議会運営委員会速記録第二号

令和七年九月十七日(水曜日)
議会運営委員会室
午前十一時三十分開議
出席委員 二十三名
委員長おじま紘平君
副委員長後藤 なみ君
副委員長小松 大祐君
副委員長竹井ようこ君
理事森村 隆行君
理事内山 真吾君
理事平田みつよし君
理事中田たかし君
理事東村 邦浩君
理事里吉 ゆみ君
坂本まさし君
望月まさのり君
伊藤 大輔君
尾崎 大介君
増山あすか君
渋谷のぶゆき君
風間ゆたか君
西沢けいた君
まつば多美子君
小林 健二君
とや英津子君
米倉 春奈君
宮崎 大輔君

欠席委員 なし

議長増子 博樹君
副議長菅野 弘一君
財務局長山下  聡君

本日の会議に付した事件
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
第三回定例会の招集について
第三回定例会提出予定案件について
議席の変更について
知事発言について
令和六年度各会計決算の認定について
令和六年度公営企業各会計決算の認定について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について

○おじま委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 九月十二日付をもって、関野たかなり議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申出がありました。
 本件は、同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で尾崎大介議員を選任いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
 この際、尾崎大介委員を紹介いたします。

○尾崎委員 尾崎と申します。

○おじま委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、お手元配布の議席表(案)のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○おじま委員長 次に、第三回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、九月二十四日に招集したい旨、議長に申出がありましたので、ご報告いたします。

○おじま委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、山下財務局長から説明があります。

○山下財務局長 ご説明申し上げます。
 第三回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和七年第三回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ四十六件でございます。
 内訳は、条例案十六件、契約案十三件、事件案十七件でございます。このほか、人事案十二件を予定しております。
 主な案件につきましてご説明申し上げます。
 件名表の一ページをご覧ください。条例案でございます。
 一部を改正する条例が十六件ございます。
 1の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用並びに特定個人情報の利用及び提供に関する条例の一部を改正する条例は、いわゆるマイナンバー法の規定に基づき、個人番号を利用することができる事務等を追加するものなどでございます。
 4の東京都営住宅条例の一部を改正する条例は、高額所得者認定に係る収入の計算におきまして、パートナーシップ関係の相手方を配偶者と同様の取扱いに改めるほか、規定を整備するものでございます。
 二ページをご覧ください。6の東京都民生委員定数条例の一部を改正する条例は、民生委員の定数を改めるものでございます。
 四ページをご覧ください。13の大気汚染に係る健康障害者に対する医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例は、対象者が医療費の助成を受ける際に病院等に提示するものとして、個人番号カードを追加するものでございます。
 14の公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例の一部を改正する条例は、水質検査に係る技術の進展等を踏まえ、公衆浴場の衛生に必要な措置等の基準を改めるものでございます。
 15の東京都給水条例の一部を改正する条例及び16の東京都下水道条例の一部を改正する条例は、災害その他非常の場合における給水装置工事及び排水設備工事の適正な実施を図るため、当該工事の施行に係る規定を改めるものでございます。
 このほか、法令改正に伴い規定を整備するものが九件ございます。
 五ページをご覧ください。契約案でございます。
 1の都営住宅七CH―一〇一西(調布市緑ケ丘二丁目・調布市施設)工事請負契約から、八ページ、13の稲城多摩トンネル(仮称)(七)擁壁築造工事請負契約まで合計十三件を予定しております。
 契約金額の総額は約二百六十一億円でございます。
 九ページをご覧ください。事件案でございます。
 1は東京都地域防災計画に基づき、備蓄用の食料を買い入れるもの、2は土地信託の期間を延長するもの、3は地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターの中期目標を定めるもの、4は東京都調布飛行場内の都有地を不法に占有する被告に対し、建物等収去土地明渡し及び使用料相当損害金等の支払いを求めて訴えを提起するもの、一〇ページの5は東京都八丈島空港用の化学消防車を買い入れるもの、6は練馬城址公園用地として土地を買い入れるもの、7は多摩都市モノレールの延伸に伴い、軌道工事施行の認可申請に関しまして、道路管理者として意見を述べるに際し、軌道法施行令の規定に基づき議会の意見を徴するもの、8から一三ページ、17までの十件は東京消防庁の特種用途自動車を買い入れるものでございます。
 事件案は以上十七件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案につきましてご説明いたします。
 まず、お手元配布資料、東京都名誉都民候補者をご覧ください。
 東京都名誉都民選考委員会で、草笛光子氏、戸田奈津子氏、三村明夫氏の各氏が選定されました。
 選定の同意につきましては、十月一日の顕彰式に向け手続に準備期間が必要となりますので、早期の議決をいただきたいと考えてございます。
 続きまして、資料、東京都公安委員会委員をご覧ください。
 二名の委員が十月十九日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、廣瀬道明氏及び木村光江氏を再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都人事委員会委員をご覧ください。
 一名の委員が十月二十七日に任期満了となりますので、上段、今回選任を予定する委員の欄に記載のとおり、名執雅子氏を新たに選任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都公害審査会委員をご覧ください。
 一名の委員が欠員となっておりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、上田麻理氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都土地利用審査会委員をご覧ください。
 在任中の全委員が十月二十四日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、森本章倫氏、吉田尚子氏、稲葉勝巳氏及び町田怜子氏を再任し、飯田晶子氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 それぞれご同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 最後になりますが、令和六年度東京都各会計歳入歳出決算及び令和六年度東京都公営企業各会計決算の認定に関する決算書等につきましては、準備が整い次第送付をいたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○おじま委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、名誉都民の選定の同意につきましては、定例会招集当日の本会議に上程し、また、その他の人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、いずれも委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、議席の変更について申し上げます。
 都民ファ及び公明党より、お手元配布の議席変更表のとおり議席を変更したい旨、それぞれ議長に申出がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において、申出のとおり議席の変更を行いたいと思いますので、ご了承願います。

○おじま委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は三十五分程度とのことです。

○おじま委員長 次に、令和六年度各会計決算の認定についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の設置要綱(案)のとおり、令和六年度各会計決算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和六年度各会計決算特別委員会設置要綱(案)をご覧いただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称及び設置の根拠につきましては、それぞれ1、2及び3に記載のとおりでございます。
 次に、4の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、委員は三十一名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
 なお、委員の割当ては、(2)にございますように、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、各会派への委員の割当ては、都民ファ八名、自民党、立憲ミネ無及び公明党各五名、日本共産党四名、国民民主党二名、参政党及び自由守る会各一名となりました。
 なお、役員の構成でございますが、委員長は都民ファから、副委員長三名につきましては、都民ファ、自民党及び立憲ミネ無から各一名となりました。また、理事六名につきましては、都民ファ二名、自民党、立憲ミネ無、公明党及び日本共産党から各一名となりました。
 また、(3)にございますように、委員会に三つの分科会を設けます。
 分科会の役員構成は、(4)にございますように、委員長一名及び副委員長二名を置き、分科会の委員長は委員会の副委員長をもって充て、分科会の副委員長は委員会の理事をもって充てることといたしております。
 次に、分科会の名称と分担事項については、(5)に記載のとおりでございます。
 次に、5の審査の方法でございますが、(1)にございますように、委員会での概要説明、分科会での説明及び質疑、委員会での質疑、意見開陳及び表決の順で行うことといたしております。
 また、委員会、各分科会の場所については、(2)に記載のとおりでございます。
 次に、6の審査の期限でございますが、本年第四回定例会までといたしております。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がございますので、委員の選定届は、九月十八日正午までに議長までご提出願います。

○おじま委員長 次に、令和六年度公営企業各会計決算の認定についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の設置要綱(案)のとおり、令和六年度公営企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和六年度公営企業会計決算特別委員会設置要綱(案)をご覧いただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称及び設置の根拠につきましては、それぞれ1、2及び3に記載のとおりでございます。
 次に、4の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、委員は二十三名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事五名を置くことといたしております。
 なお、委員の割当ては、(2)にございますように、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、各会派への委員の割当ては、都民ファ六名、自民党及び立憲ミネ無各四名、公明党及び日本共産党各三名、国民民主党二名、参政党一名となりました。
 なお、役員の構成でございますが、委員長は自民党から、副委員長三名につきましては、都民ファ、自民党及び立憲ミネ無から各一名となりました。また、理事五名につきましては、都民ファ、自民党、立憲ミネ無、公明党及び日本共産党から各一名となりました。
 また、(3)にございますように、委員会に二つの分科会を設けます。
 分科会の役員構成は、(4)にございますように、委員長一名及び副委員長三名を置き、分科会の委員長は委員会の副委員長をもって充て、分科会の副委員長は委員会の副委員長及び理事をもって充てることといたしております。
 次に、分科会の名称と分担事項については、(5)に記載のとおりでございます。
 次に、5の審査の方法でございますが、(1)にございますように、委員会での概要説明、分科会での説明及び質疑、委員会での質疑、意見開陳及び表決の順で行うことといたしております。
 また、委員会、各分科会の場所については、(2)に記載のとおりでございます。
 次に、6の審査の期限でございますが、本年第四回定例会までといたしております。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がございますので、委員の選定届は、九月十八日正午までに議長までご提出願います。

○おじま委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和七年第三回定例会会議予定表(案)をご覧いただきたいと存じます。
 本日十七日が告示日でございまして、会期は九月二十四日から十月九日までの十六日間でございます。
 九月二十四日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 九月二十五日から二十九日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 九月三十日及び十月二日の二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 なお、十月一日は議事の都合により休会といたします。
 十月二日の一般質問終了後、議案を常任委員会に付託するとともに、令和六年度各会計決算特別委員会及び令和六年度公営企業会計決算特別委員会を設置いたしまして、決算の認定について付託をいたします。
 十月三日から八日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 十月九日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、質問時間の割り振りにつきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派の質問時間は、都民ファ九十一分、自民党六十二分、立憲ミネ無六十二分、公明党五十四分、日本共産党四十分、国民民主党二十五分、参政党八分、自由守る会六分、合計三百四十八分となりました。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、代表質問について申し上げます。
 代表質問の終了時間につきましては、午後九時を目途とし、また、第一回定例会においては、午後九時を終了時間とした場合の質問可能時間を各会派に案分した時間を上限として協議をする旨、申し合わせております。ご了承願います。

○おじま委員長 次に、無所属の質問について申し上げます。
 先ほどの理事会協議の結果、無所属につきましては、従前のとおり、第三回定例会から第二回定例会の間に、年一回十三分で質問することといたしました。ご了承願います。
 なお、質問通告書は、九月二十六日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書につきましては、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○おじま委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、十月八日正午までに議長までご提出願います。

○おじま委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 九月二十五日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で十月八日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。

○おじま委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の第三回定例会開会当日の音楽演奏(案)をご覧いただきたいと存じます。
 演奏日時は、九月二十四日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、クライスラー作曲「愛の喜び」外二曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送に併せまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○おじま委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりをいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時四十八分散会