建設・住宅委員会速記録第八号

平成十四年六月二十一日(金曜日)
第九委員会室
午後一時八分開議
 出席委員 十三名
委員長田代ひろし君
副委員長前島信次郎君
副委員長星野 篤功君
理事花輪ともふみ君
理事川井しげお君
理事新井美沙子君
伊沢けい子君
山田 忠昭君
林田  武君
小礒  明君
西条 庄治君
大山とも子君
池田 梅夫君

 欠席委員 一名

 出席説明員
住宅局局長橋本  勲君
技監小関 尚久君
総務部長関谷 保夫君
建設局局長山下 保博君
次長平井 健一君
道路監小峰 良介君
理事石河 信一君
総務部長森澤 正範君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
 ・第百七十六号議案 東京都市計画事業環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業施行規程
 ・第百九十一号議案 土地の売払いについて
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○田代委員長 ただいまから建設・住宅委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 昨日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承を願います。

○田代委員長 次に、今後の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせました。
 なお、そのほかに、必要な場合の視察につきましては、その取り扱いを委員長に一任いただきたいと存じます。あわせてご了承をお願い申し上げます。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査、調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百七十六号議案及び第百九十一号議案を一括して議題といたします。
 本案については、既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対して発言の申し出がありますので、これを許します。

○伊沢委員 百七十六号議案について意見を述べます。
 この環状二号線新橋・虎ノ門地区事業についてですが、この事業は昭和二十一年に決定をされ、その後、バブルの時期に計画が再燃をし、そして現在、継続されようとしております。しかし、バブルも崩壊をし、現在、先の見えない不況の中にあります。また、都も未曾有の財政難の中にある時期です。
 こういう時期に、効果も不明であり、また住民の補償も、昨日の委員会でも明らかにされましたように、明らかにされていないまま、住民の利害と反するこういう計画については、今こそ見直すべきではないでしょうか。
 また、この事業については、北新宿などで計画されている再開発などとも通じるものであり、住民との利害や、また効果という意味で考えますと、こういう事業については見直し、中止をすべきであるというふうに考えます。
 以上、討論をして終わります。

○田代委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百七十六号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕

○田代委員長 起立多数と認めます。よって、第百七十六号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百九十一号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕

○田代委員長 起立多数と認めます。よって、第百九十一号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○田代委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと存じますが、これにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田代委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○田代委員長 この際、所管局を代表いたしまして、建設局長より発言を求められておりますので、これを許します。

○山下建設局長 お許しをいただき、所管二局を代表いたしまして、一言、御礼のごあいさつを申し上げます。
 このたびの定例会に提案をいたしました案件及び報告につきましては、委員長を初め委員の皆様の熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいります。今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 大変簡単ではございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○田代委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会といたします。
   午後一時十三分散会

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