議会運営委員会速記録第三十二号

令和二年四月十五日(水曜日)
第十五委員会室
午前十一時三十分開議
出席委員 二十三名
委員長増子ひろき君
副委員長小山くにひこ君
副委員長東村 邦浩君
副委員長鈴木 章浩君
理事荒木ちはる君
理事木村 基成君
理事伊藤 ゆう君
理事高倉 良生君
理事小宮あんり君
理事和泉なおみ君
中村ひろし君
奥澤 高広君
岡本こうき君
山田ひろし君
入江のぶこ君
桐山ひとみ君
谷村 孝彦君
まつば多美子君
宇田川聡史君
大場やすのぶ君
白石たみお君
里吉 ゆみ君
あぜ上三和子君

欠席委員 なし

議長石川 良一君
副議長橘  正剛君
財務局長武市  敬君

本日の会議に付した事件
議会局幹部職員の異動について
第一回臨時会の招集について
第一回臨時会の付議事件について
第一回臨時会提出予定案件について
議事説明員の異動について
知事発言について
特別委員会の設置について
会期について
請願陳情について

○増子委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、議席について申し上げます。
 議席は、ただいまご着席のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○増子委員長 次に、先般の人事異動に伴い、議会局幹部職員に異動がありましたので、紹介いたします。
 管理部長の飯田一哉君です。議事部長の広瀬健二君です。調査部長の長嶺浩子さんです。
   〔幹部職員挨拶〕

○増子委員長 ただいま紹介しました幹部職員につきましては、臨時会招集当日の本会議で紹介いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、臨時会の招集についてご協議願います。
 知事より、立皇嗣の礼にあたり天皇陛下ならびに皇嗣殿下に賀詞を奉呈することについて及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和元年度東京都一般会計補正予算(第四号)の報告及び承認について外三件を付議事件として、第一回臨時会を四月十七日に招集したい旨、議長に申し出があり、四月十日に告示されましたので、ご報告いたします。
 なお、公文の写しはお手元に配布してあります。

○増子委員長 次に、今臨時会の付議事件についてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、今臨時会の付議事件のうち、立皇嗣の礼にあたり天皇陛下ならびに皇嗣殿下に賀詞を奉呈することについては、立皇嗣の礼が延期されるため、今臨時会には本付議事件を上程しないことといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、今臨時会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきましては、武市財務局長から説明があります。

○武市財務局長 第一回臨時会に提出を予定しております議案は、お手元の令和二年第一回東京都議会臨時会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ八件でございます。
 内訳は、予算案二件、条例案二件、専決四件でございます。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 件名表の一ページをごらん願います。
 予算案の内訳でございますが、一般会計及び病院会計の二件でございます。
 恐れ入りますが、お手元、別の資料、令和二年度四月補正予算(案)について、こちらの冊子の方をごらん願います。
 1の補正予算編成の考え方でございますが、新型コロナウイルス感染症と都民生活や経済などへの影響に対する東京都緊急対策(第四弾)に掲げる施策のうち、六月までに着手すべき事項について、予算上の措置を講じるものでございます。
 新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策、経済活動と都民生活を支えるセーフティーネットの強化及び社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取り組み、この三つを補正予算の柱としております。
 補正の規模でございますが、2の(1)、補正予算の規模の表、今回補正の欄に記載のとおり、一般会計で三千五百六十八億円、公営企業会計のうち、病院会計で六億円、合わせまして三千五百七十四億円の増額でございます。
 次に、専決処分による補正予算についてご説明いたします。
 お手元配布資料、中小企業制度融資にかかる令和元年度補正予算についてをごらん願います。
 令和元年度最終補正予算及び予備費で措置した新型コロナウイルス感染症対応に係る中小企業制度融資について、当初の融資目標額の二百四十八億円を大幅に上回る申し込みが寄せられたことから、令和元年度の融資目標額を千二百億円まで引き上げ、その対応を可能とする補正予算を編成し、三月三十一日に専決処分いたしましたので、ご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 補正の規模でございますが、下段の表、今回補正の欄に記載のとおり、一般会計で二百五十億円を増額するものでございます。
 次に、同じくお手元配布資料、医療提供体制の強化等にかかる補正予算についてをごらん願います。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く深刻な状況を踏まえ、外来診療体制の強化及び民間検査機関等を活用したPCR検査等体制の充実などの医療提供体制の強化、学校臨時休業への対応及び失業等に伴う住居喪失者への一時住宅等の提供などに対応するため、補正予算を編成し、四月七日に専決処分いたしましたので、ご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 補正の規模でございますが、中段の表、今回補正の欄に記載のとおり、一般会計で二百三十二億円を増額するものでございます。
 恐れ入りますが、先ほどごらんいただきました件名表に戻りまして、件名表の三ページをごらん願います。条例案でございます。
 初めに、新設の条例でございます。
 1の東京都における新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例は、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るため、行政上の権利利益に係る満了日の延長及び履行されなかった義務に係る免責について定めるものでございます。
 次に、一部を改正する条例でございます。
 2の東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例は、基金の額を改めるとともに、特別区の財政負担を緩和するため、長期貸し付けを無利子とするものでございます。
 五ページをごらんください。専決でございます。
 1及び2の補正予算に係る専決は、先ほどご説明したとおりでございます。
 3は、新型コロナウイルス感染症に対する措置の強化を図るため、東京都新型コロナウイルス感染症対策条例を四月七日に専決処分により制定したものでございます。
 4は、地方税法等の一部改正に伴い、東京都都税条例を三月三十一日に専決処分により一部改正したものでございます。
 それぞれ議会にご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。

○増子委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
 先般の人事異動により、議事説明員に異動がありました。
 本件につきましては、臨時会招集当日の本会議において紹介いたします。
 なお、紹介は自席で行いますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、臨時会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は八分程度とのことです。

○増子委員長 次に、令和二年度新型コロナウイルス感染症対策補正予算等審査特別委員会の設置についてご協議願います。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和元年度東京都一般会計補正予算(第四号)の報告及び承認について外六件につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり、令和二年度新型コロナウイルス感染症対策補正予算等審査特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割り当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○広瀬議事部長 お手元の令和二年度新型コロナウイルス感染症対策補正予算等審査特別委員会設置要綱(案)をごらんいただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
 次に、5の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、委員は十八名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事三名を置くことといたしております。
 また、委員の割り当てにつきましては、(2)にございますように、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、十八名の案分比による各会派への委員割り当ては、都ファースト七名、公明党、自民党及び日本共産党各三名、立憲・民主及び東京みらい各一名となりました。
 なお、役員の構成ですが、委員長は都ファーストから、副委員長三名につきましては、都ファースト、公明党及び自民党から各一名となりました。
 また、理事三名につきましては、都ファースト、公明党及び自民党から各一名となりました。
 次に、6の審査の方法でございますが、審査は提案説明、質疑、表決の順序で行うことといたします。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、委員の選定届は、委員会終了後、速やかに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の新型コロナウイルス感染症対策特別委員会設置要綱(案)のとおり、特別委員会を設置することについて、臨時会招集当日の本会議において動議を提出し、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、会期について申し上げます。
 今臨時会の会期につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の会議予定表(案)のとおり、四月十七日から二十二日までの六日間となりました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 四月二十一日正午までに受理した分は、今臨時会最終日に所管の委員会に付託することといたしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時四十一分散会

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