議会運営委員会速記録第二十号

平成二十三年六月十日(金曜日)
議会運営委員会室
   午前十一時三十分開議
 出席委員 二十三名
委員長大沢  昇君
副委員長酒井 大史君
副委員長三宅 茂樹君
副委員長中嶋 義雄君
理事山下 太郎君
理事泉谷つよし君
理事増子 博樹君
理事野島 善司君
理事高橋かずみ君
理事東村 邦浩君
吉田 信夫君
西崎 光子君
伊藤まさき君
山口  拓君
門脇ふみよし君
斉藤あつし君
林田  武君
村上 英子君
中屋 文孝君
高橋 信博君
藤井  一君
長橋 桂一君
大山とも子君

 欠席委員 なし

議長和田 宗春君
副議長鈴木貫太郎君
財務局長安藤 立美君

本日の会議に付した事件
閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について
第二回定例会の招集について
第二回定例会提出予定案件について
東日本大震災に係る黙祷について
東日本大震災災害見舞金について
議員の退職について
補欠選挙による当選議員について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における特別委員の選任について
閉会中における常任委員の所属変更及び選任について
議席の変更及び指定について
知事発言について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
定例会開会当日の音楽演奏について

○大沢委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、閉会中における議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。
 四月二十八日付をもって、今村るか議員より、議会運営委員を辞任したい旨の申し出がありました。
 本件は、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 なお、委員の欠員を補充するため、議長において同日付で大山とも子議員を選任いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。
 この際、大山とも子委員を紹介いたします。

○大山委員 どうも、大山でございます。よろしくお願いいたします。

○大沢委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席は、ただいまご着席のとおりといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 異議なしと認めます。よって、議席はそのようにいたします。

○大沢委員長 次に、第二回定例会について申し上げます。
 本件につきましては、知事より、六月十七日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告をいたします。

○大沢委員長 次に、今定例会に提出を予定されております案件について申し上げます。
 本件につきまして、安藤財務局長から説明があります。

○安藤財務局長 第二回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の提出予定議案件名表の表紙に記載してございますように、ただいまのところ二十四件でございます。
 内訳は、予算案八件、条例案六件、契約案五件、事件案三件、専決二件でございます。このほか、人事案六件を予定しております。
 まず、主な案件についてご説明申し上げます。
 まず、予算案についてご説明いたします。
 お手元、件名表の一ページをごらんください。
 平成二十三年度東京都一般会計補正予算(第一号)外七件は、東日本大震災に対して、首都東京として直ちになすべきことを取りまとめた東京緊急対策二〇一一のうち、緊急に予算を要するものでございまして、八会計合わせて千三百七十四億円の補正を行うものでございます。
 次に、三ページの条例案でございます。
 すべて一部を改正する条例で、六件でございますが、1の東京都都税条例の一部を改正する条例は、東日本大震災に対応するための地方税法の一部改正に伴い、不動産取得税の特例措置を講ずるとともに、軽油引取税のトリガー条項の適用を提出するものなどでございます。
 2の都立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例は、学校医等の介護補償の補償限度額を改定する等の規定整備を行うものなどでございます。
 3の旅券法関係手数料条例の一部を改正する条例は、国の旅券特例法の施行に合わせて、特例法に基づく震災特例旅券の発給手数料を免除するものでございます。
 4の東京都高等学校等生徒修学支援基金条例の一部を改正する条例は、国の補正予算を踏まえ、被災した生徒等への就学支援を行うため基金の設置目的を改正するものでございます。
 このほか、四ページにありますように、法令改正に伴い規定を整備するものが二件ございます。
 五ページをごらんください。契約案でございます。
 五ページ、1の警視庁航空隊江東飛行センター(二十三)改築工事から、次の六ページの5の消防艇「みやこどり」の製造請負契約までの五件を予定しております。
 契約金額の総額は、約六十八億円でございます。
 次に、七ページが事件案でございまして、三件ございます。
 1の地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターの定款を変更するもの、2の留置施設内に危険物などが持ち込まれないようエックス線検査装置を買い入れるもの、3の防災通信システムの老朽化した機器類を更新するため複合多重化装置などを買い入れるものにつきまして、地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 次に、九ページが専決でございます。
 都議会閉会中に専決処分いたしました子ども手当を九月まで延長するつなぎ法の施行に伴う東京都教育委員会の事務処理の特例に関する条例の一部改正及び電力不足に対応するため早急に窒素酸化物の規制基準を定める必要が生じたことに伴う都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部改正の二件につきましてご報告し、その承認をお願いするものでございます。
 続きまして、お手元配布の人事案についてご説明いたします。
 東京都副知事につきましては、先ほどの理事会で知事が説明いたしましたが、猪瀬直樹氏を再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都公安委員会委員をごらんください。
 七月二十三日に二名の委員が任期満了となりますので、上段の今回任命を予定する委員に記載のとおり、児玉公男氏を再任し、高本眞一氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都人事委員会委員をごらんください。
 七月二十三日に一名の委員が任期満了となりますので、上段の今回選任を予定する委員に記載のとおり、関谷保夫氏を再任いたしたいと存じます。
 次に、資料、東京都固定資産評価員でございます。
 七月三十一日に一名の委員が退任となりますので、上段の今回選任を予定する固定資産評価員に記載のとおり、熊澤光司氏を新たに任命したいと存じます。
 最後に、資料、東京都固定資産評価審査委員会委員をごらんください。
 七月三十一日に一名の委員が退任となりますので、上段の今回選任を予定する委員に記載のとおり、橋本彼路子氏を新たに任命いたしたいと存じます。
 同意につきまして、よろしくお願いをいたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議をお願い申し上げます。

○大沢委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでございます。
 ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、東日本大震災により亡くなられた方々に黙祷をささげることについてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において、今回の地震により痛ましくも命を落とされました方々に哀悼の意を表するため黙祷をささげることにいたしました。
 黙祷をささげることにつきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、東日本大震災災害見舞金について申し上げます。
 前回の委員会で、さきの東日本大震災で被災された方々への見舞金につきましては、各会派等のご了承をいただき、東京都議会より、岩手県、宮城県及び福島県の県議会議長並びに知事に対し見舞状を添えて贈呈いたしましたことをご報告いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、議員の退職について申し上げます。
 前回の委員会で、無所属花輪ともふみ議員は、去る四月十七日付をもちまして、公職選挙法第九十条の規定により退職となりましたことをご報告いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、補欠選挙による当選議員について申し上げます。
 前回の委員会で、去る四月十日に行われました東京都議会議員補欠選挙の結果、小宮あんり議員が当選されましたことをご報告いたしました。
 小宮議員につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介及びあいさつを行いますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
 前回の委員会で、さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出され、議長より質問趣意書とともに各議員あて送付いたしましたことをご報告いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、閉会中における特別委員の選任について申し上げます。
 前回の委員会で、花輪ともふみ議員の退職に伴い、東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員に欠員が生じたため、議長において四月十八日付で佐藤由美議員を選任いたしましたことをご報告いたしました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更及び選任について申し上げます。
 四月二十八日付をもって、小沢昌也議員より、公営企業委員会から総務委員会への所属変更の申し出があり、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
 また、四月二十八日付をもって、自民党より、小宮あんり議員を総務委員に選任されたい旨の届け出があり、同日付で議長において届け出のとおり選任をいたしました。
 本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告をいたしますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、議席の変更及び指定について申し上げます。
 民主党、自民党、生活者ネット・みらい、無所属の自治市民及び日本創新党より、お手元配布の議席変更表のとおり議席を変更したい旨、また、自民党より、お手元配布の議席指定表のとおり議席を指定されたい旨の申し出がありました。
 本件につきましては、定例会招集当日の本会議において、申し出のとおり議席の変更及び指定を行いたいと思いますので、ご了承を願います。

○大沢委員長 次に、知事発言について申し上げます。
 知事より、定例会招集当日の本会議において発言を行いたい旨、議長に申し出がありました。
 本件は、申し出のとおり発言を許可いたしたいと思いますので、ご了承を願います。
 時間は、二十五分程度とのことであります。

○大沢委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 お手元の平成二十三年第二回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
 本日十日が告示日でございまして、会期は六月十七日から七月一日までの十五日間でございます。
 六月十七日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、知事の所信表明等がございます。
 六月十八日から二十二日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
 六月二十三日及び二十四日の二日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
 六月二十五日から三十日までの六日間は休会いたしまして、常任委員会審査を行います。
 七月一日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
 以上でございます。

○大沢委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
 質問日は二日間でございまして、各会派の質問時間は、民主党百四十六分、自民党百十一分、公明党六十六分、日本共産党二十三分、生活者ネット・みらい八分、合計三百五十四分となりました。
 以上でございます。

○大沢委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、質問通告書は、六月二十一日正午までに議長までご提出をお願いいたします。
 また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

○大沢委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 本件につきましては、提出要領に基づき、六月三十日正午までに議長までご提出を願います。

○大沢委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
 六月十七日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で六月三十日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について、先ほどの理事会協議の結果、諸般の事情を考慮いたしまして、今定例会では行わないということにいたしました。よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時四十四分散会

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