議会運営委員会速記録第八号

平成十八年三月二十九日(水曜日)
議会運営委員会室
   午後三時四十六分開議
 出席委員 二十二名
委員長野村 有信君
副委員長新藤 義彦君
副委員長中村 明彦君
副委員長石井 義修君
理事吉野 利明君
理事相川  博君
理事花輪ともふみ君
理事中嶋 義雄君
理事吉田 信夫君
大西由紀子君
秋田 一郎君
川井しげお君
倉林 辰雄君
林田  武君
きたしろ勝彦君
初鹿 明博君
酒井 大史君
門脇ふみよし君
藤井  一君
東村 邦浩君
古館 和憲君
松村 友昭君

 欠席委員 一名

議長川島 忠一君
副議長木内 良明君
財務局長谷川 健次君

本日の会議に付した事件
追加提出案件について
委員会の審議状況について
文書質問について
委員長の口頭報告について
討論について
議員提出議案について
意見書・決議について
特別委員会の設置について
議事日程及び追加議事日程について
会議順序について
議会運営委員会の閉会中の継続調査について

○野村委員長 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 初めに、知事より追加提出されます案件について申し上げます。
 本件につきまして、谷川財務局長から説明があります。

○谷川財務局長 追加提出議案についてご説明申し上げます。
 今回提出いたします議案は、平成十八年第一回東京都議会定例会提出予定議案件名表(追加分)の表紙に記載してございますように、条例案二件でございます。
 裏面をごらんいただきたいと存じます。東京都養護老人ホーム条例等の一部を改正する条例及び東京都立病院条例等の一部を改正する条例でございます。
 いずれも、診療報酬の算定方法を定めます平成十八年厚生労働省告示第九十二号の施行に伴いまして、関連する条例の規定を整備いたすものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○野村委員長 説明は終わりました。ご苦労さまでした。
 ただいま説明のありました案件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、明三十日の本会議に上程し、委員会付託を省略の上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、委員会の審議状況についてご報告いたします。
 各常任委員会及び予算特別委員会とも、付託議案の審査はすべて終了いたしました。

○野村委員長 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布のとおり、八名の議員から通告がありましたので、議長から執行機関に送付いたしておきます。
 なお、本件は、明三十日の本会議においてその旨報告いたしますので、ご了承願います。

○野村委員長 次に、委員長の口頭報告について申し上げます。
 各常任委員会からの委員長の口頭報告はございません。
 特別委員会につきましては、予算特別委員長の口頭報告があります。
 時間は十五分程度とのことです。ご了承願います。

○野村委員長 次に、討論についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会で協議いたしました結果、自民党、民主党、公明党、日本共産党及び生活者ネットの順序で、それぞれ十分以内で行うこととなりました。
 この際、無所属の討論について、吉田理事及び大西委員から発言があります。

○吉田委員 私は、討論の希望がされた場合には、認めるべきだと思います。
 討論は、採決に当たって最終的な態度表明をするという極めて重要な意味を持っておりますので、たとえ一人会派であったとしても、議長に対し会派届が既に提出されているというものであります。
 しかも、これまで、第一回定例会において討論は認めるということが行われてきましたので、たとえ一人会派であったとしても、その意見を尊重するという意味から、討論は認めるべきだという意見を表明いたします。

○大西委員 大都市東京の多様な都民のニーズを反映させるためには、少数会派の意見も尊重されるべきだと考えております。
 これまでも、一人会派、せめて年一回の討論が許されてきたわけですから、今期もそれが許されるべきだと考えております。
 以上です。

○野村委員長 発言は終わりました。
 本件の取り扱いについて採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 今定例会の討論につきましては、自民党、民主党、公明党、日本共産党及び生活者ネットの順序で、それぞれ十分以内で行うことに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○野村委員長 起立多数と認めます。よって、本件はそのように決定いたしました。

○野村委員長 次に、議員提出議案についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の東京都政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例(案)を明三十日の本会議に上程し、日本共産党より趣旨説明を行った後、委員会付託を省略し、自民党より討論を行った上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、意見書、決議について申し上げます。
 お手元に配布してあります意見書三件、決議二件の案文は、各常任委員会において調整済みですので、明三十日の本会議に上程し、議決することになります。ご了承願います。
 また、先ほどの理事会協議の結果、お手元に配布いたしてあります、充実した東京パラリンピックの開催を求める決議(案)を明三十日の本会議に上程し、自民党より趣旨説明を行い、討論を行った上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 次に、本案に対する討論につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論についてでございますが、行うのは二会派、行う順序は日本共産党及び公明党、所要時間は各会派三分以内、以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、特別委員会の設置についてご協議願います。
 本件につきましては、先ほどの理事会協議の結果、お手元配布の設置要綱(案)のとおり特別委員会を設置することについて、明三十日の本会議において、本動議を、討論を行った上、議決することといたしました。
 本件につきましては、理事会協議の結果のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 この際、吉田理事から発言がございます。

○吉田委員 そもそも特別委員会の設置は、事柄の重要性からして全会一致で進めるべきものだと思います。
 ましてや個人名を冠し、かつ議員個人の調査活動のあり方について特別委員会を設置するということは、先ほどの理事会でも議論いたしましたけれども、先例がない極めて異例のことであります。こうしたことを、全会一致の合意なく明日の本会議で採決を強行すべきではないと考えます。
 しかも、基本的に議会内の議員の活動は、法令遵守はもちろんですけれども、議員の良識において行われるべき事柄だと思います。こうした議会外の活動について、これを侵害し制約しかねない、そういう意味からも、我々はこの特別委員会の設置に反対であります。

○野村委員長 発言は終わりました。
 次に、本案に対する討論につきまして、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 理事会における協議結果についてご説明いたします。
 討論についてでありますが、行うのは二会派、行う順序は日本共産党及び自民党、所要時間は各会派五分以内、以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 つきましては、本特別委員会の構成等について、先ほどの理事会で協議いたしました結果を議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 お手元の都議会議員後藤雄一君の調査活動等に関する調査特別委員会設置要綱(案)をもとにご説明いたします。
 4の委員会の組織でございますが、委員は十六名とし、理事会協議の結果、各会派への委員の割り当ては、自民党六名、民主党四名、公明党三名、日本共産党二名及び生活者ネット一名となりました。
 次に、役員の構成でございますが、委員長は自民党から、副委員長三名につきましては、自民党、民主党及び公明党から各一名となりました。また、理事三名につきましては、自民党、民主党及び公明党から各一名となりました。
 以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおりとすることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、委員の選定届は、本委員会終了後、速やかに議長までご提出願います。
 また、特別委員は、明三十日の本会議において選任することになりますので、ご了承願います。
 なお、本特別委員会につきましては、明三十日の本会議において、閉会中の継続調査を議決することでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、明三十日の本会議の議事日程について申し上げます。
 本件につきましては、議長において、お手元配布のとおり作成されました。
 また、追加議事日程につきましては、作成され次第、配布するとのことです。ご了承願います。

○野村委員長 次に、明三十日の本会議の会議順序について、議事部長から説明いたさせます。

○松原議事部長 お手元の平成十八年第一回定例会会議順序(6)をごらんいただきたいと存じます。
 明三月三十日、午後一時に開議いたします。
 初めに、諸報告が二件ございます。
 次に、日程追加の宣告を行います。
 次に、文書質問について報告がございます。
 次に、日程に入りまして、日程第一から第百二十五までを一括上程いたしまして、予算特別委員長の口頭報告、討論を行った後、採決に入ります。
 まず、アの日程第一よりシの日程第五十から第五十九までにつきましては、それぞれ起立採決でございます。
 次に、スの日程第六十から第百二十五までにつきましては簡易採決でございます。
 続いて、追加日程に入りまして、8の追加日程第一及び第二を一括上程し、提案理由の説明の後、進行係の動議により委員会付託省略を決定し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、9の追加日程第三及び第四から17の追加日程第十三までをそれぞれ上程し、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、18の追加日程第十四、請願九十四件及び第十五、陳情十一件を一括上程し、議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、ただいま上程することになりました追加日程第十六、都議会議員後藤雄一君の調査活動等に関する調査特別委員会設置に関する動議を上程し、討論の後、設置議決を行います。起立採決でございます。
 次に、議長の指名によりまして、委員の選任の決定を行います。
 次に、閉会中の継続調査の決定を行います。
 次に、ただいま上程することになりました追加日程第十七、東京都政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例を上程し、趣旨説明の後、進行係の動議により、委員会付託省略を決定し、討論の後、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、19の追加日程第十八から第二十二まで、意見書三件、決議二件を一括上程し、進行係の動議により議決いたします。簡易採決でございます。
 次に、ただいま上程することになりました追加日程第二十三、充実した東京パラリンピックの開催を求める決議を上程し、趣旨説明、討論の後、議決いたします。起立採決でございます。
 次に、請願陳情の新規分を付託いたします。請願十二件、陳情二件の計十四件でございます。
 次に、請願陳情の閉会中の継続審査の決定を行います。
 最後に、特定事件の閉会中の継続調査の決定を行い、閉議・閉会となります。
 所要時間はおおむね二時間程度を予定しております。
 以上でございます。

○野村委員長 説明は終わりました。
 ただいまの説明のとおり進めてまいりますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。

○野村委員長 次に、本委員会の閉会中の継続調査について申し上げます。
 お手元配布の特定事件継続調査事項表のとおり申し出をいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○野村委員長 それでは、そのようにいたします。
 本件は、明三十日の本会議において継続調査の議決を行うことになりますので、ご了承願います。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後四時散会

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