建設・住宅委員会速記録第十六号

平成十三年十二月十四日(金曜日)
午後一時十五分開議
 出席委員 十四名
委員長田代ひろし君
副委員長前島信次郎君
副委員長星野 篤功君
理事花輪ともふみ君
理事川井しげお君
理事新井美沙子君
伊沢けい子君
ともとし春久君
山田 忠昭君
林田  武君
小礒  明君
西条 庄治君
大山とも子君
池田 梅夫君

 欠席委員 なし

 出席説明員
住宅局局長橋本  勲君
技監小関 尚久君
総務部長関谷 保夫君
多摩都市整備本部本部長石河 信一君
管理部長長野  宏君
建設局局長山下 保博君
次長平井 健一君
道路監小峰 良介君
総務部長森澤 正範君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
 ・第百八十一号議案 臨時東京都多摩、八王子、町田新住宅市街地下水道条例を廃止する条例
 ・第百八十二号議案 東京都公園審議会条例の一部を改正する条例
 ・第百八十三号議案 東京都市計画事業北新宿地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○田代委員長 ただいまから建設・住宅委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 昨日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書三件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○田代委員長 次に、今後の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会でお手元配布の日程のとおり申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに閉会中における請願陳情及び特定事件の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百八十一号議案から第百八十三号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対して発言の申し出がありますので、これを許します。

○大山委員 私は、第百八十三号議案、東京都市計画事業北新宿地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例について意見を述べます。
 本議案は、放射六号線の二〇〇五年度開通と権利者棟の建設のため、工区を区切るという提案です。
 本来、放射六号線の事業ならば道路事業で実施すればよいものです。それを再開発事業で行うことにより、地上げによって地域を虫食い状態にした地上げ業者を実質的に救済することになります。また、開発中心の再開発事業が軒並み赤字となり、財政的にも大きな負担をつくり出していることは、他の開発型の再開発事業を見ても明らかになっていることです。
 同時に、北新宿の再開発事業では、住民に対し、住み続けることを希望する方々は住み続けられる、都営住宅もつくると約束したにもかかわらず、都営住宅をつくるという約束を一方的にほごにしたことは許されないことです。この地域に多い弱小権利者や、借家住まいの方々に展望を失わせています。約束どおり都営住宅を建てることを引き続き努力することを強く要求します。
 よって、百八十三号議案に反対します。

○田代委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百八十三号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕

○田代委員長 起立多数と認めます。よって、第百八十三号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百八十一号議案及び第百八十二号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田代委員長 異議なしと認めます。よって、第百八十一号議案及び第百八十二号議案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○田代委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと存じますが、これにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田代委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○田代委員長 この際、所管三局を代表いたしまして建設局長より発言を求められておりますので、これを許します。

○山下建設局長 お許しをいただき、所管三局を代表いたしまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 このたびの定例会に提案をいたしました案件及び報告につきましては、委員長を初め委員の皆様の熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいります。今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願いを申し上げます。
 大変簡単ではございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○田代委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十分散会

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