議会運営委員会速記録第三号

令和七年十月八日(水曜日)
議会運営委員会室
午後二時三十分開議
出席委員 二十三名
委員長おじま紘平君
副委員長後藤 なみ君
副委員長小松 大祐君
副委員長竹井ようこ君
理事森村 隆行君
理事内山 真吾君
理事平田みつよし君
理事中田たかし君
理事東村 邦浩君
理事里吉 ゆみ君
坂本まさし君
望月まさのり君
伊藤 大輔君
尾崎 大介君
増山あすか君
渋谷のぶゆき君
風間ゆたか君
西沢けいた君
まつば多美子君
小林 健二君
とや英津子君
米倉 春奈君
宮崎 大輔君

欠席委員 なし

議長増子 博樹君
副議長菅野 弘一君

本日の会議に付した事件
都議会のあり方検討会について
委員会の審査状況について
文書質問について 委員長の口頭報告について
討論について
意見書、決議について
継続案件について
東京都議会議員政治倫理審査会委員の任命について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について

○おじま委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、都議会のあり方検討会について申し上げます。
 本件につきましては、先日の理事会において、議会運営委員会理事会の下に設置することといたしました。
 設置要綱及び委員につきましては、お手元配布の資料のとおりです。ご了承願います。
 この際、竹井副委員長及び里吉理事から発言がございます。

○竹井委員 議会のあり方検討会につきましては、非常に大切な検討会ということで、もちろん賛成をするものなんですが、構成について、この間いろいろと議論をさせていただいて、ぜひここに一人会派の方を入れて、ご意見をきちんと述べていただく場をつくりたいということで私たちも申し上げてきたところでありますけれども、なかなかそういった形にはなりませんでしたが、ぜひ一人会派の方の意見が尊重される形であり方検討会が運営されることをここで要望をさせていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
 以上です。

○里吉委員 都議会のあり方検討会の設置について、要望、意見を申し上げます。
 議会は、民主主義実現の場そのものであり、これまでの蓄積を大切にしながら、常にアップデートしていくことが必要です。そのためには、議会改革について議論する場が必要であり、日本共産党都議団として、あり方検討委員会設置要綱を議運理事会に提案をいたしました。
 話合いの中で設置された都議会のあり方検討会については了承するものですが、我が党が求めてきた一人会派、少数会派の扱いについて一言申し上げます。
 日本共産党都議団は、議会運営に関わることや議会の在り方についての議論の場には、全ての会派が参加するべきだと一貫して求めてまいりました。議会のあり方検討会については、一人会派、少数会派からも直接あり方検討会の議論に参加したい旨の要望が出されていました。
 よって、これからスタートするあり方検討会では、議題となるテーマについて、一人会派、少数会派から丁寧に意見を聞くことや、場合によっては会議に参加してもらう機会を設けるなど、全ての会派の意見を聞きながら進めることを要望します。
 また、そのためにも、非公開となる打合会は議事の整理にとどめ、具体的な議論は公開の場で行うことを強く求めておきます。
 開かれた都議会にしていくことが大きな課題になる都議会のあり方検討会ですから、開かれた場で討論していただきたいということを要望して、意見といたします。

○おじま委員長 検討会の座長に対しては、議会運営委員会において議論があった内容につきまして、私から申し送りをしたいと思います。ご了承願います。

○おじま委員長 次に、委員会の審査状況につきましてご報告いたします。
 各常任委員会とも、付託議案の審査は全て終了いたしました。

○おじま委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、二十四名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明九日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○おじま委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会及び特別委員会からの委員長の口頭報告はございません。

○おじま委員長 次に、討論について、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論について、行うのは八会派、行う順序は都民ファ、自民党、立憲ミネ無、公明党、日本共産党、国民民主党、参政党、自由守る会、所要時間は各会派十分程度。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 お手元配布の意見書・決議調べのとおり、意見書一件の案文は、文教委員会において調整済みですので、明九日の本会議に上程し、議決をすることになります。ご了承願います。

○おじま委員長 次に、継続案件について申し上げます。
 各特別委員会から、お手元配布の継続審査事項表のとおり、それぞれ申出がありました。
 本件は、明九日の本会議において、継続審査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○おじま委員長 次に、東京都議会議員政治倫理審査会委員の任命についてご協議願います。
 本件につきましては、東京都議会議員の政治倫理に関する条例第五条第三項の規定により、議会運営委員会の協議を経た上で議会の会議に諮ることといたしております。
 つきましては、お手元配布の名簿のとおり、議長において試案を作成いたしました。
 本件につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果、まず、東京都議会議員の政治倫理に関する条例第五条第三項第一号の規定による議会が推薦する委員につきましては、お手元配布の名簿のうち、江藤俊昭氏及び内田一夫氏とすることとなりました。
 次に、お手元配布の名簿のとおり、東京都議会議員政治倫理審査会委員を任命することについて、明九日の本会議に上程し、議決することとなりました。
 本件につきましては、いずれも理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、明九日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことです。ご了承願います。

○おじま委員長 次に、明九日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和七年第三回定例会会議順序(4)をご覧いただきたいと存じます。
 明十月九日、午後一時に開議いたします。
 まず、諸報告が六件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から第四十七までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第一からオの日程第七までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、カの日程第八から第四十六まで及びキの日程第四十七につきましては、それぞれ簡易採決でございます。
 続いて、追加日程に入りまして、8の追加日程第一、意見書一件を上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、ただいまご協議いただきました結果、上程することになりました東京都議会議員政治倫理審査会委員の任命を追加日程第二として上程し、議決いたします。自由守る会及び無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決となります。
 次に、令和六年度各会計決算特別委員会及び令和六年度公営企業会計決算特別委員会の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願二件、陳情三十五件の計三十七件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行い、閉議・閉会となります。
 所要時間は、おおむね一時間四十分程度を予定しております。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、本委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない陳情及びお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 本件は、明九日の本会議において、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後二時三十八分散会