議会運営委員会速記録第十二号

令和四年五月二十五日(水曜日)
第十五委員会室
午前十一時三十分開議
出席委員 二十三名
委員長小宮あんり君
副委員長柴崎 幹男君
副委員長増子ひろき君
副委員長東村 邦浩君
理事宇田川聡史君
理事山崎 一輝君
理事伊藤 ゆう君
理事高倉 良生君
理事和泉なおみ君
理事西沢けいた君
やまだ加奈子君
小松 大祐君
入江のぶこ君
村松 一希君
藤井あきら君
桐山ひとみ君
谷村 孝彦君
まつば多美子君
白石たみお君
あぜ上三和子君
里吉 ゆみ君
中村ひろし君
山口  拓君

欠席委員 なし

議長三宅しげき君
副議長本橋ひろたか君
財務局長吉村 憲彦君

本日の会議に付した事件
議会局幹部職員の異動について
第二回定例会の招集について
第二回定例会提出予定案件について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
議事説明員の異動について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
請願陳情の審査について
・紹介議員の発言の申出について

○小宮委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、先般の人事異動に伴いまして、議会局幹部職員に異動がありましたので、局長から挨拶並びに紹介があります。

○小山議会局長 去る四月一日付で議会局長を拝命いたしました小山明子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 同じく同日付で異動がございました幹部職員を紹介させていただきます。
 管理部長の鈴木一幸でございます。議事部長の古賀元浩でございます。調査部長の西坂啓之でございます。
 議会局一同、円滑な議会運営に努めてまいります。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
   〔幹部職員挨拶〕

○小宮委員長 ただいま紹介のありました幹部職員につきましては、定例会招集当日の本会議で紹介いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、第二回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、六月一日に招集したい旨、議長に申出がありましたので、ご報告いたします。

○小宮委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、吉村財務局長から説明があります。

○吉村財務局長 ご説明申し上げます。
 第二回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和四年第二回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ六十二件でございます。
 内訳は、予算案一件、条例案四十四件、契約案七件、事件案七件、諮問二件、専決一件でございます。このほか、人事案七件を予定しております。
 主な案件についてご説明申し上げます。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 恐れ入りますが、お手元配布の別添資料、令和四年度六月補正予算(案)についてをご覧願います。
 1の補正予算編成の考え方でございますが、ウクライナ危機を発端とする原油、原材料価格の高騰や円安の進行に伴う物価高騰等の影響を踏まえ、東京の経済、都民生活を守る取組や、さらなる省エネ、再エネ等に向けた取組を実施するほか、新型コロナウイルス感染症対策として、医療提供体制の確保等や感染終息に向けた取組など、必要な施策を実施していくため、予算措置を行うものでございます。
 補正の規模でございますが、2の(1)、補正予算の規模の表、今回補正の欄に記載のとおり、一般会計で四千二百八十三億円を増額するものでございます。
 恐れ入りますが、先ほどご覧いただきました件名表の三ページをご覧願います。条例案でございます。
 一部を改正する条例が四十四件ございます。
 1の東京都知事の給料等の特例に関する条例の一部を改正する条例は、知事の給料等について特例措置を延長するものでございます。
 五ページをご覧願います。10の職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例は、地方公務員法の一部改正等を踏まえ、職員の定年を引き上げるとともに、管理監督職勤務上限年齢制を導入するものなどでございます。
 このほか、職員の定年引上げに関連して、給与や退職手当に係る規定を整備するものが四件ございます。
 12の東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、東京都立病院の業務を行う地方独立行政法人を設立することに伴い、特殊勤務手当の種類等を改めるものでございます。
 七ページをご覧願います。20の東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例の一部を改正する条例は、多様な性の理解の推進に一層取り組むため、東京都パートナーシップ宣誓制度を導入するものでございます。
 八ページをご覧願います。21の東京都議会議員及び東京都知事の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例は、公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、選挙運動の公費負担の限度額を改定するものでございます。
 22の東京都都税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴い、規定を整備するものでございます。
 23の東京都男女平等参画基本条例の一部を改正する条例は、都の附属機関等の委員構成について、男女の比率を割り当てるクオータ制を導入するものなどでございます。
 九ページをご覧願います。25の教育職員免許法関係手数料条例の一部を改正する条例は、教育職員免許法の一部改正に伴い、教育職員普通免許状の有効期間の更新等に係る手数料を廃止するものでございます。
 一〇ページをご覧願います。32の東京都営住宅条例の一部を改正する条例から、一一ページ、36の東京都特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例までの五件は、東京都パートナーシップ宣誓制度の導入を踏まえ、使用者の資格を改めるなど、規定を整備するものでございます。
 一二ページをご覧願います。37の東京都女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例は、事業開始資金等の貸付限度額を引き上げるものでございます。
 39の東京都労政会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、東京都国分寺労政会館及び東京都八王子労政会館の廃止に伴い、規定を整備するものでございます。
 40の東京都しごとセンター条例の一部を改正する条例は、東京都しごとセンター多摩の移転に伴い、規定を整備するものでございます。
 一三ページをご覧願います。41の都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、関係省令の一部改正に伴い、公共用水域に排出する汚水の排出基準に係る暫定基準等を改めるものでございます。
 43の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例は、ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部改正を踏まえ、付きまとい行為等の規制を強化するものなどでございます。
 このほか、法令改正に伴い、規定を整備するものが二十二件ございます。
 一五ページをご覧願います。契約案でございます。
 1の都立府中高等学校(四)改築及び改修工事請負契約から、一六ページ、7の綾瀬川護岸耐震補強工事(その二百十一)その二請負契約まで、合計七件を予定しております。
 契約金額の総額は、約百十九億円でございます。
 一七ページをご覧願います。事件案でございます。
 1は、東京都公立大学法人の中期目標を定めるもの、2は、備蓄用抗インフルエンザウイルス薬を売り払う条件を定めるもの、3は、町田都市計画緑地事業第二号大戸緑地用地として土地を買い入れるもの、4から一八ページの7までは、東京消防庁の特種用途自動車等を買い入れるものでございます。
 事件案は以上七件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき、議決をお願いするものでございます。
 一九ページをご覧願います。諮問でございます。
 1は、八王子都税事務所長が行った給与の過支給に係る返納金の督促処分について、2は、東京都教育委員会が行った退職手当の支給制限処分について、それぞれ審査請求があったため、地方自治法の規定に基づき諮問するものでございます。
 二一ページをご覧願います。専決でございます。
 都議会閉会中に専決処分いたしました地方税法の一部改正に伴う東京都都税条例の一部改正についてご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 まず、お手元配布資料、東京都人事委員会委員をご覧願います。
 山崎恒氏が八月二十九日に任期満了となりますので、上段、今回選任を予定する委員の欄に記載のとおり、再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都収用委員会委員をご覧願います。
 二名の委員が七月十二日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、田之倉敦司氏を再任し、森祐二郎氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都収用委員会予備委員をご覧願います。
 近田直裕氏、藤井芳弘氏が七月十二日に任期満了となりますので、上段、今回任命を予定する予備委員の欄に記載のとおり、それぞれ再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京海区漁業調整委員会委員をご覧願います。
 一名の委員が欠員となっておりますので、上段、今回任命を予定する委員の欄に記載のとおり、村山将人氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 最後に、資料、東京都固定資産評価審査委員会委員をご覧願います。
 一名の委員が六月三十日に退任となりますので、上段、今回選任を予定する委員の欄に記載のとおり、田村香代氏を新たに選任いたしたいと存じます。
 それぞれ同意について、よろしくお願いいたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対しまして、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 四月十九日付をもって、アオヤギ有希子議員より、オリンピック・パラリンピック特別委員を辞任したい旨の申出がありました。
 本件は、同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で池川友一議員を選任いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
 先般の人事異動により、議事説明員に異動がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介いたします。
 なお、教育長につきましては登壇の上、挨拶を行い、東京都技監及び局長につきましては自席で紹介を行います。ご了承ください。

○小宮委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は三十五分程度とのことです。

○小宮委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 お手元の令和四年第二回定例会会議予定表(案)をご覧いただきたいと存じます。
 本日二十五日が告示日でございまして、会期は六月一日から十五日までの十五日間でございます。
 六月一日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 六月二日から六日までの五日間、議案調査のため、休会いたします。
 六月七日及び八日の二日間は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 六月九日から十四日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 六月十五日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、質問について、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派等の質問時間は、自民党九十四分、都ファースト八十八分、公明党六十六分、日本共産党五十四分、立憲民主党四十三分、無所属の東京みらい、東京維新、グリーンがそれぞれ十三分、合計三百八十四分となりました。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、六月三日の正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきますようご協力をお願いいたします。

○小宮委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づきまして、六月十四日の正午までに議長までご提出願います。

○小宮委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 六月一日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で六月十四日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○古賀議事部長 お手元の第二回定例開会当日の音楽演奏(案)についての資料をご覧いただきたいと存じます。
 演奏日時は、六月一日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、クライスラー作曲「愛の喜び」外一曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送に併せまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○小宮委員長 次に、請願陳情の審査を行いたいと思います。
 まず、請願四第二号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○古賀議事部長 お手元の請願・陳情審査説明資料の一ページをお開き願います。
 整理番号1、請願四第二号、予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願は、小金井市の地域政党自由を守る会幹事長渡辺大三さん外一人の方から提出されたものでございます。
 請願の趣旨は、都議会において、予算特別委員会に一人会派の参画の機会を保障していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 特別委員は、無所属を含めた各会派の所属議員数に応じて案分し、各会派の選定に基づき議長が会議に諮って指名しております。
 予算特別委員の割当ては、予算特別委員会設置要綱において、各常任委員会の委員長を除いて各会派の案分比によるとされております。
 また、東京都議会会議規則第六十三条に、委員外議員の発言の規定を設けており、委員会が必要とした場合は、委員外議員に出席を求めることができ、委員外議員からの発言の申出についても同様とされております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 この際、紹介議員の発言の申出について申し上げます。
 本請願につきまして、上田令子議員から、会議規則第八十八条の規定により、本委員会に出席して発言したい旨の申出がありました。
 これより、本申出について採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 上田令子議員の申出を承認することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○小宮委員長 起立少数と認めます。よって、上田令子議員の申出は承認しないということに決定をいたしました。
 それでは、改めて、請願四第二号について発言を願います。

○あぜ上委員 当委員会に付託されました予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願について、日本共産党都議団の意見を表明いたします。
 請願者が請願理由に記載しているとおり、都議会においては、一般会計をはじめ、新年度予算は議決に至るまで、予算特別委員会に一括して付託されていますが、一人会派は、予算特別委員会の委員になれません。
 我が党は、一人会派も含めて、各会派に一人ずつ委員を割り振った後に、残りの定数を会派の人数に応じて案分するなど、具体的な方法についても提案し、予算特別委員会への一人会派の参画を求めてきました。
 何より、私たち都議会議員は、一人一人が選挙で有権者から選ばれているという、都議会議員としての資格において平等であり、質疑の機会も、また平等に保障されるべきです。
 同僚議員の権利を保障し、少数意見を尊重することは、民主的議会運営を確立する上で重要であり、共に力を合わせることを呼びかけるものです。
 よって、本請願は採択されるべきであることを主張し、意見といたします。

○小宮委員長 ほかに発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○小宮委員長 起立少数と認めます。よって、請願四第二号は不採択と決定いたしました。

○小宮委員長 次に、陳情三第一二〇号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○古賀議事部長 お手元の請願・陳情審査説明資料の二ページをお開き願います。
 整理番号2、陳情三第一二〇号、東京都議会会議規則に紹介議員の選任の条項を加える改正に関する陳情は、西多摩郡瑞穂町の立憲共和党代表角田統領さんから提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、都議会において、東京都議会会議規則に、紹介議員の選任に関する次の事項を定めた条項を加える改正をしていただきたい。
 1、東京都議会に対する請願の議員の紹介について、自選の紹介議員がない請願者は、議長に対して紹介議員の選任の申請をすることができること。
 2、議長は、選任の申出を受けたときは、速やかに、所属する議員の中から紹介議員を選任しなければならないこと。
 3、紹介議員は議会における臨時の特別職であり、その選任権限は議長にあるため、議長により紹介議員に選任された議員は、就任を拒むことはできないことというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 都議会における請願の処理については、地方自治法第百二十四条、東京都議会会議規則第八十五条から第九十一条まで及び東京都議会請願・陳情取扱要綱の規定に従って行っております。
 これらの規定において、請願を紹介する議員は、請願書の表紙に署名しなければならないこととされております。
 なお、議員の紹介のないものは陳情として受け付け、その内容が請願に適合するものは、請願の例により処理するものとしてございます。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。−−発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三第一二〇号は不採択と決定いたしました。

○小宮委員長 次に、陳情三第一二一号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○鈴木管理部長 お手元の請願・陳情審査説明資料の三ページをお開き願います。
 整理番号3、陳情三第一二一号、東京都議会議会局文書管理規程第六十一条の改正に関する陳情は、西多摩郡瑞穂町の立憲共和党代表角田統領さんから提出されたものでございます。
 陳情の要旨は、都議会において、東京都議会議会局文書管理規程第六十一条中、にかかわらずという文言を変更し、請願書等が主務課に到達したときは、主務課長は、第十三条第二項の規定を適用して収受の手続を行い、さらに、第六十二条の規定による受理の手続を行うものとするという規定に改正をしていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 東京都議会議会局文書管理規程におきましては、文書が主務課に到達したときは、第十三条により、収受の手続を行うものとしており、請願書等が主務課に到達したときは、第六十一条の規定に基づき、請願書等として、第六十二条の規定による受理の手続を行うものとしております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三第一二一号は不採択と決定いたしました。
 以上で請願陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時五十五分散会

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