議会運営委員会速記録第三十四号

平成二十四年五月二十九日(火曜日)
議会運営委員会室
   午前十一時三十四分開議
 出席委員 二十三名
委員長山下 太郎君
副委員長酒井 大史君
副委員長宮崎  章君
副委員長中嶋 義雄君
理事大塚たかあき君
理事増子 博樹君
理事小沢 昌也君
理事川井しげお君
理事高木 けい君
理事東村 邦浩君
大山とも子君
西崎 光子君
西岡真一郎君
門脇ふみよし君
大西さとる君
尾崎 大介君
鈴木あきまさ君
吉原  修君
鈴木 隆道君
宇田川聡史君
長橋 桂一君
小磯 善彦君
清水ひで子君

 欠席委員 なし

議長中村 明彦君
副議長ともとし春久君
財務局長安藤 立美君

本日の会議に付した事件
会派所属議員数の変更について
常任委員会の役員について
第二回定例会の招集について
第二回定例会提出予定案件について
無所属の名称変更について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
議場の議席について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について
本会議場及び委員会室における緊急地震速報の導入について

○山下委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、会派所属議員数の変更について申し上げます。
 野田かずさ議員の会派離脱に伴い、自民党から五月七日付で所属議員数が三十六名になった旨の届け出が議長にありましたので、ご報告いたします。
 なお、野田かずさ議員は、無所属脱藩議員の会となりますので、あわせてご報告いたします。

○山下委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う常任委員会の役員の会派別割り当てについてご協議願います。
 常任委員会の副委員長ポストの数は、案分によりますと、自民党が六名から五名、公明党が三名から四名となりますが、先ほどの理事会協議の結果、現行のとおりとすることになりました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。

○山下委員長 次に、第二回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、六月五日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。

○山下委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきましては、安藤財務局長から説明があります。

○安藤財務局長 第二回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成二十四年第二回東京都議会定例会提出予定議案件名表表紙に記載のとおり、ただいまのところ二十五件でございます。
 内訳は、条例案十五件、契約案七件、事件案二件、専決一件でございます。このほか、人事案二件を予定しております。
 主な案件についてご説明申し上げます。
 お手元件名表の一ページをごらんください。
 まず、条例案についてご説明いたします。
 新設の条例は二件ございまして、1の東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例は、去る五月十日に、三十一名の条例請求代表者から、地方自治法第七十四条第一項の規定に基づきまして、直接請求がありましたので、同条第三項の規定により、知事の意見をつけて提案するものでございます。
 2の東京都指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営の基準に関する条例は、いわゆる地域主権改革に関するもので、設備や人員などの基準が条例に委任されたことに伴い、新たに規定を定めるものでございます。
 次に、一部を改正する条例は十三件ございます。二ページをごらんください。
 5の東京都都税条例の一部を改正する条例は、地方税法等の一部改正に伴い、環境負荷の大きい自動車に係る自動車税の税率を重くする特例措置を二年間延長するものなどでございます。
 三段目の7の東京都特別養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例からの三件は、先ほど述べたものと同様に、地域主権改革に関するものでございます。
 三ページ二段目の10の東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例は、介護サービス情報調査手数料に係る規定の区分を改めるものでございます。
 11の東京都が東京信用保証協会に対し交付する補助金に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の一部を改正する条例は、震災に起因する二重債務問題に対応するため、回収納付金を受け取る権利を放棄する条件を追加するものなどでございます。
 四ページをごらんください。二段目、14の都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例は、国の法令改正に伴い、有害物質の追加などを行うものでございます。
 このほか、法令改正に伴い、規定を整備するものなど六件でございます。
 五ページをごらんください。契約案でございます。
 五ページ、1の警視庁野方庁舎(仮称)(二十四)新築工事から、次ページ7の新指令管制システムの製造の七件を予定しております。
 契約金額の総額は、約百八十億六千万円でございます。
 七ページが事件案でございます。
 1の都立高校の教員の過失による部活動中の事故に伴う損害賠償請求訴訟事件について和解を行うもの、2の更新時期を迎えたヘリコプターを買いかえるものについて、地方自治法の規定に基づき、議決をお願いするものでございます。
 次に、九ページが専決でございます。
 都議会閉会中に専決処分しました地方税法等の一部改正に伴う都税条例の一部改正につきましてご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 引き続きまして、人事案についてご説明いたします。
 お手元配布資料、東京都教育委員会委員をごらんください。
 中段の大原正行教育長は、七月十二日に任期満了となりますので、後任には上段の今回任命を予定する委員に記載のとおり、比留間英人氏を任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都監査委員をごらんください。
 筆谷勇氏が七月六日に任期満了となりますので、再任いたしたいと存じます。
 それぞれ同意につきまして、よろしくお願いをいたします。
 最後に、お手元配布資料、平成二十四年第二回定例会中途議決要望案件一覧をごらんください。
 東京都教育委員会の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は、区市町村立学校の教職員の児童手当の認定及び支給に関する事務処理の特例を定めるものでございますが、この事務につきましては、支給日が六月十五日となっておりますので、中途の議決をお願いするものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○山下委員長 説明は終わりました。お疲れさまでした。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 また、お手元配布の平成二十四年第二回定例会中途議決要望案件一覧の条例案一件につきましては、区市町村立学校の教職員の児童手当の支給日が平成二十四年六月十五日でありますので、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 次に、東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例案についてご協議願います。
 本件の審議につきましては、地方自治法第七十四条第四項の規定により、請求代表者に意見を述べる機会を与えなければならないとされております。
 先ほどの理事会協議の結果、請求代表者の意見陳述の機会につきましては、所管の常任委員会において与えることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。

○山下委員長 次に、無所属の名称変更について申し上げます。
 土屋たかゆき議員は、五月二十八日付で無所属、都議会日本創新党から無所属、平成維新の会に名称が変更されましたので、ご報告いたします。

○山下委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員あて送付いたしておきました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○山下委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更について申し上げます。
 四月四日付をもって、吉田康一郎議員より、総務委員会から厚生委員会に、馬場裕子議員より、財政委員会から総務委員会に、松下玲子議員より、厚生委員会から財政委員会にそれぞれ所属変更の申し出がありました。
 本件は、いずれも同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○山下委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
 防災対策特別委員及びオリンピック・パラリンピック招致特別委員について、お手元配布の名簿のとおり、議長において、それぞれ辞任を許可し、後任委員を選任しました。ご了承願います。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○山下委員長 次に、会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振りについて、先ほどの理事会で協議いたしました結果、お手元配布の割り振りとすることといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、議席の変更届は、準備の都合もありますので、速やかに議長までご提出願います。

○山下委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。
 時間は、二十五分程度とのことです。

○山下委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 お手元の平成二十四年第二回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日二十九日が告示日でございまして、会期は六月五日から二十日までの十六日間でございます。
 六月五日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 六月六日から十一日までの六日間、議案調査のため休会いたします。
 六月十二日及び十三日の二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 六月十四日から十九日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 六月二十日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○山下委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。

○山下委員長 次に、質問について、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 各会派等の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派等の質問時間は、民主党百四十五分、自民党百四分、公明党六十七分、日本共産党二十三分、生活者ネット・みらい九分、無所属の平成維新が十三分、合計三百六十一分となりました。
 以上でございます。

○山下委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、六月八日正午までに議長までご提出願います。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○山下委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、六月十九日正午までに議長までご提出願います。

○山下委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 六月六日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で六月十九日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。

○山下委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
 先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 お手元配布の第二回定例会開会当日の音楽演奏(案)についての資料をごらん願います。
 演奏日時は、六月五日定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
 今回の演奏は、東京都交響楽団メンバーによる弦楽四重奏で、曲目は、いずみたく作曲、「夜明けのスキャット」外一曲でございます。
 演奏者は、東京都交響楽団の四名のメンバーで、演奏時間は、おおむね十六分でございます。
 当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
 以上でございます。

○山下委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。

○山下委員長 次に、本会議場及び委員会室における緊急地震速報の導入についてご協議願います。
 本件につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 お手元の本会議場及び委員会室における緊急地震速報の導入について(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本会議場及び委員会室に緊急地震速報を入れることといたします。
 本会議及び委員会の開会中に緊急地震速報が報じられた際には、議長及び委員長は、一時、議事の進行を見合わせることといたします。
 導入予定は、平成二十四年六月五日、今定例会の開会日、本会議からでございます。
 なお、この緊急地震速報は、都庁舎で震度四以上が予測される場合に放送されることとなります。
 説明は以上でございます。

○山下委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山下委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、各会派におかれましては、本会議場及び委員会室における緊急地震速報の導入について、各議員への周知をよろしくお願いいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時四十七分散会

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