議会運営委員会速記録第四十一号

令和七年五月二十六日(月曜日)
議会運営委員会室
午前十一時三十分開議
出席委員 二十三名
委員長小松 大祐君
副委員長松田 康将君
副委員長村松 一希君
副委員長東村 邦浩君
理事川松真一朗君
理事林あきひろ君
理事後藤 なみ君
理事まつば多美子君
理事和泉なおみ君
理事竹井ようこ君
田の上いくこ君
上田 令子君
福島りえこ君
平田みつよし君
浜中のりかた君
入江のぶこ君
森口つかさ君
中山 信行君
小林 健二君
白石たみお君
里吉 ゆみ君
池川 友一君
西崎つばさ君

欠席委員 なし

議長増子ひろき君
副議長谷村 孝彦君
財務局長山下  聡君

本日の会議に付した事件
議会局幹部職員の異動について
議員の退職について
会派所属議員数の変更について
議会運営委員について
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
第二回定例会に招集について
第二回定例会提出予定案件について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
議場の議席について
議事説明員の異動について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
陳情の審査について

○小松委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、先般の人事異動に伴い、議会局幹部職員に異動がありましたので、局長から挨拶並びに紹介があります。

○宮澤議会局長 去る四月一日付で議会局長を拝命いたしました宮澤浩司でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 同じく同日付で異動がございました幹部職員をご紹介させていただきます。
 連絡調整担当部長の池田貴洋でございます。
 議会局一同、円滑な議事運営に努めてまいります。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
   〔幹部職員挨拶〕

○小松委員長 ただいま紹介のありました幹部職員につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介いたしますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、議員の退職について申し上げます。
 都ファースト菅原直志議員は、去る四月六日付をもちまして、公職選挙法第九十条の規定により退職となりましたので、ご報告いたします。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、会派所属議員数の変更について申し上げます。
 本件につきましては、都ファーストより、菅原直志議員の退職に伴い、四月六日付で所属議員数が二十六名になった旨、また、立憲民主党より、須山たかし議員の会派離脱に伴い、五月十六日付で所属議員数が十二名になった旨、それぞれ議長に届出がありましたので、ご報告いたします。
 なお、須山たかし議員は、無所属八王子・民主の会となりますので、併せてご報告いたします。

○小松委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議会運営委員の会派別割当てについて申し上げます。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、立憲民主党が三名から二名、自由守る会が一名となりました。ご了承願います。

○小松委員長 次に、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 五月十九日付をもって、もり愛議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申出がありました。
 本件は、同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で田の上いくこ議員を選任いたしました。
 また、ただいまの委員の割当てに伴い、本日付をもって中田たかし議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申出がありました。
 本件は、同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で上田令子議員を選任いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
 この際、田の上いくこ委員及び上田令子委員を紹介いたします。

○田の上委員 田の上です。よろしくお願いいたします。

○上田委員 十年ぶりの参加となります。よろしくお願いいたします。

○小松委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、お手元配布の議席表(案)のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○小松委員長 次に、第二回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、六月二日に招集したい旨、議長に申出がありましたので、ご報告いたします。

○小松委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、山下財務局長から説明があります。

○山下財務局長 ご説明申し上げます。
 第二回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和七年第二回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ四十三件でございます。
 内訳は、予算案三件、条例案十二件、契約案十二件、事件案十五件、専決一件でございます。このほか、人事案四件を予定しております。
 主な案件につきましてご説明申し上げます。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 恐れ入ります、お手元配布の別添資料、令和七年度六月補正予算(案)についてをご覧ください。
 1の補正予算編成の考え方でございますが、物価高騰の影響により実質賃金がマイナスの状況が続く中、都民の命と健康と暮らしを守るため、この夏に予想される猛暑において、暮らしへの不安から都民がエアコン等の利用を控えることがないよう、暑さ対策にも資する迅速かつ効果的な取組を実施するため、予算措置を行うものでございます。
 補正の規模でございますが、2の(1)、補正予算の規模の表、今回補正の欄に記載のとおり、一般会計で二百二十一億円の増額、特別会計のうち、公債費会計で三十四億円、公営企業会計のうち、水道事業会計で七億円の減額でございます。
 恐れ入りますが、先ほどご覧いただきました件名表の三ページをご覧ください。条例案でございます。
 一部を改正する条例が十二件ございます。
 1の東京都知事の給料等の特例に関する条例の一部を改正する条例は、知事の給料等について特例措置を延長するものでございます。
 3の職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例外二件は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正等に伴い、部分休業及び子育て部分休暇を拡充するものなどでございます。
 4の東京都都税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正等に伴い、知事が認可した公益信託の信託財産とするために支出した寄附金を、個人都民税に係る税額控除の対象寄附金として指定するものなどでございます。
 四ページをご覧ください。5の東京都都税事務所設置条例の一部を改正する条例は、東京都小平都税支所の移転に伴い、位置を改めるものでございます。
 7の都立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例は、関係政令の一部改正等に伴い、補償基礎額の扶養加算額及び介護補償の額を改定するものなどでございます。
 8の東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例の一部を改正する条例は、大田区における用途地域の指定に伴い、日影規制の対象区域を改めるものでございます。
 五ページをご覧ください。9の東京都女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例は、事業開始資金等の貸付限度額を引き上げるものでございます。
 10の都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例は、日本産業規格における規格体系の見直しに伴い、規定を整備するものでございます。
 12の警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例は、治安対策上の新たな脅威に的確に対処するため、組織を整備するものでございます。
 このほか、法令改正に伴い、規定を整備するものが一件ございます。
 七ページをご覧ください。契約案でございます。
 1の都立村山特別支援学校(七)改築工事請負契約から、九ページ、12の神津島港(七)防波堤(西)ケーソン製作工事請負契約まで、合計十二件を予定しております。
 契約金額の総額は約三百八十九億円でございます。
 一一ページをご覧ください。事件案でございます。
 1は、土地信託の期間を延長するもの、2は、アプリを活用して高齢者の健康づくりを推進するため、スマートウオッチを買い入れるもの、3は、契約解除に伴う損害賠償の額を決定するもの、4は、都道の管理瑕疵により発生した歩行者転倒事故に係る損害賠償請求事件に関して和解するもの、一二ページの5は、交通事故に伴う損害賠償の額を決定するもの、6から一四ページ、15までの十件は、いずれも東京消防庁の案件でございまして、車載無線機及び特種用途自動車等を買い入れるものでございます。
 事件案は以上十五件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 一五ページをご覧ください。専決でございます。
 東京都議会閉会中に専決処分いたしました地方税法の一部改正に伴う東京都都税条例の一部改正についてご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 お手元配布資料、東京都収用委員会委員をご覧ください。
 二名の委員が七月十二日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、森祐二郎氏を再任し、柴田叙男氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都収用委員会予備委員をご覧ください。
 二名の予備委員が七月十二日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する予備委員の欄に記載のとおり、関口典子氏及び堤雅史氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 それぞれご同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 最後に、お手元配布資料、令和七年第二回定例会今後提出予定案件一覧をご覧ください。
 条例案が二件ございます。
 東京都議会議員及び東京都知事の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例及び都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、関係法令の一部改正に伴い、規定を整備するものでございまして、いずれも準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小松委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付をいたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更について申し上げます。
 五月八日付をもって、中田たかし議員より、財政委員会から環境・建設委員会に、須山たかし議員より、環境・建設委員会から財政委員会にそれぞれ所属変更の申出がありました。
 本件は、いずれも同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振りについてご協議願います。
 本件につきまして、先ほどの理事会で協議をいたしました結果、お手元配布の割り振りとすることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
 先般の人事異動により、議事説明員に異動がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介いたします。
 なお、紹介は自席で行いますので、ご了承願います。

○小松委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は三十五分程度とのことです。

○小松委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の令和七年第二回定例会会議予定表(案)をご覧いただきたいと存じます。
 本日二十六日が告示日でございまして、会期は六月二日から六日までの五日間でございます。
 六月二日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 六月三日は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 六月四日及び五日の二日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 六月六日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は一日でございまして、各会派等の質問時間は、自民党二十九分、都ファースト二十五分、公明党二十二分、日本共産党十九分、立憲民主党十二分、ミライ会議四分、自由守る会二分、無所属の東京元気会が七分、八王子民主が三分、合計百二十三分となりました。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、五月三十日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○小松委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、六月五日正午までに議長までご提出願います。

○小松委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 五月二十七日までに受理した分は質問日に、その後の分で六月五日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。

○小松委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○小河原議事部長 お手元の第二回定例会開会当日の音楽演奏(案)をご覧いただきたいと存じます。
 演奏日時は、六月二日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、モーツァルト作曲、ディヴェルティメント ヘ長調K.一三八外一曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送に併せまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小松委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○小松委員長 次に、陳情の審査を行います。
 陳情七第二号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○菅原管理部長 お手元の陳情審査説明資料の一ページをお開き願います。
 整理番号1、陳情七第二号、東京都議会における議案等に対する議員の賛否等のホームページ公開に関する陳情は、八王子市の伊藤豪さんから提出されたものでございます。
 陳情の要旨は、都議会において、意見書、決議を含む議案及び請願陳情の審議結果について、議員ごとに、賛成もしくは反対し、または棄権したかが分かるように見やすい表をつくり、ホームページで公開していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 都議会のホームページでは、定例会ごとに、意見書、決議を含む議案に対する各会派等の賛否を表形式で掲載しております。
 また、請願陳情については、定例会ごとに、審査結果を掲載しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小松委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○里吉委員 本陳情は、都議会に提出された請願陳情に関し、その賛否を議員ごとに明らかにすることを求めています。現在は、結果のみが公表され、どの請願陳情にどの議員が賛成したか、あるいは反対したか公表されていません。
 請願権は、広い意味で選挙権、被選挙権とともに参政権に属すると解釈されています。その権利に基づいて都議会に提出された請願や陳情について、都民から選挙によって選ばれた議員がどのような立場、考えで都民の負託に応じたのかを都民の前に明らかにするのは至極当然のことと考えます。
 憲法は、その前文に、そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であると述べています。
 私たち地方議員も、かかる原理に基づき、都民の厳粛な信託を得て、都民の代表者として議会の権限を行使しているのですから、常にその行動は都民の監視の下に置かれるべきです。
 陳情者が求めるとおり、賛否を議員ごとに明らかにすることは、都政と都議会に対する都民の信頼と負託に応えるためにも重要だと考えます。
 したがって、日本共産党都議団は本陳情の採択を主張いたします。
 以上です。

○上田委員 至極ごもっともな陳情だというふうに思っております。
 間もなく東京都議会議員選挙が始まりますけれども、有権者の皆様、都民の皆様は、会派に投票するわけではなく、議員一人一人の名前を書いて投票するわけでございまして、私たち百二十七名は、まあ今ちょっと定員欠けていますけれども、一人一人の都民に信託された、会派名で当選をしていないわけですから、都民が、例えば上田議員はどういうふうな賛否を取ったんだろうとか、それは知るのは当然の権利でありますし、私たちの報酬も、ここの場所の維持費も、全部都民の税金で運営しているわけでございますから、一々会派で、まあ事務局の方が会派で十把一からげで出しているからいいだろうみたいな話ですけれども、そもそもやっぱり個人名で賛否を表明していくということが大事ですし、実際、今日も入れていないんですけれども、一人会派もたくさん出てきますし、もう今、会派でまとめてっていう時代ではないということと、陳情請願においても、採択したものしか全文で出てこないということも、私、江戸川区議やっていましたけれども、江戸川区議は、提出した時点で全文上がっていて、これがどういうふうな議論を経て賛成するのか、反対するのか、議員はどういうふうな態度表明を見たのかというのは、有権者、都民の知る権利であって、何の議論の余地もなく当然なことだと思います。
 私個人は請願陳情全文も審査前に受付した時点で、区市町村と同じレベルでやっているようにやるべきだということを強く考えておりますことから、せめて態度表明は当然議員一人一人、明らかにすべきということを強く訴えて、これこそが古い議会を新しく、東京大改革の精神にかなうと思いますので、これは絶対採択をすべきと意見表明をしまして、私の表明を終わります。

○小松委員長 ほかに発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○小松委員長 起立少数と認めます。よって、陳情七第二号は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時五十一分散会