議会運営委員会速記録第九号

平成二十二年三月二十九日(月曜日)
議会運営委員会室
   午後二時三十一分開議
 出席委員 二十三名
委員長大沢  昇君
副委員長酒井 大史君
副委員長川井しげお君
副委員長中嶋 義雄君
理事山下 太郎君
理事和田 宗春君
理事増子 博樹君
理事服部ゆくお君
理事こいそ 明君
理事東村 邦浩君
吉田 信夫君
西崎 光子君
松下 玲子君
くまき美奈子君
大塚たかあき君
石毛しげる君
斉藤あつし君
鈴木あきまさ君
野島 善司君
吉原  修君
宇田川聡史君
藤井  一君
長橋 桂一君

 欠席委員 なし

議長田中  良君
副議長鈴木貫太郎君

本日の会議に付した事件
追加提出案件について
委員会の審議状況について
文書質問について
委員長の口頭報告について
討論について
議員提出議案について
意見書、決議について
継続案件について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続調査について

○大沢委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、知事より追加提出されます東京都副知事の選任の同意について二件につきましてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、明三十日の本会議に上程し、委員会付託を省略して議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
 また、このたび退任される副知事につきましては、従前の例により、明三十日の本会議において退任のあいさつを行うことになりますので、ご了承願います。

○大沢委員長 次に、委員会の審議状況についてご報告いたします。
 各常任委員会及び予算特別委員会とも、付託議案の審査はすべて終了いたしました。

○大沢委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、四名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明三十日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○大沢委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。
 特別委員会につきましては、予算特別委員長の口頭報告があります。時間は、十五分程度とのことです。ご了承願います。

○大沢委員長 次に、討論につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論を行うのは五会派、行う順序は、日本共産党、民主党、生活者ネット・みらい、自民党、公明党、所要時間は各会派十分程度。
 以上でございます。

○大沢委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
 本件は、議事の記録方法の変更に伴い所要の改正を行うものです。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の東京都議会会議規則の一部を改正する規則(案)を明三十日の本会議に上程し、趣旨説明及び委員会付託を省略の上議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 お手元に配布してあります意見書二件、決議三件の案文は、各常任委員会において調整済みですので、明三十日の本会議に上程し、議決することとなります。ご了承願います。

○大沢委員長 次に、継続案件について申し上げます。
 各特別委員会及び総務委員会から、お手元配布の継続調査・審査事項表のとおり、それぞれ申し出がありました。
 本件は、明三十日の本会議において継続調査及び審査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○大沢委員長 次に、明三十日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことです。ご了承願います。

○大沢委員長 次に、明三十日の本会議の会議順序について議事部長から説明いたさせます。

○鈴木議事部長 お手元の平成二十二年第一回定例会会議順序(6)をごらんいただきたいと存じます。
 明三月三十日、午後一時に開議いたします。
 まず、諸報告が一件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から第百までを一括上程いたしまして、予算特別委員長の口頭報告、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第一及び第二よりウの日程第十三から第二十九までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、エの日程第三十から第百までにつきましては簡易採決でございます。
 続いて、追加日程に入りまして、8の追加日程第一及び9の追加日程第二、副知事選任同意の件を上程し、議決いたします。日本共産党、無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決となります。
 次に、10の追加日程第三及び第四から13の追加日程第八及び第九までをそれぞれ上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、14の追加日程第十、請願八十二件及び第十一の陳情九十三件を一括上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、会議規則一部改正規則を追加日程第十二として上程し、進行係の動議により趣旨説明並びに委員会付託省略の決定を行い、議決いたします。無所属の意向を確認の上、簡易採決もしくは起立採決となります。
 次に、追加日程第十三から第十七まで、意見書二件、決議三件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、オリンピック・パラリンピック招致特別委員会、株式会社新銀行東京に関する特別委員会及び東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会の閉会中の継続調査の決定を行います。
 次に、総務委員会の閉会中の継続審査、第三十号議案、東京都青少年健全育成条例一部改正条例の、決定を行います。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願二件、陳情九件の計十一件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行います。
 最後に、退任する副知事のあいさつがあり、閉議・閉会となります。
 所要時間はおおむね一時間三十分程度を予定しております。
 以上でございます。

○大沢委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。

○大沢委員長 次に、本委員会の閉会中の継続調査についてお諮りいたします。
 本委員会の特定事件調査事項は、お手元配布のとおりとし、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大沢委員長 ご異議なしと認めます。よって、特定事件調査事項につきましては、そのようにいたします。
 本件は、明三十日の本会議において、閉会中の継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○大沢委員長 この際、議長から発言がございます。

○田中議長 この第一回都議会定例会においては、築地市場の今後や再整備について、再三にわたり、かんかんがくがくの議論が繰り広げられてまいりました。議長である私としては、それぞれの立場から個々の議員がみずからの信念に従って堂々の論陣を展開することは、言論の府であるこの東京都議会において何らはばかることのないものと考えております。
 その一方で、我々は、議決機関として都民の福祉の向上を図るという最大の目標に対して、現実の状況と向き合いながら、時には苦渋の意思決定をし、都政に一定の道筋をつけていくという責務を負っているのであります。
 会期末を前にした今、そして、個々の立場や信念による考え方を十分に披瀝した今、我々は、やはり都民にとって最善の結論とは何かを、改めて冷静かつ客観的な見地から一定の結論を出さなければならないところに参りました。そのためには、それぞれが積極的かつ建設的に議論を重ね、妥協や譲歩を行い、解決の糸口を見出していく姿勢は何ら恥じることのないものであると思っており、これこそ、名誉ある都議会議員として私たちに求められる重要な責務でもあると思います。
 中国の古典である「菜根譚」の中に、世に処するに一歩を譲るを高しとなす、歩を退くるは、すなわち歩を進むるの張本なり、との言葉があります。やはり議論を収れんさせていく過程で、それぞれがみずからの主張をわずかばかりでも取り下げ退くということは、実は次の大いなる前進に向けた大きな一歩となることもあるということであります。
 いずれにせよ、都議会総体として、困難な課題に立ち向かっていくことの重要性をそれぞれかみしめ、あすの都政発展のため、すべての都議会議員の皆さんが、それぞれの立場に立って堂々とあしたの最終日採決に臨まれるものと確信をしております。
 さて、この間、たびたび深夜、明け方、土曜日、日曜日まで、意見調整や委員会が及ぶという異例な展開となりました。そして、その都度、知事を初め執行機関の皆様、裏方で支えていただいた議会局職員の皆様には多大なるご理解とご協力を賜りました。議長として、心から御礼を申し上げます。
 最後になりましたが、各会派、特に少数会派の皆様には幾度となく長時間の待機を余儀なくされました。この点については、議長として、心より遺憾の意を表します。
 以上で、私からの発言を終わります。

○大沢委員長 発言は終わりました。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後二時四十二分散会

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