議会運営委員会速記録第六号

平成二十九年十一月二十四日(金曜日)
議会運営委員会室
午前十一時三十九分開議
出席委員 二十三名
委員長増子ひろき君
副委員長山内  晃君
副委員長東村 邦浩君
副委員長秋田 一郎君
理事小山くにひこ君
理事伊藤 ゆう君
理事木村 基成君
理事橘  正剛君
理事鈴木 章浩君
理事大山とも子君
中村ひろし君
おときた駿君
斉藤れいな君
荒木ちはる君
栗下 善行君
岡本こうき君
山田ひろし君
谷村 孝彦君
中山 信行君
早坂 義弘君
山崎 一輝君
清水ひで子君
白石たみお君

欠席委員 なし

議長尾崎 大介君
副議長長橋 桂一君
財務局長武市  敬君

本日の会議に付した事件
議会局幹部職員の異動について
議員の辞職について
会派所属議員数の変更について
会派の結成について
議会運営委員について
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
第四回定例会の招集について
第四回定例会提出予定案件について
東京都名誉都民の逝去について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
常任委員会の役員について
オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員について
各会計決算特別委員について
公営企業会計決算特別委員について
議場の議席について
議事説明員の異動について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
東京都議会情報公開推進委員会委員について
陳情の審査について

○増子委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、先般の人事異動に伴い、議会局長が異動となりましたので、新任の議会局長から挨拶があります。

○松山議会局長 十月十六日付で議会局長を拝命いたしました松山でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○増子委員長 挨拶は終わりました。
 ただいま紹介いたしました議会局長につきましては、定例会招集当日の本会議で紹介いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、議員の辞職について申し上げます。
 去る十一月十五日付で、日本共産党いび匡利議員より辞職願が提出されましたので、同日付をもちまして、議長において許可いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更について申し上げます。
 本件につきましては、おときた駿議員及び上田令子議員の会派離脱に伴い、都ファーストから十月五日付で所属議員数が五十三名になった旨、また、いび匡利議員の辞職に伴い、日本共産党から十一月十五日付で所属議員数が十八名になった旨、それぞれ議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、会派の結成について申し上げます。
 去る十月五日付で、おときた駿議員から、二名の議員で、新会派かがやけTokyoを結成した旨、議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議会運営委員の会派別割り当てについて申し上げます。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、日本共産党が四名から三名、かがやけが一名となりました。ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 ただいまの委員の割り当てに伴い、本日付をもって、和泉なおみ議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、本日付で、申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、本日付でおときた駿議員を選任いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
 この際、おときた駿委員を紹介いたします。

○おときた委員 かがやけTokyoのおときたです。どうぞよろしくお願いいたします。

○増子委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、お手元配布の議席表(案)のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○増子委員長 次に、第四回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、十二月一日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。

○増子委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、武市財務局長から説明があります。

○武市財務局長 ご説明申し上げます。
 第四回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成二十九年第四回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、七十件でございます。
 内訳は、条例案三十二件、契約案十一件、事件案二十七件でございます。このほか、人事案一件を予定しております。
 主な案件についてご説明申し上げます。
 件名表の一ページをごらん願います。条例案でございます。
 まず、新設の条例が三件ございます。
 1の有明アリーナの公共施設等運営権に係る実施方針に関する条例は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に基づき、有明アリーナの公共施設等運営権に係る実施方針に関し、必要な事項を定めるものでございます。
 2の東京都国民健康保険保険給付費等交付金条例外一件は、平成三十年度からの国民健康保険新制度の施行に向け、交付金の交付及び納付金の徴収に関し、必要な事項を定めるものでございます。
 このほか、同制度の施行に向け、一部を改正する条例が二件ございます。
 一部を改正する条例は二十九件でございます。
 4の東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例は、青少年に係る児童ポルノ等の提供を当該青少年に対し不当に求める行為を禁止するほか、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の一部改正を踏まえ、規定を整備するものなどでございます。
 二ページをごらん願います。
 5の東京都地方独立行政法人評価委員会条例の一部を改正する条例は、地方独立行政法人法の一部改正を踏まえ、委員会の所掌事務を規定するものでございます。
 6の東京都知事等の給料等に関する条例の一部を改正する条例外四件は、退職手当の支給率等を改めるものでございます。
 8の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例外三件は、東京都人事委員会勧告等を踏まえ、職員の給与等に関して所要の改正を行うものでございます。
 四ページをごらん願います。
 13の東京都職員の退職管理に関する条例の一部を改正する条例は、職員の再就職情報の公表対象を拡大するものでございます。
 14の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、職員の柔軟で多様な働き方を推進するため、フレックスタイム制勤務職員に係る規定を整備するものなどでございます。
 15の東京都都税総合事務センター設置条例の一部を改正する条例外二件は、事務所及び施設の移転を行うものでございます。
 六ページをごらん願います。
 23の東京都営住宅条例の一部を改正する条例は、公営住宅法の一部改正を踏まえ、認知症患者等で、収入報告等が困難と認められる入居者の使用料に関する規定を整備するものなどでございます。
 七ページ、27の東京都立産業貿易センター条例の一部を改正する条例は、産業貿易センター浜松町館の再開に伴い、必要な事項を定めるものなどでございます。
 八ページをごらん願います。
 29の東京都立公園条例の一部を改正する条例は、都市公園法の一部改正による公募設置管理制度の創設を踏まえ、公募対象公園施設の使用料について規定を整備するものなどでございます。
 このほか、法令改正に伴い規定を整備するものが八件ございます。
 九ページをごらん願います。契約案でございます。
 1の警視庁本部庁舎(二十九)大規模改修工事請負契約から、飛びまして一一ページ、11の綾瀬川護岸耐震補強工事(その二十八)請負契約まで合計十一件を予定しております。
 契約金額の総額は、約二百七十億六千万円でございます。
 一三ページをごらん願います。事件案でございます。
 1、3及び4は、地方独立行政法人法の一部改正に伴い、各法人の定款を変更するもの、2は、当せん金付証票、いわゆる宝くじの平成三十年度の発売限度額を定めるもの、一四ページ、5及び6は、東京消防庁の消防救急デジタル無線設備及び無停電電源装置を買い入れるもの、7から、飛びまして一九ページ、27までは、公の施設の指定管理者を指定するものでございます。
 事件案は以上二十七件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 お手元配布資料、東京都公害審査会委員をごらん願います。
 一名の委員が欠員となっておりますので、上段の今回任命を予定する委員に記載のとおり、大津真弓氏を新たに任命いたしたいと存じます。同意につきまして、よろしくお願いいたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、東京都名誉都民の逝去についてご報告いたします。
 東京都名誉都民岸本忠雄氏におかれましては去る十月の六日に、また、小宮康孝氏におかれましては十月の二十四日に逝去されました。ここに謹んでご報告いたします。
 なお、本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員宛て送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更について申し上げます。
 十月五日付をもって、おときた駿議員より、経済・港湾委員会から公営企業委員会に、鈴木邦和議員より、公営企業委員会から経済・港湾委員会に、また、十一月十六日付をもって、清水ひで子議員より、警察・消防委員会から財政委員会に、それぞれ所属変更の申し出がありました。
 本件は、いずれも同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。

○増子委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 まず、十月五日付をもって、上田令子議員より、平成二十八年度各会計決算特別委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で、ひぐちたかあき議員を選任いたしました。
 次に、十月五日付をもって、おときた駿議員より、平成二十八年度公営企業会計決算特別委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において、同日付で奥澤高広議員を選任いたしました。
 また、いび匡利議員の辞職に伴い、オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員及び平成二十八年度各会計決算特別委員に欠員が生じたため、議長において、十一月十五日付でオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員に曽根はじめ議員を、平成二十八年度各会計決算特別委員に和泉なおみ議員をそれぞれ選任いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う常任委員会の役員の会派別割り当てについてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、常任委員会の理事ポストの数は、都ファーストが十二名から十一名、かがやけが一名となりました。
 なお、これに伴い、財政委員会の理事ポストを都ファーストから、かがやけに異動することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴うオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員の会派別割り当てについてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、日本共産党が四名から三名、かがやけが一名となりました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、関係会派におかれましては、辞任及び選任の手続方、速やかにお願いいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う各会計決算特別委員の会派別割り当てについてご協議願います。
 案分によりますと、都ファーストが十四名から十三名、かがやけが一名となりますが、先ほどの理事会協議の結果、現行のとおりとすることとなりました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う公営企業会計決算特別委員の会派別割り当てについてご協議願います。
 案分によりますと、日本共産党が四名から三名、かがやけが一名となりますが、先ほどの理事会協議の結果、現行のとおりとすることとなりました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振りについて、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の割り振りとすることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、議席の変更届は、準備の都合もありますので、速やかに議長まで提出願います。

○増子委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
 先般の人事異動により、議事説明員に異動がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介いたします。
 なお、副知事につきましては登壇の上、挨拶を行い、局長につきましては自席で紹介を行いますので、ご了承を願います。

○増子委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は四十分程度とのことです。

○増子委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松丸議事部長 お手元の平成二十九年第四回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日二十四日が告示日でございまして、会期は十二月一日から十五日までの十五日間でございます。
 十二月一日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 十二月二日から五日までの四日間、議案調査のため休会いたします。
 十二月六日及び八日の二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 なお、十二月七日は議事の都合により休会といたします。
 十二月九日から十四日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 十二月十五日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松丸議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派の質問時間は、都ファースト百五十一分、公明党六十六分、自民党六十三分、日本共産党五十一分、民進党十四分、かがやけ六分、合計三百五十一分となりました。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、十二月四日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○増子委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、十二月十四日正午までに議長までご提出願います。
 また、先ほどの理事会協議の結果、お手元に配布いたしてあります地方消費税の清算基準の見直しに関する意見書(案)を定例会開会当日の本会議に上程し、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 十二月一日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で十二月十四日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。

○増子委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松丸議事部長 お手元配布の第四回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は、十二月一日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、ロッシーニ作曲、弦楽のためのソナタ第一番ト長調でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーでございます。演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○増子委員長 次に、東京都議会情報公開推進委員会委員についてご協議願います。
 会派所属議員数の変更に伴い、委員の配分等につきましては、お手元配布の東京都議会情報公開推進委員会委員の配分について(案)のとおりとすることといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、関係会派におかれましては、辞任及び選任の手続方、速やかにお願いいたします。

○増子委員長 次に、陳情の審査を行います。
 まず、二九第六七号、議員年金制度を復活させないよう求める意見書の提出に関する陳情を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○新美管理部長 お手元の陳情審査説明資料の一ページをお開き願いたいと存じます。
 整理番号1番、陳情二九第六七号、議員年金制度を復活させないよう求める意見書の提出に関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、埼玉県北葛飾郡杉戸町の小畑孝平さんから提出されたもので、その趣旨は、国に対し、厚生年金への加入を含め、議員年金制度を復活させないよう求める意見書を提出していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 地方議会議員年金制度は、昭和三十六年、地方議会議員互助年金法により創設され、昭和三十七年には地方公務員等共済組合法の中で規定されることになり、地方議会議員の掛金と地方公共団体の負担金で議員共済会により運営されておりました。
 その後、地方公共団体の合併が大規模かつ急速に進展したことに伴い、議員数の大幅な減少等による積立金の枯渇が見込まれたため、平成二十三年六月、地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律の施行により廃止されております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。--発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情二九第六七号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、二九第九〇号、常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○新美管理部長 お手元の陳情審査説明資料の二ページをお開き願いたいと存じます。
 整理番号2番、陳情二九第九〇号、常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情につきましてご説明申し上げます。
 本陳情は、神奈川県横浜市の小林亮一さん外七人の方から提出されたもので、その要旨は、都議会において、常任委員会における議論の様子をインターネットにてライブ配信していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 都議会におけるインターネット中継については、本会議及び予算特別委員会で実施しております。また、注目を集める常任委員会についても、当該常任委員会理事会及び議会運営委員会理事会の決定のもと実施してきました。
 さらに情報公開を推進する観点から、平成二十九年十月三十一日の議会改革検討委員会では、常任委員会のインターネット中継を拡大することとし、まず総務委員会で平成三十年度上半期に試行中継を実施することが決定されております。
 なお、実施方法の詳細については、現在、情報公開推進委員会で検討が進められております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○山内委員 ただいまの第九〇号なんですけれども、議会改革検討委員会で今協議をされるということなので、これは継続審査で私どもは考えたいと思います。(「立ってやって」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、済みません。--九〇号でありますけれども、議会改革検討委員会で今これを協議されるということなので、私ども都民ファーストの会は継続審査ということで皆様に申し上げたいと思います。

○橘委員 現在行われております議会改革検討委員会におきまして、平成三十年度上半期に総務委員会で試行中継を実施することとしており、今後、実施に当たっての課題を検討していくこととなっております。
 他の常任委員会の拡大についても試行中継を踏まえて検討されていくことになりますので、総務委員会における試行中継の結果や課題等を詰めていく必要があるかと思います。
 したがいまして、この陳情二九第九〇号については、我が会派としては継続審議にしたいと思います。

○白石委員 議会改革検討委員会では、既にこの陳情と同じ趣旨で、インターネット中継を行う方向で検証することが合意をされております。
 本陳情を採択し、議会としても同じ意思であることを明確に示すことは重要であり、本陳情二九第九〇号、常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情の採択を求めます。
 以上です。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情二九第九〇号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、二九第九一号、常任委員会の速記録の即時公開を求めることに関する陳情を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○松丸議事部長 お手元の陳情審査説明資料、三ページをお開き願います。
 整理番号3番、陳情二九第九一号、常任委員会の速記録の即時公開を求めることに関する陳情は、神奈川県横浜市、小林亮一さん外七人から提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、1、常任委員会終了後、速記録を速記録速報版として即時に都議会公式ホームページに公開していただきたい。2、数値や文言を確認、修正した速記録確定版を常任委員会終了後、三十日から五十日をめどに公開していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 委員会の速記録につきましては、委員会開会日から、原則として土日休日を除く三十日から五十日後をめどとして発行し、ホームページに公開するよう努めております。
 なお、予算特別委員会の総括質疑三日間につきましては、委員会開会日から、土日休日を除くおおむね三日後に速報版を発行し、ホームページに公開しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○山内委員 九一号でございますけれども、やはりこれも議会改革検討委員会でこの協議をということでありますので、私どももそういった、この議会改革検討委員会でしっかりと議論され、協議をされるということが望ましいと思いますので、この案件についても継続審査を主張したいと思います。

○橘委員 第九一号についてですけれども、常任委員会終了後、速記録を即時にホームページに公開すること、そしてまた、速記録確定版を常任委員会終了後三十日ないし五十日をめどに公開することは、担当する人員の大幅な増員や正確性を確保するためのチェック体制の強化等、検討しなければならない課題があります。
 これも全体的な議会改革のテーマの一つと考えておりまして、今後、議会改革検討委員会の議論に委ねたいと考えております。
 したがいまして、陳情二九第九一号については、我が会派としては、第一項、第二項とも継続審議としたいと思っております。

○白石委員 第九一号の意見表明をいたします。
 ことしの一月から三月は百条委員会が行われたこともあり、速記録の公開がおくれてしまったということですが、通常では議会局職員の皆さんは、三十日から五十日を目途に努力されております。
 現在、都政に注目が集まるもとで、都民の皆さんが議会での審議状況をより速やかに公開してほしいという要望は当然です。とりわけ、情報公開をさらに徹底していくことは都政の中心課題となっております。
 よって、本陳情の趣旨採択を求めます。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情二九第九一号は継続審査といたします。

○増子委員長 次に、二九第九二号、不採択又は継続審査となった請願・陳情の要旨公開を求めることに関する陳情を議題といたします。
 事務局の説明を求めます。

○松丸議事部長 お手元の陳情審査説明資料、四ページをお開き願います。
 整理番号4番、陳情二九第九二号、不採択又は継続審査となった請願・陳情の要旨公開を求めることに関する陳情は、神奈川県横浜市の小林亮一さん外七人から提出されたものでございます。
 陳情の趣旨は、都議会公式ホームページにおいて、採択となった案件のみでなく、不採択または継続審査となった請願陳情についても願意と理由を公開していただきたいというものでございます。
 現在の状況についてご説明いたします。
 請願陳情のホームページ掲載については、本会議において委員会に付託された後に、定例会ごとに件名、付託委員会、受理年月日、付託年月日等を掲載し、また、議決後に、審査年月日、議決年月日及び採択、不採択等の審査結果を掲載しております。また、採択となった請願陳情については、その願意及び理由を掲載しております。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○増子委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○山内委員 この九二号も九一号と同様に、議会改革検討委員会で協議されることが大変望ましいと思いますので、私どもは継続審査を求めます。

○橘委員 この陳情につきましても、議会改革全体の中で検討する課題であると思いますので、議会改革検討委員会での議論に委ねたいと思っております。
 したがいまして、我が会派としては継続審議をしたいと思います。

○白石委員 九二号について意見表明をいたします。
 都民は請願や陳情を行う権利があります。その請願陳情がどうして不採択や継続となったのか、その理由を知ることは当然の権利であり、議会として保障することは、都政の透明化という立場においても極めて重要です。
 他県の議会を見ると、三分の一の議会で不採択や継続になったものを公開しております。都議会でも採択されたものだけを公開するのではなく、議会に提出された全ての請願陳情を公開することは重要です。
 議会改革検討委員会が行われてはおりますが、検討委員会待ちにして先送りするのではなく、この議会運営委員会においても、改善できるところから積極的に改善し、実施していくことが求められています。
 よって、本陳情の趣旨採択を求めるものです。

○増子委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増子委員長 ご異議なしと認めます。よって、陳情二九第九二号は継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後零時十一分散会