議会運営委員会速記録第十七号

平成三十一年二月十三日(水曜日)
議会運営委員会室
午後零時三十一分開議
出席委員 二十三名
委員長増子ひろき君
副委員長小山くにひこ君
副委員長東村 邦浩君
副委員長吉原  修君
理事荒木ちはる君
理事木村 基成君
理事伊藤 ゆう君
理事橘  正剛君
理事山崎 一輝君
理事大山とも子君
中村ひろし君
奥澤 高広君
やながせ裕文君
平  慶翔君
たきぐち学君
入江のぶこ君
森村 隆行君
谷村 孝彦君
中山 信行君
三宅 正彦君
神林  茂君
清水ひで子君
和泉なおみ君

欠席委員 なし

議長尾崎 大介君
副議長長橋 桂一君
財務局長武市  敬君

本日の会議に付した事件
会派所属議員数の変更について
会派の結成について
議会運営委員について
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
第一回定例会の招集について
第一回定例会提出予定案件について
賀詞について
東京都名誉都民の逝去について
無所属の名称変更について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
常任委員会の役員について
オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員について
議場の議席について
知事の施政方針について
警視総監の治安状況説明について
監査委員の口頭報告について
包括外部監査人への説明要求について
予算特別委員会の設置について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
東京都議会情報公開推進委員会委員について
陳情の審査について

○増子委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、会派所属議員数の変更について申し上げます。
 奥澤高広議員、斉藤れいな議員及び森澤恭子議員の会派離脱に伴い、都ファーストから一月二十五日付で所属議員数が五十名になった旨、議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、会派の結成について申し上げます。
 去る一月二十五日付で、奥澤高広議員から、三名の議員で、新会派、無所属東京みらいを結成した旨、議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議会運営委員の会派別割り当てについて申し上げます。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、都ファーストが十名から九名、東京みらいが一名となりました。ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 本日付をもって、白石たみお議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で和泉なおみ議員を選任いたしました。
 また、ただいまの委員の割り当てに伴い、本日付をもって、ひぐちたかあき議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で奥澤高広議員を選任いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
 この際、和泉なおみ委員及び奥澤高広委員を紹介いたします。

○和泉委員 日本共産党都議団の和泉なおみです。どうぞよろしくお願いいたします。

○奥澤委員 無所属東京みらいの奥澤です。どうぞよろしくお願いします。

○増子委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、お手元配布の議席表(案)のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○増子委員長 次に、第一回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、二月二十日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、武市財務局長から説明があります。

○武市財務局長 第一回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成三十一年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ百一件でございます。
 内訳は、予算案三十三件、条例案五十二件、契約案六件、事件案八件、諮問二件でございます。このほか、人事案十九件を予定しております。
 初めに、予算案についてご説明いたします。
 別添の平成三十一年度東京都予算案の概要、緑の冊子をごらん願います。
 一〇ページをお開き願います。財政規模でございますが、中段の表にありますように、平成三十一年度の一般会計は、前年度に比べて五・九%増、額で四千百五十億円増の七兆四千六百十億円でございます。これに、下段の表の特別会計、公営企業会計を合わせた全会計合計で十四兆九千五百九十四億円でございます。
 同じ冊子、飛びますが、一一六ページをごらん願います。平成三十年度最終補正予算案でございます。
 今回の補正の財政規模でございますが、中段の表にありますように、一般会計は四千七百三億円の増額となり、特別会計、公営企業会計を合わせますと五千百四十七億円の増額でございます。
 予算案の詳細につきましては、過日ご説明しておりますので、省略させていただきます。
 恐れ入りますが、もとに戻りまして、先ほどごらんいただきました件名表の三ページをごらん願います。条例案でございます。
 主な案件についてご説明申し上げます。
 まず、新設の条例が三件ございます。
 1の平成三十年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例は、都区財政調整について再算定を行うものでございます。
 2の東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例は、良質なマンションストック及び良好な居住環境の形成に向けて、マンションの適正な管理を促進するものでございます。
 3の東京都子供への虐待の防止等に関する条例は、子供への虐待防止についての理解を深め、社会全体で虐待の防止に関する取り組みを一層推進するものでございます。
 次に、一部を改正する条例が四十九件ございます。
 四ページをごらん願います。6の東京都職員定数条例の一部を改正する条例は、平成三十一年度の職員定数を定めるものでございます。
 このほか、職員に関するものが七件ございます。
 8の特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は、特別区における事務処理の特例に関する規定を改めるものでございます。
 このほか、区市町村に関するものが四件ございます。
 六ページをごらん願います。14の東京都防災会議条例の一部を改正する条例外一件は、会議運営の充実を図るため、委員総数の上限を改めるものでございます。
 七ページをごらん願います。17の土地収用法関係手数料等に関する条例の一部を改正する条例は、法律の施行に伴い、所有者不明土地の利用円滑化のための手続が定められることから、手数料を新設するものでございます。
 このほか、使用料、手数料に関するものが八件ございます。
 18の東京都都税条例の一部を改正する条例は、固定資産税等の減額措置を継続するものなどでございます。
 八ページをごらん願います。24の東京都障害者スポーツセンター条例の一部を改正する条例は、施設の移転に伴い、位置等を改めるものでございます。
 このほか、組織、施設に関するものが二件ございます。
 一〇ページをごらん願います。31の高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例は、ホテルまたは旅館において多くの人が利用しやすい客室の整備を図るため、一般客室に関する基準を定めるものなどでございます。
 32の東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例の一部を改正する条例は、緊急輸送道路の沿道建築物の占有者の協力を得やすくするよう環境を整備することなどにより、沿道建築物の耐震化を推進するものでございます。
 一二ページをごらん願います。38の都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例は、建築物の新築等において環境性能のさらなる向上を図るため、建築物環境計画書の提出を求める対象を拡大するものなどでございます。
 一三ページをごらん願います。42の東京都貸切自動車条例の一部を改正する条例は、消費税率及び地方消費税率の改定に伴い、料金の改定を行うものでございます。
 このほか、消費税率等に関するものが五件ございます。
 以上のほか、法令改正に伴い規定を整備するものが十二件ございます。
 次に、一七ページをごらん願います。契約案でございます。
 1の都営住宅三十H-一〇二東(足立区新田一丁目)工事から、一八ページ、6の谷沢川分水路工事まで、合計六件を予定しております。
 契約金額の総額は、約三百二十二億円でございます。
 次に、一九ページをごらん願います。事件案でございます。
 1及び2は首都大学東京の定款及び中期目標を変更するもの、3は包括外部監査契約を締結するもの、4及び二〇ページの5は連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市が負担すべき金額の限度額に関するもの、6から8までは流域下水道の建設及び維持管理に要する費用の関係市町村が負担すべき金額に関するものでございます。
 事件案の合計は八件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 二一ページをごらんください。諮問でございます。
 1は教育委員会が行った懲戒免職処分を受けた職員に対する退職手当の支給制限処分について、2は都知事が行った運転免許証更新手数料徴収処分についてそれぞれ審査請求があったため、地方自治法の規定に基づき諮問するものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明申し上げます。
 お手元配布資料、東京都固定資産評価審査委員会委員をごらん願います。
 四名の委員が三月三十一日に任期満了となりますので、上段の今回選任を予定する委員に記載のとおり、國武久幸氏及び橘田万里恵氏を再任し、徳弘洋子氏及び道盛大志郎氏を新たに選任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都公害審査会委員をごらんください。
 十四名の委員が三月三十一日に任期満了に、一名の委員が欠員となっておりますので、ごらんの今回任命を予定する委員に記載のとおり、外井浩志氏、小倉京子氏、佐藤泉氏、江尻京子氏及び大津真弓氏の各氏を再任し、大内孝子氏、村頭秀人氏、齊田紀子氏、落合博明氏、今泉博之氏、兼保直樹氏、小林剛氏、足立夏子氏、鴨志田公男氏及び山野優子氏の各氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 それぞれ同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 次に、お手元配布資料、平成三十一年第一回定例会中途議決要望案件一覧をごらん願います。
 平成三十年度予算の執行に係るものなど、十五件の案件につきまして、中途議決をお願いするものでございます。
 最後に、下段の平成三十一年第一回定例会今後提出予定案件一覧をごらん願います。
 条例案一件につきましては、国の法令改正後に準備が整い次第、議案を提出させていただきます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、天皇陛下御在位三十年に当たる賀詞についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において、賀詞の案文を上程し、議決の上、奉呈することといたしました。
 また、賀詞の案文につきましては、賀詞起草特別委員会を設置し、同委員会において起草することといたしました。
 本件につきましては、いずれも理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 つきましては、本特別委員会の構成等につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 起草特別委員会の構成等につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 名称は、賀詞起草特別委員会といたしております。
 委員は二十三名とし、各会派への委員の割り当ては、都ファースト九名、公明党四名、自民党四名、日本共産党三名、立憲・民主一名、東京みらい一名及び維新・あた一名となりました。
 次に、役員の構成でございますが、委員長は都ファーストから、副委員長三名につきましては、都ファースト、公明党及び自民党から各一名となりました。また、理事につきましては、委員を割り当てられた会派から各一名となりました。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、委員の選定届を委員会終了後、速やかに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、東京都名誉都民の逝去についてご報告いたします。
 東京都名誉都民山田禎一氏におかれましては、去る一月二十三日に逝去されました。ここに謹んでご報告いたします。
 なお、本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、無所属の名称変更について申し上げます。
 十二月二十日付で、上田令子議員より、かがやけTokyoから自由を守る会に名称を変更した旨、議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更について申し上げます。
 一月二十五日付をもって、お手元配布の名簿のとおり、それぞれ所属変更の申し出がありました。
 本件は、いずれも同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 一月二十五日付をもって、斉藤れいな議員及び森澤恭子議員より、オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員を辞任したい旨の申し出がそれぞれありました。
 本件は、いずれも同日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で栗下善行議員及び藤井あきら議員をそれぞれ選任いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う常任委員会の役員の会派別割り当てについてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、常任委員会の副委員長ポストは、都ファーストが八名から七名、東京みらいが一名となりました。
 なお、これに伴い、都市整備委員会の副委員長ポストを都ファーストから東京みらいに異動することといたしました。
 また、理事ポストの数は、維新・あたの割り当てがなくなり、東京みらいが一名となりました。
 なお、これに伴い、財政委員会の理事ポストを維新・あたから都ファーストに、経済・港湾委員会の理事ポストを都ファーストから東京みらいに異動することといたしました。
 本件につきましては、いずれも理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴うオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員の会派別割り当てについてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、都ファーストが十名から九名、東京みらいが一名となりました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、関係会派におかれましては、辞任及び選任の手続方、速やかにお願いいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振りについて、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の割り振りとすることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、議席の変更届は、準備の都合もありますので、速やかに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、知事より、定例会招集当日の本会議において施政方針について説明を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は四十五分程度とのことです。

○増子委員長 次に、警視総監より、定例会招集当日の本会議において都内の治安状況について説明を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は二十分程度とのことです。

○増子委員長 次に、清水やすこ監査委員より、定例会招集当日の本会議において監査結果について口頭報告を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は十分程度とのことです。

○増子委員長 次に、包括外部監査人への説明要求についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において決定の上、包括外部監査人に平成三十年度包括外部監査結果の報告について説明を求めることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、予算特別委員会の設置についてご協議願います。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果、平成三十一年度当初予算につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり予算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
 設置要綱(案)及び委員の割り当て等につきましては、議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元の予算特別委員会設置要綱(案)をごらんいただきたいと存じます。
 委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
 次に、5の委員会の組織でございますが、(1)にございますように、従前の例により、委員は三十九名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
 また、(2)にございますように、各常任委員会の委員長はこの委員会の委員になるものとし、委員の割り当てにつきましては、(3)にございますように、三十九名から常任委員長九名を除いた三十名につきまして、各会派の案分比によることといたしております。
 先ほどの理事会におきまして、常任委員長を除く三十名の案分比による各会派への委員割り当ては、都ファースト十二名、自民党六名、公明党五名、日本共産党四名、立憲・民主、東京みらい及び維新・あた各一名となりました。
 なお、役員の構成ですが、委員長は都ファーストから、副委員長三名につきましては、都ファースト、自民党及び公明党から各一名となりました。また、理事六名につきましては、都ファーストから三名、自民党、公明党及び日本共産党から各一名となりました。
 次に、6の審査の方法でございますが、(1)にございますように、審査は、提案説明、総括質疑、部局別質疑、締めくくり総括質疑、討論、表決の順序で行うことといたします。
 このうち部局別質疑は、(2)にございますように、各常任委員会の調査をもってかえるものとし、締めくくり総括質疑は、(3)にございますように、各常任委員会の調査報告の後、行うものといたしております。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 この際、大山理事から発言がございます。

○大山委員 日本共産党都議団を代表し、ただいま報告された予算特別委員会設置要綱について、平成三十年度最終補正予算も第一回定例会で設置される予算特別委員会に付託すべきとの立場で意見を述べます。
 理由は、主に三つです。
 第一に、平成三十年度最終補正予算案に計上されている築地市場跡地の有償所管がえは、二〇一七年六月に小池知事が発表した市場移転に関する基本方針と深くかかわるものであり、審査に当たって、小池知事との一問一答の質疑が不可欠であることです。
 第二に、予算額も五千億円を超えるもので、都民の関心も高く、十分な審議が求められていることです。
 第三に、築地まちづくり方針と一体で審査することが必要だからです。
 よって、平成三十年度最終補正予算案に計上されている築地市場跡地の有償所管がえについては、予算特別委員会に付託し、より充実した審査にすることを求め、意見表明といたします。

○増子委員長 発言は終わりました。
 本件については、理事会協議結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、準備の都合がありますので、委員の選定届は、二月十五日正午までに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元の平成三十一年第一回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日十三日が告示日でございまして、会期は二月二十日から三月二十八日までの三十七日間でございます。
 二月二十日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、施政方針についての知事説明、都内の治安状況についての警視総監説明、監査結果についての監査委員の口頭報告等がございます。
 二月二十一日から二十五日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 二月二十六日から二十八日までの三日間は本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 二月二十八日の一般質問終了後、予算特別委員会を設置いたしまして、平成三十一年度予算の付託の決定をし、また、議案の常任委員会付託の決定等を行います。
 三月一日から五日までの五日間は休会いたしまして、一日及び四日に常任委員会審査を行います。
 三月六日は本会議を開きまして、平成三十年度関係議案等を上程し、議決を行います。
 三月七日から二十七日までの二十一日間は休会いたしまして、この間、十二日から十四日までは予算特別委員会を開会いたしまして総括質疑を、十五日から二十日までは常任委員会審査を、二十五日及び二十六日は予算特別委員会を開会いたしまして締めくくり総括質疑、討論及び採決を行います。
 三月二十八日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は三日間でございまして、各会派等の質問時間は、都ファースト二百十四分、公明党九十九分、自民党九十九分、日本共産党七十七分、立憲・民主二十一分、東京みらい十三分、維新・あた九分、無所属のネットが十三分、自由を守る会が十分、合計五百五十五分となりました。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、二月二十二日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○増子委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、三月二十七日正午までに議長までご提出願います。

○増子委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 二月二十一日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で三月二十七日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○櫻井議事部長 お手元配布の第一回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は、二月二十日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、メンデルスゾーン作曲、弦楽四重奏曲第一番変ホ長調より第一楽章、第二楽章外一曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間はおおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○増子委員長 次に、東京都議会情報公開推進委員会委員についてご協議願います。
 会派所属議員数の変更に伴い、委員の配分等につきましては、お手元配布の東京都議会情報公開推進委員会委員の配分について(案)のとおりとすることといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、関係各派におかれましては、辞任及び選任の手続方、速やかにお願いいたします。

○増子委員長 次に、陳情の審査を行います。
 陳情二九第九〇号及び陳情三〇第九七号は、いずれも内容に関連がありますので、一括して議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○藤田管理部長 お手元の陳情審査説明資料の一ページをお開き願います。
 初めに、整理番号1、陳情二九第九〇号、常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、神奈川県横浜市の小林亮一さん外七人の方から提出されたものでございます。
 その要旨は、都議会において、常任委員会の議論の様子をインターネットにてライブ配信していただきたいというものでございます。
 次に、四ページをお開き願います。
 整理番号4、陳情三〇第九七号でございますが、ただいまご説明いたしました陳情の提出者と同じ神奈川県横浜市の小林亮一さん外三人の方から提出された陳情でございまして、同じ件名で、要旨も同趣旨でございますので、以上二件につきまして、一括して現在の状況を説明させていただきます。
 都議会のインターネット中継につきましては、本会議及び予算特別委員会で実施しております。また、注目を集める常任委員会につきましても、当該常任委員会理事会及び議会運営委員会理事会の決定のもと、実施してまいりました。
 さらに、平成二十九年度の議会改革検討委員会において、常任委員会のインターネット中継の試行が決定され、情報公開推進委員会における調査検討を経て、平成三十年第二回定例会から総務委員会で試行が開始されております。
 この試行状況を踏まえた検討の結果、平成三十一年第三回定例会から全ての常任委員会において本格実施することが決定されております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。--発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、いずれも趣旨採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情二九第九〇号及び陳情三〇第九七号は、いずれも趣旨採択と決定いたしました。

○増子委員長 次に、陳情三〇第九五号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○藤田管理部長 お手元の陳情審査説明資料の二ページをお開き願います。
 整理番号2、陳情三〇第九五号、議会運営委員会のインターネット中継等、閉鎖的な体質である都議会の改革に関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、目黒区の工藤真実さんから提出されたものでございます。
 その要旨は、1、本会議、常任委員会だけでなく、議会運営委員会及び特別委員会についてもインターネット中継をしていただきたい。
 2、委員会速記録のインターネット公開の迅速化を図っていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 インターネット中継につきましては、先ほどの二件の陳情のご説明のとおりでございまして、議会運営委員会及び予算特別委員会以外の特別委員会につきましては、中継の予定はございません。
 委員会の速記録につきましては、委員会開会日から、原則として土日休日を除く三十日から五十日後をめどとして発行するよう努めております。また、原則として、発行日当日にホームページに公開しております。
 なお、予算特別委員会の総括質疑三日間につきましては、委員会開会日から土日休日を除くおおむね三日後に速報版を発行し、発行日当日にホームページに公開しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○清水委員 ただいまご説明のありました陳情三〇第九五号の陳情については、趣旨について賛成です。
 項目2について、委員会速記録について、今ご説明がありましたが、原則として、三十日から五十日後をめどとして発行しているということですが、さらに早く議事録が見たいということは、都民の皆さんが都議会に関心を寄せていただいているということであり、大変重要なことだと思います。
 同時に、早く議事録にするためには、それに見合った職員数が必要だと思います。業者から仕上がってきたものを、現在は職員がチェックし、未定稿にして私たちは見ることができますが、その後、担当の職員が読み、チェックして、精査して議事録にするということです。
 特別委員会などの業務も増加し、業務量に見合った職員に増員する必要があります。迅速に議事録を都民の皆さんに公開できるようにするためにも、職員定数の増を含めて充実していくことを求めておきます。
 以上です。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三〇第九五号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、陳情三〇第九六号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○櫻井議事部長 お手元の陳情審査説明資料、三ページをお開き願います。
 整理番号3、陳情三〇第九六号、議会運営委員会の理事会の公開を求めることに関する陳情は、目黒区の工藤真実さんから提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、都議会において、最も重要である議会運営委員会の理事会を早急に公開会議にしていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 都議会では、東京都議会委員会条例第六条第四項の規定において、委員会の運営に関し必要な事項を協議するため、委員会に理事会を置くことができるとされており、この規定に基づき、議会運営委員会に理事会を設置しております。
 また、同条例第十九条において、委員会はこれを公開する、ただし、理事会は非公開とすると規定されていることから、議会運営委員会の理事会は非公開としております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○清水委員 ただいまの陳情について意見を述べます。
 議会運営について協議する議会運営委員会の理事会の公開については、これまで私たちは議会改革検討委員会の検討課題としても一貫して主張してきたものです。
 とりわけ議会運営委員会は、理事会で協議したことを確認する場となっており、委員会だけでは、なぜそうなったのか都民の皆さんが知ることはできません。
 したがって、経過が都民の皆さんにもわかるように、議会運営委員会理事会の公開を求める陳情には賛成です。
 以上です。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三〇第九六号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、陳情三〇第九八号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○櫻井議事部長 お手元の陳情審査説明資料、五ページをお開き願います。
 整理番号5、陳情三〇第九八号、陳情二九第九二号の審査を求めることに関する陳情は、神奈川県横浜市の小林亮一さん外三人から提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、平成二十九年第三回定例会において付託され、継続審査となった陳情二九第九二号、不採択又は継続審査となった請願・陳情の要旨公開を求めることに関する陳情の審査をしていただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 請願陳情のホームページ掲載については、本会議において委員会に付託された後に、定例会ごとに、件名、付託委員会、受理年月日、付託年月日等を掲載し、また、議決後に審査年月日、議決年月日及び採択、不採択等の審査結果を掲載しております。
 また、採択となった請願陳情については、その願意及び理由を掲載しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○清水委員 ただいまご説明のありました陳情二九第九二号の審査を求めることに関する陳情というものです。
 継続審査となっている陳情をきちんと審査してほしいということです。陳情二九第九二号は、都議会公式ホームページにおいて、採択となった案件のみでなく、不採択または継続審査となった請願陳情についても、願意と理由を公開していただきたいというものです。
 この二九第九二号の陳情に関して、私たちは、都民は請願や陳情を行う権利があり、その請願陳情がなぜ不採択や継続となったのか、その理由を知ることは当然の権利であり、議会として保障することは、都政の透明化という立場においても極めて重要だと考えています。
 他県の議会でも、三分の一の議会で不採択や継続になったものを公開しています。都議会でも採択されたものだけを公開するのではなく、議会に提出された全ての請願陳情を公開することは重要だと考えています。
 議会改革検討委員会が行われてはおりますが、検討委員会待ちにして先送りするのではなく、この議会運営委員会においても、改善できるところから積極的に改善し、実施していくことが求められています。
 したがって、本陳情の趣旨採択を求めるものです。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三〇第九八号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、陳情三〇第一一一号を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○藤田管理部長 お手元の陳情審査説明資料の六ページをお開き願います。
 整理番号6、陳情三〇第一一一号、地方議会議員年金制度の見直しに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、目黒区の工藤真実さんから提出されたものでございます。
 その趣旨は、都議会において、地方議会議員年金制度の復活、公的年金への加入に反対していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 地方議会議員年金制度は、昭和三十六年、地方議会議員互助年金法により創設され、昭和三十七年には、地方公務員等共済組合法の中で規定されることになり、地方議会議員の掛金と地方公共団体の負担金で議員共済会により運営されておりました。
 その後、地方公共団体の合併が大規模かつ急速に進展したことに伴い、議員数の大幅な減少等による積立金の枯渇が見込まれたため、平成二十三年六月、地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律の施行により廃止されております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○清水委員 陳情三〇第一一一号、地方議会議員年金制度の見直しに関する陳情について意見を述べます。
 この陳情の趣旨は、公的年金への加入も含めて認められないというものです。
 かつての地方議員年金制度は特権的なものであり、廃止は当然のことと考えていますが、厚生年金など公的年金の加入までは否定するものではありません。
 しかし、議員が公的年金に加入することについては国民的な議論が必要であり、拙速に決めることではありません。
 したがって、この陳情には賛成できません。
 以上です。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情三〇第一一一号は継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十分散会

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