議会運営委員会速記録第二十九号

令和二年二月十二日(水曜日)
議会運営委員会室
午前十一時開議
出席委員 二十三名
委員長増子ひろき君
副委員長小山くにひこ君
副委員長東村 邦浩君
副委員長鈴木 章浩君
理事荒木ちはる君
理事木村 基成君
理事伊藤 ゆう君
理事高倉 良生君
理事小宮あんり君
理事和泉なおみ君
中村ひろし君
奥澤 高広君
岡本こうき君
山田ひろし君
入江のぶこ君
桐山ひとみ君
谷村 孝彦君
まつば多美子君
宇田川聡史君
大場やすのぶ君
白石たみお君
里吉 ゆみ君
あぜ上三和子君

欠席委員 なし

議長石川 良一君
副議長橘  正剛君
財務局長武市  敬君

本日の会議に付した事件
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
理事の互選について
第一回定例会の招集について
第一回定例会提出予定案件について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
議席の変更について
議事説明員の異動について
知事の施政方針について
警視総監の治安状況説明について
監査委員の口頭報告について
包括外部監査人への説明要求について
予算特別委員会の設置について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
陳情の審査について

○増子委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 一月二十二日付をもって、大山とも子議員及び清水ひで子議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申し出がそれぞれありました。
 本件は、いずれも同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で里吉ゆみ議員及びあぜ上三和子議員をそれぞれ選任いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
 この際、里吉ゆみ委員及びあぜ上三和子委員を紹介いたします。

○里吉委員 里吉です。よろしくお願いいたします。

○あぜ上委員 あぜ上です。よろしくお願いします。

○増子委員長 次に、理事一名が欠位となっておりますので、理事の互選を行います。
 互選の方法はいかがいたしましょうか。

○山田委員 委員長の指名推選の方法によることとし、直ちに指名していただきたいと思います。

○増子委員長 ただいまの動議にご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、理事には和泉なおみ委員を指名いたします。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、理事には和泉なおみ委員が当選されました。

○増子委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、お手元配布の議席表(案)のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。
 この際、議事の都合により、暫時休憩いたします。
   午前十一時二分休憩

   午前十一時四十八分開議

○増子委員長 休憩前に引き続き委員会を開きます。
 初めに、第一回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、二月十九日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、武市財務局長から説明があります。

○武市財務局長 第一回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の令和二年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ百五件でございます。
 内訳は、予算案三十四件、条例案四十九件、契約案十二件、事件案九件、諮問一件でございます。このほか、人事案三件を予定しております。
 初めに、予算案についてご説明申し上げます。
 別添の令和二年度東京都予算案の概要、緑色のこちらの資料の方をごらん願います。
 まず初めに、八ページをお開き願います。財政規模でございますが、中段の表にありますように、令和二年度の一般会計は、前年度に比べて一・四%減、額で一千七十億円減の七兆三千五百四十億円でございます。これに、下段の表の特別会計、公営企業会計を合わせました全会計合計で十五兆四千五百二十二億円でございます。
 恐れ入りますが、大きく飛びまして、七六ページをごらん願います。令和元年度最終補正予算案でございます。
 補正の財政規模でございますが、中段の表にありますように、一般会計は二千四百六十億円の増額となり、特別会計を合わせますと二千百五十五億円の増額でございます。
 さらに飛びまして、八七ページをごらん願います。都区財政調整協議に伴う令和二年度補正予算案の概要でございます。
 都区財政調整について、都区協議の合意内容に基づき変更する必要が生じたため、補正を行うものでございます。
 補正の財政規模でございますが、下段の表にありますように、一般会計は十八億円の増額となり、特別会計を合わせますと三十七億円の増額でございます。
 予算案の詳細につきましては、過日ご説明させていただいておりますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、先ほどごらんいただきました件名表の方にお戻りをいただきまして、件名表三ページをごらん願います。まず、条例案でございます。
 主な案件についてご説明いたします。
 まず、新設の条例が八件ございます。
 1のスマート東京推進基金条例外二件は、将来の財政需要への備えとして、新たな基金を創設するものでございます。
 3の東京都知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例外一件は、地方自治法等の一部改正を踏まえ、知事等及び地方独立行政法人の役員等の損害賠償責任の限度額等を定めるものでございます。
 4の令和元年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例は、都区財政調整について再算定を行うものでございます。
 四ページをごらん願います。5の東京都犯罪被害者等支援条例は、犯罪被害者等が受けた被害の回復や生活の再建を図るとともに、犯罪被害者等を社会全体で支え、誰もが安心して暮らすことができる社会の実現に寄与するため、犯罪被害者等支援を総合的かつ計画的に推進するものでございます。
 6の東京都庭園美術館条例は、施設の利用に関する基本的な事項等を定めるものでございます。
 次に、一部を改正する条例が三十九件ございます。
 五ページをごらん願います。11の東京都職員定数条例の一部を改正する条例は、令和二年度の職員定数を定めるものでございます。
 このほか、職員に関するものが四件ございます。
 12の特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は、特別区における事務処理の特例に関する規定を改めるものでございます。
 このほか、区市町村に関するものが三件ございます。
 七ページをごらん願います。17の東京都都税条例の一部を改正する条例は、固定資産税等の軽減措置を継続するものなどでございます。
 八ページをごらん願います。21の東京都立学校設置条例の一部を改正する条例は、改編に伴い都立学校を廃止するものでございます。
 このほか、組織、施設に関するものが三件ございます。
 22の東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例は、法律の一部改正等に伴い、建築物エネルギー消費性能基準に適合している旨の認定の申請に関する手数料を新設するものなどでございます。
 このほか、使用料、手数料に関するものが八件ございます。
 23の東京都屋外広告物条例の一部を改正する条例は、地域の特性に応じたプロジェクションマッピングの活用を図るため、プロジェクションマッピング活用地区に係る規定を設けるものなどでございます。
 九ページをごらんください。26の東京都看護師等修学資金貸与条例の一部を改正する条例は、看護師等修学資金貸与事業の充実を図るものでございます。
 このほか、福祉に関するものが一件ございます。
 一〇ページをごらん願います。30の食品衛生法施行条例の一部を改正する条例は、法律の一部改正に伴い、条例で規定していた基準を削除するものなどでございます。
 このほか、安全・安心に係るものが三件ございます。
 一三ページをごらん願います。43の警視庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例外一件は、警視庁及び東京消防庁職員の特殊勤務手当に係る規定を整備するものでございます。
 以上のほか、法令改正に伴い規定を整備するものが七件ございます。
 次に、廃止する条例が二件ございます。
 一四ページをごらん願います。48の東京都イノベーション創出基金条例を廃止する条例外一件は、新たな基金の創設に伴い廃止するものでございます。
 一七ページをごらん願います。ここから契約案でございます。
 1の都営住宅三十一H―一一四東(大田区東糀谷六丁目)工事請負契約から一九ページ12の綾瀬川護岸耐震補強工事(その二百六)請負契約まで合計十二件を予定しております。
 契約金額の総額は、約百六十一億円でございます。
 続きまして、二一ページをごらん願います。事件案でございます。
 1は包括外部監査契約を締結するもの、2及び3は東京都と神奈川県との境界変更に伴うもの、4から二二ページの6までの三件は児童自立支援施設に係る事務を受託するもの、7は東京国際クルーズふ頭桟橋等の指定管理者を指定するもの、8は首都高速道路株式会社が行う高速道路事業の事業計画の変更に道路管理者として同意するもの、二三ページの9は連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市が負担すべき金額の限度額を定めるものでございます。
 事件案の合計は九件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 二五ページをごらんください。諮問でございます。
 1は下水道局が行った下水道料金納入通知について審査請求があったため、地方自治法の規定に基づき諮問するものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明をいたします。
 お手元配布資料、東京都収用委員会委員をごらん願います。
 池田眞朗氏及び岩谷眞氏が三月三十一日に任期満了となりますので、上段の今回任命を予定する委員に記載のとおり、松尾弘氏及び川添義弘氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 続きまして、資料、東京都収用委員会予備委員をごらん願います。
 岩崎隆氏が三月三十一日に任期満了になりますので、上段の今回任命を予定する予備委員に記載のとおり、再任いたしたいと存じます。
 続きまして、お手元配布資料、令和二年第一回定例会中途議決要望案件一覧をごらん願います。
 令和元年度予算の執行に係るものなど、二十三件の案件につきまして、中途議決をお願いするものでございます。
 最後に、下段の令和二年第一回定例会今後提出予定案件一覧をごらん願います。
 条例案一件につきましては、国の法令公布後に準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 なお、資料に記載はございませんが、新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算について、現在、予算編成作業を進めておりますので、準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中の常任委員の所属変更について申し上げます。
 一月三十一日付をもって、お手元配布の名簿のとおり、それぞれ所属変更の申し出がありました。
 本件は、いずれも同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、議席の変更について申し上げます。
 日本共産党より、お手元配布の議席変更表のとおり議席を変更したい旨、議長に申し出がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において、申し出のとおり議席の変更を行いたいと思いますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
 先般、警視総監の交代がありましたので、新任の警視総監を定例会招集当日の本会議において紹介いたします。
 なお、従前の例により、紹介の際、警視総監は登壇の上、挨拶することになりますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、知事より、定例会招集当日の本会議において施政方針について説明を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は四十五分程度とのことです。

○増子委員長 次に、警視総監より、定例会招集当日の本会議において都内の治安状況について説明を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は二十分程度とのことです。

○増子委員長 次に、大津ひろ子監査委員より、定例会招集当日の本会議において監査結果について口頭報告を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は十分程度とのことです。

○増子委員長 次に、包括外部監査人への説明要求についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において決定の上、包括外部監査人に令和元年度包括外部監査結果の報告について説明を求めることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、予算特別委員会の設置についてご協議願います。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果、令和二年度当初予算及び令和二年度補正予算につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり予算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割り当て等につきまして、議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元の予算特別委員会設置要綱(案)をごらんいただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
 次に、5の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、従前の例により、委員は三十九名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
 また、(2)にございますように、各常任委員会の委員長はこの委員会の委員になるものとし、委員の割り当てにつきましては、(3)にございますように、三十九名から常任委員長九名を除いた三十名につきまして、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、常任委員長を除く三十名の案分比による各会派への委員割り当ては、都ファースト十二名、公明党六名、自民党六名、日本共産党四名、立憲・民主及び東京みらい各一名となりました。
 なお、役員の構成ですが、委員長は都ファーストから、副委員長三名につきましては、都ファースト、公明党及び自民党から各一名となりました。また、理事六名につきましては、都ファーストから三名、公明党、自民党及び日本共産党から各一名となりました。
 次に、6の審査の方法でございますが、(1)にございますように、審査は、提案説明、総括質疑、部局別質疑、締めくくり総括質疑、討論、表決の順序で行うことといたします。
 このうち部局別質疑は、(2)にございますように、各常任委員会の調査をもってかえるものとし、締めくくり総括質疑は、(3)にございますように、各常任委員会の調査報告の後、行うものといたしております。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がありますので、委員の選定届は、二月十四日正午までに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元の令和二年第一回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日十二日が告示日でございまして、会期は二月十九日から三月二十七日までの三十八日間でございます。
 二月十九日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、施政方針についての知事説明、都内の治安状況についての警視総監説明、監査結果についての監査委員の口頭報告等がございます。
 二月二十日から二十五日までの六日間、議案調査のため休会いたします。
 二月二十六日から二十八日までの三日間は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 二月二十八日の一般質問終了後、予算特別委員会を設置いたしまして、令和二年度予算の付託の決定をし、また、議案の常任委員会付託の決定等を行います。
 二月二十九日から三月四日までの五日間は休会いたしまして、三月二日及び三日に常任委員会審査を行います。
 三月五日は本会議を開きまして、令和元年度関係議案等を上程し、議決を行います。
 三月六日から二十六日までの二十一日間は休会いたしまして、この間、九日、十二日及び十三日は予算特別委員会を開会いたしまして総括質疑を、十六日から十九日までは常任委員会審査を、二十四日及び二十五日は予算特別委員会を開会いたしまして締めくくり総括質疑、討論及び採決を行います。
 三月二十七日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は三日間でございまして、各会派の質問時間は、都ファースト二百十八分、公明党百分、自民党百分、日本共産党七十九分、立憲・民主二十二分、東京みらい十三分、無所属のネットが十三分、合計五百四十五分となりました。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、二月二十一日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○増子委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の東京都議会議員の議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例(案)を定例会招集当日の本会議に上程し、趣旨説明及び委員会付託を省略の上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、三月二十六日正午までに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 二月二十一日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で三月二十六日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元配布の第一回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は、二月十九日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」外二曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間はおおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○増子委員長 次に、陳情の審査を行います。
 まず、陳情一第九七号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○藤田管理部長 お手元の陳情審査説明資料の一ページをお開き願います。
 初めに、整理番号1、陳情一第九七号、東京都議会のホームページに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、目黒区の下馬場一毅さんから提出されたもので、その要旨は、都議会において、東京都議会議員のホームページURLやメールアドレスをホームページで公開していただきたいというものでございます。
 現在の状況をご説明させていただきます。
 都議会のホームページでは、議員の皆様を個別に紹介するページにおいて、ホームページを開設していらっしゃる議員の皆様のURLを掲載するとともに、リンクを張っております。
 なお、議員個人のメールアドレスにつきましては、個人情報に該当するため、都議会ホームページ上での公開は行っておりません。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○里吉委員 意見を簡単に申し上げます。
 この陳情の件ですけれども、都議のホームページやメールアドレスを都議会のホームページで公開することを求めることについては、都議会議員本人の了解があれば可能だと思います。
 ただ、インターネット上の成り済まし防止をするための方策については、さらに検討することが必要だと考えます。
 以上です。

○奥澤委員 議会をより開かれたものにするためには、議員に対してよりアクセスしやすい方法を示していくことは重要だというふうに考えています。議会ホームページへのリンク、これは信用性を高めるとともに、メールを使って容易に連絡がとれるという点からは有益だというふうに考えます。
 一方で、各議員によって、ファクスやメールのみならず、近年はSNSなどのさまざまな方法で相談を受け付けていることから、議会ホームページで示すべき情報については、各議員の状況に留意しながら、引き続き検討していくべきと申し上げたいと思います。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情一第九七号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、陳情一第一〇〇号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○櫻井議事部長 お手元の陳情審査説明資料二ページをお開き願います。
 整理番号2、陳情一第一〇〇号、東京都議会における請願・陳情制度に関する陳情は、目黒区の下馬場一毅さんから提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、都議会において、インターネットから東京都議会に対する陳情を提出できるようにしていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 請願陳情については、東京都議会会議規則、東京都議会請願・陳情取扱要綱等に基づき事務処理を行っております。
 請願については、会議規則第八十五条第一項により、請願者が署名または記名押印の上、議員の紹介により議長に提出しなければならないと定められており、また、同条第二項で、請願を紹介する議員は、請願書の表紙に署名しなければならないと定められております。
 陳情については、同規則第九十一条により、陳情書の内容が請願に適合するものは、請願書の例により処理すると定められております。
 以上のとおり、署名または記名押印を要件としていることから、窓口への持参または郵送により提出されたものを請願及び陳情として受理しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○里吉委員 インターネットから東京都議会に対する陳情を提出できるようにするということですけれども、陳情について、特に請願陳情を出すというのは国民の権利であり、より請願や陳情を行いやすい環境を整備することは重要だと考えます。
 都議会として、陳情を今郵送で受け付けているわけですから、インターネットで受け付けることはできないのかどうか、その方法について検討する必要があると考えます。
 以上です。

○奥澤委員 陳情は、住民の方々がその意思を適切に、かつ直接示すことができる手段としても、より利便性の高いものにすべきという陳情理由、これには理解を示すものです。
 一方で、現在行われている署名または記名押印というものには、何らかの理由があって果たしている目的があると思いますので、これをインターネットを介した方法でもしっかりと達成することができるのかといった検討をしっかりと進めなければいけないと思います。
 つきましては、現在、都庁全体で進めようとしているデジタル都庁の実現に向けた取り組み、これと歩調を合わせる形で継続して検討していくべきと申し上げたいと思います。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情一第一〇〇号は継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後零時十三分散会

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