議会運営委員会速記録第四十二号

令和七年六月五日(木曜日)
議会運営委員会室
午後六時二十四分開議
出席委員 二十三名
委員長小松 大祐君
副委員長松田 康将君
副委員長村松 一希君
副委員長東村 邦浩君
理事川松真一朗君
理事林あきひろ君
理事後藤 なみ君
理事まつば多美子君
理事和泉なおみ君
理事竹井ようこ君
田の上いくこ君
上田 令子君
福島りえこ君
平田みつよし君
浜中のりかた君
入江のぶこ君
森口つかさ君
中山 信行君
小林 健二君
白石たみお君
里吉 ゆみ君
池川 友一君
西崎つばさ君

欠席委員 なし

議長増子ひろき君
副議長谷村 孝彦君
財務局長山下  聡君

本日の会議に付した事件
追加提出案件について
委員会の審査状況について
文書質問について 委員長の口頭報告について
討論について
議員提出議案について
意見書について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について

○小松委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、知事より追加提出されます案件につきまして、山下財務局長から説明があります。

○山下財務局長 追加提出議案につきましてご説明申し上げます。
 今回提出を予定しております議案は、お手元の令和七年第二回東京都議会定例会提出予定議案件名表(追加分)表紙に記載のとおり、条例案一件でございます。
 裏面をご覧ください。東京都議会議員及び東京都知事の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例は、公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、東京都議会議員及び東京都知事の選挙における選挙運動の公費負担の限度額を改定するものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小松委員長 説明は終わりました。お疲れさまでございました。
 ただいま説明のありました案件につきましては、先ほどの理事会で協議をいたしました結果、明六日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、委員会の審査状況についてご報告をいたします。
 各常任委員会とも、付託議案の審査は全て終了いたしました。

○小松委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、四名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明六日の本会議においてその旨報告をいたしますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。

○小松委員長 次に、討論につきまして、先ほどの理事会で協議をいたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論について、行うのは七会派、行う順序は日本共産党、自民党、立憲民主党、都ファースト、自由守る会、公明党、ミライ会議、所要時間は各会派十分程度。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の東京都議会議員の政治倫理に関する条例案及び東京都議会議員の政治資金に係る政治倫理の確立に関する条例案を、いずれも明六日の本会議に上程し、趣旨説明を行った後、委員会付託を省略し、討論を行った上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。
 次に、本議案二件に対する趣旨説明及び討論につきまして、先ほどの理事会で協議をいたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 趣旨説明について、行うのは二会派、行う順序は都ファースト、日本共産党、所要時間は各会派五分程度。
 討論について、行うのは五会派、行う順序は公明党、日本共産党、立憲民主党、ミライ会議、自由守る会、所要時間は各会派四分程度。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。
 この際、川松理事から発言がございます。

○川松委員 ただいまの議員提出議案について、もともと都民ファーストさん、公明党さんの提案に、今回、自民党も提案者となりましたので、私から発言をさせていただきます。
 これまでの検討委員会での過程を踏まえて、私たちとして、附則の一文が必要であると強く思ったことについてここでご説明いたします。
 そもそもこの一文については、本来、通常であれば必要のない文言だったのかもしれません。しかし、それでは、この委員会の中で、検討委員会の中で条例を制定した際に、過去へこの条例というのは遡及できるのかということを何度か確認をしているため、本来であれば必要ない文言だったかもしれませんが、直近の委員会におきまして、この条例が仮に成立した際に、過去の事案についても審査にかけたらいいんじゃないかという趣旨の発言が委員の中からもございました。
 これは、私自身の思いでありますけれども、これまでの検討委員会というのは繰り返し行われてきましたが、政治のスキャンダルの差し合いで、なかなか建設的な議論がやり取りできていない場面もあったかと認識しております。
 昨日も私は委員会で指摘させていただきましたけれども、仮にこの政治倫理に関わる条例ができた場合に、これは軽々に扱うものではない、しっかりと運用していかなきゃいけないものだということを発言させていただきました。
 当初、この委員会、始まったときに、自民党からは政治資金の問題だけではなく、一部の会派の皆さん方による機関紙の購読や理事者とのやり取りについてハラスメント事案が疑われることがあり、委員会で取り上げていただきたいということも要望してまいりました。このことについても、新しいこの条例ができると対象の範囲になります。
 しかし、繰り返しになりますが、過去に遡及できない性質のものですから、そういうことも含めて、一旦ここで整理をして、前向きな、建設的な議論を都議会でやっていただきたいという思いがあります。
 このままでも本来は一緒なんですけれども、その確認をしておかないと、また入り口から、過去に遡及できるのかできないのかみたいな議論から始まりますと、都議会の議論として、それって正しいのかどうかという意識の中で、最後の一文が必要ではないかということになりました。
 ですから、この条例案では宣誓書の提出を求めています。宣誓書を記入して、それぞれが自身の行動に責任を持つというのが、この七月二十二日だということを各皆さん方、先生方と認識を共有して、附則として時間設定が必要だということになりました。
 そういうことでございますので、将来に向けての心配があったので、一文を加えさせていただいたということでございますので、皆様ご了承のほどよろしくお願いいたします。

○小松委員長 発言は終わりました。

○小松委員長 次に、意見書について申し上げます。
 各常任委員会から提出のありました意見書につきましては、いずれも調整がつきませんでした。

○小松委員長 次に、明六日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことでございます。ご了承願います。

○小松委員長 次に、明六日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和七年第二回定例会会議順序(3)をご覧いただきたいと存じます。
 明六月六日、午後一時に開議いたします。
 まず、諸報告が二件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から第四十四までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第一からウの日程第三までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、エの日程第四から第四十三まで及びオの日程第四十四につきましては、それぞれ簡易採決でございます。
 続いて、追加日程に入りまして、8の追加日程第一を上程し、提案理由の説明の後、進行係の動議により委員会付託省略の決定を行い、議決いたします。無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決となります。
 次に、9の追加日程第二から裏面にございます27の追加日程第二十五までをそれぞれ上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、28の追加日程第二十六、陳情八件を上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、ただいまご協議いただきました結果、上程することになりました東京都議会議員の政治資金に係る政治倫理の確立に関する条例及び東京都議会議員の政治倫理に関する条例を追加日程第二十七及び第二十八として一括上程し、趣旨説明を行った後、進行係の動議により委員会付託省略の決定を行い、討論を行った上、議決いたします。いずれも起立採決でございます。
 次に、請願陳情でございますが、請願陳情の新規分の受理はないので、請願陳情の新規分の付託はございません。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行い、閉議・閉会となります。
 所要時間は、おおむね二時間十分程度を予定しております。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、本委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてお諮りをいたします。
 本日までに決定を見ていない陳情及びお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 ご異議なしと認め、そのように決定をいたしました。
 本件は、明六日の本会議において、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後六時三十四分散会