議会運営委員会速記録第四十号

平成二十八年十二月十四日(水曜日)
議会運営委員会室
午後四時四十六分開議
出席委員 二十三名
委員長高木 けい君
副委員長崎山 知尚君
副委員長高橋 信博君
副委員長東村 邦浩君
理事三宅 正彦君
理事山崎 一輝君
理事宇田川聡史君
理事橘  正剛君
理事大山とも子君
理事尾崎 大介君
野上ゆきえ君
両角みのる君
西崎 光子君
山内  晃君
桜井 浩之君
島崎 義司君
河野ゆうき君
ほっち易隆君
谷村 孝彦君
中山 信行君
清水ひで子君
畔上三和子君
小山くにひこ君

欠席委員 なし

議長川井しげお君
副議長小磯 善彦君

本日の会議に付した事件
付託議案について
委員会の審査状況について
文書質問について
委員長の口頭報告について
討論について
意見書、決議について
継続案件について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について

○高木委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、本委員会に付託されております議員提出議案第四号、東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例についてご協議願います。
 本案の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、閉会中の継続審査の申し出をすることについて採決を行うことになりました。
 この際、畔上委員及び小山委員から発言がございます。

○畔上委員 議員提出議案第四号、東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の採決を求める意見を述べさせていただきます。
 この条例改正案は、都議会議員が都議会の本会議や委員会に出席するたびに一律一万円、または一万二千円が支給されている費用弁償について、交通費の実費支給にするものです。
 現在、費用弁償は四年間で総額二億円に上ります。議員報酬が支給されているもとで、議員報酬の二重取りなどと批判されているものです。根拠のないお金を税金から支出することは、みずから正していくことが求められています。
 昨年の第一回定例会以来、二年近くもたなざらしにしておくこと自体、異常事態です。この間、継続審議としてきた理由は、議会のあり方検討会で検討するからということでしたけれども、定数問題が終了して半年もたっているのに、議論に入ることさえありません。これでは継続審査にする理屈は立ちません。
 既に政令指定都市では、二十市中十三市が費用弁償を廃止し、都道府県議会でも廃止、もしくは実費にしている議会があります。
 議員みずから襟を正し、できるところから足を踏み出そうではありませんか。よって、本委員会で採決し、可決成立させることを強く求めるものであります。
 なお、この条例改正案は、民進党都議団、都議会生活者ネットワーク、かがやけTokyo、東京みんなの改革、日本維新の会東京都議会、そして日本共産党都議団、六会派が共同で条例改正案を提案しているものです。
 以上です。

○小山委員 議員提出議案第四号、東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について意見を申し上げます。
 私たち都議会民進党は、そもそも一万二千円ないし一万円の費用弁償については、実費支給にすべきと考えております。
 この間、都議会のあり方検討会において、通年議会など、さまざまな議論を通じて、より多くの会派の賛同を得ながら、議会改革を進めていくことが重要であると考えておりました。
 今議会の継続には賛同いたしますが、残り任期も少なくなり、このまま議論が進まないのであれば、私たちは議員提出議案の費用弁償に関する条例について、第一回定例会における採決を求めざるを得ないと考えております。
 以上です。

○高木委員長 発言は終わりました。
 本案の取り扱いについて採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本案は、今定例会会期中に審査を終了することができませんので、閉会中の継続審査の申し出をすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○高木委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、そのように決定いたしました。
 なお、本件は、明十五日の本会議において、閉会中の継続審査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○高木委員長 次に、委員会の審査状況についてご報告いたします。
 各常任委員会とも、付託議案の審査は全て終了いたしました。

○高木委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、九名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明十五日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○高木委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。
 特別委員会につきましては、平成二十七年度各会計決算特別委員長及び平成二十七年度公営企業会計決算特別委員長より、それぞれ六分程度の口頭報告があります。ご了承願います。

○高木委員長 次に、討論につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松丸議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論については、行うのは七会派、行う順序は自民党、公明党、日本共産党、民進党、民進都議団、かがやけ、生活者ネット、所要時間は各会派十分程度。
 以上でございます。

○高木委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 それでは、そのようにいたします。

○高木委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 お手元配布の意見書・決議調べのとおり、意見書一件、決議一件の案文は、各常任委員会において調整済みですので、明十五日の本会議に上程し、議決することになります。ご了承願います。

○高木委員長 次に、継続案件について申し上げます。
 各特別委員会から、お手元配布の継続調査事項表のとおり、それぞれ申し出がありました。
 本件は、明十五日の本会議において、継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○高木委員長 次に、陳情二八第一三一号、千代田区内の都道「白山通り」の街路樹の取扱いに関する陳情について申し上げます。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、明十五日の本会議において、公明党から、趣旨に沿うよう努力されたいとの意見を付して採択することを求める動議を提出し、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 それでは、そのようにいたします。
 また、本動議が可決いたしましたら、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果について報告を請求することの議決を行うことにいたしますので、ご了承願います。

○高木委員長 次に、明十五日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長においてお手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことでございます。ご了承願います。

○高木委員長 次に、明十五日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。

○松丸議事部長 お手元の平成二十八年第四回定例会会議順序(4)をごらんいただきたいと存じます。
 明十二月十五日、午後一時に開議いたします。
 まず、諸報告が一件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から第四十一までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第一よりエの日程第八から日程第十一までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、オの日程第十二から日程第三十九までよりキの日程第四十一までにつきましては、それぞれ簡易採決でございます。
 続いて、日程第四十二から第五十七まで、二十七年度各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第四十二から第四十六までにつきましては、起立採決でございます。
 次に、イの日程第四十七から第五十七までにつきましては、簡易採決でございます。
 続いて、日程第五十八から第六十八まで、二十七年度公営企業各会計決算認定の件を一括上程し、委員長口頭報告を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第五十八よりウの日程第六十から第六十三までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、エの日程第六十四から第六十八までにつきましては、簡易採決でございます。
 裏面をごらんいただきたいと存じます。
 続いて、追加日程に入りまして、10の追加日程第一を上程し、ただいまご協議いただきました結果、提出することになりました、趣旨に沿うよう努力されたいとの意見つき採択の動議を公明党から提出し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、ただいまの動議が可決された場合、執行機関に送付し、処理の経過及び結果について報告請求することの決定を行います。
 次に、11の追加日程第二から17の追加日程第八までをそれぞれ上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、18の追加日程第九、陳情二件を上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、追加日程第十及び第十一、意見書一件、決議一件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、オリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会及び豊洲市場移転問題特別委員会の閉会中の継続調査の決定を行います。
 次に、ただいま閉会中の継続審査の申し出をすることに決定いたしました都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当条例一部改正条例につきまして、議会運営委員会の閉会中の継続審査の決定を行います。起立採決でございます。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願十二件、陳情十件、計二十二件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行い、閉議・閉会となります。
 所要時間は、おおむね一時間五十分程度を予定しております。
 以上でございます。

○高木委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 それでは、そのようにいたします。

○高木委員長 次に、本委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない陳情及びお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○高木委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 本件は、明十五日の本会議において、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後四時五十七分散会

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