議会運営委員会速記録第十八号

令和五年二月八日(水曜日)
第十五委員会室
午前十一時三十九分開議
出席委員 二十三名
委員長三宅 正彦君
副委員長川松真一朗君
副委員長たきぐち学君
副委員長東村 邦浩君
理事菅野 弘一君
理事清水 孝治君
理事村松 一希君
理事まつば多美子君
理事和泉なおみ君
理事西沢けいた君
田の上いくこ君
本橋たくみ君
伊藤しょうこう君
後藤 なみ君
内山 真吾君
藤井あきら君
谷村 孝彦君
小林 健二君
白石たみお君
あぜ上三和子君
里吉 ゆみ君
中村ひろし君
山口  拓君

欠席委員 なし

議長三宅しげき君
副議長本橋ひろたか君
財務局長吉村 憲彦君

本日の会議に付した事件
第一回定例会の招集について
第一回定例会提出予定案件について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
知事の施政方針について
警視総監の治安状況説明について
監査委員の口頭報告について
包括外部監査人への説明要求について
予算特別委員会の設置について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
請願の審査について
・紹介議員の発言の申出について

○三宅委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、第一回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、二月十五日に招集したい旨、議長に申出がありましたので、ご報告いたします。

○三宅委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、吉村財務局長から説明があります。

○吉村財務局長 第一回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和五年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表の表紙に記載のとおり、ただいまのところ百九件でございます。
 内訳は、予算案三十四件、条例案四十六件、契約案十七件、事件案十二件でございます。このほか、人事案三件を予定しております。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 恐れ入りますが、別冊の緑色の表紙の資料、令和五年度東京都予算案の概要をご覧ください。
 二ページをお開き願います。予算編成方針でございますが、令和五年度予算は、明るい未来の東京の実現に向け、将来にわたって成長と成熟が両立した光り輝く都市へと確実に進化し続ける予算と位置づけて編成したものでございます。
 続きまして、一八ページをお開きください。財政規模でございますが、中段の表にありますように、令和五年度の一般会計は、前年度に比べて二千四百億円増の八兆四百十億円でございます。これに、下段の表の特別会計、公営企業会計を合わせた全会計合計で十六兆八百二十一億円でございます。
 恐れ入りますが、一四九ページをお開きください。令和四年度最終補正予算案でございます。
 補正の財政規模ですが、中段の表にありますように、一般会計は五千四百五十六億円の増額となり、特別会計を合わせますと八千百二十八億円の増額でございます。
 予算案の詳細につきましては、過日ご説明しておりますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、先ほどご覧いただきました件名表の三ページをご覧願います。条例案でございます。
 主な案件についてご説明いたします。
 まず、新設の条例が五件ございます。
 1の東京都工業用水道事業清算会計条例は、工業用水道事業の清算に関する経理を明確にするため、特別会計を設置するものでございます。
 2の東京強靱(じん)化推進基金条例は、自然災害等の危機から都民の生命と暮らしを守り、強靱で持続可能な都市を実現するため、基金を設置するものでございます。
 3の東京二〇二〇大会レガシー基金条例は、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて進めてきた多面的な取組を都市のレガシーとして発展させ、都民の豊かな生活につなげていくため、基金を設置するものでございます。
 4の東京都新築建築物再生可能エネルギー設備設置等推進基金条例は、脱炭素社会の実現に向け、新築建築物に係る再生可能エネルギー設備設置等の推進に要する資金に充てるため、基金を設置するものでございます。
 四ページをご覧願います。5の令和四年度分の都及び特別区並びに特別区相互間の財政調整の特例に関する条例は、都区財政調整について再算定を行うものでございます。
 次に、一部を改正する条例が三十四件ございます。
 6の非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は、非常勤職員の報酬の限度額等を改定するものでございます。
 7の東京都組織条例の一部を改正する条例は、東京都の福祉及び保健医療行政の推進を図るため、福祉局及び保健医療局を設置するものでございます。
 このほか、組織、施設に関するものが三件ございます。
 8の東京都職員定数条例の一部を改正する条例は、令和五年度の職員定数を定めるものでございます。
 このほか、職員定数に関するものが二件ございます。
 五ページをご覧願います。9の特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は、特別区における事務処理の特例に関する規定を改めるものでございます。
 このほか、区市町村に関するものが二件ございます。
 12の東京都都税条例の一部を改正する条例は、固定資産税等の軽減措置を継続するものでございます。
 六ページをご覧願います。13の東京都体育施設条例の一部を改正する条例は、海の森水上競技場及びカヌー・スラロームセンターにおける施設の新設等に伴い、利用料金に係る規定を設けるものでございます。
 このほか、使用料、手数料に関するものが八件ございます。
 16の東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例の一部を改正する条例は、用途地域等の変更に伴い、日影規制の対象区域等を改めるものでございます。
 七ページをご覧願います。18の高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例は、ホテルまたは旅館において、電動車椅子を含む車椅子の使用者がより利用しやすい客室の整備を図るため、一般客室に関する基準を改めるものでございます。
 このほか、福祉に関するものが四件ございます。
 飛びまして、一一ページをご覧願います。35の東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は、公営企業局において臨時的任用職員を新たに任用することに伴い、規定を整備するものでございます。
 一二ページをご覧願います。38の東京都高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等の基準に関する条例の一部を改正する条例は、関係法令の一部改正に伴い、信号機に関する基準を改めるものでございます。
 以上のほか、法令改正に伴い規定を整備するものが五件ございます。
 次に、廃止する条例が七件ございます。
 40の東京都防災街づくり基金条例を廃止する条例外一件は、東京強靱(じん)化推進基金の新設に伴い、基金を廃止するものでございます。
 一三ページをご覧願います。41の東京オリンピック・パラリンピック開催準備基金条例を廃止する条例外四件は、東京二〇二〇大会レガシー基金の新設に伴い、基金を廃止するものでございます。
 一五ページをご覧願います。契約案でございます。
 1の都立中野工業高等学校(四)改築工事請負契約から、一九ページ、17の古川整備工事(その二十四)請負契約まで合計十七件を予定しております。契約金額の総額は約三百十三億円でございます。
 二一ページをご覧願います。事件案でございます。
 1は包括外部監査契約を締結するもの、2は土地信託の期間を延長するもの、3は土地を売り払うもの、4は地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの中期計画を認可するもの、二二ページの5は社会福祉法人はばたきに対して建物を譲渡するもの、6及び7は連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市が負担すべき金額の限度額を定めるもの、8から二三ページ、12までの五件は流域下水道の建設に要する費用について関係市町の負担すべき金額を改めるものでございます。
 事件案の合計は十二件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 お手元配布資料、東京都収用委員会委員をご覧願います。
 二名の委員が三月三十一日に任期満了となりますので、松尾弘氏及び川添義弘氏を再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都収用委員会予備委員をご覧願います。
 一名の予備委員が三月三十一日に任期満了となりますので、磯部達雄氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 それぞれ同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 次に、お手元配布資料、令和五年第一回定例会中途議決要望案件一覧をご覧ください。
 令和四年度予算の執行に係るものなど三十五件につきまして、中途議決をお願いするものでございます。
 最後に、お手元配布資料、令和五年第一回定例会今後提出予定案件一覧をご覧願います。
 予算案及び条例案二件でございます。
 まず、令和五年度補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に係るものでございまして、現在予算編成作業を進めておりますので、準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 続いて、条例案でございますが、東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、新型コロナウイルス感染症対策に係るもの、東京都幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例は、関係法令の一部改正に伴い規定を整備するものでございまして、いずれも準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○三宅委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。

○三宅委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○三宅委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更について申し上げます。
 一月三十一日付をもって、石川良一議員より、総務委員会から警察・消防委員会に、小山くにひこ議員より、警察・消防委員会から総務委員会にそれぞれ所属変更の申出がありました。
 本件は、いずれも同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○三宅委員長 次に、知事より、定例会招集当日の本会議において施政方針について説明を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は四十五分程度とのことです。

○三宅委員長 次に、警視総監より、定例会招集当日の本会議において都内の治安状況について説明を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は十五分程度とのことです。

○三宅委員長 次に、伊藤ゆう監査委員より、定例会招集当日の本会議において監査結果について口頭報告を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は十分程度とのことです。

○三宅委員長 次に、包括外部監査人への説明要求についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において決定の上、包括外部監査人に令和四年度包括外部監査結果の報告について説明を求めることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。

○三宅委員長 次に、予算特別委員会の設置についてご協議願います。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果、令和五年度当初予算につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり予算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 お手元の予算特別委員会設置要綱(案)をご覧いただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
 次に、5の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、従前の例により、委員は三十九名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
 また、(2)にございますように、各常任委員会の委員長はこの委員会の委員になるものとし、委員の割当てにつきましては、(3)にございますように、三十九名から常任委員長九名を除いた三十名につきまして、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、常任委員長を除く三十名の案分比による各会派への委員割当ては、自民党八名、都ファースト六名、公明党六名、日本共産党五名、立憲民主党四名及びミライ会議一名となりました。
 なお、役員の構成ですが、委員長は自民党から、副委員長三名につきましては、自民党、都ファースト及び公明党から各一名となりました。また、理事六名につきましては、自民党から二名、都ファースト、公明党、日本共産党及び立憲民主党から各一名となりました。
 次に、6の審査の方法でございますが、(1)にございますように、審査は、提案説明、総括質疑、部局別質疑、締めくくり総括質疑、討論、表決の順序で行うことといたします。
 このうち部局別質疑は、(2)にございますように、各常任委員会の調査をもって代えるものとし、締めくくり総括質疑は、(3)にございますように、各常任委員会の調査報告の後、行うものといたしております。
 以上でございます。

○三宅委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がありますので、委員の選定届は、二月十日正午までに議長までご提出願います。

○三宅委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 お手元の令和五年第一回定例会会議予定表(案)をご覧いただきたいと存じます。
 本日八日が告示日でございまして、会期は二月十五日から三月二十四日までの三十八日間でございます。
 二月十五日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、施政方針についての知事説明、都内の治安状況についての警視総監説明、監査結果についての監査委員の口頭報告等がございます。
 二月十六日から二十日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 二月二十一日、二十二日及び二十四日の三日間は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 なお、二月二十三日は東京都の休日に当たるため、休会となります。
 二月二十四日の一般質問終了後、予算特別委員会を設置いたしまして、令和五年度予算の付託の決定をし、また、議案の常任委員会付託の決定等を行います。
 二月二十五日から三月一日までの五日間は休会いたしまして、二月二十七日及び二十八日に常任委員会審査を行います。
 三月二日は本会議を開きまして、令和四年度関係議案等を上程し、議決を行います。
 三月三日から二十三日までの二十一日間は休会いたしまして、この間、七日から九日までは予算特別委員会を開会いたしまして総括質疑を、十三日から十六日までは常任委員会審査を、二十日及び二十二日は予算特別委員会を開会いたしまして締めくくり総括質疑、討論及び採決を行います。
 三月二十四日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○三宅委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。

○三宅委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は三日間でございまして、各会派等の質問時間は、自民党百四十一分、都ファースト百十九分、公明党百一分、日本共産党八十四分、立憲民主党六十六分、ミライ会議十三分、無所属のグリーン、ネットがそれぞれ十三分、合計五百五十分となりました。
 以上でございます。

○三宅委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、二月十七日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○三宅委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、三月二十三日正午までに議長までご提出願います。

○三宅委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 二月十七日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で三月二十三日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。

○三宅委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 お手元の第一回定例会開会当日の音楽演奏(案)をご覧いただきたいと存じます。
 演奏日時は、二月十五日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、モーツァルト作曲、弦楽四重奏曲第十四番ト長調K.三八七「春」より第一楽章外二曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送に併せまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○三宅委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○三宅委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○三宅委員長 次に、請願の審査を行います。
 請願四第五〇号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○古賀議事部長 お手元の請願審査説明資料の一ページをお開き願いたいと存じます。
 整理番号1、請願四第五〇号、予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願は、小金井市の地域政党自由を守る会幹事長渡辺大三さんから提出されたものでございます。
 請願の趣旨は、都議会において、令和五年度予算案を審査する予算特別委員会に一人会派の参画の機会を保障していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 特別委員は、無所属を含めた各会派の所属議員数に応じて案分し、各会派の選定に基づき議長が会議に諮って指名しております。
 予算特別委員の割当ては、予算特別委員会設置要綱において、各常任委員会の委員長を除いて各会派の案分比によるとされております。
 また、東京都議会会議規則第六十三条に、委員外議員の発言の規定を設けており、委員会が必要とした場合は、委員外議員に出席を求めることができ、委員外議員からの発言の申出についても同様とされております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○三宅委員長 説明は終わりました。
 この際、紹介議員の発言の申出について申し上げます。
 本請願につきまして、上田令子議員から、会議規則第八十八条の規定により、本委員会に出席して発言したい旨の申出がありました。
 これより、本申出について採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 上田令子議員の申出を承認することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○三宅委員長 起立少数と認めます。よって、上田令子議員の申出は承認しないことに決定いたしました。
 それでは、改めて、請願四第五〇号について発言を願います。−−発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○三宅委員長 起立少数と認めます。よって、請願四第五〇号は不採択と決定いたしました。
 以上で請願の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後零時三分散会

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