実施などにつきまして協力を依頼いたします。
次に、七ページをご覧ください。学校等でございます。
基本的な感染防止策の徹底、大学等におきましては、部活動や課外活動における感染リスクの高い活動を制限または自粛することなどにつきまして協力を依頼いたします。
次に、八ページをご覧ください。イベントの開催制限でございます。
イベント主催者等に対しまして、表に記載のとおり、規模要件に沿った開催、イベント等の前後の活動における基本的な感染対策の徹底や、直行直帰の呼びかけを行うこと等を要請いたします。
最後に、九ページをご覧ください。
職場への出勤等につきましては、テレワークの推進や、基本的な感染防止策の徹底につきまして協力を依頼いたします。
また、事業者に対しましては、飲食、イベント、旅行等の活動に際しまして、TOKYOワクション等を活用したワクチン接種歴の確認や陰性の検査結果を確認する取組を推奨いたします。
総務局からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○高野福祉保健局総務部長 それでは、福祉保健局から、医療提供体制等につきましてご報告いたします。
恐れ入りますが、お手元にお配りしてございます資料第2号をご覧ください。
二ページをお開き願います。こちらは、第一波から第六波にかけての新規陽性者数と重症者数を比較した表でございます。
三月十七日に行われたモニタリング会議において、上田医療体制戦略監から、とりわけ第六波のオミクロン株では、デルタ株が流行した第五波と比べて、新規陽性者数は大幅に増えたが、重症者数は少なくなっているとのご指摘がございました。また、医療提供体制の逼迫を招かないようにすることが何よりも重要であり、医療提供体制については、現行の体制を当面維持していくことが必要であるとのご指摘もございました。
三ページをお開き願います。こちらは保健、医療提供体制の全体像でございます。
重点措置期間終了後も、確保病床や宿泊療養施設など現行の体制を、基本的に当面維持してまいります。また、重症化しやすい高齢者や感染が広がっている子供への対策をさらに強化してまいります。
一方で、重症者用病床につきましては、一般救急とのバランスを踏まえ、弾力的に運用してまいります。
なお、不安を感じる方に対する無料検査は、引き続き四月二十四日まで継続いたします。また、これまで実施してきた濃厚接触者への検査キットの配布につきましても、実施期間を四月二十四日まで延長いたします。
四ページをお開き願います。次に、高齢者対策についてでございます。
高齢者等医療支援型の臨時の医療施設である旧東京女子医大東医療センターの体制を強化し、さらに多くの方を受け入れてまいります。
また、これまで医療従事者につきましては、濃厚接触者になった場合、毎日検査することにより業務に従事できることとなっておりましたが、今回、この仕組みが高齢者施設や保育施設の職員にも拡大されることになったため、集中的検査で配布している検査キットを積極的に活用してまいります。
さらに、高齢者施設を巡回するワクチンバスは、接種体制を五チームに増強して接種を進めております。
五ページをお開き願います。
これまでに、入院調整本部による転退院支援の強化により、一月以降、千三百件を超える転退院を実施してまいりました。
病床を有効活用するため、新型コロナの治療が終了した高齢者につきまして、療養病床への転院をさらに促進してまいります。
あわせて、介護度にかかわらず要介護の患者を受け入れられるよう、診療報酬の引上げを国に要望いたしました。
六ページをお開き願います。次に、子供への対策についてでございます。
先ほど申し上げたとおり、保育施設などの職員が濃厚接触者になった場合にも、集中的検査で配布した検査キットを積極的に活用してまいります。
また、三月十四日から、ワクチン大規模接種会場である三楽病院で子供が接種する際に、同時に接種を希望する保護者に対しましても接種の機会を提供しております。
七ページをお開き願います。
自宅で療養する子供の容体が変化した際、速やかに往診やオンライン診療を実施するため、往診体制強化事業に参加している医療機関による子供への往診を実施するとともに、夜間、休日においても、子供への往診体制を確保いたします。
八ページをお開き願います。
モニタリング会議では、宮坂先生、小原先生から、三回目接種の必要性、有効性のお話がございました。三回目接種をすることにより、BA・1、BA・2の両方に対する備えとなるとのことでした。
九ページをお開き願います。都民の三回目接種率の推移についてでございます。
三月下旬には、都内全人口の四〇%を超える見込みでございます。これは、第五波で新規陽性者数が減少に転じた水準となります。
一〇ページをお開き願います。
三回目のワクチン接種をできるだけ前倒しで実施していくため、都大規模接種会場における接種をさらに推進してまいります。
都では、現在、ご覧の十四会場とワクチンバスで一日二万回の接種体制を用意しております。
一一ページをお開き願います。
高齢者施設のワクチン接種が順調に進んでいることから、本日、奥多摩町にワクチンバスを派遣し、地元自治体と連携して小児接種を実施いたします。他の自治体にも、ご希望があればお伺いいたします。
これらの取組により、新型コロナウイルス感染症対策を進めてまいります。
福祉保健局からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○松本産業労働局総務部長 産業労働局から、企業の事業継続に向けた取組についてご説明させていただきます。
恐れ入りますが、お手元にお配りしてございます資料第3号をご覧ください。
二ページをお開きください。
事業者の皆様には、テレワークや時差出勤など、人との接触を低減する取組の徹底をお願いしております。
また、都として、事業継続の後押しを引き続き行ってまいります。
ホテルで宿泊しながらテレワークをする取組へのサポートや、同じくホテルを日帰りのサテライトオフィスとして提供する事業の実施期間などを四月末まで延長いたします。
また、日々の食料品を提供する中小のスーパーやコンビニでの働き手の確保支援について、申込期間を四月二十四日まで延長いたします。
このほか、コロナ禍で営業に影響を受ける飲食事業者が新たにデリバリーサービス等を始める際のサポートや、業界ごとのガイドラインに沿った感染防止対策への支援なども継続して実施いたします。
引き続き、こうした取組を総合的に展開して、事業者の皆様をサポートしてまいります。
産業労働局からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○菅野委員長 報告は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○藤田委員 八点の資料を要求いたします。
一点目は、東京都新型コロナウイルス感染症対策審議会の議事録、三月四日、十七日分。
二点目、東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議の議事録、三月四日、十七日分。
三点目、新型コロナウイルス感染症専用医療施設の医師、看護要員従事人数の動き。
四点目、新型コロナウイルス感染症専用医療施設の延べ入院患者数の推移、月別。
五点目、新型コロナウイルスに関連した死亡者に関わる月別、年代別内訳。
六点目、新型コロナウイルスに関連した自宅療養者の死亡者数の推移、年代別。
七点目、ワクチンバスによる接種の実績、施設数、接種数。
八点目、医療機関における無症状濃厚接触者への受診前のPCR検査キットの配布実績、配布数、検査実施数です。
以上です。
○菅野委員長 ほかにございますでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 ないですね。
ただいま藤田委員の方から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
○菅野委員長 次に、本委員会に付託されております調査事件についてお諮りいたします。
本件は、今定例会中に調査を終了することができませんので、閉会中の継続調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅野委員長 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後三時四十五分散会
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