委員長 | 大沢 昇君 |
副委員長 | 酒井 大史君 |
副委員長 | 川井しげお君 |
副委員長 | 中嶋 義雄君 |
理事 | 山下 太郎君 |
理事 | 和田 宗春君 |
理事 | 増子 博樹君 |
理事 | 服部ゆくお君 |
理事 | こいそ 明君 |
理事 | 東村 邦浩君 |
吉田 信夫君 | |
西崎 光子君 | |
松下 玲子君 | |
くまき美奈子君 | |
大塚たかあき君 | |
石毛しげる君 | |
斉藤あつし君 | |
鈴木あきまさ君 | |
野島 善司君 | |
吉原 修君 | |
宇田川聡史君 | |
藤井 一君 | |
長橋 桂一君 |
欠席委員 なし
議長 | 田中 良君 |
副議長 | 鈴木貫太郎君 |
財務局長 | 村山 寛司君 |
本日の会議に付した事件
補欠選挙による当選議員について
会派所属議員数の変更について
第一回定例会の招集について
第一回定例会提出予定案件について
文書質問に対する答弁書の送付について
閉会中における常任委員の所属変更及び選任について
閉会中における特別委員の辞任及び選任について
議場の議席について
議席の変更及び指定について
議事説明員の異動について
知事の施政方針について
警視総監の治安状況説明について
監査委員の口頭報告について
包括外部監査人への説明要求について
予算特別委員会の設置について
会議予定について
質問について
意見書、決議について
請願陳情について
東京都議会海外調査団の報告について
定例会開会当日の音楽演奏について
記録作成支援システム(音声認識システム)の本会議等への導入拡大について
陳情の審査について
○大沢委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
初めに、補欠選挙による当選議員について申し上げます。
去る一月二十四日に行われました東京都議会議員補欠選挙の結果、お手元配布の名簿のとおり、三宅正彦議員が当選されました。
三宅議員につきましては、定例会招集当日の本会議において紹介及びあいさつを行いますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、会派所属議員数の変更について申し上げます。
本件につきましては、民主党より、土屋たかゆき議員の会派離脱に伴い、昨年十二月二十五日付で所属議員数が五十三名になった旨、また、自民党より、補欠選挙の結果に伴い、一月二十五日付で所属議員数が三十八名になった旨、それぞれ議長に届け出がありましたので、ご報告いたします。
なお、土屋たかゆき議員は、無所属、平成維新の会となりますので、あわせてご報告いたします。
○大沢委員長 次に、第一回定例会について申し上げます。
本件につきましては、知事より、二月二十四日に招集したい旨、議長に申し出がありましたので、ご報告いたします。
○大沢委員長 次に、今定例会に提出を予定されております議案について申し上げます。
本件につきましては、村山財務局長から説明があります。
○村山財務局長 ご説明申し上げます。
第一回定例会に提出を予定しております議案は、お手元の平成二十二年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表の表紙に記載してございますように、ただいまのところ百十五件でございます。
内訳は、予算案三十二件、条例案七十件、契約案六件、事件案七件でございます。このほか、人事案二十件を予定しております。
初めに、予算案についてご説明いたします。
お手元の緑色の冊子、平成二十二年度東京都予算案の概要をごらんください。
二ページをお開きください。財政規模でございますが、中段の表にございますように、平成二十二年度の一般会計は六兆二千六百四十億円でございます。これに、下段の表にございます特別会計、公営企業会計を合わせた全会計合計で十二兆四千二百二十三億円でございます。
恐れ入りますが、大きく飛びまして、六四ページをお開きいただきたいと存じます。平成二十一年度最終補正予算案でございます。
財政規模でございますが、中段の表にございますように、一般会計、特別会計を合わせて三千六百八十億円を減額するものでございます。
予算案の詳細につきましては、過日ご説明しておりますので、省略させていただきます。
恐れ入りますが、先ほどごらんいただきました、平成二十二年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表の方にお戻りいただきまして、その三ページをごらんいただきたいと存じます。条例案でございます。
主な案件についてご説明いたします。
まず、新設の条例は三件でございまして、1の平成二十一年度分の都と特別区及び特別区相互間の財政調整の特例に関する条例は、平成二十一年度分の特別区財政調整交付金の算定方法の特例を設けるものでございます。
次に、2の東京都障害者支援施設等に関する条例は、東京都身体障害者更生援護施設条例等に基づく都立障害者施設のうち八施設が、障害者自立支援法に基づく障害者支援施設等へ移行するため、新たに設置条例を設けるものでございます。
次に、3のインターネット端末利用営業の規制に関する条例は、インターネット端末を利用した犯罪の防止等を図るため、インターネット端末利用営業者に利用者の本人確認等を義務づけるものでございます。
次に、一部を改正する条例は六十七件ございます。
同じく三ページ、4の東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例は、東京都青少年問題協議会の答申を踏まえ、児童ポルノの根絶等への機運の醸成等に関する規定を設けるとともに、子どもの学齢に応じ機能を限定した携帯電話を都が推奨する制度を創設するなど、インターネット利用環境の整備に関する規定を改めるものでございます。
五ページをごらんください。9の都と特別区及び特別区相互間の財政調整に関する条例の一部を改正する条例は、二十二年度分の特別区財政調整交付金の算定基準を定めるものでございます。
このほか、区市町村に関するものが五件ございます。
次に、10の東京都知事等の給料等に関する条例の一部を改正する条例は、東京都特別職報酬等審議会答申等を踏まえ、給料等の改定を行うものでございます。
このほか、給料、報酬等に関するものが二十五件ございます。
七ページをごらんください。20の東京都職員定数条例の一部を改正する条例は、二十二年度の職員定数を定めるものでございます。
このほか、職員に関するものが七件ございます。
八ページをごらんください。23の東京都選挙管理委員会関係手数料条例の一部を改正する条例は、政治資金規正法の一部改正に伴い、少額領収書等の開示手数料を新設するものでございます。
このほか、使用料、手数料等に関するものが十二件でございます。
九ページをごらんください。26の東京都都税条例の一部を改正する条例は、法人都民税の超過課税及び小規模住宅用地の都市計画税の軽減措置などを継続するものでございます。
少し飛びまして、一四ページをごらんください。48の東京都身体障害者更生援護施設条例の一部を改正する条例及び一五ページ、49の東京都知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例は、障害者自立支援法に基づく障害者支援施設等に移行する八施設に関する規定を削除するものでございます。
このほか、組織、施設等に関するものが五件ございます。
次に、50の東京都緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の一部を改正する条例は、求職中の貧困、困窮者等に対する生活、就労、住宅等に関する必要な支援を行うため、基金の設置目的を改正するものでございます。
このほか、福祉等に関するものが二件ございます。
恐れ入りますが、二〇ページをごらんください。70の火災予防条例の一部を改正する条例は、個室型店舗における避難通路確保のため、個室型店舗の外開き扉を自動的に閉鎖する扉とする規制を設けるなどの改正を行うものでございます。
二一ページをごらんください。契約案でございます。
二一ページ、1の東京都美術館(二十一)改修工事から二二ページ、6の環二朝潮運河橋りょう(仮称)下部工事(二十一 一-環二築地)までの合計六件を予定しております。
契約金額の総額は、約百三十八億円でございます。
二三ページをごらんください。事件案でございます。
1は包括外部監査契約を締結するもの、2及び3は東京都と神奈川県との境界変更に関するもの、4は全国自治宝くじ事務協議会に相模原市を追加するとともに、協議会の規約を一部変更するものでございます。
二四ページをごらんください。5は和田堀公園用地として土地を買い入れるもの、6及び7は連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担に関するものでございます。
事件案の合計は七件でございまして、それぞれ地方自治法等の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
次に、人事案についてご説明いたします。
お手元配布資料、東京都教育委員会委員をごらんください。
上段に記載の内館牧子氏は三月十二日に任期満了となりますが、再任いたしたいと存じます。
次に、資料、東京都固定資産評価審査委員会委員をごらんください。
三月三十一日に任期満了となります四名の委員のうち、上段に記載の元橋一郎氏は再任いたしたいと存じます。また、同じく上段に記載の小谷芳正氏、北澤秀樹氏、橋本都子氏の各氏を新たに選任いたしたいと存じます。
次に、資料、東京都公害審査会委員をごらんください。
三月三十一日に任期満了となります十五名の委員のうち、今回任命を予定する委員に記載の紙子達子氏、山本英司氏、塩田正純氏、柴山秀雄氏、吉野泰子氏、北林興二氏、田瀬則雄氏、小出五郎氏、瀬戸純一氏の各氏につきましては、再任いたしたいと存じます。
また、同じく、今回任命を予定する委員に記載の降籏俊秀氏、中下裕子氏、武田昌邦氏、猪熊律子氏、中館俊夫氏、横山和仁氏の各氏を新たに任命いたしたいと存じます。
同意につきまして、よろしくお願いいたします。
次に、お手元配布資料、平成二十二年第一回定例会中途議決要望案件一覧をごらんください。
平成二十一年度予算の執行にかかわる十四件の案件につきまして、中途議決をお願いするものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくご審議をお願い申し上げます。
○大沢委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。
ただいま説明のありました案件のうち、人事案件につきましては、質問終了日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上議決いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
○大沢委員長 次に、文書質問に対する答弁書の送付について申し上げます。
さきの定例会において提出のありました文書質問に対し、知事より答弁書が提出されましたので、議長より、質問趣意書とともに各議員あて送付いたしておきました。
本件につきましては、定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、閉会中における常任委員の所属変更及び選任について申し上げます。
一月二十八日付をもって、吉野利明議員より、財政委員会から警察・消防委員会への所属変更の申し出があり、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
また、一月二十八日付をもって、自民党より、三宅正彦議員を財政委員に選任されたい旨の届け出があり、同日付で議長において届け出のとおり選任いたしました。
本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、閉会中における特別委員の辞任及び選任について申し上げます。
二月十日付をもって、相川博議員より、オリンピック・パラリンピック招致特別委員を辞任したい旨の申し出がありました。
本件は、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
なお、委員の欠員を補充するため、議長において同日付で原田大議員を選任いたしました。
また、二月十日付をもって、矢島千秋議員より、株式会社新銀行東京に関する特別委員を辞任したい旨の申し出がありました。
本件は、同日付で申し出のとおり議長において許可いたしました。
なお、委員の欠員を補充するため、議長において同日付で吉原修議員を選任いたしました。
本件につきましては、いずれも定例会招集当日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、協議事項の8及び9につきましては、いずれも議場の議席に関する事項でございますので、一括してご協議願います。
会派所属議員数の変更に伴う議席の割り振り及び各会派等から申し出がありました議席の変更及び指定につきましては、いずれもお手元配布のとおりといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
本件につきましては、定例会招集当日の本会議において、申し出のとおり議席の変更及び指定を行いたいと思いますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、議事説明員の異動について申し上げます。
先般、警視総監の交代がありましたので、新任の警視総監を定例会招集当日の本会議において紹介いたします。
なお、従前の例により、紹介の際、警視総監は登壇の上あいさつすることになりますので、ご了承願います。
○大沢委員長 次に、知事より、定例会招集当日の本会議において施政方針について説明を行いたい旨、議長に申し出がありました。
本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は三十五分程度とのことであります。
○大沢委員長 次に、警視総監より、定例会招集当日の本会議において都内の治安状況について説明を行いたい旨、議長に申し出がございました。
本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は二十分程度とのことであります。
○大沢委員長 次に、相川博監査委員より、定例会招集当日の本会議において監査結果について口頭報告を行いたい旨、議長に申し出がありました。
本件は、申し出のとおり発言を許可したいと思いますので、ご了承願います。時間は十分程度とのことでございます。
○大沢委員長 次に、包括外部監査人への説明要求についてご協議を願います。
先ほどの理事会協議の結果、定例会招集当日の本会議において決定の上、包括外部監査人に、平成二十一年度包括外部監査結果の報告について説明を求めることといたしました。
本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
○大沢委員長 次に、予算特別委員会の設置についてご協議を願います。
先ほどの理事会で協議いたしました結果、平成二十二年度当初予算につきましては、お手元配布の設置要綱(案)のとおり、予算特別委員会を設置し、これに付託することとなりました。
設置要綱(案)及び委員の割り当てにつきまして議事部長から説明いたさせます。
○鈴木議事部長 お手元の予算特別委員会設置要綱(案)をごらんいただきたいと存じます。
委員会の目的、名称、設置の根拠及び権限につきましては、それぞれ1、2、3及び4に記載のとおりでございます。
次に、5の委員会の組織についてですが、(1)にございますように、従前の例により、委員は三十九名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置くことといたしております。
また、(2)にございますように、各常任委員会の委員長はこの委員会の委員になるものとし、委員の割り当てにつきましては、(3)にございますように、三十九名から常任委員長九名を除いた三十名につきまして、各会派の案分比によることといたしております。
先ほどの理事会におきまして、各会派への委員割り当ては、民主党十三名、自民党九名、公明党五名、日本共産党二名及び生活者ネット・みらい一名となりました。
なお、役員の構成ですが、委員長は民主党から、副委員長三名につきましては、民主党、自民党及び公明党から各一名となりました。また、理事六名につきましては、民主党三名、自民党二名及び公明党一名となりました。
次に、6の審査の方法についてですが、(1)にございますように、審査は、提案説明、総括質疑、部局別質疑、締めくくり総括質疑、討論、表決の順序で行うことといたします。
このうち部局別質疑は、(2)にございますように、各常任委員会の調査をもってかえるものとし、締めくくり総括質疑は、(3)にございますように、各常任委員会の調査報告の後、行うものといたします。
以上でございます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
なお、準備の都合がありますので、委員の選定届は、二月十九日正午までに議長までご提出願います。
○大沢委員長 次に、今定例会の会議予定につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。
○鈴木議事部長 お手元の平成二十二年第一回定例会会議予定表(案)をごらんいただきたいと存じます。
本日十七日が告示日でございまして、会期は二月二十四日から三月三十日までの三十五日間でございます。
二月二十四日は招集日でございます。本会議を開きまして、会期の決定、施政方針についての知事説明、都内の治安状況についての警視総監説明、監査結果についての監査委員の口頭報告等がございます。
二月二十五日から三月一日までの五日間、議案調査のため休会いたします。
三月二日から四日までの三日間は、本会議を開きまして、代表質問及び一般質問等を行います。
三月四日の一般質問終了後、予算特別委員会を設置いたしまして、平成二十二年度予算の付託の決定をし、また、議案の常任委員会付託の決定等を行います。
三月五日から八日までの四日間は休会いたしまして、三月五日及び八日に常任委員会審査を行います。
三月九日は本会議を開きまして、平成二十一年度関係議案等を上程し、議決を行います。
三月十日から二十九日までの二十日間、休会いたしまして、この間、十一日、十二日及び十五日は予算特別委員会を開会いたしまして総括質疑を、十六日から十九日までは常任委員会審査を、二十五日及び二十六日は予算特別委員会を開会いたしまして締めくくり総括質疑、討論及び採決を行います。
三月三十日は最終日でございます。本会議を開きまして、議案の議決等を行い、閉会となります。
以上でございます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
○大沢委員長 次に、質問につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。
○鈴木議事部長 各会派の質問時間につきまして、理事会における協議結果をご説明いたします。
質問日は三日間でございまして、各会派の質問時間は、民主党二百二十五分、自民党百六十二分、公明党九十八分、日本共産党三十四分、生活者ネット・みらい十三分、合計五百三十二分となりました。
以上でございます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
なお、質問通告書は、二月二十六日正午までに議長までご提出願います。
また、念のため申し上げますが、質問通告書については、都政一般、知事の基本姿勢またはその他ということではなく、具体的にご記入いただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。
○大沢委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
本件につきましては、提出要領に基づき三月二十九日正午までに議長までご提出願います。
○大沢委員長 次に、請願陳情について申し上げます。
二月二十五日までに受理した分は質問終了日に、その後の分で三月二十九日正午までに受理した分は最終日に、それぞれ所管の委員会に付託することとし、また、付託審査中のもので報告のありました分につきましては、最終日に上程して議決することにしたい旨、議長から申し出がありました。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
○大沢委員長 次に、東京都議会海外調査団の報告について申し上げます。
去る一月三十一日から二月九日まで、ロンドン、ユバスキュラ、ヘルシンキ及びコペンハーゲンへ、また、二月三日から九日まで、シンガポール及びシドニーへ、それぞれ東京都議会海外調査団を派遣しました。いずれも、海外諸都市の施策、問題点などについて調査するという所期の目的を果たし、無事帰国されましたことをご報告申し上げます。
なお、本件につきまして、定例会開会当日の本会議におきまして、調査団代表として、ロンドン等につきましては馬場裕子議員から、シンガポール等につきましては中屋文孝議員からそれぞれご報告がありますので、ご了承願います。時間は、それぞれ五分程度とのことであります。
○大沢委員長 次に、定例会開会当日の音楽演奏について申し上げます。
先ほどの理事会において協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。
○鈴木議事部長 お手元配布の第一回定例会開会当日の音楽演奏(案)をごらん願います。
演奏日時は、二月二十四日、定例会開会当日の十二時四十分からでございます。
今回の演奏は、メゾソプラノ長谷川忍と都響メンバーによるアンサンブルで、曲目は、ヘンデル作曲、歌劇「セルセ」より「オンブラ・マイ・フ」外四曲でございます。
演奏者は、メゾソプラノ一名及び東京都交響楽団の四名のメンバー、演奏時間は、おおむね十六分でございます。
当日は、十二時に本会議開会予定放送にあわせまして演奏予告放送を行います。十二時三十五分に参集の放送を行いますので、十二時四十分までに議席にご着席いただきます。十二時四十分から演奏が開始されます。終了後、十三時に本鈴及び放送を行い、定例会開会となります。
以上でございます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
なお、各会派におかれましては、開会当日は十二時四十分までにお集まりいただきますよう、特段のご配慮をお願いいたします。
○大沢委員長 次に、記録作成支援システムの本会議等への導入拡大についてご協議願います。
本件につきまして、先ほどの理事会で協議いたした結果を議事部長から説明いたさせます。
○鈴木議事部長 お手元の記録作成支援システム(音声認識システム)の本会議等への導入拡大について(案)をごらんいただきたいと存じます。
まず、1の導入拡大の理由についてですが、平成十八年度の試行から今年度まで、常任委員会、特別委員会等において従来の速記者によるものではなく、音声認識による記録作成支援システムの導入を段階的に図ってまいりましたが、これまでの四年間、同システムは順調に稼働しており、本会議等においても円滑に稼働することが十分に見込まれるためでございます。
次に、2の対象会議については、本会議、議会運営委員会及び予算特別委員会でございます。
次に、3の開始時期については、平成二十二年五月からを予定しております。
次に、4のシステム導入の効果についてですが、会議記録の早期提供、速記者養成の状況変化への対応などが挙げられます。
次に、5のシステム導入の経過については、お示しのとおりでございまして、今回の導入拡大の実施により本会議及びすべての委員会に記録作成支援システムの導入が図られることになります。
説明は以上でございます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
ただいまの説明のとおり進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 それでは、そのようにいたします。
○大沢委員長 次に、陳情の審査を行います。
二一第一八〇号、提案制度の創設に関する陳情を議題といたします。
事務局の説明を求めます。
○鈴木議事部長 二一第一八〇号、提案制度の創設に関する陳情につきまして説明申し上げます。
本陳情は、新宿区の佐藤鶴次郎さんから提出されたものでございます。
陳情の要旨でございますが、都議会において、従来、請願陳情制度で民意をくみ上げてきたが、今後は、提案制度を創設して民意を最大限利用し、提案者や支援者も討議に参加することで、新しい市民の声を都政に反映させていただきたいというものでございます。
現在の状況ですが、地方議会においては、地方自治法第百二十四条に定められた請願制度があり、都議会においても本制度により住民の意見や要望が取り上げられ、都政に反映されております。平成二十一年の請願付託件数は百四十件であり、また、八十八件が採択または一部採択されております。
さらに、都議会においては、議員の紹介を経ない陳情についても、要件が適合すると議長が認めたものについては請願と同様の取り扱いを行っており、幅広く住民の提案等を取り上げることが可能となっております。平成二十一年の陳情付託件数は百八十二件であり、また、七十四件が採択または一部採択されております。
また、委員会が必要と判断した場合、参考人の出席を求めたり、公聴会を開くなど、議員や執行機関職員以外の方々の意見を聴取することも可能であり、都議会では住民の声を都政に反映させる制度が整備されているところであります。
このほか、請願陳情以外にも電話、手紙、ホームページへの電子メールなどで寄せられた意見、要望等を都民の声として受け付けており、取りまとめの上、都議会各会派に供覧しております。平成二十一年の受け付け件数は千四百九十六件でございます。
以上、簡単ではございますが、説明を終了させていただきます。
○大沢委員長 説明は終わりました。
本件につきまして発言を願います。
○吉田委員 本陳情について一言意見を述べます。
都民が参加した提案制度が任意でまた個別的に行われることは大いに結構なことだと思いますけれども、これを議会の制度として創設をすることは同意できません。しかし、現行の請願陳情の審査においても、請願者、陳情者からの意見を述べる機会を保障することは制度的に可能であり、必要に応じてこうした形で請願者、陳情者の意見が直接述べられるように努力をしていくことは必要なことだと考えます。
以上です。
○大沢委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大沢委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二一第一八〇号は不採択と決定いたしました。
以上で陳情の審査を終わります。
以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後零時二分散会
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