議会運営委員会速記録第九号

令和四年二月九日(水曜日)
第十五委員会室
午前十一時三十七分開議
出席委員 二十二名
委員長小宮あんり君
副委員長柴崎 幹男君
副委員長増子ひろき君
副委員長東村 邦浩君
理事宇田川聡史君
理事山崎 一輝君
理事荒木ちはる君
理事高倉 良生君
理事和泉なおみ君
理事西沢けいた君
やまだ加奈子君
小松 大祐君
入江のぶこ君
村松 一希君
藤井あきら君
谷村 孝彦君
まつば多美子君
白石たみお君
あぜ上三和子君
里吉 ゆみ君
中村ひろし君
山口  拓君

欠席委員 一名

議長三宅しげき君
副議長本橋ひろたか君
財務局長吉村 憲彦君

本日の会議に付した事件
第一回定例会の招集について
第一回定例会提出予定案件について
元東京都知事の逝去について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
知事の施政方針について
警視総監の治安状況説明について
監査委員の口頭報告について
包括外部監査人への説明要求について
予算特別委員会の設置について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
陳情の審査について

○小宮委員長 ただいまから議会運営委員会を開会します。
 初めに、第一回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、二月十六日に招集したい旨、議長に申出がありましたので、ご報告いたします。

○小宮委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、吉村財務局長から説明があります。

○吉村財務局長 第一回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和四年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表の表紙に記載のとおり、ただいまのところ百十件でございます。
 内訳は、予算案三十三件、条例案六十件、契約案五件、事件案十二件でございます。このほか、人事案二十一件を予定しております。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 恐れ入りますが、別冊の緑色の表紙の資料、令和四年度東京都予算案の概要をご覧ください。
 一四ページをお開きください。財政規模ですが、中段の表にありますように、令和四年度の一般会計は、前年度に比べて三千七百六十億円増の七兆八千十億円でございます。これに、下段の表の特別会計、公営企業会計を合わせた全会計合計で十五兆三千九百三十九億円でございます。
 恐れ入りますが、一四五ページをお開きください。令和三年度最終補正予算案でございます。
 補正の財政規模ですが、中段の表にありますように、一般会計は七千五百三十四億円の減となり、特別会計を合わせますと五千百六十四億円の減でございます。
 予算案の詳細につきましては、過日ご説明しておりますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、先ほどご覧いただきました件名表の三ページをご覧願います。条例案でございます。
 主な案件についてご説明いたします。
 まず、新設の条例が五件ございます。
 1の令和三年度分の都及び特別区並びに特別区相互間の財政調整の特例に関する条例は、都区財政調整について再算定を行うものでございます。
 2の地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計条例は、当該法人に係る資金の貸付け等に関する経理を明確にするため、特別会計を設置するものでございます。
 3のマンションの管理の適正化の推進に関する法律関係手数料条例は、マンションの管理に関する計画の認定の申請等に関する手数料に係る規定を設けるものでございます。
 4の地方独立行政法人東京都立病院機構に係る地方独立行政法人法に規定する重要な財産を定める条例は、当該法人に係る重要な財産を定めるものでございます。
 四ページをご覧願います。5の地方独立行政法人東京都立病院機構に係る地方独立行政法人法第五十九条第二項に規定する条例で定める内部組織を定める条例は、当該法人に職員を引き継ぐ東京都の内部組織を定めるものでございます。
 次に、一部を改正する条例が五十三件ございます。
 6の東京都公文書館条例の一部を改正する条例は、受益者負担の適正化を図るため、使用料の上限額を改定するものでございます。
 このほか、使用料、手数料に関するものが十四件ございます。
 五ページをご覧願います。10の東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例外三件は、特殊勤務手当の支給範囲、支給額及び支給期限を改めるものなどでございます。
 11の職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、育児休業を取得することができる職員の範囲を改めるものなどでございます。
 12の東京都組織条例の一部を改正する条例は、都民文化、都民生活、青少年及びスポーツに関する事業を総合的に推進するため、生活文化スポーツ局を設置するものなどでございます。
 このほか、組織、施設に関するものが二件ございます。
 六ページをご覧願います。13の東京都職員定数条例の一部を改正する条例は、令和四年度の職員定数を定めるものでございます。
 このほか、職員定数に関するものが二件ございます。
 14の特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は、特別区における事務処理の特例に関する規定を改めるものでございます。
 このほか、区市町村に関するものが三件ございます。
 七ページをご覧願います。19の東京都防災会議条例の一部を改正する条例外一件は、会議運営の充実を図るため、委員総数の上限を改めるものでございます。
 八ページをご覧願います。21の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用並びに特定個人情報の利用及び提供に関する条例の一部を改正する条例は、いわゆるマイナンバー法の規定に基づき、個人番号を利用することができる事務を追加するものなどでございます。
 24の東京都都税条例の一部を改正する条例は、固定資産税等の軽減措置を継続するものでございます。
 一〇ページをご覧願います。32の東京都駐車場条例の一部を改正する条例は、駐車施設の附置義務の例外に関する規定を新たに設けるものなどでございます。
 このほか、都市整備に関するものが一件ございます。
 一二ページをご覧願います。39の東京都受動喫煙防止条例の一部を改正する条例は、民法の一部改正を踏まえ、保護者の監督保護に係る者の年齢を改めるものでございます。
 このほか、福祉保健に関するものが六件ございます。
 以上のほか、法令改正に伴い規定を整備するものが十件ございます。
 次に、廃止する条例が二件ございます。
 一七ページをご覧願います。59の東京都消費者行政活性化基金条例を廃止する条例は、基金の所期の目的を達成したため、廃止するものでございます。
 60の東京都立病院条例を廃止する条例は、地方独立行政法人東京都立病院機構の設立に伴い、条例を廃止するものでございます。
 一九ページをご覧願います。契約案でございます。
 1の都営住宅三H−一一〇東(大田区東糀谷六丁目)工事請負契約から、二〇ページ5の都立小台橋高等学校(三)改修及び新築工事請負契約まで合計五件を予定しております。契約金額の総額は、約七十七億円でございます。
 二一ページをご覧願います。事件案でございます。
 1は包括外部監査契約を締結するもの、2は土地信託の期間を延長するもの、3及び4は児童自立支援施設に係る事務を受託するもの、二二ページの5は地方独立行政法人東京都立病院機構に係る中期目標を定めるもの、6は地方独立行政法人東京都立病院機構に承継させる権利を定めるもの、7及び8は指定管理者を指定するもの、二三ページの9及び10は連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市が負担すべき金額の限度額を定めるもの、11は都道の路線を認定及び廃止するもの、12は多摩川流域下水道の建設に要する費用について関係市の負担すべき金額を改めるものでございます。
 事件案の合計は十二件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 お手元配布資料、東京都教育委員会委員をご覧ください。
 一名の委員が三月十二日に任期満了となりますので、宮原京子氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都固定資産評価員をご覧ください。
 熊澤光司氏が三月三十一日に退任となりますので、黒沢泰氏を新たに選任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都固定資産評価審査委員会委員をご覧ください。
 四名の委員が三月三十一日に任期満了となりますので、徳弘洋子氏、道盛大志郎氏の各氏を再任し、熊倉努氏、小林利美氏の各氏を新たに選任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都公害審査会委員をご覧ください。
 十五名の委員が三月三十一日に任期満了となりますので、村頭秀人氏、落合博明氏、大内孝子氏、今泉博之氏、兼保直樹氏、小林剛氏、足立夏子氏、鴨志田公男氏、山野優子氏の各氏を再任し、高橋邦明氏、浅野明子氏、津村八江氏、高橋美和氏、渡邉祐子氏、中西由美子氏の各氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 それぞれの同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 次に、お手元配布資料、令和四年第一回定例会中途議決要望案件一覧をご覧ください。
 令和三年度予算の執行に係るものなど十二件につきまして、中途議決をお願いするものでございます。
 最後に、下段の令和四年第一回定例会今後提出予定案件一覧をご覧願います。
 条例案一件につきましては、国の法令公布後に準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程をし、委員会付託を省略の上、議決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、元東京都知事の逝去についてご報告いたします。
 元東京都知事石原慎太郎氏におかれましては、去る二月一日に逝去されました。ここに謹んでご報告いたします。
 なお、本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 一月十三日付をもって、池川友一議員より、オリンピック・パラリンピック特別委員を辞任したい旨の申出がありました。
 本件は、同日付で、申出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付でアオヤギ有希子議員を選任いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○小宮委員長 次に、知事より、定例会招集当日の本会議において施政方針について説明を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は四十五分程度とのことです。

○小宮委員長 次に、警視総監より、定例会招集当日の本会議において都内の治安状況について説明を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は二十分程度とのことです。

○小宮委員長 次に、山田ひろし監査委員より、定例会招集当日の本会議において監査結果について口頭報告を行いたい旨、議長に申出がありました。
 本件は、申出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は十分程度とのことです。

○小宮委員長 次に、包括外部監査人への説明要求についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において決定の上、包括外部監査人に令和三年度包括外部監査結果の報告について説明を求めることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、予算特別委員会の設置についてご協議願います。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果、令和四年度当初予算につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり予算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○広瀬議事部長 お手元の予算特別委員会設置要綱(案)をご覧いただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
 次に、5の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、従前の例により、委員は三十九名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
 また、(2)にございますように、各常任委員会の委員長はこの委員会の委員になるものとし、委員の割当てにつきましては、(3)にございますように、三十九名から常任委員長九名を除いた三十名につきまして、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、常任委員長を除く三十名の案分比による各会派への委員割当ては、自民党八名、都ファースト七名、公明党六名、日本共産党五名及び立憲民主党四名となりました。
 なお、役員の構成ですが、委員長は自民党から、副委員長三名につきましては、自民党、都ファースト及び公明党から各一名となりました。また、理事六名につきましては、自民党から二名、都ファースト、公明党、日本共産党及び立憲民主党から各一名となりました。
 次に、6の審査の方法でございますが、(1)にございますように、審査は、提案説明、総括質疑、部局別質疑、締めくくり総括質疑、討論、表決の順序で行うことといたします。
 このうち部局別質疑は、(2)にございますように、各常任委員会の調査をもって代えるものとし、締めくくり総括質疑は、(3)にございますように、各常任委員会の調査報告の後、行うものといたしております。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がありますので、委員の選定届は、二月十日正午までに議長までご提出願います。

○小宮委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○広瀬議事部長 お手元の令和四年第一回定例会会議予定表(案)をご覧いただきたいと存じます。
 本日九日が告示日でございまして、会期は二月十六日から三月二十五日までの三十八日間でございます。
 二月十六日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、施政方針についての知事説明、都内の治安状況についての警視総監説明、監査結果についての監査委員の口頭報告等がございます。
 二月十七日から二十一日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 二月二十二日、二十四日及び二十五日の三日間は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 なお、二月二十三日は東京都の休日に当たるため、休会となります。
 二月二十五日の一般質問終了後、予算特別委員会を設置いたしまして、令和四年度予算の付託の決定をし、また、議案の常任委員会付託の決定等を行います。
 二月二十六日から三月二日までの五日間は休会いたしまして、二月二十八日及び三月一日に常任委員会審査を行います。
 三月三日は本会議を開きまして、令和三年度関係議案等を上程し、議決を行います。
 三月四日から二十四日までの二十一日間は休会いたしまして、この間、七日から九日までは予算特別委員会を開会いたしまして総括質疑を、十四日から十七日までは常任委員会審査を、二十二日及び二十三日は予算特別委員会を開会いたしまして締めくくり総括質疑、討論及び採決を行います。
 三月二十五日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○広瀬議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は三日間でございまして、各会派等の質問時間は、自民党百四十二分、都ファースト百三十三分、公明党九十九分、日本共産党八十二分、立憲民主党六十四分、無所属の自由を守る会、ネットがそれぞれ十三分、合計五百四十六分となりました。
 以上でございます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、二月十八日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いします。

○小宮委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、三月二十四日正午までに議長までご提出願います。

○小宮委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 二月十八日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で三月二十四日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会協議の結果、諸般の事情を考慮いたしまして、今定例会では行わないということにいたしました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 それでは、そのようにいたします。

○小宮委員長 次に、陳情の審査を行います。
 まず、陳情三第七六号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○飯田管理部長 お手元の陳情審査説明資料の一ページをお開き願います。
 整理番号1番、陳情三第七六号、東京都議会議員の長期欠席時の厚遇の是正を求めることに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、埼玉県北葛飾郡杉戸町の小畑孝平さんから提出されたものでございます。
 その要旨は、都議会において、1、議員報酬等については、育児休業や疾病等により長期にわたり欠席する議員に対して支給しない、または減額していただきたい。
 2、いかなる事由であっても、議員が長期にわたり欠席している期間は、期末手当を支給しないでいただきたい。
 3、議員が疾病等により長期にわたって欠席する場合は、二名の医師の診断書の提出を求め、その提出がない場合は非行とみなし、除名していただきたい。
 4、議員の疾病等による欠席の期間が一年を超えた場合は、職務に堪えられない不適格者とみなし、除名していただきたい。
 5、1から4までに関係する例規等を改正していただきたいというものでございます。
 現在の状況につきましてご説明いたします。
 都議会議員が本会議等を長期間欠席した場合の議員報酬及び期末手当の支給の在り方につきましては、現在、議会運営委員会理事会の下、設置された都議会のあり方検討会において検討がなされております。
 また、除名につきましては、会議体としての議会の規律と品位を保つため、地方自治法において、普通地方公共団体の議会は、地方自治法並びに会議規則及び委員会条例に違反した議員に対し、議決により除名を含む懲罰を科することができると定められております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 発言なしと認めます。
 それでは、お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認めます。よって、陳情三第七六号は不採択と決定いたしました。

○小宮委員長 次に、陳情三第一〇一号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○古賀調査部長 お手元の陳情審査説明資料二ページをお開き願いたいと存じます。
 整理番号2、陳情三第一〇一号、木下ふみこ氏の無免許運転による人身事故に関する調査特別委員会の設置を求める陳情は、渋谷区の渥美昌純さんから提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、都議会において、元都議の木下ふみこ氏の無免許運転による人身事故に関する調査特別委員会を設置し、事故に関連する経緯を調査した上で、このような不祥事が二度と起こらないようにしていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 特別委員会については、地方自治法第百九条第四項において、特別委員会は、議会の議決により付議された事件を審査すると規定されており、その設置については、東京都議会委員会条例第四条において、特別委員会は、必要があるとき議会の議決で置くと定められております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認めます。よって、陳情三第一〇一号は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会します。
   午後零時一分散会

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