議会運営委員会速記録第二十一号

平成十九年六月二十六日(火曜日)
議会運営委員会室
   午後二時三十二分開議
 出席委員 二十三名
委員長宮崎  章君
副委員長高島なおき君
副委員長田中  良君
副委員長石井 義修君
理事遠藤  衛君
理事こいそ 明君
理事土屋たかゆき君
理事山下 太郎君
理事中嶋 義雄君
理事吉田 信夫君
大西由紀子君
山加 朱美君
串田 克巳君
鈴木あきまさ君
村上 英子君
高木 けい君
馬場 裕子君
小沢 昌也君
岡崎 幸夫君
藤井  一君
東村 邦浩君
古館 和憲君
松村 友昭君

 欠席委員 なし

議長川島 忠一君
副議長木内 良明君
財務局長村山 寛司君

本日の会議に付した事件
議案の撤回について
追加提出案件について
付託議案について
委員会の審議状況について
文書質問について
委員長の口頭報告について
討論について
議員提出議案について
意見書について
継続案件について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について

○宮崎委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、議案の撤回についてご協議願います。
 本件につきましては、村山財務局長から説明があります。

○村山財務局長 ご説明申し上げます。
 第二回定例会に提案しております第百五十二号議案、中央環状品川線シールドトンネル工事請負契約につきまして、仮契約の相手方であります大成・東急・大豊・錢高・みらい建設共同企業体の構成員に東京都競争入札参加有資格者指名停止等取扱要綱別表に該当する事実があり、仮契約の協議書に基づいて仮契約を解除することといたしました。
 したがいまして、契約議案を撤回し、改めてご提案させていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上で説明を終わります。

○宮崎委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでございました。
 ただいま説明がありました第百五十二号議案、中央環状品川線シールドトンネル工事請負契約については、明二十七日の本会議において撤回を承認したいと思います。ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、知事より追加提出されました東京都副知事の選任の同意について一件につきましてご協議願います。
 本件につきましては、新たに副知事に猪瀬直樹氏を選任したい旨申し出がありました。先ほどの理事会で協議しました結果、明二十七日の本会議に上程し、委員会付託を省略して議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○宮崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○宮崎委員長 次に、本委員会に付託されております議員提出議案第三号、東京都政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例についてお諮りいたします。

○吉田委員 議員提出議案第三号、東京都政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例、すなわち領収書添付を義務づける条例案は、第一回定例会でも求めましたが、継続ではなく、採決することを求めます。
 支出基準などの検討、協議が継続の理由とされてきましたが、条例で定められた目的と使途基準に基づき、現に支出している政務調査費を公開することと、使途基準の見直しを検討することは別問題です。
 都民の税金によって政務調査費は支出されており、施行規程第四条では、経理帳簿、領収書等を整理し、保管して適正な執行に努めることとなっています。現に支出している使途を公開することは当然であり、これ以上公開の先送りを続けるべきではありません。
 我が党は、昨年より、会派として自主的に公開していることを見ても、議会として一致して領収書を添付し、使途の公開をすることは、その意思さえあれば何ら障害はないはずです。
 また、協議が必要といいますけれども、そもそも今期の出発時の第三回定例会で提案し、協議がいわれてから、既に二年近くがたとうとしています。
 しかも、政調費が交付されているすべての区市町村議会で領収書添付の義務づけに踏み出すことになりました。金額や使途基準等の若干の違いはあっても、基本的に同様の制度でありながら、いまだに都議会だけが実施に踏み切らないということは、都民から到底納得は得られません。
 よって、一定に続き、引き続き継続することは許されません。第二回定例会で採決し、成立されることを求めます。

○宮崎委員長 ほかに発言はございませんか。--発言は終わりました。
 本案は、今定例会会期中に審査を終了することができませんでしたので、閉会中の継続審査の申し出をいたしたいと思います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件に賛成の方のご起立を願います。
   〔賛成者起立〕

○宮崎委員長 起立多数と認めます。よって、本件は、さよう決定いたしました。
 なお、本件は、明二十七日の本会議において閉会中の継続審査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、委員会の審議状況についてご報告いたします。
 各常任委員会とも、付託議案の審査はすべて終了いたしました。

○宮崎委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、八名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明二十七日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会及び特別委員会からの委員長の口頭報告はございません。

○宮崎委員長 次に、討論につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○大村議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論について、行うのは五会派、行う順序は、日本共産党、自民党、民主党、公明党、生活者ネット、所要時間は各会派七分程度。
 以上でございます。

○宮崎委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○宮崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○宮崎委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
 先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の東京都議会情報公開条例の一部を改正する条例案及び政治倫理の確立のための東京都議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例案を、いずれも明二十七日の本会議に上程し、趣旨説明及び委員会付託を省略の上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○宮崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○宮崎委員長 次に、意見書について申し上げます。
 お手元に配布してあります意見書二件の案文は、各常任委員会において調整済みですので、明二十七日の本会議に上程し、議決することになります。ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、継続案件について申し上げます。
 各特別委員会から、お手元配布の継続調査事項表のとおり、それぞれ申し出がありました。
 本件は、明二十七日の本会議において継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、明二十七日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことです。ご了承願います。

○宮崎委員長 次に、明二十七日の本会議の会議順序について、議事部長より説明をいたさせます。

○大村議事部長 お手元の平成十九年第二回定例会会議順序(4)をごらんいただきたいと存じます。
 明六月二十七日、午後一時に開議いたします。
 まず、諸報告が三件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、初めに日程第一、議案の撤回の承認の決定を行います。
 次に、日程第二から第二十七までを一括上程いたしまして、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第二からカの日程第十までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、キの日程第十一から第二十五につきましては、簡易採決でございます。
 次に、クの日程第二十六につきましては、起立採決でございます。
 次に、ケの日程第二十七につきましては、簡易採決でございます。
 続いて、追加日程に入りまして、9の追加日程第一、副知事選任同意の件を上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、10の追加日程第二から17の追加日程第十までをそれぞれ上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、18の追加日程第十一、請願三件及び第十二、陳情一件を一括上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、19の追加日程第十三、議員提出議案第十六号、都議会情報公開条例一部改正条例を上程し、進行係の動議により、趣旨説明並びに委員会付託省略の決定を行い、議決いたします。無所属の意向により、簡易採決もしくは起立採決になります。
 次に、20の追加日程第十四、議員提出議案第十七号、政治倫理確立のための都議会議員資産等公開条例一部改正条例を上程し、進行係の動議により、趣旨説明並びに委員会付託省略の決定を行い、議決いたします。無所属の意向により、簡易採決もしくは起立採決になります。
 次に、21の追加日程第十五及び第十六、意見書二件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、都議会議員後藤雄一君の調査活動等に関する調査特別委員会及びオリンピック招致特別委員会の閉会中の継続調査の決定を行います。
 次に、ただいま閉会中の継続審査とすることが決定いたしました政務調査費交付条例一部改正条例につきまして、議会運営委員会の閉会中の継続審査の議決を行います。起立採決でございます。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願二件、陳情六件の計八件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 次に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行い、閉議・閉会となります。
 所要時間は、おおむね一時間程度を予定しております。
 以上でございます。

○宮崎委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○宮崎委員長 それでは、そのようにいたします。

○宮崎委員長 次に、本委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について申し上げます。
 本日までに決定を見ていない陳情及びお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○宮崎委員長 それでは、そのようにいたします。
 本件は、明二十七日の本会議において、それぞれ閉会中の継続審査及び継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後二時四十四分散会

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